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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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頭が赤く大きい角で、胸には獣のような顔があった。

両腕には大砲のような物があり、下半身では足がなく、

太く長い尻尾だけであった。この不気味な怪物こそ、

冥界怪獣の一匹、ジリンダスであった。

ジリンダス「キャオオオォォォォォン」

サキ「か、怪獣だわ!!!」

ウルトラマンクリスタル「やはり、そうだったのか・・・・!」

ジリンダスは海を移動して、船に迫っていく。

それを船内から人々は恐怖に怯え、逃げようと騒ぎを起こす。

人々「うわあああぁぁぁぁ!!!!」 「こっちに来るぞおぉ~っ!!


そして、モモたちも個室の窓から、怪獣が来るのを見た。

モモ「怪獣が出たわね!!・・・モモより本部へ!モモより本部へ!」

モモがシーバーで本部に連絡している間に、

二人の夫婦は迫るジリンダスに恐怖を感じる。

クリフ「か、怪獣だ!!!」 チェリー「私達も逃げなきゃ!!」

アレルヤ「大丈夫だよ!!」

クリフ&チェリー「え・・・・?」

アレルヤ「だって、ウルトラマンクリスタルが守ってくれるもん!!」

マリー「・・・・そうよ!きっと、私達を守ってくれるわ!!」

クリフ「アレルヤ・・・。」 チェリー「マリー・・・。」

クリフとチェリーは二人の子供の信じる心に感動し、おとなしくなる。


ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!ショワッチ!!」

そして、クリスタルは巨大なジリンダスを倒すために、巨大化した。

船の上に立つクリスタルを見たジリンダスは、怒るように吼える。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォン」

ウルトラマンクリスタル「む・・・っ!でやああぁぁぁ!!!」

クリスタルは船からジャンプして、ジリンダスに空中キックをお見舞いする。

怪獣はこれを受け、後ろの海面に沈み込む。

クリスタルがそんな敵に馬乗りになる。

ウルトラマンクリスタル「ぬうぅぅ・・・!でや!!とう!!」

クリスタルはジリンダスの顔を何度か殴るが、怪獣は負けずに、

両目を光らせて、その光でクリスタルを弾き飛ばした。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!!」 クリスタルは少し離れた海に落ちる。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォン」

ジリンダスは海に潜ると、クリスタルも海へ潜る。海中での戦いが始まる。

ウルトラマンクリスタル「シュワアアァァァァ!!!」

クリスタルはジリンダスに素早いパンチを打つ。ジリンダスはこれを受けてさがる。

ウルトラマンクリスタル「クリスタルレーザー!!!」

クリスタルはクリスタルレーザーで攻撃する。だが、

ジリンダスは海中を素早く移動して、それを避けた。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!?うわっ!!」

そして、ジリンダスは長い尻尾を振って、クリスタルに大打撃を与えた。

ジリンダス「キャオオオオォォォォォォン」 さらに怪獣は頭の角で突進してきた。

怪獣ジリンダスは海中では素早く移動する事ができるのだ。

クリスタルに突進してくるジリンダス。そんな怪獣に右の方向2発の魚雷が命中。

ジリンダス「キャオオオオオオオォォォォン」 

ジリンダスは怒って、その方向を見る。

そこに、マリーンラッシュが来ていた。ジリンダスを攻撃したのは、

操縦するテブリッシュ、シュドー、イチゴの3人であった。

テブリッシュ「敵は奇怪な生物だ!!クリスタルと一緒に戦うんだ!!」

シュドー「よっしゃ!寸止めまで撃ちまくってやるぜ!!」

イチゴ「運転は任せて!!」 マリーンラッシュは複数の魚雷で敵を攻撃。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォン」 ジリンダスはマリーンラッシュを、

破壊しようと泳ぐ。

後ろからクリスタルがそうはさせまいと怪獣を羽交い絞めする。

ウルトラマンクリスタル「シュワッ!!」 ところが、ジリンダスは突然、

上へと移動を始めた。クリスタルを振り放すつもりだ。

ウルトラマンクリスタル「う・・・っ!えぃ!」 クリスタルは怪獣から離れる。

ジリンダスは素早くクリスタルを殴ろうとするが、

クリスタルが手刀で受け止める。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォォン」 ジリンダスはもう片方の、

手?でクリスタルを殴る。クリスタルは激痛でジリンダスからさがる。

ウルトラマンクリスタル「ぐはああぁぁっ!!」 マリーンラッシュが魚雷連発で、

ジリンダスを攻撃した。ひるんだ怪獣にクリスタルは海中キックを打ち込む。

ウルトラマンクリスタル「ショワアアァァァァッ!!」 

キックが見事、怪獣にヒット。

そして、クリスタルとジリンダスは海上へあがりながら、殴り合いをしていた。

ジリンダスのアッパーがクリスタルを襲い、クリスタルはさがった。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!エクセリック光線!!!」

クリスタルは必殺のエクセリック光線を発射した。これで怪獣を倒す・・・。

ハズだった。ジリンダスはクリスタルのエクセリック光線を、

右手の大砲で吸い寄せた。クリスタルや隊員たちはこれを見て、驚く。

ウルトラマンクリスタル「っ!!!エ・・・エクセリック光線が・・・・・!!!」

シュドー「きゅ・・・吸収されちまった・・・!!」

だが、それだけに驚いては困る。

ジリンダスは左手の大砲がクリスタルを向ける。すると、

そこからエクセリック光線が発射してきた。その光線をまともに受けるクリスタル。

ウルトラマンクリスタル「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

テブリッシュ「怪獣は・・・ウルトラマンの必殺技をコピーしたと言うのか!?」

シャドー「ふふふふ・・・・。そう。ジリンダスの最大のマジックは、

敵の攻撃を跳ね返す事。

相手の力を自分の力に変えるマジックはすっごくレアよ。」

シャドーはどこかの個室で戦いを見ながら、そう呟いていた。

自身の光線を浴びたクリスタルは強烈なダメージに耐えていた。

ジリンダス「キャオオオォォォォォン」 ジリンダスは頭の角を光らせる。

その時、クリスタルが急に頭を抱えて苦しみ出す。

ウルトラマンクリスタル「うあ・・・っ!うぅぅ・・・・!!」

クリスタルの目線にはジリンダスが無数に見えてきた。

怪獣は幻覚魔法を使ったのだ。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォォォン」

さらにジリンダスは口から複数のナイフを発射して、クリスタルを攻撃する。

多くのナイフがクリスタルの身体に刺さり、爆発する。これは大ダメージだ。

ウルトラマンクリスタル「ぐわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

クリスタルのカラータイマーが赤に変わった。もう3分に近くなっているのだ。

ジリンダスは両手の大砲からバルカンを無数連射して、クリスタルを苦しめた。


モモ「まずいわ・・・っ!この怪獣・・・ヤケに強いわね・・・・。」

アレルヤ「でも、どんな怪獣だってクリスタルは負けないよ!!

頑張れ!!クリスタル!!怪獣をやっつけてええええぇぇぇぇぇ!!!!!」

チェリー「そうよ!!クリスタル!!あなたは私達の天使!!

私達の・・・私達の生んだ子供たちの未来を守るために、負けないで!!!」

クリフ「そうだ!!僕らの夢と希望を守れるのはあなたしかいないんだ!!!」

マリー「あなたは私達の希望!!だから・・・頑張って!!!!」


サキ「クリスタル・・・・!勝って!!!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!おおおぉぉぉぉ・・・・!!」

皆の応援を受けたクリスタルは気合で立ち上がり、怪獣のバルカン連射に耐える。

ジリンダス「キャオオオオォォォォォォン」 怪獣はクリスタルの根性に驚き、

バルカン連射をやめ、今度は再びナイフを無数に発射した。

ウルトラマンクリスタル「はっ!!ショワ!!てやあぁぁっ!!」


クリスタルは手刀で次々とナイフを叩き落す。

今のクリスタルには闘志が溢れている。

ジリンダスはこれに怒り、クリスタルにかかろうと泳ぎ、彼と組み合いに入る。

ウルトラマンクリスタル「むっ!ぬうぅぅ・・・!!」

ジリンダス「キャオオオオオオォォォォン」 怪獣は尻尾でクリスタルを巻きつける。

ウルトラマンクリスタル「うっ!・・・・・っ!!シュア!!えい!!」

クリスタルはジリンダスの頭にチョップ、顔に手刀を打った。

ウルトラマンクリスタル「むん!!ウルトラ・ジェット・スイング!!!!!」

クリスタルはジリンダスの尻尾を掴み、それで怪獣を振り回して投げ飛ばした。

ジリンダスは遠くの海に落とされ、怒って右手の大砲からバルカンを連射。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!」 クリスタルはジャンプして、回避した。

ジリンダス「キャオオオオオオオォォォォォォォォォォン」

怪獣は左手の大砲でバルカン連射する。

クリスタルはそれをウルトラバーリヤで防ぐ。

ウルトラマンクリスタル「ウルトラバーリヤ!!!」

サキ「・・・・・っ!」 サキは祈るように両手を組む。

ウルトラマンクリスタル「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

エクセリックドリームフラッシャー!!!!!!!」

そして、クリスタルはピンク色のエクセリック光線を発射した。

ジリンダスはそれを右手の大砲で吸収する。だが、突如に、

ジリンダスの頭が爆発し、身体もついに爆発して死んでしまった。

パワーアップしたエクセリック光線を吸収できなかったジリンダスの、

身体はその強大な力に耐えられずに爆発してしまった。かくして、

ウルトラマンクリスタルの強化版エクセリック光線、

エクセリックドリームフラッシャーが勝利を収めたのだ。


アレルヤ「やったあああぁぁぁぁ!!クリスタルが勝ったぞォ!!!」

アレルヤはクリスタルの勝利に喜び、はしゃいだ。

モモ(よくやったわ。我が弟・・・。)

そして、クリスタルは光となって消えていった。


サキは船内の廊下でコリスを探していた。モモたちも手伝っているそうだ。

サキ「コリス君!!コリスくううぅぅぅぅん!!!」

マリー「サキさああぁぁぁぁぁん!!!」 その時、マリーが走って来た。

サキ「マリーちゃん!!コリス君は見つかったの!?」

マリー「はい!!こっちです!!」 マリーはサキを連れて、コリスのところへ。


甲板でコリスが倒れていた。そんな彼をモモたちが心配するように見ていた。

そこに、サキやマリーが来た。サキはコリスを見て、彼に近づく。

サキ「っ!コリス君!!!」 クリフ「大丈夫!気を失っているだけだ。」

チェリー「この子、何故か海に落ちていたから・・・。」

アレルヤ「DGCの人たちが助けてくれたけど・・・。」

サキ「海に落ちて・・・・?・・・っ!」

サキは自身の顔に、コリスの顔を近づける。そして、互いの唇が重ねていく。

その時、コリスは目覚めた。

サキは彼の顔から離れて、彼が目覚めた事に感激する。

コリス「・・・・っ。サ・・・サキさん・・・。」 サキ「コリス君・・・・・!」

コリスはゆっくりと立った。サキは人工呼吸でコリスを救ったのだ。

コリス「ありがとうございます。サキさん・・・。」 サキ「・・・・うん。」

チェリー「・・・・二人とも。ああやって、私達は恋を芽生えたのよ。」

アレルヤ「これが・・・・。」 マリー「恋・・・。」

そして、一同は沈む夕日を見つめていました。船で見る夕日は、

平和と愛に満ちた輝きが満ちています。

サキはコリスを見て、何かを思いました。

サキ(・・・・もしかして、コリス君。あなたが・・・・。)

サキはコリスの秘密を知り始めましたのかも知れません。

コリスとサキ。二人の関係はどんな方向へ進むのでしょうか・・・?

次回につづく

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