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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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その装置のゲートである緑色のドアが開き始めたのだ。

バンジョー「ひ、開いた・・・!ゲートが・・・。」

ユミ「恐らく誰かが鍵である絵にジグソーをはめ込んだでしょう。

でも、それで良いわ。これでブクゲコ沼に行けるから・・・。

皆・・・。覚悟は良いわね?」

カズーイ「何を言ってるの?あたいたちはチューティを、

助けると決意した時からもう覚悟しているわ。いつまでもね。」

ユミ「それも良いわね。でも、沼へ行くためには、

それ以上の覚悟が必要よ・・・・!」

プルレス「それ以上の覚悟・・・・?」

ミクス「うん。ブクゲコ沼は別名、争いの沼と呼ばれてるの。

その沼に住む動物たちは種族と種族で殺し合いを続けている。

巻き込まれたら最後、生きて帰れないと聞いたわ・・・・。」

ミクスは恐怖に震えながらそう言った。

ユミ「クラッシャーの部隊の1組がその沼に行ったんだけど、

その沼の住人たちに一人残らず殺されたと言うわ。

その沼の住人達の中にグランティの連中もいるとの、

情報もある。今回の冒険は、

死ぬ覚悟を持つ必要があるわね。」

バンジョー「死ぬ覚悟・・・・・。」

ボトルズ「うう・・・・っ。な、何か。

逃げた方が良いんじゃないですか?」

ボトルズは物凄く恐怖して冷や汗が顔中に流れていた。

争いの沼の噂に恐怖して震えているだろう。

バンジョー「・・・・でも、行かなきゃならないと思う。

そこには、ユミさんの仲間たちがいるかも知れないし・・・。」

ユミ「バンジョー・・・・。」

カズーイ「そうね。行きましょ!次の戦場が、

あの沼だって、誰かさんが言ったしね。」

ボトルズ「う・・・・;」 

ボトルズは図星で、さらに冷や汗を流す。

確かに、ボトルズは次の戦場はブクゲコ沼だと言ったのだ。

そのボトルズがその次の戦場を恐れる事を、

カズーイは気に入らなかったのだ。こうして、

一行は橋を渡り、ワープ装置である家に近づいた。

ユミ「皆・・・。覚悟は良いわね?」

ユミの言葉に皆は頷く。そして、一同は家の中に入る。


ここは、どこか不気味な感じのする、

薄暗い林か森のような地帯であった。地面が、

緑に近い色や赤い色が混じっているようで、

少し遠いところには、緑色の沼が広がっていた。

空がまるで何かが隠しているように、見えず、

この地帯はとても暗く、まるで空が、

朝も昼も夜もとても暗黒に満ちていた。

そこに、いつの間にか、バンジョーたちがいた。

彼らは今、大きな木の台の上に立っていた。

ワープ装置によって、

この危険が漂うこの地帯へ来たのだ。

バンジョー「こ、ここが・・・ブクゲコ沼・・・。」

ユミ「ええ・・・。ここでは、いつまでも、

戦いが起こっているわ。気をつけて。

もしかしたら、

今でも私たちがやられるかも知れないわよ。」

プルレス「・・・気をつけなきゃ・・・・!」

緊張するプルレスは震えながら、そう言った。

バンジョー「じゃ。行こう。皆。気をつけて。」

こうして、バンジョーとボトルズ、プルレスは、

ジャンプで木の台から地面へ着地した。

ユミはミクスを抱えてゆっくり飛んで、着地し、

彼女を降ろした。一同はすぐに歩きだす。

カズーイ「それに静かなところね。カエルの声が、

少し聞こえるけど・・・。」

ユミ「確かに、少し静かな感じがするわ。けど、

ここからが・・・・地獄よ・・・・・!」

バンジョー「地獄・・・・?あっ!!!」

その時、一同は徒歩を止めて、何かを見て驚いた。

彼らの目の前には、恐ろしい光景があったからだ。

それは、赤いカエルと黄色いトンボが無数に争っているからだ。

赤いカエル「ゲコゲコおおぉぉ!!!くたばれトンボどもォ!!!」

黄色いトンボ「うらあああぁぁぁ!!!

カエルなんぞ殺しちまえェ!!」

赤いカエルはピョンピョン跳ねて、

飛びまわる黄色いトンボを、

噛み付き、黄色いトンボも空中からの物凄い突進で、

赤いカエルを突き飛ばす。そのために、

赤いカエルも黄色いトンボも次々と倒れていく。

バンジョー「こ、これが争いの沼・・・・!!」

ユミ「ええ・・・。この沼の住人達は、

こうして戦っているのよ。この沼の支配者になるために!」

一同はこのカエルとトンボの醜き争いをただ、

見守っているだけだった。


その頃、この緑色の沼を複数の小船が泳いでいた。

その一隻の小船には、あのエスメラスダがいた。

そう。グランティ第7特命隊もこの沼に来たのだ。

第7特命隊の皆さんを待っているのは、

この沼に浮かんでいる大きな葉っぱに立っている、

1匹の黄色いカエルでした。もしかしたら、

この黄色いカエルもグランティでしょうか。

新たな冒険の地であるブクゲコぬま。それは、

種族と種族が争う、地獄のような沼でした。

バンジョーたちはこの沼の中でどう戦うでしょうか。

彼らの助けとなる者はここにいるでしょうか。

次回につづく

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