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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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日下部「ええ・・・。相手は魔族だったわ。」

上川「そう言えば、あの噂のせいかな?最近、

女の人たちが次々と行方不明になっている事について。」

叶野「ああ。だが、日下部隊員の発言のおかげで、

その事件の黒幕も、魔族だと言う事がわかった。」

灰間「そうかよ・・・!あのクソ野郎共。また、

この地球で悪さをしてやがんな・・・。隊長!!

今すぐ、女性たちを浚った魔族たちを探索しましょう!

これ以上の犠牲者が増える前に・・・・!」

大神「ふむ。灰間の言う通り。魔族はまたも、

女性たちを狙うやろう。良し!灰間、叶野、上川は、

ただちに魔族の探索にあたれ!!ただし、殺してはあかん!!

女性たちを連れて去った場所の事を吐かせるんじゃ!!」

灰間、上川、叶野「了解!!!!!」

大神の命令を受けた灰間たちが走ろうとすると。

日下部「待って!!灰間!!」

日下部がそう言うと、灰間は足を止める。

日下部「・・・どうして、私の事を責めないの?」

灰間「こんな時に何、聞いてんだ?」

日下部「だって、私。

あなたの大切な友達を救えなかったのよ!?

むしろ、戦いに巻き込んでしまったと思うわ・・・。

そんな彼女を助ける事ができなかった私に、

どうして何も言わないのよ!?

どうして、罵ったり殴ったり罰を与えようとしたりしないの!!?」

日下部は切なそうにそう言う。日下部は悔しいのだ。

灰間の大切な友人の野口を助けられなかった自分を、

せめて怒らない灰間に対して。日下部はこう思うだろう。

軍人なら、大きな失敗をすれば必ず責められるものであると。

だが、灰間は日下部を責めない。

灰間「・・・・別にお前が悪いってワケじゃねーよ。

悪いのは全部、魔族だろ?

俺がギッタギタにすんのは魔族だけよ。

安心しろよ。野口は必ず俺が助けて見せる。今回の魔族は、

女性だけを襲うだろう。

だから、お前はここにいろ。ここが安全だからな。」

叶野「灰間!!何をしている!!」

灰間「っ!?す、すまん・・・・!」

こうして、灰間たちは司令室から出た。

日下部「・・・・何よ。ここでかっこつけちゃってさ・・・。」

大神「いや。灰間の言う事は正しいぞ。日下部。」

日下部「大神隊長・・・。」

大神「おどれは灰間の友達を一生懸命に守っただろ?」

日下部「でも、助けられませんでした・・・。

私が不甲斐ないせいで・・・。」

大神「確かに、不甲斐ない事もするじゃろう。だが、安心してくれ。

灰間の友達さんは、灰間たちが助けるけ。お前は、

何も責任を感じんで良え。

お前が救えなかった者が救われるんじゃい。」

それに、お前は一人ではない。仲間がいるんど。」

日下部「仲間・・・・ですか。」

大神「うむ。その仲間を信じる事も、

自分の力の一部と思えば良えかも知れんど?」

日下部「そうですか。・・・・・っ。」


野口は今、とても暗い場所で眠っていた。そして、目を覚まそうとした。

野口「う、ううん・・・・。はっ!?こ、ここは・・・・!?」

目覚めた野口が見たのは、何やら恐ろしい光景であった。

自分の周りには、

それぞれすすり泣いている女性たち数人だけであった。

野口「もしかして、ここは檻の中・・・!?」

そう。野口は数人の女性たちと共に檻に閉じ込められていた。

そして、その檻から見える光景を野口は見て、驚いてしまう。

野口「・・・・・っ!!?こ、これは・・・!」

女性A「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

女性B「助けてええええぇぇぇぇぇ!!!えぎゃ!!!」

女性C「んあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

女性D「痛いよおおおぉぉぉぉぉ!!!」

多くの女性たちが地獄の責め具を受けて、悲鳴をあげていた。

それぞれ、様々な方法で苦痛を受けている。

そのせいで、少数が死んでしまう。

その女性たちを痛めつけているのは、魔族の男たちであった。

魔族A「ぎゃはははははははははははは!!!!」

魔族B「おらぁ!!!泣け!!喚け!!」

魔族C「ちね!!びゃーか!!このくしょ人間ぎゃ!!!」

魔族D「ちあわちぇええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」

野口「な、何ここ・・・!?一体、どうなっているの・・・・!?」

その時、檻の近くに、顔が醜くとても屈強している男が来た。

謎の男「ぐふふふふふ・・・・!!どうよ?新人共。」

野口「あの・・・。ここ、どこですか!?」

謎の男「ここは地獄さ。我ら魔族が、お前ら地球人の女共を、

遊び道具として扱う楽しい地獄よ!

俺はバクゴン!!この地獄の主だ!!」

野口「ま、魔族・・・・!?」

バクゴン「おお。そうだよ!よーく見ておけよ?

てめーらも、いずれああなるんだよ!!今日も俺好みの、

玩具が多いなァ。特にお前が・・・!

ぐははははははは!!!」

バクゴンは野口の頬に触れて、檻から離れていった。

野口「ど、どうしよう・・・!このままじゃ・・・。」

女の子の声「ふえええええぇぇぇぇぇぇぇん!!」

その時、野口は女の子の泣く声に驚く。そう。

その女の子がすぐ近くにいた。髪は短いが、少し長めであった。

野口(こ、こんな小さな子まで手を出そうとするなんて・・・!

魔族・・・。許せないわ・・・!)

女の子「ひっく・・・!ひっぐ・・・・!っ!?」

野口は女の子の頭を撫でて、優しくこう言う。

野口「もう大丈夫よ。私が助けてあげるから・・・。」

女の子「・・・本当?お姉ちゃん。私を助けてくれるの?」

野口「ええ・・・・。」

他の女性A「無理よ・・・。ここに閉じ込められた以上、

もうどうする事もできないのよ・・・・!」

他の女性B「私たち。

もう魔族に酷い事をされるしか道はないんだよ?」

他の女性C「携帯もとられたし、助けも来てくれないわよ!!」

女の子「そ、そんな・・・・っ!」 女の子がまた泣き出そうとする。

野口「諦めないで!皆!!まだ、助かる道はあるハズです!!

よく考えてみてください!!もしかすると、

この檻から出られるどころか、

この地獄から抜けられるかと思います!!」

他の女性A「どうやって、抜けられるの?」

つづく

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