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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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日下部「残像!?」

ゲルナイトの声『そうさ!

君らの事は後でじっくりと殺してやるよ!!

わははははははははははははは!!!!』

日下部「・・・・・っ!?

そう言えば、灰間隊員はどこへ行ったの!?

何だか、遠くへ消えたって感じがするけど・・・。」


灰間と老人はとある遺跡の内部らしき部屋にいた。

灰間「ど、どこだ?ここは・・・。」

老人「うむ・・・。どうやら、姫君は、

お前に真実を語るべく、ここへ来させたじゃろ。良いか?

現代の勇者。いや、灰間翔よ!よーく聞くのじゃぞ!?

ここが、姫君の涙の眠る遺跡なのじゃ!」

灰間「な、何だと・・・・!?」

老人「この遺跡の一部である場所は、

まだ魔族に破壊されていなかったのじゃよ。

何故なら地下じゃからな。

そして、わしはついに、お前に真実を語る時が来た。

その前に、いよいよ。

お前の探し求めた父と会わせてやろう。

・・・姫君よ。我が脳に封印されし男を、

解放されん事をお許しくだされ。」

そして、老人の頭が光りだし、その光が老人から離れる。

やがて、その光が人間の姿に変わった。この姿は、

灰間翔の父、灰間鉄郎であった。

その姿を見た灰間は驚く。

灰間「っ!!?お、親父・・・・!?」

鉄郎「・・・・久しぶりだな。翔。」

灰間「あんた・・・。本当に親父なのか・・・!?」

鉄郎「ああ。私はこの通り、本物で生きているよ。

すまなかったな。

お前や母に辛い思いをさせてしまって・・・。」

灰間「・・・親父。会いたかったぜ。

ずっと・・・会いたかったんだぜ?

俺と母さんが長い間、親父を心配したんだ・・・。

俺は親父をずっと探し続けていたんだぜ・・・・・っ!」

灰間は涙を流しながら、こう言った。そして、鉄郎も。

鉄郎「・・・翔。本当にすまなかった。」

ただ涙を流す灰間をゆっくりと抱く鉄郎。

そして、すぐに離れる。

鉄郎「翔。私はこの老人の脳の中に封印されている間、

お前がウルトラマンティアーズになって、

戦うところを見ていたんだ。」

灰間「ええっ!?じゃあ、俺の正体を知ったワケなのか!?」

鉄郎「ああ。老人が私に、

翔がティアーズである事を教えたからね。」

老人「せっかくじゃが、親子での話は後でじっくりできよう。

今は、わしの話を聞いて欲しい。

灰間翔よ。このペンダントを完成させた姫君は、

英霊としてわしに魔力を与えたのじゃよ。

わしは姫君の使いとして、魔族の再来に備えておった。

そして、

姫君の涙を眠る遺跡を発見した鉄郎と共に行動した。

じゃが、そこにゲルナイトが現れて、

その遺跡を破壊した。

わしは魔力で鉄郎を頭の中に封印する事で、

命を救ったのじゃ。」

鉄郎「あなたがいなければ、

魔族に殺されました。真に感謝しています。」

灰間「姫君が英霊として・・・ねェ。何で、

あんたが姫君の使いになってんだ?」

老人「それわのォ。

わしが古代時代より生きた人間じゃからさ。」

灰間「こ、古代時代から!!?」

鉄郎「そんな長い年月で生きておられたのですか!?」

灰間と鉄郎は老人が長い間に生きていた事に驚く。

老人「ほっほっほっ!こう見えても、

わしは賢者と呼ばれたからの。

では、灰間翔よ。姫君の涙の伝説は知っておるの?」

灰間「ああ・・・。今でもはっきりと知っている。

あの映画やあんたの話によってね。」

老人「うむ。もはや語るまでもないか。

マリア姫や勇者ナルドもきっと、お前が、

現代の勇者として活躍をしている事に、

感動しているじゃろうて。」

鉄郎「翔。姫君の涙の伝説は現実の存在していたんだ。

私は老人の頭の中で、

彼の過去を全て知った。魔族は本当に、

恐ろしい怪物であった。だが、

その魔族にお前は立ち向かった。

息子のお前がこれ程強く成長した事で、

私は凄く感激したよ。」

灰間「親父・・・・。」

老人「勇者ナルドとマリア姫は寿命で死んだが、

英霊として今でも、この世に存在しておる。

最も、わしの前だけに限るがの・・・。そこで、

マリア姫はわしに、

勇者ナルドに継ぐ勇者を探せと命じたのじゃよ。」

灰間「そうなのか・・・。それで、俺は・・・。」

灰間はペンダントの方を見る。

だが、そのペンダントが光り始める。

灰間「・・・・っ!?魔族が来る!!」

その時、ここにゲルナイトが現れた。

ゲルナイト「はははははははははははは!!!!」

灰間「っ!?てめェ!!」

老人「鉄郎よ!今一度、わしの頭の中へ!!」

鉄郎「はい・・・っ!!」

鉄郎は光となって、老人の頭の中に入った。

ゲルナイト「まさか、殺したハズの男が、

実は生きていたとはねェ!?

それに全部知ったよ。

このジジイが姫君の使いだって事を!!」

灰間「だったら何だよ?

お前ら魔族の思い通りにわさせねェ!!」

ゲルナイト「ククククク・・・・!!灰間翔。いや、

ウルトラマンティアーズよ。

君の仲間であるBARは助けて来ない。何故なら、

街に僕の部下である魔獣を送り込んだからね。」

灰間「何っ!!?」


ある街で暴れ回っている巨大な怪獣がいた。

その怪獣は、

体の色が黒く、目が赤い。その名はクレッセント。

ゲルナイトに送り込まれた魔獣である。

クレッセント「キシィアアアアアァァァァァァ」

クレッセントは両目から光線を発射して、ビルを爆破した。

そこに駆け付けるのが、バルワンダーDXである。

乗っているのは、日下部、叶野、上川である。

上川「魔獣め・・・!こんな時に暴れるなんて・・・!!」

叶野「魔獣を徹底的に攻撃して倒すぞ!!」

日下部「攻撃開始!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでクレッセントを攻撃。

クレッセント「キシィアアアアァァァァァァオォ」

クレッセントに今の攻撃は通用しないらしい。

そして、

クレッセントは両目からの光線でバルワンダーDXを襲う。

だが、バルワンダーDXはこれを避け、

再びレーザーバルカンで攻撃。

クレッセント「キシィアアアアアアアァァァァァァ」

日下部「く・・・っ!!灰間の奴!こんな時に、

どこをほっつき歩いているのよ!?良いわ!

その間に、

私たちだけでこの魔獣を倒してやるんだから!!」


灰間「悪いな。お前の部下の魔獣なら、

BARがきっと倒しれくれるさ。」

ゲルナイト「ふふふふふ・・・。僕の魔獣クレッセントは強い。

そして、僕の方がとっても強い。

今こそ、お前を葬る時だァ!!!」

ゲルナイトは剣で灰間に斬りかかる。

だが、灰間はこれを避ける。

灰間「ぬっ!!おらああぁぁぁ!!!」

灰間はパンチで攻撃するが、

ゲルナイトの片手に受け止められる。

ゲルナイト「・・・・・・!」

その瞬間、ゲルナイトは剣を突出す。だが。

灰間「おわっと!?」

灰間は急いで、避けた。そして、キックで反撃。

灰間「はあああぁぁぁ!!!」

灰間のキックがゲルナイトに命中した。

ゲルナイト「・・・・・・・!?」

灰間「とおおぉぉぉぉぉぉう!!!!!」

灰間は今一度のパンチでゲルナイトの顔を殴った。

ゲルナイト「・・・・・・・・・・・!!!!!」

ゲルナイトはさがった。

老人「灰間よ!!ゲルナイトには、

恐ろしい魔力が秘められておる!!

注意して、戦うんじゃ!!」

灰間「ああ・・・・!」

ゲルナイト「ふ・・・っ。流石に、

等身大では勝てそうにないね。

では、元の大きさに戻って、大暴れしてやろうかぃ!!

ぬあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ゲルナイトが光り始めた。

老人「巨大化する気じゃ!!逃げるのじゃ!!!」

老人と灰間は避難するべく、走った。


そして、外に出た灰間と老人。その時。

地面が突然崩れだし、そこから巨大なゲルナイトが現れた。

ゲルナイト「プキャアアアアアァァァァァオオォォォォウ」

灰間「本当にでかくなりやがった・・・・!」

つづく

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