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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ベス「あ・・・・・!」  ベスは追おうとするが、マンボが消えたので足を止めていた。

ボトルズ「あ・・・・・あれが・・・・・不死の魔術師ですか・・・・・!?」

チャック「ああ。あの怪人こそが・・・不死の魔術師だ・・・・。」

ベス「マンボ・・・・・。」

ボトルズ「マンボ・・・・・?」

エルマー「ああ。ベスが不死の魔術師の事をそう呼んでるが・・・・?」

スコット「噂では不死の魔術師には別の名を持っているらしい。」

ニラ「その名をベスがと時にそう呼んでるんや。」

カズーイ「ねーねー見て見て!!なんかあたい元気百倍よ!!」

不死の魔術師の光を浴びたカズーイは突然、今までの疲れを忘れたかのようにはしゃいでいた。

ボトルズたちはそのカズーイのはしゃぎを見て、複雑な表情である。しかしバンジョーはまだ寝ている。

ボトルズ「カズーイ・・・・・なんか凄くはしゃいでますけど・・・・もう大丈夫なんですか?;」

ベス「今の光は不死の魔術師の回復魔法だったんだ。」

チャック「だから、カズーイはさっきの戦いの傷が癒えて元気になっただろう。」

カズーイ「あ!ああ・・・あの不死の魔術師が・・・・どうりで今までの痛みが消えたわけだわ。

でも、バンジョーは・・・・・・・。」  カズーイは辛そうな表情で、まだ寝ているバンジョーを見た。

ベス「心配するな。その熊にも回復魔法をかけてくれたよ。あの魔術師。」

チャック「間もなく目覚めるはずだ。」   その時、バンジョーの手がピクっと動いた。

バンジョー「・・・・・・・ん・・・・・・!うううん・・・・・。」  やがて、目もゆっくり覚まし、

ゆっくりと起き上がった。バンジョーも復活した。

バンジョー「うう・・・・・。あれ?僕・・・・なんか軽い気がする・・・・・。」

ベス「・・・・お前は不死の魔術師の回復魔法にかけられたんだ。」

バンジョー「え?じゃあ、不死の魔術師が!!?」

ベス「ああ・・・。でも、もう行っちまった・・・・・。それより・・・・・俺について来ないか?

見せたいもんがあるんだ。」

バンジョー「見せたいもの?」

その頃、ティッカーのアジトでは?

ティッカー総統「なぁにいいぃぃぃぃぃぃ!!!!第1部隊と第2部隊が全滅しただとぉぉぉ!???」

総統はティッカー攻撃軍団が壊滅したとの報告を受けて、怒鳴った。

ティッカー「はっ!謎の熊が魔の髑髏を使い多くの仲間を苦しめました!!」

「そして、突然、巨大な雷が攻撃軍団を全滅させてしまいました!あの雷は、

不死の魔術師の仕業だと思われます!!!」

ティッカー総統「なんだとおぉ!?あの不死の魔術師が自ら動き出したと言うのか・・・・・!!?」

ティッカー「我がティッカー族の突撃兵は先ほどの戦闘によってほとんど壊滅です。」

「グラブリン族が反撃してくるのも時間の問題です・・・・!」 「総統!命令を・・・!!」

ティッカー総統「わかった!!奴らも先ほどの戦闘で負傷している者も多かろう。

偵察隊を送り込め!他のものは防衛体制に入るのだ!!場合によっては、

我らティッカー族の全総力を挙げて再び総攻撃をかけるのだ!!」

ティッカーたち「ははっ!!!」

グラブリン村

バンジョーとカズーイ、ボトルズはベスたちついていき、ジュジュの場についた。

そこは、周りにトーテムポールのような物がたくさん並べてあり、

中央には顔が四つも縦に並び、クルクル回っていて。顔では口が大きく開いてあり、

目が赤かった。色は青かった。バンジョーたちはそのトーテムポールの前にいた。

バンジョー「す・・・・凄い・・・・・!!なんだ、この青いトーテムは?」

ボトルズ「こ・・・・これが、グラブリン村の象徴ですか・・・・!

辞書でもなんかそう書いてありましたが、その真相は、全く不明で・・・・。」

カズーイ「ねーねー。これ、なんてトーテムポールなの。」

ベス「これが、俺たちグラブリン族のシンボル、ジュジュだ。」

チャック「神と呼ばれし者がここに置いてきたんだ。そして、このジュジュがメッセージを語った。

そのせいで、君たちを傷つけてしまう事になるなんて・・・・。」

カズーイ「まーまー!気にしないで、あたいたち、別になんともないし。」

バンジョー「でも、神と呼ばれた人物って・・・・・。」

エルマー「・・・そこまでは我々もわからない。」

ニラ「ジュジュはあれ以来ちっともしゃべっとらんのや。」

スコット「・・・・今のジュジュはこのように回転しているだけなのだ。だが、

我々はこのジュジュの事を誇りに思っているつもりだ。」

ボトルズ「そうですか・・・・。」

エルマー「それと、みんなどうする?奴ら、ティッカー族に反撃しに行くか?」

チャック「反撃?・・・・確かに、俺たちはこの村を襲撃していた奴らを許さない。

でも、奴らのアジトには何百匹ものティッカーがいるからなぁ・・・・・。」

ベス「でも、そろそろ決着を着けないと・・・・・なんとか作戦を立てて、

アジトを崩壊させる方法を考えないと・・・・・・・。」

ニラ「せやなぁ・・・・・。これ以上、損害を増やすわけには・・・・。」

スコット「たとえ、敵が何百匹もいようが俺は戦うつもりだ。」

グラブリンたちはうんと悩んでいた。ジュジュは相変わらず回転していた。

バンジョー「・・・・僕たちも手伝うよ。」   バンジョーが突然、そう言うとベスはそれに驚き、彼に聞く。

ベス「本当か!?」

カズーイ「ったりまえよ!あたいたち、あの蟻どもの事ムカツクから!」  テンション高そうな発言だった。

ベス「ごめんな・・・・・。一度対立したというのに・・・・・。」  ベスは頷きながらそう言った。

バンジョー「いいって。君たち、そんなに悪い奴じゃないと思ったから。」

ベス「ふふふふ・・・・よし!さっそくティッカーどのを叩きに行こう!!!」

『いや、まだ行ってはいけない・・・・・。』  突然、謎の声を聞いたみんなはそれに驚き、オロオロする。

バンジョー「な、なんだ?今の声??」

カズーイ「あたいはしゃべてないわよ?」

ボトルズ「ぼ・・・・・僕もしゃべってませんよ??;」

ベス「ま・・・・・・まさか・・・・・!」  ベスたちはジュジュの方に目線を向いた。

そして、ジュジュが回転を止め、縦に並んだ四つの顔がバンジョーたちの前に向いていた。

バンジョー「あ!ジュジュが・・・・・止まった?」

カズーイ「どういう事・・・・!?」

ボトルズ「一体、何が起きたというんですか!??」  3人は理解できず、混乱しそうであった。

チャック「・・・・・久しぶりに起きたんだ・・・・・!!」

ボトルズ「え?」

スコット「久しぶりにメッセージを伝える時が来たんだ・・・・・!!」

ニラ「つまり、新しい予言を伝えようとしているんや!!」

エルマー「さーて!どんなメッセージが出るやら・・・・・!」

ベス「ジュジュ・・・・・・・。」  そして、ついにジュジュの口から発言を出した。

ジュジュ『・・・・・・まだ、ティッカー族の場へ進攻してはならん。』

ベス「ジュジュ!久しぶりにしゃべったんだな・・・・!」

バンジョー「これが・・・・ジュジュ・・・・・!」

ジュジュ『・・・・・答えよ。そこにいる者は魔の髑髏に選ばれし者か?』

バンジョー「え・・・・・・・?」

ベス「・・・・・どうやら、ジュジュはお前に話しかけているらしい。」

バンジョー「そ・・・・・そう・・・・。う、うん!僕が魔の髑髏を持っている。ほら・・・・。」

バンジョーはジュジュの魔の髑髏を見せた。ジュジュは再び回転し、バンジョーの前に回転を止めた。

ジュジュ『・・・・・よかろう。わしらの名前はジュジュ。・・・・・神と呼ばれし者と、

不死の魔術師、マンボがともに創りしトーテムポールじゃ。』

ベス「ええ!?不死の魔術師も作ったのか!?ジュジュを・・・。」

チャック「何故、そんな事を前に言わなかった?」

ジュジュ『・・・・・・エネルギーが足りないのだ。』

ニラ「エネルギーやて?」

スコット「何が必要だ?」

ジュジュ『・・・・この村にある青くて丸い物じゃ。』

エルマー「青くて丸い・・・・?これの事か?」 エルマーは青くて丸い物を出した。

ベス「あ!これって・・・・・タマゴ?」  ベスたちはそれを見て、皆がエルマーを見ていた。

エルマー「ああ。まさか・・・・・こんなもんが、ジュジュのエネルギー源とはね・・・・。」

エルマーはそう言いながら、ジュジュの一番下の顔の口にタマゴを入れた。

タマゴを口に入ったジュジュの目が赤く光る。チャック、ニラ、スコットもタマゴを持っていた。

チャック「・・・・よし!他の顔にも入れてみよう。・・・えぃ!!」  チャックがタマゴを投げた。

続いて、スコットやニラもタマゴを投げた。3人のタマゴがジュジュに向かっていた。

そして3人のタマゴが、上から順にそれぞれジュジュの顔の口を入れていた。

ちなみに、チャックのタマゴが上から一番目の顔に、ニラのが二番目の顔に、

そして、スコットのが三番目の顔の口に入れていた。そして、3つのジュジュの顔の目も上から順に光る。

ジュジュ『・・・・・・これでよい・・・・・・。魔の髑髏に選ばれし者よ。』

バンジョー「は・・・はい。」

ジュジュ『・・・・・その手に持っている髑髏を、ただちに不死の魔術師に届けよ。』

バンジョー「・・・・そうしたいけど、不死の魔術師がどこにいるかは・・・・・・。」

ジュジュ『・・・・・・我が声に従い、歩け。さすれば、不死の魔術師に会えるだろう。』

バンジョー「本当ですか!?」

カズーイ「やったぁ!これで、あの不死の魔術師に会えるのね!!」

ボトルズ「じゃ、さっそく行きましょう!ジュジュ、指示を!」

ジュジュ『うむ。・・・・・では、この村から出よ。』

バンジョー「はい!グラブリンの皆、悪いけどこの村から一旦出る。

これから不死の魔術師に会いに行くよ。」

カズーイ「もし、できたらそいつを連れて行くかもね。」

ベス「ああ・・・・・・。気をつけろよ。」

バンジョー「うん!よし、行こう!!  3人はジュジュの言うとおり、村から出た。

ジュジュ『・・・・・そこから右の方向へ進め。』 ジュジュはテレパシーで指示を出していた。

ボトルズ「わかった、右ですね。」   3人は右の方向を歩いた。

つづく

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