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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ゴルドラス「クアアアアアアァァァァァァ」

ゴルドラスは足音で地響きを鳴らしながら進行を始めた。

探検隊の一同は逃げ出した。

「わぁぁぁぁぁ!怪獣だあぁぁ!!」  「逃げろぉぉぉぉぉ!!」 「サーベルマンさんも早く!!」

サーベルマン「わかっておる!!ぬぅぅぅぅぅ・・・・一体何が・・・・・!!」

サーベルマンは歩くゴルドラスを見て、震えた。まさか、あのゴルドラスがいきなり復活するなどと・・・・。

サーベルマン「ありえぬ・・・・・!こんな事が・・・・・・!!」

「おお!!DGCだ!!」 「スカイラッシュが来てくれたぞ!!!」

夜空からスカイラッシュ部隊が飛んできた。

一号機はシュドー、二号機はテブリッシュ、ZEROはコリスがそれぞれ操縦していた。

シュドー「あれは・・・・・ゴルドラス!!あの怪獣は封印されているはず!?」

テブリッシュ「何者かが封印を解いたのか!?いや、そんな事はありえない!!」

コリス(・・・・・・・どうして、あの怪獣が?まさか・・・・!?)

コリスはネリーのあの言葉を思い出す。

ネリー『グッバイ・プリンス。』

コリス「・・・・・・ううん!そんな事ない!!!」

コリスはそう言うと、スカイラッシュZEROを加速させた。

テブリッシュ「おい!コリス!!」

シュドー「無茶すんな!!」

怪獣に近づきつつあるスカイラッシュZEROはレーザーバルカンを発射した。

ゴルドラス「クアアアアァァァァァァァァァ」

ゴルドラスはいきなりZEROに撃たれたが、ひるんでいない。

続いて、スカイラッシュ1やスカイラッシュ2も機関砲で攻撃した。

ゴルドラスは攻撃を受けたが、やはりひるんでいない。

コリス「くっ!僕たちの攻撃が効かないなんて・・・・・!!」

スカイラッシュ1とスカイラッシュ2が機関砲を連射した。

ゴルドラス「クアアアアァァァァァァァ」

攻撃を受けたゴルドラスは反撃に出る。口から火炎を吐き出した。

その火炎はスカイラッシュ1やスカイラッシュ2に向けたが、二機ともうまくかわせた。

ZEROはレーザー光線で怪獣の背中を撃った。

ゴルドラス「クアアアアアアアアアァァァァァァァァァ」 ビ―――――  ドカァァァァァァン

ゴルドラスは後ろから攻撃を受けたので、後ろから飛ぶZEROに向いてそれを睨む。

コリス「ディバイン・レーザー!!!!」

ZEROはディバイン・レーザーでゴルドラスを攻撃した。

ゴルドラス「クアアアアアアァァァァァァァァァ」

ゴルドラスはディバイン・レーザーを直接受けて、ひるんだ。

シュドー「怪獣がひるんだぜ!!」

テブリッシュ「今ならっ!!!」

一号機や二号機も機関砲でひるんだゴルドラスに集中攻撃した。

ゴルドラス「クアアアアアァァァァァァァ」

ゴルドラスは攻撃を受けすぎたため、何故かしゃがんだ。

シュドー「あいつ!地面に潜って逃げる気か!?」

テブリッシュ「そうはさせん!!」

一号機と二号機、ZEROは一斉に機関砲を発射し、ゴルドラスを攻撃した。

ゴルドラス「・・・・・・・・・・・・!・・・・・・・・・・!!」   ゴルドラスは攻撃を受ける。

すると、突然、黄色い霧が出てきて、ゴルドラスの体を包み込んだ。

コリス「あ!怪獣が逃げていく!!!」

霧が消えると、ゴルドラスも完全に消えていった。

シュドー「逃げやがった・・・・・・!」

テブリッシュ「・・・・・・!?見ろ!遺跡が!!」

古い神殿であったゴルドラ遺跡も怪獣の復活によって、今は廃墟となった。

シュドー「ひでぇ・・・・・!」

コリス「・・・・・・・は!!」

コリスは見た。廃墟となった遺跡にネリーが倒れているところを。

彼女は遺跡の瓦礫に挟めれていた。

コリス「・・・・・・・ゴルドラ遺跡に逃げ遅れた人が倒れています!!」

シュドー「なんだって!!?」

テブリッシュ「よし!今から救助に入る!」

そして、朝が来た。廃墟となった遺跡の前にたくさんの人が見ていた。

なお、遺跡では、科学局員や後から来たサキ、イチゴを加えたDGC隊員が探索していた。

イチゴ「本当に逃げ遅れた人がいるの?」

コリス「はい。この目ではっきり見ました。」

シュドー「む!?いたぞ!!あいつだろ!!?」

シュドーが指差すところに瓦礫に挟まれているネリーがいた。

サキ「女の子がこんな目に!!」

テブリッシュ「助けるぞ!!!」  隊員たちはネリーのところに走った。

シュドー「まずはこの瓦礫を・・・・・・!!」

シュドーとテブリッシュは一緒に瓦礫を持ち上げた。この瓦礫はタンスと同じ大きさだったらしい。

テブリッシュ&シュドー「そらっ!!!」

テブリッシュとシュドーはそのまま瓦礫を前に突き倒した。ネリーを挟む物はなくなった。

サキ「大丈夫!!?」

イチゴ「しっかり・・・・・・!!」  コリスとサキとイチゴは倒れているネリーに駆け寄る。

コリス「・・・!ネリーさん・・・・・!!」

イチゴ「知り合い?」

コリス「昨日、遺跡で会ったばかりです。」

サキ「じゃあ、なんとかしないと!」

イチゴ「脈を調べて!!」

サキ「はい!!」  サキはネリーの手首に触れた。

コリス「・・・・・・・・・。」

サキ「・・・・・・呼吸が・・・・・・。まだ生きています!」

イチゴ「よし!さっそく救急車に運ぼう。」

サキ&コリス「はい!!!」

こうして、ネリーは救急車に運ばれ、リライト病院に入院した。

一方、シャドーは自分の部屋でネリーが病室のベッドで眠っているところを見た。

シャドー「ネリマリスは怪獣にやられたそうね。でも、彼女はそんなんで死にはしないわ。

いずれ彼女は蘇る。ネリマリスが本気を出せば、怪獣などただの小動物よ!

・・・・・・・して、ゴダルの奴。本当にどこかに行ってしまうとはね・・・・・!

一体どこへ・・・・!?」

リライト病院の廊下でコリスとサキが歩いていた。

サキ「あのネリーさんって人、どんな人だった?」

コリス「え?あ・・・ああ・・・・・・・。」

コリスは昨日の事を頭に浮かべる。ネリーはコリスに不気味な笑みを見せた。

コリス(あの時のネリーさんは・・・・・・恐ろしい感じがしていた。

でも、あの人は人間なんだ。でも、何故・・・僕に睨んだあの表情が人間に見えないんだろ?

それに、僕の事・・・・・・プリンスだなんて・・・・・・。)

サキ「コリス君!」

コリス「!!あ、はい・・・。」

サキ「ここだよ。ネリーさんの病室は。」

コリス「ネリーさん・・・・・・。(よし!もし、目覚めたら聞いてみよう・・・・・!」

コリスとサキはネリーのいる病室に入った。

サキ&コリス「失礼しまーす!」

病室の中ではベッドがいっぱい並べてあるが、ネリー以外誰もいなかった。

二人はネリーの眠るベッドのところに来た。

サキ「・・・・・まだ安静が必要だって。少し私たちが様子見てみようか。」

コリス「は・・・・はい・・・・。(・・・・・・・・・・・・・・・)」

ネリーの寝ているときの表情は普通の少女と同じだ。しかし、コリスにとっては、

この表情からどこかおかしい感じがした。

DGC本部の司令室では、復活した怪獣ゴルドラスを懸命に追っていた。

モモ「イチゴ!怪獣ゴルドラスの現在地点は?」

モモはレーダーで怪獣を探しているイチゴに聞いた。

イチゴ「それが・・・・・まだわかりません。」

モモ「・・・・・・そうか。シュドー!テブリッシュ!ロード・ラッシュでパトロールしなさい!!」

シュドー&テブリッシュ「了解!!!!」

一方、とある街で、ゴダルが歩いていた。ゴダルは冥界にいた時の全裸の姿から、

黒い鎧のような衣装を着ていた。

ゴダル「・・・・・ここが人間界か・・・・・・。以前より汚れていったな・・・・・。」

ゴダルは周りの光景を見回りながらそう言った。

大人たちが静かに歩き、親子が楽しく遊んだりと平和に見えるではないか。

街だってデパートだの会社だの立派な建物が建てられている。

車が多くも走っている。どれも普通の社会らしい光景だ。

しかし、ゴダルにとってはそれが気に入らなかった。

この街でロードラッシュがパトロールのために走っていた。

シュドーが運転し、テブリッシュがレーダーを確認していた。

シュドー「奴の反応はあるか?」

テブリッシュ「それがまだ見つかってはいない。だが、奴はいつどこで出るかわからない。」

シュドー「怪獣め!見つけたらとっちめてやるぜ!ん?」   いきなり通信音が鳴った。

テブリッシュ「隊長からの連絡だ。こちら、テブリッシュ!」 テブリッシュはマイクを使った。

モモ『二人とも、パトロールはどう?』

テブリッシュ「それが、まだ見つかってません。」

シュドー「だいぶ時間が過ぎてるんですが、それでも気配が全くありません。」

モモ『・・・・・・じゃあ、少しだけ休憩してなさい。』

テブリッシュ「しかし・・・・・!」

モモ『疲れたままで走っちゃ後で体力がなくなるわよ。』

シュドー「・・・・わかりました。」

テブリッシュ「どうする?シュドー。」

シュドー「どうするっつってもなぁ・・・・・。」

テブリッシュ「・・・・・・・隊長の言うとおり、どこかに寄って休むか。」

シュドー「だな。」

ロードラッシュは漫画喫茶の前の到着し、二人はロードから降りて、そこに入った。

つづく

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