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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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叶野と上川「了解!!!」

叶野と上川は大神と共に出撃するために走った。

野口「・・・日下部さん・・・・。」

日下部「何よ?・・・私が同じ隊員の心配をして悪い?

何で、私なのか知りたいかしら?」

野口は切なそうにゆっくりと頷く。

日下部「・・・・・言いたくないから、言わなかったけど。

私・・・・。灰間の事が好きなのよ。」

日下部の発言に誰も驚かない。

まるで、全て知っているように。

野口「・・・・知ってます。その事はもう・・・・。」

日下部「けど、あんたも灰間の事、好きなんでしょう?」

野口「・・・・・・はい。」

日下部「その灰間が好きなら、どうしてあいつが、

ティアーズに変身するところを、

止めなかったの!!?」

野口「え・・・!?」 野口は日下部の怒声に驚く。

日下部「あんたが止めてくれたら、今頃、

こんな事にはならなかったのよ!?もし、

死んでしまったどうするってのよ!?」

日下部は涙を流しながら叫んだ。

鉄郎「落ち着きたまえ。息子はミラクルマンなのだ。

彼がまだ死ぬワケがない。死んではいかんのだ!」

美由紀「それに、

翔はあなたたちを守りたいために・・・・。

もし、翔がティアーズにならなかったら、

今頃学校は壊れたかも知れないし・・・。」

日下部「・・・・・っ!ごめんなさい・・・。

でも、灰間のお父さん。

どうして、あんなペンダントを渡したのですか!?」

徳丸「・・・そうだ。僕も思っていたんだ。何で、

灰間がペンダントで、

ティアーズに変身できるかって・・・。」

森下「お願い。教えてください・・・。」

鉄郎「・・・私があのペンダントを発掘した途端、

魔族の襲撃を受けてな。

ある老人と共に逃げ込み、

息子に形見として与えた。

だが、本当の理由は別にある。」

野口「本当の理由・・・?何ですか。それは。」

鉄郎「・・・・あの老人が教えてくれたんだ。

それは、翔が太古の勇者、

ナルドに選ばれた存在だからさ。」

野口たち「え・・・・・っ!!?」


夜の街を地獄の炎に満たす2匹の魔獣。それは、

リムズンとエルミニアである。

リムズン「ビエエエエエェェェェェェン!!!!」

エルミニア「ゴガアアアアアァァァァァァ!!!!!」

リムズンとエルミニアは傍若無人に暴れ回り、

ビルを壊し続け、人々を踏み殺し続けた。そして、

それぞれ口からの光線を吐いて、

破壊する事もあった。

自衛隊の戦車部隊と戦闘機部隊が迎撃しているが、

リムズンとエルミニアには全く通用しない。

そして、2匹は光線で、

自衛隊の兵器を次々と破壊していった。

リムズン「ユンヤアアアァァァァァァ!!!」

エルミニア「ギエエエエェェェェェェ!!!」

夜の上空からダークロイアが、

2匹の活躍を見ていた。

ダークロイア『ウルトラマンティアーズハモチロン、

人類ノ持ツ科学ナド我々ヲ倒ス事ハデキヌ。

我々ハ無敵ダ。

サァ。守護魔獣タチヨ!思ウ存分ニ暴レルガ良イ!!

フハハハハハハハハハハハハ!!!!!』

そこに、バルワンダーDXが飛んで来た。

大神、叶野、上川が操縦している。

大神「これ以上、魔獣共に好きにはさせんき!!

攻撃開始!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンで、

リムズンとエルミニアを攻撃する。

リムズン「ギャアアアアァァァァァァン!!!!!」

エルミニア「ウオオオオォォォォォォォ!!!」

DXがレーザーバルカンを連射し続ける。

対する2匹は、

光線で迎撃するが、避けていく。

電気ビームで2匹を攻撃する。

大神「もっと電撃を強くするんじゃぃ!!!」

エルミニア「グアアアアアアァァァァァァ!!!!!」

エルミニアは眼から、と言うか5つの瞳から、

無数のレーザーを連射し始めた。

それも、とても広い範囲で。

その多くのレーザーで次々とビルが破壊されていく。

バルワンダーDXはこれを必死に避けている。しかし、

少数が命中してしまう。

上川「うわっ!!避け切れない・・・!」

叶野「だが、できるだけ避け続けるんだ!!

その方がダメージは少ない!!」

リムズン「エエエエエェェェェェェェェン!!!!!!」

リムズンは5つの目から5つの光弾を発射した。

その光弾がバルワンダーDXに向かっていく。

大神「避けろ!!!」

DXは避けるように飛んだ。だが、

5つの光弾がDXを追跡するように動いていく。

上川「光弾が追っていきます!!」

叶野「いわゆるホーミングタイプか!!」

DXは逃げるように飛びまわる。しかし、

5つの光弾がDXを追い続ける。そして、ついに。

全ての光弾がバルワンダーDXに命中してしまう。

それにより、DXの機体が爆発してしまう。

上川「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!??」

叶野「機体の半分が損傷!!

システムも複数ダウンしました!!」

大神「おどれェ・・・!!一旦、退却じゃ!!!」

つづく

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ウルトラマンティアーズ  最終話・また会う時まで。

超悪魔・ダークロイア
赤色守護魔獣・リムズン
青色守護魔獣・エルミニア
ウルトラマンクリスタル
登場


これまで何度も魔星からの侵略者から、

人類を守り続けたウルトラマンティアーズ。しかし、

そのティアーズを倒してしまった強敵が現れる。

それは、魔族が最後に送り込んだ超悪魔、

ダークロイアです。ダークロイアは、

2匹の守護魔獣を使い、ティアーズとBARを、

苦戦させた。奴らの猛攻にティアーズは、

変身者である灰間翔の姿に戻って倒れた。

ダークロイアと守護魔獣はこのまま一気に、

この星を支配するつもりだ。もはや人類に、

未来はないのか。立ってくれ。灰間。

この地球を守れるのはお前しかいないのだ。

BAR基地のメディカルセンターで、

日下部たちBAR隊員たちや、

野口たち灰間の友達が、手術室の前にいた。

そう。灰間は今、その部屋で治療を受けているのだ。

緒川「・・・・皆。安心して。

灰間君は必ず生き返るわ。きっと・・・。」

野口「そうですか・・・。ありがとうございます。」

徳丸「・・・・でも、まだ信じられないよ。

灰間君がティアーズだったなんて・・・!」

森下「そうだよ。何で翔ちゃんが、

ティアーズに変身できちゃうの?」

野口「・・・・福崎君から聞いたけど、

灰間君は姫君の涙と言うペンダントで、

変身できると聞くわ。」

日下部「たかがペンダントだけで変身するなんて・・・!

福崎め・・・。あんな捻くれ者の言う事、

信じているワケ!?あいつの言ってる事は、

ほとんどが冗談・・・・!!」

鉄郎の声「姫君の涙なら、それが可能だ。」

野口たち「・・・・・・っ!?」

野口たちは近くに、鉄郎と美由紀が来た事に驚く。

大神「・・・灰間君のお父さんとお母さんですかぃ?」

野口「あのペンダントの事、知ってるのですか!?」

鉄郎「・・・・何故、息子の翔がウルトラマンティアーズに、

なれるのか、そのワケを語りましょう。灰間がティアーズに、

変身するためのアイテム、ウルティメイトペンダント。

別名、姫君の涙は太古の時代で造られていました。

その時代の地球に、

魔族と魔獣の軍勢が侵略して来ました。

その地球のとある国では、錬金術によって造られた、

不思議なペンダントがありました。姫君が、

勇者を守りたいと言う想いから出た涙が、

そのペンダントに宿り、そのペンダントが姫君の涙と、

なりました。そのペンダントを得た勇者が、

最初のウルトラマンティアーズとなり、

魔獣軍団を追い払いました・・・・。」

上川「何か・・・昔話みたいですね・・・。」

叶野「しかも、ティアーズに変身したのが、

灰間だけではなく、大昔に変身した者がいたとは・・・。」

鉄郎「ペンダントは勇者と姫君が寿命で死しても、

ある遺跡に残して存在させました。

再び現れる魔獣たちに、

立ち向かわん新たな勇者が現れる事を信じて・・・。」

大神「その新たな勇者が灰間と言うワケですね?」

鉄郎「・・・・そうです。」

美由紀「あなた・・・。まさか、あのウルトラマンが、

私とあなたの息子であったなんて・・・・。

今でもありえないと思っている・・・・・っ!」

鉄郎「妻よ・・・。これは真実なのだ。

受け入れなければならんのだ・・・。」

日下部「・・・じゃあ、ウルトラマンティアーズの、

正体は・・・本当に灰間だったのね・・・・。」

その時、緊急指令のサイレンが鳴り出した。

男性の声『東京都内で魔獣軍団出現!!繰り返す!

東京都内で魔獣軍団出現!!

BARはただちに出撃せよ!!』

大神「超悪魔共が来よったか・・・・!!

我々はただちに出撃する!!灰間の仇じゃぃ!

日下部!お前わどうする!?」

日下部「・・・・残ります。」

大神「うむ・・・。では、叶野!上川!行くど!!」

つづく

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悪魔に倒された灰間。そして、ついに動き出す、

魔獣軍団。このままでは、BARが全滅してしまう。

悲しみにくれる野口の前に、あの姫君が。

灰間よ。今こそ、決戦の時だ。

ウルトラマンティアーズ。いよいよ最後の戦いへ。

次回、【また会う時まで。】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。ティアーズ第54話。

今回はいよいよ始まったティアーズの最終章・前編です。

今回登場した魔獣は、

超悪魔であるダークロイア。ダークロイアは、

今まで最終回での敵の肩書きが全て最強と書いたので、

最強以外の肩書きにしました。最終回での敵らしく、

とても強い設定にしました。あと、

魔獣ではない超悪魔ですが、正真正銘の魔星生まれです。

ダークロイアの手下である守護魔獣の2匹。

1匹はリムズンで赤い色の魔獣です。

もう1匹のエルミニアは青い色の魔獣です。

名前の由来はリムリスとエルミンです(

リムズンは子供の醜さを象徴した鳴き声を出し、

エルミニアは子供の醜さを象徴した鳴き声を出します。

3匹共、オリジナルです。だって最終章ですもの。

野口が真相を確かめるために、福崎を再登場させました。

最終回への代線になれると良いなァ(

今回の最後に起きた戦闘シーン、

派手になりすぎましたかな。特にダークロイア戦。

次回でいよいよ最終回です。

その最終回でウルトラマンティアーズは終了とします。

ティアーズは次回で終了です。

・・・大事な事なので、二度も言いました(

それでは。

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そして、灰間の身体が光り始める。

日下部「こ、これは・・・・!?」

灰間の身体が、

ウルトラマンティアーズの身体に変化していく。

日下部「灰間の姿が・・・・変わっている!!?」

野口「灰間君・・・・っ!」

日下部は驚いた。

灰間がティアーズに変身しているところを。

そして、灰間はついにティアーズとなった。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!」

日下部「・・・・っ!!灰間!!」

日下部は飛び出し、

灰間もとい、ティアーズへ近づこうとする。

しかし、ティアーズの身体から物凄い光が発した。

日下部「きゃっ!!!」

日下部はあまりの眩しさに驚き、

目を反らした。野口も。

光が消えると、そこにはティアーズの姿がなかった。

日下部「は、灰間・・・・?」


学校に近づいたリムズンは、その近くにから、

光と共に出てきたティアーズにいきなり殴り飛ばされる。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!!!」

リムズン「ビャアアアアアァァァァァァ!!!!!」

リムズンは倒れるが、

同時に後ろの複数の民家を潰してしまう。


男子生徒「おおっ!!ウルトラマンティアーズだ!!!」

女子生徒「ウルトラマンティアーズが来てくれたわ!!」

生徒たちはティアーズがリムズンと戦うところを見て、

喜びの歓声をあげる。

大岩「良えところに来くさってからに!!おどれら!!

今のうちに逃げるんじゃ!!!

ティアーズの足手まといになる前に!!」

大岩は生徒たちと共に避難を開始した。

森下「・・・・っ!?翔ちゃんと芽衣ちゃん・・・。

それに、日下部さんがいないよ!!?」

徳丸「もしかして、逃げ遅れたんじゃ・・・!?探そう!!」

徳丸と森下は灰間たちを探すべく、

二人だけで学園内を走る。


リムズン「ユエエエエエェェェェェェェェン!!!!!」

リムズンは立ち上がり、ドラミングを行う。

ウルトラマンティアーズ『この学校は壊させねェぞ!!

おらぁ!!!』

ティアーズはリムズンと組み合いを始めた。

リムズン「ヴエエエエェェェェェェン!!!」

リムズンはティアーズを後ろへ思い切り投げ飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・!!」

倒れたティアーズだが、

すぐに立って素早く跳び、リムズンの前に着く。

そして、ティアーズはキックでリムズンをさがらせる。

リムズン「エエエエェェェェェェェェン!!!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・!!」

ティアーズはパンチを3回繰り出し、

リムズンを打撃する。

リムズン「ギャアアアアアアァァァァァァァン!!!!!」

リムズンは4本の爪でティアーズを引っ掻く。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」

さらにリムズンは強烈なパンチでティアーズを殴る。

ティアーズは倒れそうになるが、

後ろの学校を守るべく、何とか立つ。

その学校からは次々と、

多くの生徒や教師たちが出てきて、逃げて行く。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでリムズンを攻撃。

ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!!!」

さらにティアーズは、

プラズマレイガンでリムズンをさがらせた。

リムズン「イイイイイイィィィィィィィン!!!!!」

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアァァァァァ!!!!」

ティアーズはリムズンに近づき、

両手でこのまま押し出す。

学校からできるだけ遠ざけるために。

その様子を、鉄郎が見ていた。

鉄郎「翔・・・!勝ってくれ・・・!!」

ウルトラマンティアーズ「トウ!!!」

ティアーズは膝蹴りでリムズンを打つ。しかし。

リムズン「ビエエエエエエェェェェェェェェ!!!」

リムズンは頭突きでティアーズをひるませる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・・!」

さらにリムズンはキックでティアーズを打撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!」

ティアーズはリムズンを思い切り殴る。

リムズン「オギャアアァァ!!オギャアアアァァァァ!!!!」

リムズンは口から青い光線を吐き、

ティアーズに大ダメージを与えた。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアァァァァァ!!!!!」

ティアーズは倒れそうになる。そして、

リムズンの5つの目から複数の閃光が発した。

その瞬間、

ティアーズの身体の複数が爆発を起こす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・!!」

鉄郎「翔!!!しっかりするんだ!!」


一方、大鳥学園の教室では、

日下部が涙を流していた。

日下部「何で・・・・。何で灰間が・・・・・。

灰間がティアーズになったのよ・・・?

どうして・・・!?」

野口「・・・・・日下部さん・・・・・。」

そこに、徳丸と森下が走って来た。


リムズン「ウエエエエエエェェェェェェェン!!!!!」

ウルトラマンティアーズ『畜生・・・!

負けて・・・たまるか・・・・っ!!!』

ティアーズは何とか立ち上がった。しかし、

カラータイマーが赤く点滅し始めた。

ダークロイアの声『クククククク・・・・!!

ソンナニ傷ツイテマデ、

人間ナドヲ守ロウトワ、愚カナリ。』

ウルトラマンティアーズ『・・・っ!?ダークロイア・・・!!』

ティアーズは空から降りて来るダークロイアの姿を見る。

ダークロイア「ファホオオォォォォウオオオオォォォォォ」

ウルトラマンティアーズ『貴様ああああぁぁぁぁぁ!!!』

ティアーズはダークロイアに迫るべく走る。だが。

リムズン「ガアアアアァァァァァァァァァ!!!!!」

リムズンは頭の複数の触手で、

ティアーズの身体を巻き付いた。

ウルトラマンティアーズ『何・・・!?動けねェ・・・・!!』

鉄郎「しょ、翔!!!」

そこに、野口、日下部、森下、徳丸が走ってくる。

森下「ティアーズよ!!!」

徳丸「ティアーズが危ない!!2大魔獣め・・・!」

ダークロイア「ファウウウウウウゥゥゥゥゥゥン」

ダークロイアは8本の刃からレーザーを連射する。

ウルトラマンティアーズ『ぐおっ!?うあぁぁ!!

おおぉぉぉぉ・・・・!!!』

動けないティアーズは、

ダークロイアのレーザーを浴び続けている。

そこに、バルワンダー1号、2号、3号が飛んで来た。

1号は大神、2号は叶野、3号は上川である。

大神「ティアーズを助けるど!!撃て!!!」

3機のバルワンダーは、

レーザーバルカンを一斉連射して、リムズンを攻撃。

リムズン「ウギャアアアアアァァァァァァァン!!!?」

リムズンは攻撃を受けてひるみ、触手を緩めた。

これにより、ティアーズは自由となる。

ウルトラマンティアーズ「シュワアアアァァァァッチ!!!!!」

ティアーズは空を飛び、一気にダークロイアに迫る。

ウルトラマンティアーズ(3分まで後10秒!!

一気に勝負を決めるぜ!!)

そして、ティアーズはファイティウム光線の構えを取る。

さらにバルワンダー2号とバルワンダー3号が、

いち早くダークロイアに接近。

叶野「こやつさえ倒せば・・・!!」

上川「地球の平和のために!!!」

2号はフルチャージ版火薬弾を連射し、

3号は赤いレーザー光線を発射した。

その総攻撃を受けたダークロイア。しかし。

ダークロイア「ファホオオオォォォォウオオオォォォォォォ」

大神「バルワンダーの強力武器が効かんじゃと!?」

ダークロイア『愚カナ人類ノ科学ナド、

効カヌト言ッタハズダ。』

ダークロイアは刃物を触手のように伸ばし、

それぞれ4本ずつが2号と3号を攻撃した。

叶野と上川「うわああああああぁぁぁぁぁぁ!!!??」

2号と3号は墜落し、上川と叶野は脱出した。

ウルトラマンティアーズ『おおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!』

その時、ティアーズがダークロイアに急接近した。

ウルトラマンティアーズ『ファイティウム・・・・・・!!!!!』

その時、

ダークロイアの口から少しだけ細いレーザーのような、

黒い光線を発射した。

その光線がティアーズの身体を貫いてしまう。

野口たち「っ!!!!!!???」

光線を受けたティアーズは音もなくゆっくりと落ち、

地面にぶつかる寸前に消えてしまった。

ダークロイア「ファホオオオォォォォウオオオォォォォォ」

リムズン「ジェエエエエエェェェェェェェェ!!!!!」

ダークロイアとリムズンは消えて行った。そして。

野口「灰間くうううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!!!!」

野口の切なき悲痛の叫びが大鳥町全体に響いた。

ついに魔族から、

最終兵器とも言える超悪魔ダークロイアと、

その部下である守護魔獣に、

倒されてしまったウルトラマンティアーズ。

そして、灰間翔。灰間は自身がティアーズである事を、

日下部に知られてしまう。ダークロイアの攻撃で、

ティアーズは。灰間は。

姫君の涙を継ぐ現代の勇者は、

死んでしまったでしょうか。

いえ、そのような事があってはなりません。そう。

ここに、地球と魔星の最終決戦。

ウルトラマンティアーズ、

最後の物語が始まるのです。

灰間翔よ。どうか立ち上がってくれ。そして、

悪しき魔族の野望を打ち破り、

僕らの地球を守り抜いてくれ。

ウルトラマンよ。最後の最後まで諦めないでくれ。

次回につづく。

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福崎が元気のなさそうな声で言う。

野口の声『野口です。実は、

あなたに聞きたい事があるの。』

福崎「聞きたい事?」

野口の声『ニュースでも聞いたけど、

あなたがあの偽物のティアーズ・・・。

ダークティアーズだったわよね?』

福崎「そうだけど。だから・・・?」

野口の声『あなたはどうやって、

あのダークティアーズになれたの?』

福崎「・・・・・負の涙っつー紫色のペンダントがあってさ。

そのペンダントが光ると、

ダークティアーズに変身できた。

でも、変身してからの途中、

急に嫌な思い出だけが浮かび続けて、

物凄いストレスを感じて、

全てを壊し尽くしたいと思って、

暴れてしまったけどな・・・・。それ以来、

何だか全てがどうでも良い感じで、

もう暴れる気もなくなったよ。」

野口の声『そう・・・・。』

福崎「俺にそんな事を聞いて、

何の得があると思うの?

馬鹿なの?死ぬの?」

野口の声『・・・それだけじゃない。

ダークティアーズに変身したあなたなら、

あのウルトラマンティアーズの正体、

わかるかなぁ・・・と思って。』

福崎「・・・知りたい?あのティアーズの正体。」

野口の声『ええ・・・。教えて。あのウルトラマンの正体を。

どうしても知りたいの・・・。」

福崎「・・・・ウルトラマンティアーズの正体は、

灰間翔。学校で一番のミラクルマンだ。」

野口の声『やはり・・・そうだったのね。

やっぱり、灰間君がティアーズ・・・・。』

福崎「俺はあの時、

灰間がティアーズに変身しているところを目撃し、

ティアーズの正体が奴である事を知った・・・。

灰間は、

姫君の涙っつー赤いペンダントで変身できたんだ。

その姫君の涙と俺の持った負の涙は、

古代の時代で造られたアイテムらしい・・・・。」

野口の声『そうだったの・・・。詳細はわかった。

ありがとう。教えてくれて・・・。』

福崎「俺は得のねェ真実を話しただけだが?」

野口の声『・・・・早く良くなって、

学校に戻れると良いわね?

学校に戻ったら、友達になろ?待ってるから・・・・。』

こうして、野口は電話を切った。

福崎「・・・・無理じゃね?現実的に・・・。」

福崎は横になった。

だが、少しだけ笑みを浮かべていた。


次の日。灰間は学校へ行こうと家から出た。

灰間「行って来まーす!!」

美由紀「行ってらっしゃい。」

灰間が走っている時、鉄郎から声が出る。

鉄郎「翔!!」 灰間「・・・っ!?親父。」

灰間は止まり、鉄郎の方を見た。

鉄郎「お前はウルトラマンティアーズとして、

今までよく魔獣たちと戦ってくれた・・・。だが、

今回の敵は今までの魔獣とは違い、恐ろしい奴だ。」

灰間「ああ。超悪魔って奴だろ?あいつは、

確かに強かった。一瞬、死ぬかと思ったぜ・・・!

帰って、特訓しようと思う。

ウルトラマンとしての力を高めるために・・・。」

鉄郎「特訓か・・・。それも良いが、

ウルトラマンとしての力だけでは駄目だ。」

灰間「・・・・どう言うこった?」

鉄郎「ウルトラマンティアーズは確かに強い。

だが、そのティアーズの力だけで、

倒せない敵が現れる。その前に、ある物が必要だ。

灰間「それは・・・・?」

鉄郎「それは、人間としての力だ。」

灰間「人間として・・・?」

鉄郎「そうだ・・・。翔よ。お前は人間だ。

例え、ウルトラマンになれたとしても、

お前は正真正銘の人間であるのだ。

人間には、人間の力を持たねばならん。それが例え、

ウルトラマンに変身している時でもな・・・。」

灰間「そうだ・・・・。俺はあの時・・・。」

灰間はバキシム事件での出来事を思い出した。

それは、魔獣バキシムに敗北し、

ティアーズの力を高めようと、

特訓をしていた時に大岩と喧嘩していた頃である。

彼に勝った灰間はティアーズの力だけでは、

勝てない事に気づいた。

灰間(あの時、俺が得た戦う力。

それは、人間としての力なのか・・・。)

鉄郎「お前も一人の人間であるなら、

人間として戦え。

ウルトラマンとしてだけでなく、

同じく人間としてな。」

灰間「・・・・わかった。ティアーズの力だけではなく、

人間としての力と共に使って、戦ってみるよ。」

鉄郎「うむ。それで良い・・・。」

灰間「では、行ってきます!!」

鉄郎「行ってらっしゃい!

・・・勝つんだぞ。我が息子よ。」


大鳥学園のクラスに来た灰間。

灰間「おはよう。皆。」

森下「おっはよーう!翔ちゃん。」

徳丸「おはよっ!灰間君!」

野口「・・・・おはよう。灰間君。」

野口は灰間に向けて、優しい笑みを見せた。

灰間が席に座り、野口が話しかける。

野口「・・・灰間君。」

灰間「ん?何だ・・・?」

野口「これからも、友達でいてくれる?」

灰間「当たり前だろ?

俺たちはずっと一緒だもんな。」

野口「・・・・そうよね。」

徳丸「わお!!

さっそくラブラブモードに入ってるねェ!!」

森下「ひゅーっ!ひゅーっ!

お二人とも、最高だねェ!」

灰間「って、お前ら・・・。」

野口「あはははははは・・・。」

灰間と野口は頬を赤く染めた。

灰間(そうだ。野口。森下。徳丸。

お前らは俺の友達だ。

失ってはいけない大切な存在だ・・・。

お前たちがいる限り、俺は人間として戦える・・・!)

その時、教室が揺れ始めた。

生徒たちは全員が驚く。

徳丸と森下「あわわわわわわわわわわ!!!」

野口「な、何!?地震・・・・!!?」

灰間「地震じゃねェ・・・!魔獣が現れたんだ!!

しかも、この学校の近くに!!!」


大鳥学園の近くの地面が割れ、

そこから赤い魔獣が現れた。

その姿は少しだけ細い感じだが、

両腕が凄く屈強している。

しかも、その手には4本の鋭い爪が生えている。

目が5つもあり、顔が醜い人間のような顔をしている。

足が太く、バネらしい感じになっている。

尻尾が2本ある。

頭には6本の触手がある。

身体中に青い点が多くある。

赤い魔獣「ヴァアアアアァァァァァァァン!!!!!!」

その魔獣の口から、多くの子供の魔族たちの、

醜いギャン泣きの声が無数に出ていた。

この赤い魔獣の名はリムズン。

リムズン「ビエエエエエェェェェェェン!!!!!」

リムズンはさっそく大鳥学園へと近づこうと歩いた。


男子生徒「魔獣がこっちに来るぞおおぉぉぉぉ!!!」

女子生徒「いやあああぁぁぁぁ!!

殺されるううぅぅぅ!!!」

徳丸「どうして、魔獣がこの学校に!!?」

森下「どうして!?何で!?」

野口(まさか・・・!ティアーズが灰間君だから、

その灰間君を襲うために・・・・!?)

灰間(超悪魔め・・・!俺をこの学園ごと潰す気か!?)


学園へと近づくリムズン。その学園の中で、

ほとんど逃げ出そうと騒ぎ出す生徒たち。

リムズンから遠く離れた上空から、

ダークロイアが見ていた。

ダークロイア『行ケ。リムズン。

ウルトラマンティアーズノ正体デアル、

灰間翔ハ、コノ学園ニイル。奴ガティアーズトナル前ニ、

アノ学園ヲ早ク破壊スルノダ・・・・!』

リムズン「ユエエエエエェェェェェェェン!!!」

ダークロイアの命令を聞いたリムズンは学校へ近づく。


女子生徒「どんどん近づく!!」

男子生徒「に、逃げろおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

クラスの生徒たちは一斉に逃げ出した。

野口「私たちも避難しましょ!!」

灰間たち「うん!!!」

灰間たちも、生徒たちに紛れて逃げ出す。


そして、廊下へ。そこに、日下部と大岩が。

灰間「日下部!大岩!!」

日下部「まさか、

この学校の近くに魔獣が現れるなんてね・・・っ!」

大岩「魔族の腐れ外道めェ・・・!

とうとう本気を出しよったき!!

良えやろ!魔族め!

この地球は渡さんど!!こりゃ!!

このわしが直々に命(タマ)をとっちゃるき!!

こりゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

大岩は物凄いスピードで走った。

日下部「BARに連絡しておいたわ!それまで、

うまく避難しておかなきゃ・・・・っ!」

野口「そうですね・・・・。では、早く外へ急ぎましょ!!

モタモタしてたら、魔獣に襲われてしまう・・・!」


リムズンはいよいよ学園に近づいた。

あと数秒くらいで打撃されてしまうだろう。

リムズン「エ”エエエエエエエェェェェェェェン!!!!!」


灰間たちは生徒たちと共に逃げていた。

灰間(魔獣がこの学園に近づいて来た。

このままでは、

遅いだろう・・・!こうなったら・・・・!!)

灰間は急に後ろへ向き、走り出した。

野口「・・・・っ!?灰間君!!」

野口も灰間を追うように走る。

日下部「あんたたち!!どこへ行くのよ!!」

そして、日下部も二人に付いて行くように走った。

しかし、徳丸と森下は必死に走っていて、

気づいていないようだ。

野口(灰間君・・・。

またティアーズに変身する気だ・・・!)


灰間は誰もいない教室に来て、

ペンダントを光らせた。

だが、それを窓から野口と日下部が見てしまう。

灰間「ティアーズ!!!!!」

つづく

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