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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル  第47話・悪魔のエゴ

腐生人間
亡霊少女
冥界仮面・ゴダル
登場

世の中は常に平和だと思っている人は多くいると思うだろう。

だが、それはきっと思い上がりである。現実を見るのだ。

そう。人々は今でも争いを続けているのだ。戦争で、

血を流して死んだ者。奴隷として悪のために働かされて死んだ者。

他にも様々な悪の欲望で死んだ罪なき人々。

彼らは戦争を好む悪鬼たちによって殺された人たちなのだ。

もし、その死んだハズの彼らが地獄から蘇ったとしたら・・・?

これはそんなもしもの邪悪な物語である。

ハリー邸で、コリスとハリーはテレビを見ていた。

その映像には、戦車に歩兵、さらに戦闘機に戦艦などが、

敵味方入り乱れて戦っていた。これは戦争である。

アナウンサー『このように、一部の人々はそれぞれの欲望で、

戦争を行っています。征服された国の人たちは、

奴隷とされたり、虐めを受けたり差別されます。

中には死んだ人たちがいます。ですが、誰も助けに来ません。

負けた者たちに希望などありません。・・・ですが、安心してください。

これは昔の話です。今は怪獣や宇宙人による災害で、

戦争などしている場合ではありませんから・・・・・。』

コリス「酷い・・・。現実にそんな事があったなんて・・・。」

ハリー「戦争なんて、大昔・・・・いや、最初からあったんだよ。」

コリスは戦争の残酷さを知り、

悲しそうであった。ハリーも気にくわない表情である。

コリス「最初から・・・・?」

ハリー「たとえば、恐竜時代では常に恐竜たちが戦争していた・・・とかな。」

コリス「そ、そうですか・・・;」

ハリー「けど・・・。確かに戦争は嫌だよな?怪獣事件の方がマシだぜ。」

コリス「・・・なんとか戦争で苦しんでいる人たちを、

助ける方法はなかったのでしょうか?」

ハリー「・・・・それがあったら、とっくの昔にやってたさ・・・。

それだけじゃねェ。どっかの立ちの悪い大人たちが欲望のために、

罪のねェ奴等を襲っている。そいつらもきっと、戦争をしたいそうだけどな。」

コリス「・・・・・っ。」 コリスは苦悩しそうであった。

何故、人間同士の戦いで苦しむ人間がいなければならないのか。


その夜。とある町の高校生たちが楽しそうに歩いていた。

高校生の男A「いやぁ。あいつったら、とってもざまぁねーな!」

高校生の男B「ほんとw俺らの虐めに耐えられなくて自殺とか笑える。」

高校生の女「だっさァwもう少し待てば、殺す予定だったのにwwww」

高校生たちは笑っていた。どうやら、この輩たちは虐めを楽しんでいたのだ。

高校生の男A「やっぱ弱者は強者に従うべきだよなァwwwん?」

その時、高校生たちは足を止める。目の前に誰かがいるからだ。

高校生A「・・・・っ!お、お前は・・・死んだハズだよな・・・!?」

突然、怯える一同の前には少しだけ身体が崩れそうな少年がいた。

きっと、その少年が虐めを受けた人だろう。だが、この人は自殺したと聞くが・・・。

高校生の女「嘘っ!?あんた、自殺したじゃん!?それが何で・・・。」

高校生の男B「っ!!み、見ろ!!周りにも変な奴らが・・・・!!」

高校生たちは周囲を見て、さらに怯える。そう。その周囲には、

少年と同じ身体が腐りかけた人々がいるからだ。

少年「オ前ラハ殺ス・・・。殺ス・・・!」

腐った人々「一緒ニ殺ソウ・・・一緒ニ殺ソウ・・・・!」

高校生の男A「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

そして、腐った者たちは一斉に高校生たちに襲うかかった。


次の日。DGC基地の司令室では、

隊員たちが夜の町での事件を聞いて驚いていた。

シュドー「ええっ!?高校生たちが襲われた!?」

テブリッシュ「それも、人間たちにですか!?」

モモ「ええ。でも、その人たちは少し違うところがあるのよ。」

サキ「違うところ・・・?」

モモ「その襲った人間たちは、関係者たちの情報によると、

その人たちは既に死んでいるらしいのよ。」

高校生を襲った人たちが死んでいると聞いて驚く隊員たち。

シュドー「死んだ!?死んだなら、この世に存在できるハズないっしょ?」

テブリッシュ「もしかして・・・ゾンビになったとか・・・?」

モモ「可能性は高いわね・・・。」

確かにゾンビは死んだ人間が動けると言う恐ろしい存在であるが・・・。

サキ「もしかして、新たな宇宙人がそれを使って・・・!?」

イチゴ「それとも、シャドーが・・・。」

モモ「いえ。残念ながら今回は奴等の仕業ではないわ。

そう・・・。今回の敵は我々人間なのよ・・・。」

コリス「・・・・・・っ!?」 コリスはそれを聞いて動揺する。

サキ「そんな・・・!次の敵が・・・・人間だなんて・・・・。」

サキもまた、信じられなかった。そして、他の隊員たちも。

イチゴ「どう言う事ですか・・・?まさか、人間が殺人を犯したからですか!?」

モモ「・・・・そんな意味もあるわ。そこで、

私はある人を呼んでおいたわ。・・・呼びたくなかったけどね・・・・。」

コリス「呼びたくなかった・・・・・?」

サキ「その、ある人とは一体誰なんです・・・?」

モモ「政府関係の人よ。今来るところだわ・・・。不安だけど。」

つづく

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