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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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まずは男湯。湯の中で、徳丸が緩い感じで浮かんでいた。

徳丸「ああぁぁ・・・。気持ち良いいいぃぃぃ・・・・。」

灰間「気持ち良すぎて、湯の中で浮かぶとか・・・。

ちったァ、普通に入れねェのか。(それにしても、

魔族反応が全くしねェな・・・。まあ、

周りは俺と同じ生徒ばっかりだしな・・・。)

徳丸「あれ?灰間君。風呂の中でも、

ペンダント付けてるの?」

灰間は湯の中に入っている状態でも、

ペンダントを付けている。

そう。灰間はこの町に魔族がいる事を知り、

警戒しているのだ。

灰間「ああ・・・。こいつを付けないと、気が済まなくてな・・・。」

徳丸「そうなんだ・・・。」


続いて、女湯。

森下「はああぁぁぁ・・・。気持ち良いわァ。」

野口「そうね。やっぱり、

温泉って、普通の風呂とは違うわね。」

日下部「何だか疲れが取れた気分ね。」

森下「それにしても・・・・。」

森下は野口と日下部の方をじーっと見つめる。

日下部「な、何よ?」  野口「どうかしたの?」

森下「・・・・大きさが違うわね。」

日下部「ど、どこがよ!?」

野口「も、もしかして・・・・・!?」

野口よ日下部は頬を赤く染めてしまう。

日下部「うっ!?森下さんの・・・以外と大きそう・・・!」

森下「ほえ?」

日下部「な、何でもないわよ!!」

3人が何について話しているのか、

それは胸の大きさの事であった。


風呂を上がった灰間たちは、

自分たちの部屋となる和室に来た。

徳丸「ううぅぅぅん!!

こんな部屋でくつろぐとは、最高だね!!」

森下「これで、やっと自由って感じがするね!」

灰間「・・・・で、何でお前がいるんだ?」

日下部「悪いわね。先生から許可を貰ったから。」

野口「まあ。良いじゃない。

日下部さんも私たちの友達ですし・・・。」

徳丸「それよりさ!星饅頭を食べようよ!

せっかく買ったしさ!!」

森下「うん!皆で食べようよ!」

野口「そうね・・・。さっそく出しましょ。」

野口は星饅頭の入っている箱を出し、その箱を開けた。

中には、星の形をした饅頭があった。

森下「おおぉぉぉ!!」  徳丸「美味そうだ・・・!」

徳丸と森下は喜びに満ちた表情をした。

日下部「さ。皆で食べちゃいましょ。」

その時、灰間のペンダントが光る。

灰間「・・・待て!!!」  灰間の言葉に皆が止まる。

徳丸「な、何だよ?灰間君・・・。」

灰間「その饅頭に毒が含んでやがる・・・!」

灰間は一つの星饅頭を取りだし、

それを複数の魚の入っている水槽に投げつける。

饅頭が水槽の中に入ると、

その饅頭の色が変化して溶けだす。

そして、水槽の中に入った魚たちが骨になってしまう。

野口たちはこれを見て、恐怖する。

森下「きゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

徳丸「な、何で饅頭が・・・・!?」

灰間「・・・・あの女の言った事は本当だったぜ。

この町に魔族が潜み、俺らを狙ってやがんのよ・・・!」

灰間はテーブルに置いてあったフォークを取りだし、

そのフォークを襖に投げつける。すると。

襖からの声「ぎえ・・・・っ!!?」

襖が開き、そこからガトリングを持った男が出て、

すぐに倒れた。

その男の頭には灰間の投げたフォークが刺さっていた。

この男も魔族である。

徳丸「もしかして、この男!僕らを殺そうとして・・・!?」

灰間「ああ・・・。ここは魔族の巣窟。

いつ、何が来てもおかしくねェ。

充分に警戒した方が良いぜ・・・!」

日下部「そうね・・・。念のため、大神隊長に連絡を・・・。」

謎の声「その必要はねェぜ・・・!」

灰間たち「っ!!?」

灰間たちは、この部屋に、

多くの魔族が入って来る事に気づき、驚く。

魔族の男A「くくくく・・・!!BARに助けを求めると、

こっちが困るからなァ。ちょっとは痛めつけねーとなァ。」

徳丸「な、何をやってんの!?

こんな時に騒ぎを起こしたら、

ホテルの皆さんに迷惑しちゃうでしょ!?」

魔族の女「馬鹿が!お前ら学園の連中以外、

この町に住んでいるのは全員、私ら魔族なんだよ!!

お前らこの町に来た人間を捕えるのが、

我らの趣味だ・・・!」

魔族の男B「この町は今や俺らの住み処となった!

お前らは俺らの家畜か食事となるんだよ!!」

魔族の男C「そして、お前ら以外の人間共は全て、

催眠魔法で眠らせてもらった。

もう助けは来ないわァ!!!」

複数の魔族が灰間たちに襲いかかる。

灰間「くっ!!おらああぁぁぁ!!」

灰間はパンチで魔族の男Aを殴り飛ばす。

魔族の男A「ぐあああぁぁぁぁ!!?」

日下部「はっ!!」

日下部はキックで魔族の女を倒す。

魔族の女「うわっ!!?」

魔族の男B「野郎・・・・!!」

残った魔族の二人がナイフを持ち出し、襲いかかる。

魔族の男C「死ねええぇぇぇ!!」

灰間と日下部「でええええぇぇぇぇぇぇい!!!!!」

灰間はキック、日下部はパンチで二人の魔族を倒す。

二人の魔族「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間「このホテルから脱出した方が良い!!

外へ行こう!!」


灰間たちはホテルから出て、

夜の篠塚町を走っていた。そこに。

灰間たち「おお・・・・っ!?」

灰間たちの前に、大勢の魔族がいた。この魔族たちが、

篠塚町の人間と全く同じ姿をしているのだ。

大勢の魔族「ひひひひひひひひひひひひひひ!!!!」

森下「きゃあっ!?」 徳丸「こ、怖い・・・!」

日下部「お前たちも魔族ね!?」

魔族の男「ああ・・・!そうさ。我々は、

この町の連中を封印し、

俺らがこの町の住人を演じてたのだ。

この町は我々の巣にして、人間たちを狩る事にしたのだ。

我々はお前たち人間を狩るのが趣味でなァ・・・。

はははははは!!!」

そして、大勢の魔族はそれぞれ凶器を持ち始めた。

その時、複数の銃声が響き、少数の魔族が倒れた。

魔族の男「何・・・・っ!?」

日下部「今の銃弾・・・!まさか!!」

灰間たちは別の方向を見る。

そこには、叶野と上川がいた。

叶野と上川がバルガンで少数の魔族を撃ったのだ。

叶野「やはり・・・!この町は魔族がいたんだな・・・!!」

上川「それも、この町の住人全員なんて、

聞いてないや!!」

徳丸「BARだァ!!!」 森下「来てくれたのね!!」

叶野「灰間!!日下部!!その3人を避難させろ!!」

上川「ここは僕たちが食い止める!!」

日下部「了解!!!」 灰間「行くぞ!!皆!!」

灰間たちは走った、大勢の魔族を叶野と上川に任せて。


灰間たちは篠塚町の別の地点を走る。

そこに、泣いている男の子がいた。

男の子「うえええええええぇぇぇぇぇん!!!」

徳丸「おっ!?ここに子供が泣いているぞ?」

森下「どうしたの?こんなところで・・・。」

徳丸と森下が泣いている男の子に近づく。

灰間「待て!!そのガキも魔族の一人だ!!」

その時、泣いている子供が急に泣くのを止め、

急に物凄い怒りをする。

男の子「ガアアアアアアァァァァァァァァウ!!!!!!」

男の子は悪鬼のような表情で徳丸と森下に迫る。

徳丸と森下「ひっ!!?」

その時、謎の鉄パイプが男の子の頭を殴りつけた。

男の子「ぐえ・・・・っ!!!」

魔族の子供は倒れた。

鉄パイプを使ったのは、例の女性であった。

女性「あ、危なかったわね・・・。」

灰間「あ、あなたは・・・あの時の!?」

女性「・・・・私は楠。

この町の住人の中で雄一の生き残りよ。」

日下部「雄一の生き残り・・・・?」

楠「そう・・・。私は、あの怪物の魔力から雄一逃れられて、

今でもこうして存在できるのよ・・・。」

灰間「怪物だと!?その怪物の魔力のせいで、

この町の人たちが行方不明となったのか・・・!?」

楠「ええ・・・。消えているだけだから、

今や生死すらわからない。

でも、魔族はその消えた人間たちに化けて、

この町を支配している・・・!」

つづく

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