忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[2326] [2325] [2324] [2323] [2322] [2321] [2320] [2319] [2318] [2317] [2316]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ダンク「・・・どんな情報だ?」

デグス「昨日。何か、クリスマスツリーが急に光り始めてな。

そこから、翼の生えた女が飛んで来たのよ。翼の形からすれば、

奴はきっと妖精だ。」

ダンク「この山には妖精など住んでいないハズだ。

・・・もしや、クラッシャーかグランティか!?」

デグス「ああ。間違いねェ。俺はその妖精を密かに追跡した。

すると、あの妖精は白熊の家らしきかまくらに入ったそうだ。

だが、白熊のガキ共。妖精さんの事を慕ってるらしいぜ?

衣装がオーバーオールだけだから、ちょっとエロそうだからな。

少しでも良いから、襲いたい気分だったなァ。」

ダンク「翼の生えた女・・・。オーバーオール。

・・・・そいつはクラッシャーの最強部隊、ブレンティの女だ。」

デグス「ふーん。ブレンティねェ。」

ダンク「あの女に悪意はなく、とても優しい心を持っているそうだ。

だが、彼女は所詮、クラッシャー。倒すべき相手の一人だ。

そして、彼女と一緒にいつあの不思議な能力の女の子もだ。」

デグス「じゃ、その女たち。俺が倒して良い?」

ダンク「ああ。奴らは強敵だ。くれぐれも注意して戦え。」

デグス「心配する事はねェ!俺は必ず勝つ。

必ずよ・・・。ククククク!!!」

その時、別のジープから、女性のような者がダンクに話しかける。

女性「あの男。デグスがまた恐ろしい何かをやりそうね。」

ダンク「うむ。奴は鬼畜だからな。まあ、他の連中には及ばないが。

チェリア。お前はどうする?」

ダンクに話しかけた女性の名はチェリア。同じく軍服を着ていて、

愛に近い髪で三つ編みをしている。

チェルア「私は別のルートで、クラッシャーかグランティを探すわ。

手分けして探した方が作戦時間も短くなるんじゃないかね?」

ダンク「その代わり、それぞれ戦力も半減してしまうぞ?」

チェリア「安心なさい。私たち。とっても強いでしょ?

私は一人でグランティの巨大トカゲの将軍を倒した事があるのよ。

デグスも、私と同じ強さを持っているわ。

そして、ダンク。あなたもでしょ?」

ダンク「ふっ。そうだな。・・・では、それぞれに分かれて行動する!

これから、各リーダーに従って行動するように!!」

兵士たち「ははっ!!!」


かまくらの家。白熊の子供たちの家では、

3匹の白熊の子供たち、ユミ、ミクスが朝食として、

魚の付いたパンを食べていた。

ユミ「ぱ、パンに魚が付いているんだけど・・・。」

ユミとミクスは魚+パンと言う妙なコラボに動揺していた。

ミクス「お、美味しいの・・・?」

モギー「もちろん!白熊族にとっては朝の始まりさ!」

ソギー「とっても美味しいわよ!食べてみてよ。」

グロッキー「もぐもぐ・・・!おかわり!!」

3匹の白熊の子供は美味しそうに食べ、

グロッキーが全部食べてしまう。

ちなみに、ユミとミクスは「食べていないらしい。

ユミ「・・・さっき聞いたけど、

魚とパンを一緒に焼いて、のせれば良いわよね?」

グロッキー「うん!」

ミクス「・・・・・あん。むぐむぐ・・・。ん!?び、微妙・・・。」

ミクスが魚をのせたパンを食べてみるが、

少しだけ不味いと感じたそうだ。

ソギー「私もおかわり!!何だか今回は嬉しいわ!

だって、私のプレゼントが届いたんだもん!」

ソギーの近くには、あのプレゼントがあった。そう。

ユミは無事に、

白熊の子供たちに一つ目のプレゼントを届けるのに成功したのだ。

ソギー「ありがとう!お姉ちゃん!!」

モギー「良いなァ。ソギーだけ。」 

グロッキー「僕もプレゼントが欲しいよぅ。」

ミクス「安心して。あなたたちのプレゼントも、

もうすぐバンジョーさんたちが見つけてくれるわ。」

ユミ「そうよ。信じれば、早い時期に届けてくれるハズよ。

あはははははは・・・。はぁ・・・。(これから、

魚だけの食事を行わなきゃならないのかしらね?

バンジョー君たち。

早く残りのプレゼントと父親のボギーさんを見つけないかなァ。)」

そんなこんなで、白熊の子供たちの家は平和である。だが、

その平和が壊れてしまう事を、ユミたちは全く知らずにいた。


こうして、クラッシャーはボトルズやマンボと共に、

エゥーラとセイリーを探すために、雪の世界を進行していた。

ボトルズ「マンボ。この辺りに、

あの二人が行方不明になってる可能性は?」

マンボ「・・・ここに二人の気配、ない。

政府に捕らわれている可能性、ある。」

ボトルズ「まずは、政府の基地を探さなきゃいけませんね・・・。」

テル「・・・・おい。不死の魔術師。お前の魔法で何とかしてみせろ。

敵の拠点を探すとか、すぐに捕らわれた二人を助けるとか、

そんな魔法も持ってるだろ?」

マンボ「残念ながら、ない。」

テル「ちっ!使えねェ・・・。」

ミル「まあまあ。しっかりと探せば、何とかなるんじゃない?

でも、

あの二人を捕えた政府の奴らには、

恐ろしい目に合わせなきゃ・・・。」

テル「・・・・そうだな。」

マンボ「でも、大丈夫。気配、とらえる事ができる。その気配で、

政府の基地や捕らわれた二人、探してみる。」

ミル「へぇ・・・。そんな事もできるんだね。骸骨君は。」

テル「ふん。それが本当なら、すぐに見つけられるだろうな。」

マンボ「・・・・・・むっ!!?」

マンボは急に驚く。まるで、何かを感じたかのように。

ボトルズ「どうしましたか!?

まさか、何かの気配を感じましたか!?」

マンボ「あの気配。複数の人間の気配。政府の部隊、来る!」

ミル「何ですって!?」 テル「政府の部隊だと!!?」

クラッシャーの者たちはマンボの言葉に驚き、動揺する。

クラッシャーの戦士「・・・っ!?み、見ろ!!

複数のジープらしいのが来るぞ!!」

そして、複数のジープがマンボたちに近づき、停まる。

そのジープの全てが政府の軍人を乗せているのだ。

その部隊の先頭には、

あの女性兵士のチェリアがいたのだ。

チェリア「ほう・・・。まさか、すぐに見つかるとはなァ。

クラッシャー共が・・・。」

クラッシャーの戦士A「せ、政府の軍隊だ!!?」

クラッシャーの戦士B「み、皆!!戦闘準備だ!!」

ミル「・・・・ちょっと、あなたたち。私たちは今、

人を探しているの。邪魔しないでくれる?」

テル「エゥーラを捕えたのは、てめーか!?」

チェリア「ああ。捕虜として扱っている。まあ、元々。

お前らのような世間のクズの集まりの人生など、

知った事ではないがなァ。」

ボトルズ「まさか・・・!クラッシャーと戦うつもりですか!?

でも、クラッシャーもあなたたち政府と同じ、

グランティから世界を守るために戦っているハズでしょ!?」

ボトルズがチェリアに訴えかけるが、

チェリアは笑みを浮かべて、こう言う。

チェリア「それが違うわよ?土竜君。お前たちクラッシャーは、

世界ではなく、

自分たちだけを守るためにグランティと戦っているのよ!!」

ボトルズ「ええっ!?ほ、本当ですか!?」

ボトルズは切なそうに、テルとミルに聞く。

テル「・・・・ああ。俺たちは自分たちだけのために戦っている。」

ミル「でも、世界も守らなきゃ、

私たちが得する機会が少ないしね。」

マンボ「だが、クラッシャーと政府。2大勢力、戦う・・・!」

ボトルズ「そんな・・・・!?」

テル「・・・言っておくがよ。俺は女だからって容赦しないから。」

ミル「さっ!エゥーラを捕えた場所。教えてもらうわよ。」

チェリア「良いだろう。あなたたちは下がれ!!

私が一人でやる!!」

チェリアはそう言って、ジープから降りる。

テル「お前たちも手を出すな!!特に骸骨野郎な・・・!」

マンボ「・・・・・・・っ。」

そして、テルとミル、チェリア。両者はゆっくりと互いに近づく。

つづく

拍手[0回]

PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック