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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル(祝!20話突入!!)  第20話・恐るべし殺人昆虫

昆虫怪獣人・ビドロン
蟻型昆虫兵士・ティックル
蜂型昆虫兵士・ワスピ
蟷螂型昆虫兵士・マンティス
登場

ある夜、二人の防衛隊員が静かな町の夜道を歩いていた。男たちは突然、足を止める。

防衛隊員A「確か、ここにいるはずだ・・・・・!!」

防衛隊員B「例の昆虫怪人たちは確かにここで暗躍してたな!」

どうやら、隊員たちは昆虫怪人とやらを探していた。二人はきょろきょろとして、犯人を捜していた。

そして、木々の葉からガサッと音がしたため、隊員たちは木々の方に向かった。

防衛隊員A「奴か!!?」   葉の隠れから蟻のような怪虫の顔が出てきた。

防衛隊員B「蟻だ!蟻の怪人だ!!」  しかし、蟻の怪人は再び葉の隠れに隠れた。

防衛隊員A「逃がすな!!」   ガガガガガガガガガガガガガガ

隊員たちは怪人を逃がさないために、葉の隠れに向かってマシンガンを発砲した。

無数の弾が木々の葉に当たった。しかし、怪人は出てきていない。防衛隊員はゆっくりとそこに近づく。

防衛隊員A「やったのか・・・?うげ!!」  隊員Aが呟くと、突然ヤリが飛び、それに首を刺されてしまい、

倒れてしまった。隊員Bがヤリに首を刺されて倒れた隊員にかけよる。

防衛隊員B「どうした!!?・・・あ!!」 隊員Bは夜空を見上げて、驚いた。

そこから蜂型の怪人が飛んで来たからだ。蜂型の怪人が隊員Bの前に着陸した。

蜂型の怪人「ブブブブブ!ブブブブブ!!」

防衛隊員B「蜂の化け物!?畜生!!!」 隊員Bは蜂の怪人に向かってマシンガンを構えるが・・・・。

グサッ 後ろから蟻型の怪人がヤリで、防衛隊員Bの首を刺した。そして、ヤリをその首から抜いた。

防衛隊員B「あう・・・・・・!!」 隊員Bは首を貫かれため、倒れる。二人の隊員は死んでしまった。

蟻型の怪人はティックル。蜂型の怪人はワスプであった。

ティックル「アリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャ!!」

ワスプ「ブブブ!ブブブブブブブ!!!」  ティックルとワスプは抹殺を終え、どこかへ走り去った。

一方、ハリーの家では、コリスは自分の部屋で、パソコンをしていた。

コリスは今、大怪獣バトルのサイトを見ていた。

コリス「・・・・・へぇ・・・・ついにこの怪獣も出てきたのかぁ。・・・・・・・・。」

・・・・コリスの脳裏に前回のゴダルとの戦闘がよぎっていた。激しい戦いであった。

コリス「・・・・・ゴダル・・・・・・。あの人との決着は・・・・・・!」

そこに、ドアが開いてハリーがこの部屋に来た。ハリーはコリスに話しかけた。

ハリー「よう。コリス。さっそくだけど、明日、昆虫採集にいかないか?」

コリス「え?昆虫採集ですか?・・・・まだ・・・・・5月くらいだけど・・・・・。」

ハリー「確かに5月だよなぁ。でも、DGCでも聞いたろ?噂の殺人昆虫の事を。」

コリス「え?あ・・・・・・はぁ。確かに隊長から聞いたけど・・・・。」

ハリー「その殺人昆虫を採集して、DGCに連行させようってわけよ。」

コリス「でも、そいつらのアジトは今、どこにあるかは・・・・・。」

ハリー「・・・うーん!俺の考えによれば・・・・ほとんどの虫は森にいる。

つまり、奴らも森にいるんじゃねぇかと思ってなぁ。」

コリス「でも、殺人昆虫たちは複数存在するし、普通の人間で勝てるだろうか・・・・。」

ハリー「そんときゃ、コリスのお友達のDGCに連絡しときゃ、こっちのもんさ!

もし、敵のボスが見つかったら、DGCにその居場所を教えてやるんだ!

どうだ?すげぇだろ、俺の対殺人昆虫の作戦、【昆虫採集】は!」

コリス「・・・・うーん・・・・。もし、昆虫怪人たちのアジトが森のどこかであっても、

どんな罠があるかわからないし・・・・。それに、僕たち二人で無数の敵に立ち向かえるか。」

ハリー「俺にもいろいろ考えてるさ!それじゃ、明日行こうや。お休み!」

ハリーは笑いながら、そう言うと、部屋から出た。

コリス「・・・・・もし、殺人昆虫のアジトが森のどこかだったとしたら・・・・・。」

二日前、コリスがDGCの司令室にいた頃。モモが隊員たちに殺人昆虫についてを語っていた。

モモ「・・・・・昨日の夜、突然、虫のような怪人たちが人間を殺したという噂があったわ。」

サキ「今度の敵は虫ですね・・・・。」

イチゴ「どのような虫が怪人になったんですか?」

モモ「・・・・近所の人からの情報では、蟻、蜂、蟷螂の3体が怪人になっていたそうよ。」

シュドー「蟻に蜂に蟷螂ですか。いかにも人を襲いそうですな。」

テブリッシュ「その怪人たちが何故・・・・・?」

モモ「目的自体はわからないけど、私の考えによれば、

昆虫たちが人間たちに復讐を始めたのかと思う。」

イチゴ「復讐ですか?」

モモ「ええ。多分、人間たちが昆虫たちを捕まえたり踏んずけたり、さんざん惨い目にあわせたから、

仕返しをしようしたんだわ。きっと。」

テブリッシュ「その恨みが昆虫たちに力を与えたわけですね。」

モモ「・・・・そうかも知れないけど、もう一つ、別の理由があるわ。」

シュドー「別の理由?」

サキ「まさか・・・・宇宙人が操っているとでも言うのですか!?」

モモ「いえ・・・・今回の事件は宇宙からの関連はないわ。」

イチゴ「つまり、地球上での問題ですね。」

モモ「ええ・・・・・・。政府からは、殺人昆虫と名づけていたわ。」

イチゴ「殺人昆虫・・・・・!」

モモ「そして、その殺人昆虫を何者かが操っているところがあるわ。宇宙人ではないとすれば・・・・!」

コリス「・・・・・・虫の王・・・・・みたいな者ですか・・・・?」

モモ「・・・・・・そうかも知れないわ。取り合えず、今回の我々の任務は、

殺人昆虫の一掃及びそれを操る犯人の逮捕にあたるわ。心してかかるのよ。」

隊員たち「はい!!」

そして、現在・・・・・・コリスはベッドで横たわりながら、こう思った。

コリス「・・・・・虫たちが・・・・・人間に虐められて仕返しするために、怪人になるなんて・・・・。

自然ではありえない・・・・。何者かが操っているに違いない。

もし、人間に対する恨みを知る者がいたとしたら・・・・・・その者が虫を操ってるかも知れない・・・・。」

そして、次の日の朝が来た。

つづく

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