ウルトラマンティアーズ 第3話・迫り来る魔族
オイル魔獣・オイルドリンカー登場
謎の集団である魔族が操る恐るべし存在・魔獣。
それは、怪獣を遥かに超えた恐るべしモンスターである。
彼らは恐ろしい能力を持ち、地球を支配するために、
暗躍しているのだ。その目的は一切、知られていない。
そんな魔獣を操る魔族に対抗するために、
地球防衛軍はビースト・アタック・レボリューション。
魔獣攻撃隊・BARを結成させた。
BARの隊員たちは魔族との戦いで有利に進むが、
残りの一人の魔族が魔獣に変身して、彼らを襲う。
そんな時、灰間翔がウルトラマンティアーズに変身して、
辛くも魔獣を倒した。そして、BARの隊長である、
大神は灰間をBARに入隊させるのであった。
ドーム状の銀色のメカニカルな基地。それが、
BARの基地である。その中にある司令室では、
大神や3人の隊員たちの前に、
隊員服を着ていた灰間の姿がいた。
灰間「これが、司令室って奴か・・・・。」
大神「そうだ。我々はここで戦いの時を待っとる。
ささっ。ここらで自己紹介しよう。まずは・・・。」
大神が誰かに自己紹介しようとすると、
叶野が灰間の前に立ち、キツそうにこう言う。
叶野「叶野浩太郎。BARの副隊長的ポジションにある。
今日からお前も軍人だ。死ぬ覚悟はしておくんだな。」
叶野はそう言って、灰間から離れる。
灰間(何だよ。あいつ。偉そうに・・・っ!)
灰間は叶野の態度が気に入らなかったそうだ。
次に上川が灰間の前に立って、優しそうにこう言う。
上川「僕は上川五郎です。君はまだ中学生くらいだよね?
もし、ピンチになったら、無理しなくても良いからね。
それじゃ、これからもよろしくね!新人。」
上川はそう言って、灰間から離れる。
灰間(・・・・大人のクセに、子供っぽい奴だ。)
灰間は上川の事を子供みたいに思っていた。
そして、日下部が灰間の前に立って、こう言う。
日下部「・・・日下部真美よ。よろしく。」
それだけで自己紹介した日下部に灰間は。
灰間「・・・・・・・・で?」
日下部「で?って何よ。ちゃんと紹介したでしょ?」
日下部は今の灰間の態度に苛立つ。
灰間「わかってるけどよ。他に言う事ねーのか?」
日下部「他に言う事?・・・・じゃあ、
せいぜい頑張る事ね。新人さん。じゃ。」
日下部は適当にそう言って、灰間から離れた。
灰間(何怒ってんだよ?あの女・・・。)
灰間も日下部の態度に苛立っていた。
大神「さて。最後はわしじゃのォ。わしは、
このBARの隊長の大神勝男だ。これからは、
このBARの仕事と、学校の授業で忙しくなるが、
できるだけで良いので、頑張ってくれよ?」
灰間「ま。できるだけな・・・。」
そう言った灰間を見た日下部は苛立ちそうに呟く。
日下部「何よ。あの子。やる気なさそうね・・・!」
大神「さて。自己紹介はここで終わりにしようやないの。
さっそくだが、日下部隊員。」
日下部「何でしょうか?」
大神「新人の灰間と一緒にパトロールに行ってくれんか?」
日下部「し、新人とォ!?」
日下部は灰間と一緒にパトロールする事に驚く。
つづく
[0回]
PR