ミクス「・・・ごめんなさい・・・・・。」
ミクスは自分の攻撃で倒れたフリビッツたちを見て、
切なそうにそう言う。本当は殺したくないそうだ。
ユミ「はああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ユミは自身を素早く回して、それと同時に、
両手で複数のフリビッツを一斉に斬り倒す。
フリビッツ「ゲコオオオオオォォォォォォ!!!!!」
プルレス「良いぞ!!皆!!!」 プルレスが笑顔で応援する。
バンジョー「ローリングアタック!!!!!」
ユミ「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
バンジョーはローリングアタックで、
ユミは素早い移動で自身を回転して斬撃をする。
それにより、大勢のフリビッツが倒されていく。
フリビッツ「ゲコォ・・・!!このままでは済まさねェからな!!」
残り3匹となったフリビッツは、恐怖を感じて逃げ出した。
カズーイ「ざっとこんなもんよ!!」
ボトルズ「何とか退けましたね・・・・。」
ユミ「でも、油断しないで。
カエルのフリビッツ族だけではなく、
他の種族も私たちを襲うハズよ・・・。」
プルレス「うへェ・・・。この沼の種族たちは、
まるで戦いに飢えた悪鬼たちって感じなの?」
プルレスは弱気にそう言う。
ミクス「でも、争いを好む種族だけではないわ。
中には穏やかで愉快な種族もいるハズよ。」
ユミ「そうね。多分、カメ族がそうじゃないかしら?」
ボトルズ「では、そのカメ族のところに行ってみましょう!」
バンジョー「そうだね。行こう。皆。」
ユミ「あの緑の橋へ渡りましょ。」
こうして、一同は緑色の橋を渡り歩いた。その一同を、
遠くの別の足場で、1匹のフリビッツが見ていた。
だが、そのフリビッツは少し違っていた。その違いは色だ。
このフリビッツの身体は黄色かった。その黄色いフリビッツは、
バンジョーたちを見て、すぐにどこかへ跳んで行った。
この暗き沼のとある木々で、フリビッツが多く集まっていた。
切り株に近い木には何故か窓や扉などがあって、
建物みたいになっている。そう。ここは、
フリビッツたちカエル族の拠点なのだ。そして、
その村の隣には、木でできた巨大な家らしき建物があった。
その家に、黄色いフリビッツが近づいて来た。ちなみに、
家は凄く高く、5階くらいはあるらしい。
その最上階には、あのグランティ第7特命隊長の、
エスメラルダが立っていた。彼女の隣には、
1匹の黄色いフリビッツが緑の台にいた。
黄色いフリビッツは1匹だけではないらしい。
エスメラルダ「久しぶりにこの沼を訪れたけど、
相変わらずの修羅場ね。イエローフリビッツ。」
黄色いフリビッツの名は、
イエローフリビッツと呼ばれているそうだ。
フリビッツには、イエローとレッドの2種類が存在するらしい。
イエローフリビッツ「ゲコ。だが、俺にはわかる。
戦況が変わりつつある。クラッシャーの動きが活発し始めた。
その理由は、カメ族にあるそうだ。」
エスメラルダ「その対抗を我々特命隊に協力して欲しいのね。
わかったわ。同じグランティとして、あなたたちに力を貸します。」
イエローフリビッツ「頼むぞ。お前たち特命隊は、
我ら一般の部隊より戦力が大きいからな。ゲコゲコ・・・・。」
そこに、もう1匹のイエローフリビッツが来た。
つづく
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