忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[442] [441] [440] [439] [438] [437] [436] [435] [434] [433] [432]

サキ「ひっ・・・・・・!?・・・・・・・・・。」

シャメルがレバーを引いたとたん、サキはいきなり青い光を浴びて、眠っていった。

シャメル「ショックシステム。これを受けたらどんな生物でも眠ってしまうわ・・・・・・。」

そして、夜を迎えた町に、光が発して、その光からコリスが姿を表した。

コリスはワーピルでマック学園の近くに来たのだ。

コリス「・・・・・・・・・あ!」

コリスは後ろを向く。そこにマック学園の入り口があった。

マック学園・3-1では、シャリオが眠っていた。そして、今目を覚まし、気がついた。

シャリオ「ウ・・・うぅ・・・ん・・・・・。」

シャリオはゆっくりと立った。

シャリオ「っ!?サ・・・・・・サキさん?サキさん!?」

シャリオは気づいていなかったのだ。サキはシャメルに捕らわれた事を。

しかし、彼女にとっては何故かサキがどこへ消えたかわからなかったのだ。

シャリオは教室を出て、廊下を走りながら、サキの名を呼んだ。

シャリオ「サキさん!!サキさぁぁん!!!」

シャリオは様々な教室を見ながらもサキを探した。大切な友達が消えるなんてありえない。

いや。むしろいなくなるなんて望まない。シャリオは友達であるサキを探し続けた。

シャリオ「サキさん!!」  シャリオは図書室に来た。そこに、シャメルの声が。

シャメル「お友達を探してるのね。シャリオ。」

シャリオ「!!お・・・・お母さん・・・・!!」

シャリオの前にシャメルが笑みを浮けべて来た。

シャメル「シャリオ。ついに上層部からの決定が下ったわ。」

シャリオ「え?じゃ・・・・・・じゃあ、この星を共存できるんですね!!?」

シャリオはやっとこの地球の人と友達になれると思い笑顔になる。

だが、甘かった。彼女は気づいてないのだ。

シャメル「共存?いえ、違うわ。」

シャリオ「え・・・・・・・?」   シャリオは違うと聞いて驚いた。不安そうな表情になる。

シャメル「この星は・・・・・・破壊するわ。地球人は死ぬのよ。」

シャリオ「そ・・・・そんな・・・・・!私、やっと地球人と友達に・・・・・!」

シャリオは発言を続けようとするが、シャメルに顎を触られたため、声を止める。

シャメル「友達?愚かね・・・・・・・・。私はこの星なんかどうでもいいのに・・・・・・。

いつまでこの星でくつろいでるつもり?それとも、この親である私に反感を持ってる?」

シャリオ「・・・・は・・・反感なんか持ってない・・・・・・・。

お母さんだってこの星好きだったんでしょ?あの時、私をこの学校に入れてくれのは知ってる。

でも、お母さんは友達を作るなっていったけど、この星に友達をいつか持ちたかったの!」

シャメル「まだ気づいてないみたいね?私はこの星なんか嫌いよ。」

シャメルはシャリオの顎から手を放す。すると、シャリオは突然土下座した。

シャリオ「お願いします!!・・・・・・この地球を・・・・・破壊しないで!!」

シャメル「・・・・・なぜ?」

シャリオ「私・・・・・この星が好き!たとえ母さんがこの星が嫌いでも、

私、この星の人と友達になりたいっ!!だからお願い!!この星は!!!」

シャメル「上層部からの命令は絶対よ。この星を占領せよとね。」

シャリオ「だったら、その上層部にお願いして!!この星を破壊しないでと!!」

シャメル「何故そんな事いうの?」

シャリオ「サキさんが言ったんです。【私は私。私にはやりたい事がある。

親に禁止されても、やりたいの。】・・・って。それから、【親の無理やりなんか・・・・。】とも。

その後は聞いてなかったけどわかる気がする。【親の無理やりなんかに縛られないで、

自由に生きて】って!!!だから・・・・・・・・。」

シャメル「そう・・・・・・。あなたは地球人に汚染されたのね・・・・・。」

シャメルはそう言うと、ナイフを持ち出す。シャリオを刺し殺すつもりだ。

シャリオ「私は汚染されてなんかない・・・・・お母さん・・・・・私・・・・・!!」

シャリオはそう言うとシャメルを押し出した。

シャメル「なっ!!?くぅっ!!!」 シャメルもシャリオを掴み押し合った。

シャリオ「んう!ええぃっ!!!」   シャリオは力いっぱいシャメルを突き飛ばす。

シャメル「ぐっ!!???ああ・・・・・・!!」

突き飛ばされたシャメルはすぐ本棚に隠れる。すると、そこから体中が青く、

頭に2本の角が突き出ている怪人が、キキキキココココと奇怪な音を発しながら出てきた。

その怪人こそがシャメルが変身した怪物でありシャイン星人の本当の姿である。

シャイン星人「・・・・・・・・!・・・・・・・・・・!!」

シャリオ「母さん・・・・・!?」

シャリオは逃げるために図書室の扉に向かうが、そこから青い光が発した。

これはシャイン星人の超能力で、シャリオをこの部屋の扉に近づけないようにした。

シャイン星人「・・・・・・・・・・・・・!!!」   キキキキココココキキキキココココ

シャイン星人は奇怪な音を発しながらシャリオに迫る。

シャリオ「くうううっ!!!」

シャリオはシャイン星人の体を掴むが、力がまだなく、星人に殴られる。

シャリオ「あうっ!!」   シャリオは本棚に叩きつけられ、その本棚とともに倒れた。

シャイン星人「・・・・・・・・・・・・!!」

シャイン星人は傷ついたシャリオをそのまま蹴り飛ばす。

シャリオ「あう!!お母さん・・・・・やめてっ!!!」

しかし、シャイン星人(シャメル)にはもう聞く耳もなくそのままシャリオに迫る。

シャリオ「きゃあああぁぁぁぁぁっ!!!!」

廊下では、コリスが歩いていた。すると、シャリオの悲鳴が聞こえた。

コリス「!?・・・・ここか!!」

コリスは右の方向にある扉を見た、それこそが、図書室の扉である。

コリスはすぐにその扉を開けた。

コリス「大丈夫ですか!?あっ!!!」

コリスは見た。シャリオを押し倒し彼女の服を脱がそうとしているシャイン星人の姿を。

コリス「な!くう!!」

コリスはすぐに星人を止めようとするが、既に気づいたシャイン星人がコリスを殴った。

コリス「くあ!!」

コリスはひるんだ。シャイン星人は図書室から出ようとすると、後ろからコリスに抑えれらる。

コリス「くっ!んんん・・・・!!」

シャイン星人「・・・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・!!!」

シャイン星人はコリスを払い、彼の前に向いた。コリスはウルトラ・シューターを構える。

コリス「宇宙星人!!!」

コリスはウルトラシューターを撃とうとするが、シャイン星人が突然走り出した。

シャイン星人「・・・・・・・・・!」

そして、勢いで両手を伸ばしコリスの首をつかみ出した。シューターはその衝撃で床に落ちる。

コリス「あ!!!」

さらに、シャイン星人はそのままコリスを押し出した。

コリス「あああっ!!ぐっ!!!うああぁぁっ!!!!」

コリスはシャイン星人に突き飛ばされ、倒れた本棚に隠れる。

すると、その本棚からウルトラマンクリスタルが飛び出した。

ウルトラマンクリスタル「でえええぇぇぇぇぇぇっ!!!!」

コリスは本棚に隠れ、等身大のウルトラマンクリスタルに変身していた。

シャイン星人「・・・・・・・・・・!??!?」

シャイン星人はウルトラマンを見て、驚く。そして、窓を突き破ってこの部屋から出た。

ウルトラマンクリスタル「っ!?ショワ!!!」

ウルトラマンもシャイン星人を追うべく、同じ窓を潜りぬいてこの部屋から出た。

夜の校舎はとても不気味で静かだった。そこに巨大な影が。そして青い光が発し、

巨大なシャイン星人が不気味な音とともに現れた。

シャイン星人「・・・・・・・・・・・・・・・」

またも青い光が発した。その光とともに同じく巨大化したウルトラマンクリスタルも静かに立っていた。

両者、静かに攻撃のチャンスを待っている。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ・・・・・・・!」

ウルトラマンクリスタルは戦闘の構えを取る。

シャイン星人「・・・・・・・・・」

シャイン星人は突然不気味な音を消し、静かにゆっくりと腕を組んだ。相手をなめているだろうか?

ウルトラマンクリスタル「ぬ・・・・・・・・・・!!」

ウルトラマンは攻撃するために走ろうとすると、いきなり宇宙人が消えた。

ウルトラマンクリスタル「う!!・・・ど、どこに・・・・・・!!」

ウルトラマンは敵がいきなり消えたので奴がどこにいるかわからなかった。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・・うわっ!!!」  カァッ

ウルトラマンはいきなり発した青い光を浴び、地面に叩きつけられる。

ウルトラマンクリスタル「くうう・・・・・・!!」

そして、再び青い光が発した。

ウルトラマンクリスタル「えっ!ぬ・・・・・・!」

クリスタルは両腕をクロスし、青い光から両目を守った。そして、すぐに両腕を開けて前を見る。

そこに、シャイン星人が不気味な音とともに薄く見えていた。

ウルトラマンクリスタル「っ!?ちいいっ!!」

ウルトラマンが走ると、シャイン星人は自然に消えていった。

ウルトラマンクリスタル「は!また消えた・・・・・・おお!!」

ウルトラマンは空を見て驚く。そこにシャイン星人の顔が見えてきた。

しかし、それだけではない。右の空にも同じ星人の顔が!

さらに、もう3つも・・・・・夜空に星人の顔が横に5つも並んでいた。

ウルトラマンクリスタル「くっ・・・・・!!こいつ・・・・一体・・・・・・む!?」

夜空の敵の分身に戸惑うウルトラマンは左の方向を向く。

町にシャイン星人の顔が見えてきた。

ウルトラマンクリスタル「この・・・・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタルは右手を敵に向けて。その手から白い光線を出した。

光線は星人にあたるが、まるで、効いてないかのように余裕に踊って、消えていった。

ウルトラマンクリスタル「クリスタルレーザーが効かない!?」

クリスタルがそう言うと、いきなり後ろからシャイン星人が現れ、

いきなり星人がすぐに後ろに気づき向いたウルトラマンを殴り飛ばす。

ウルトラマンクリスタル「うああああぁぁぁっ!!!?」

ウルトラマンクリスタルは殴られた衝撃で体育館ホールにぶつかってしまい、

ウルトラマンの重さに耐えられず体育館が崩れてしまう。

ちなみにクリスタルレーザーはさっきクリスタルが発射した光線の事である。

ウルトラマンクリスタル「ちいい・・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタルはゆっくりと立つ。

シャイン星人はウルトラマンの前にまるで笑っているかのように顔を上下に動かしていた。

ウルトラマンクリスタル「ムーン・ギロチン!!!!」

ウルトラマンクリスタルは左手を横に振って、横型のムーン・ギロチンを投げつけた。

シャイン星人「・・・・・・・・・!?・・・・・・・・・・・!!」  ズバ

シャイン星人は首を切断されてしまう。だが、切断された首が浮いている。

ウルトラマンクリスタル「何!?」

星人の首がそのままクリスタルに迫る。クリスタルはチョップでそれを弾いた。

ウルトラマンクリスタル「とう!!」

チョップに叩かれた首はそのままシャイン星人の体に戻り、シャイン星人は元の体に戻った。

シャイン星人「・・・・・・・無駄よ。いくらウルトラマンでも我々には敵わないわ・・・・・!」

ウルトラマンクリスタル「っ!?その声・・・・・・シャメルさん??」

ウルトラマンは星人の声を聞くと、その声がシャメルの声であると気づく。

ウルトラマンクリスタル「な・・・・・なぜ・・・・・!?」

シャイン星人「ふふふふふふふ・・・・・・・!!!」

一方、シャイン星人の部屋でサキが目覚め始めた。

サキ「う・・・・・ん・・・・・。はっ!!!」

サキはここが星人の基地であると気づき、動き出す。すると、何故か手足を縛ったベルトが破れた。

サキ「・・・・・よし!!・・・・・・そうだ!!シャリオさんが・・・・・・!!その前に隊長に連絡を・・・・!」

サキは携帯電話でモモに報告しようとした。

サキ「サキより本部へ!サキより本部へ!!」

モモ『こちら、モモ!どうしたの!?』

サキ「SHINR党のシャリオさんとシャメルさんの正体がわかりました!それは・・・・・・・。」

つづく

拍手[0回]

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック