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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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美由紀「・・・・そうね。生きていればね・・・・。」

灰間「お母さん。親父は・・・・生きていると思うか?

親父が発掘しようとした遺跡はどうなったんだ・・・?」

美由紀「・・・残念だけど、私にはあの遺跡が、

どうなっているかわからない。多分、ニュースでは、

禁止地域となっているかと思われるわ・・・・。でも、

私は信じたい。きっと、お父さんはどこかで生きていると。」

灰間「・・・・そうだな・・・・・・。」


食事を終えて、灰間はパジャマを着て、

ベッドの上で横になる。

灰間「・・・・なァ。親父。」

灰間はペンダントに話しかける。恐らく、

ペンダントは灰間にとって、父の代わりと思っているだろう。

灰間「もし、聞こえたら聞いてくれ。あんたは今、

どこにいるんだ?どこかで生きているんなら、

早く帰って来いよ。お母さんが今でも泣いてんぞ・・・。」

灰間は切なく、そう言う。灰間と美由紀は、

今すぐにでも父にもう一度、会いたいのだ。

暗くなった1階の和室で美由紀がすすり泣いていた。

彼女は夫である鉄郎と会えない事で寂しがっているのだ。


夜のBAR基地。司令室では、

大神、上川、叶野の3人だけである。

灰間と日下部は夜になると、自宅に帰っているらしい。

上川「鉱石のある場所全てをパトロールしました。

大神「ご苦労じゃったのォ。後は魔獣を迎撃するのみだな。」

叶野「そして、

魔獣が鉱石を食べる理由がわかりました・・・!」

大神「何じゃと!!?」 大神が叶野の発言に驚く。

叶野「魔獣にとっは鉱石はエネルギー減らしいです。

魔獣の背中に生えている無数のトゲが硬いのが、

そのヒントだった・・・と、研究班が言ってました。」

上川「・・・そう言えば、魔獣の背中のトゲは硬かったよね。

・・・・まさか!?あのトゲは鉱石を食べた効果で!?」

叶野「っ!?そうかも知れない!魔獣は鉱石を食べる事で、

強くなっていき、成長していくんだ・・・!」

大神「つまり、

鉱石を食べる事があの魔獣の習性らしいワケか。

だとしたら、これ以上、魔獣に鉱石はやれんな・・・・!」


次の日。今日も学園の時間があったが、既に授業が終わり、

ほとんどの生徒たちは下校しようとする。

灰間「さて。帰るか。」 野口「帰りましょ。」

灰間は今日も野口、森下、徳丸と一緒に帰ろうとする。

灰間「・・・・なァ。野口。」

野口「何かな?灰間君。」

灰間「俺の親父は・・・生きていると思うか?」

野口「うーん・・・。わからないけど、

生きていると思うわ。きっと、また会えるよ!」

野口は少し切なそうに見えるが、微笑んでそう言う。

森下「何たって、あの有名な探検家、

灰間鉄郎さんだもんねェ。」

徳丸「そうだよ!あの偉大な人が死ぬワケないよ。」

灰間「・・・・だと良いけど。」

野口「寂しいなら、

そのペンダントをお父さんだと思えば良いじゃない?」

灰間「・・・・そうしているよ。けど・・・。む!?」

その時、灰間は横を歩いている日下部を見た。

灰間(あいつは・・・日下部。服装が違うが、

やはり日下部本人らしいな・・・!)

灰間は今、自分が見た少女を日下部と確信した。

野口「あれは、クラス委員会の日下部さん・・・?」

灰間「悪い。3人で帰ってくれ。」 野口「え・・・?」

灰間は走って、日下部に近づく。

そして、彼女に声をかける。

灰間「おい!日下部!!」 日下部は灰間の声に驚く。

日下部「っ!?は、灰間・・・・!?

いきなり大声を出さないでよ!?」

灰間「俺、そんなに大声出したか・・・?それにしても、

あんた。本当にこの学園の生徒だったんだな・・・・。」

日下部「悪かったわね。

朝、隊長から連絡があったんだけど。」

野口たちは遠くにいる灰間と日下部のやりとりを見ていた。

徳丸「灰間君と日下部さんって知り合いだったの?」

森下「さァ?

学園で一度も会ってない感じだったらしいけど・・・。」

だが、

野口たちは灰間と日下部の声を遠くて聞けないそうだ。

灰間「何!?魔獣は鉱石で強くなる!?」

日下部「そうらしいわ。

また魔獣が現れる可能性が高いわ。」

そして、灰間と日下部はどこかへ歩き出した。


灰間と日下部は学園から出た。

そんな二人の前にバルターボが、

走って来て停まる。窓が開けて、

そこから上川の顔が見える。

上川「魔獣が現れた!!すぐに乗るんだ!!」

灰間「野郎・・・!もう来たのか!?」

日下部「BAR基地へ行きましょ!!

バルワンダーに搭乗しなきゃ!!」

灰間と日下部はバルターボに乗り、

即座にBAR基地へ急行した。


とある鉱山の地面を突き破り、魔獣ヂグロンが現れた。

ヂグロン「グオアァッグオアアアアアアァァァァァァァ」

さっそく現れた魔獣はすぐに近くの岩山を崩し、

そこにある鉱石を食べているそこに、

配置していた戦車部隊が現れる。

そして、多くの戦車がヂグロンに一斉砲撃を仕掛ける。

無数の砲撃はヂグロンの背中に命中するが、

無数のトゲが硬いため、ダメージがない。その時、ヂ

グロンが戦車部隊の方に向ける。

ヂグロン「グォアッグォアアアアアアアアアアァァァァァァァァ」

ヂグロンは口から光線を吐いて複数の戦車を破壊する。

戦車部隊が再び砲撃し、

ヂグロンの正面を攻撃する。攻撃は効いたが、

威力は今一つ。ヂ

グロンはまたも光線で複数の戦車を破壊する。

そして、空から3機のバルワンダーが飛んで来た。

1号機が灰間、2号が日下部、3号がと上川と叶野が操縦。

叶野「隊長が命令した通り、魔

獣に鉱石を食べさせてはならん!!

魔獣は鉱石を食べる程に強くなる!!

鉱石を食べさせずに、

徹底的に攻撃する!!奴の攻撃には気をつけろ!!」

上川&日下部「了解!!!」 灰間「今度こそぶっ倒す!!」

そして、3

機のバルワンダーがレーザーバルカンで魔獣を攻撃する。

ヂグロン「グオアァッグオァアアアアアァァァァァァァァ」

攻撃は効いたが、ヂグロンは耐え抜いて光線で反撃する。

だが、3機のバルワンダーはそれを避ける。

バルワンダー2号は、

2問の大砲から複数の火薬弾を発射する。

攻撃を受けたヂグロンは少し効いたかさがる。

ヂグロン「グオァッグアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

さらにバルワンダー3号が、

先端から赤い光線で魔獣の顔を攻撃する。

顔が爆発し、その顔を痛がる魔獣は発狂しそうになる。

ヂグロン「グォアッグアアアアアアアアアァァァァァァァ」

灰間「まだ強くなってねーらしいな!今なら勝てる!!」

バルワンダー1号がレーザーバルカンで、

ヂグロンを攻撃しまくる。

ヂグロン「グオアッグアアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

攻撃を受けすぎて怒ったヂグロンはまたも丸くなるくなる。

灰間「トゲトゲボールになりやがったか・・・・!!」

日下部「けど、バルカンより強い火薬弾で・・・・!!」

2号は2問は大砲から火薬弾を無数に連射する。

命中したが、

少しも効いていない。魔獣のトゲはとても頑丈しました。

日下部「き、効いてない・・・・・!?」

上川「ま、不味い!!

またあの攻撃をまた始めるぞ!!!」

そして、丸くなったヂグロンの身体の無数のトゲから、

またも無数の白いレーザーを一斉に連射した。

必死に避ける3機のバルワンダーだが、

ついに1号が1発のレーザーに命中してしまった。

灰間「うわああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

日下部「しまった!!灰間隊員が・・・!」

炎上して墜落するバルワンダー1号の操縦席で、

灰間はペンダントを握りしめ、それを見る。

灰間「ち・・・・っ!下手扱いたぜ・・・・!!

・・・・悪いけど、このペンダントの力、

また使わせてもらうぜ・・・・!!また、

手を貸してくれ・・・・親父・・・・!!」

灰間がそう言うと、ペンダントが光り始めた。

その時、バルワンダー1号が岩山にあたり、爆発した。

灰間「ティアーズ!!!!!」

だが、助かったのだ。その瞬間に灰間は、

ウルトラマンティアーズに変身して、

見事に危機を回避した。

つづく

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