ゾンビの顔をした物「現れたなァ・・・!ティアーズ!!
だが、お前じゃ俺には勝てねェ!!お前さえ喰えば、
俺はこの星の人間どもを全て喰い放題にできる!!!」
ウルトラマンティアーズ「そうはさせるか・・・!行くぞ!!!」
ティアーズはジャンプして、ギョルクに空中キックを打ち込む。
ウルトラマンティアーズ「ウルトラキック!!!」
蹴りがギョルクの身体に直撃した。だが、何故か魔獣の身体では、
弾力が強いためか、ティアーズは弾かれたように後方へ飛ばされる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・!!」
ティアーズは浜辺に着地して、再びギョルクと対峙する。
ギョルク「キシィアアアアアアアァァァァァァァァァン」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!!」
ティアーズは突然、走り出した。そして、海の上でも走り、
ギョルクに接近して、魔獣の身体を掴む。
ゾンビの顔をした物「ギョオオオオオオォォォォォォォォ!!!!」
ティアーズはギョルクを少しだけ押し、ギョルクの頭に、
チョップを打つ。そして、次にパンチを打つ。
だが、ギョルクは身体を横に思い切り振るい、
ティアーズを飛ばした。
ギョルク「キシィアアアアアアアアァァァァァァァァァァン」
ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアァァァァァ!!!!」
ティアーズはギョルクから離れたところの浜辺に落ちる。
そして、すぐに立ち上がる。しかし、ギョルクはまたすぐに攻撃する。
ギョルク「キシィアアアアアアアアァァァァァァァァァン」
ギョルクは4つの目から4つのビームを発射して、ティアーズを襲う。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・!」
テァアーズは後方へバックしながら跳んで、避けた。ただし、
ビームが浜辺に命中して爆発しているが。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!」
そして、すぐにティアーズはまたもジャンプした。今度は、
ギョルクの後ろにいる海に入る。
ほとんどの足が海の中にある。
ティアーズはギョルクの尾びれを掴む。
それに気づいたギョルクは、
何とか切り離そうと必死に振るうが、
ティアーズはそれに耐える。
ギョルク「キシィアアアアアアアァァァァァァァァァァァン」
ティアーズ「・・・・・!ショワッ!!」
ティアーズはギョルクを必死に引っ張る。その時。
ゾンビの顔をした物「ギョオオオオオオォォォォォォ!!!!」
ゾンビの顔をした物が後ろのティアーズに向き、
口からの火炎でティアーズを攻撃する。
ティアーズはこれに痛がり、
尾びれを放し、ギョルクから離れる。
ついには海の中で倒れ込む。
ギョルク「キシィアアアアアアアアアァァァァァァァァン」
そして、ギョルクも海の中へと潜っていく。そして、
次は海中での戦いとなる。海の中の地面に立つティアーズに、
素早く泳ぐギョルクが突進して来る。
ティアーズはそれを間一髪避ける。
ギョルク「キシィアアアアアアアアァァァァァァァァァァン」
ギョルクはまたもティアーズに突進しようとするが、
ティアーズは両手で魔獣を受け止め、すぐに右手で凄く殴る。
ウルトラマンティアーズ「ショワアアァァァッチ!!!」
ティアーズに殴られたギョルクが後方へバックする。
その後、
怒ったギョルクは4つのビームでティアーズを攻撃する。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」
ティアーズは4つのビームを受けて、
後ろへ少しだけ吹き飛ぶが、
すぐに地面に立つ。そこに、バルウォーターが近づいて来た。
叶野「ウルトラマンを援護する!!」 上川「魚雷発射!!!」
バルウォーターは魚雷を連射して、ギョルクを攻撃する。
ギョルク「キシィアアアアアアアァァァァァァァァァン」
魔獣は攻撃を受けて、動きを止める。それを見た、
ティアーズはすぐにギョルクに向かって海中を泳ぐ。
ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!!」
そして、ティアーズはギョルクの顔をまた掴み、
魔獣の顎を蹴り付ける。
ギョルク「キシィアアアアアアァァァァァァァン」
ギョルクは後方へさがり、ティアーズは追撃するように泳ぐ。
ウルトラマンティアーズ「ハアアアアァァァァァッ!!!」
ティアーズは今度はゾンビの顔をした物を思い切り殴る。
ゾンビの顔をした物「ギョオオオオオォォォォォォォ!!?」
ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!」
そして、ティアーズは身体を縦に回転させて、
4つの目にキックを浴びせる。
1発に一つずつであった。目を蹴られたギョルクは苦しむ。
ギョルク「キシィアアアアアァァァァァァァァァァン」
ゾンビの顔をした物「ギョオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!」
その時、ギョルクは口から無数の触手を出して、
その触手がティアーズの身体中に絡みだす。両腕に両足、
首までもが縛られてしまう。ティアーズは動きを封じられた。
上川「あっ!!ウルトラマンの動きが止められた!!」
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・・!!?」
ティアーズは何とか振り払おうと身体を動かすが、無意味らしい。
ギョルク「キシィアアアアアアアアァァァァァァァァァン」
そして、ギョルクは4つのビームでティアーズを苦しめる。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・・!!」
叶野「魔獣め・・・!卑怯な事を・・・・!!」
そして、ギョルクとティアーズはそのまま海の上へあがる。
また海上で戦う事になる。
ティアーズは今でも無数の触手に捕らわれている。
ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・!」
ティアーズは必死に放れようと動き続けるが、
時に海の中に倒れ込んでしまう。
日下部「ティアーズを助けなきゃ!!!」
バルワンダー1号がギョルクに接近するも、
ゾンビの顔をした物が、
それに気づき、1号に向かって火炎を吐く。1号はそれを避ける。
そして、海中では、
バルウォーターが密かにギョルクを狙っていた。
叶野「魔獣がウルトラマンに気を取られている内に攻撃だ!!」
バルウォーターが魚雷を連射し、
ギョルクの身体の下部を攻撃する。
ギョルク「キシィアアアアアアアアァァァァァァァァァン」
魚雷に攻撃された魔獣は痛がる。それにより、
ティアーズの身体を縛った触手が緩み始めた。
ウルトラマンティアーズ「ウルトラチョップ!!!!!」
ティアーズは物凄いチョップで複数の触手を斬り落とす。
ギョルク「キシィアアアアアアアアアァァァァァァァン」
触手を斬られたギョルクはさらに痛がる。
ティアーズは快進撃を続ける。
ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!!」
ティアーズはアームシュートでゾンビの顔をした物を攻撃する。
ゾンビの顔をした物「ギョオオオオオオオォォォォォォォ!!!!!!」
ゾンビの顔をした物は爆発して、粉々になった。
ギョルク「キシィアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァン」
ギョルクは海の中へ潜り込んだ。
ティアーズも追うように潜水する。
海の中で弱気になっていくギョルク。
ティアーズはそんな魔獣を逃がさない。
ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!」
ティアーズは右手を光らせ、その光を投げつける。その光が、
光の刃となって、ギョルクに命中する。すると、
ギョルクが真っ二つになったではないか。そう。
シューティングスラッシュは、
光の刃を投げて切り裂く新たな技なのだ。
叶野「やった!!!」 上川「ティアーズが勝ったぞ!!!」
ギョルクは死に、
勝利したティアーズは海から出て、空へと飛んで行った。
次の日。ここは、市街地のプールであった。ここでは、
多くの人が水泳を楽しんでいる。そして、ここに、
灰間、野口、日下部、
森下、徳丸の5人が水着を着ていた。
森下&徳丸「わあああぁぁぁぁぁい!!!」
森下と徳丸はプールの中に飛び込んで、はしゃいで泳ぐ。
野口も楽しそうに泳いでいた。
野口「灰間くううぅぅぅぅん!!一緒に泳ごおおぉぉう!!」
灰間「・・・・ってか、何でプールなんだ?
海の悪魔はもう死んだから、海でも泳げるだろうに?」
徳丸「でも、海には、まだ恐ろしい事が起きそうでしょ?」
森下「それに、
今日はプールで楽しみたい気分なのおぉ~っ!」
日下部「・・・・・まあ。良いんじゃない?こう言う事も。」
灰間「・・・・そうだな。じゃ、泳ぎますか。」
灰間と日下部もプールの中へ飛び込み、一緒に泳いだ。
5人とも、楽しそうに泳いでいた。
こうして、海の悪魔の脅威は去りました。
魔獣は大昔に存在して、
その恐ろしい伝説を作っていきました。ですが、
ウルトラマンティアーズとBARが、その伝説を装った、
魔族の陰謀を探し出しては、すぐに阻止してみせるでしょう。
つづく
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