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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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美しい顔の少年はそんな子供たちを見て、こう思った。

美しい顔の少年「・・・・・・・この世界の人間は・・・・こんなに明るかったのか・・・・・・。」

少女の声「ヘンリーさ~ん!」

美しい顔の少年「・・・ん?」

少女は美しい顔の少年、ヘンリーに向かって走ってきた。彼は少女の方に顔を向く。

しかし、ヘンリーとは、以前暴れた怪人と同じ名前だが・・・・・・?

ヘンリー「どうしたの?ヴィレッタ。」

少女の名前はヴィレッタ。ヴィレッタは明るい少女だが、ヘンリーは少し無表情な少年だった。

ヴィレッタ「今日、くじびきで引いたんだけどね!二位があたったの!」

ヘンリー「それで?」

ヴィレッタ「それでね・・・・・・今度、公開される映画「ひまわりっ!!VS魔法少女リリカルなのは」の、

前売り券チケットが貰えたのよ。ちょうど二人分なの。」

ヘンリー「で?僕も見てもらうって事?」

ヴィレッタ「うん。」

ヘンリー「・・・・仕方がないな・・・・・。その映画はいつ公開するの?」

ヴィレッタ「ええっと・・・・・来週・・・・かな?」

ヘンリー「そうか・・・・・・。・・・・・っ!!?」

ヘンリーは右の辺の木に向けた。彼が睨んでいる木の後ろには謎の少年がいた。

ヘンリーはその少年に感知されている事に気づいたのだ。

ヴィレッタ「どうしたの?」

ヘンリー「・・・・ん?あ、いや・・・・・。」

ヘンリーはヴィレッタに声をかけられて、彼女の方に向いた。

ヴィレッタ「じゃ、うち来る?」

ヘンリー「いや・・・・前に来たから・・・・。」

ヴィレッタ「そんな事いわずにw友達もいるからww」

ヘンリー「・・・・・ああ。」

ヘンリーはヴィレッタに腕を抱かれたため、仕方なく彼女の要望に答えた。

二人は歩いて、公園から出た。その時、木に隠れていた少年が出てきた。

少年「・・・・・・ちっ・・・!」

少年はヘンリーとヴィレッタを見て、憎悪を感じた。よく見れば少年は茶髪であった。

町並みを歩くヘンリーとヴィレッタ。しかし、彼らの前にチンピラ二人組が現われた。

チンピラA「へぇ・・・・かわいいお子ちゃんどもだねぇ!」 

チンピラB「ねえ、俺らと飲みに行かない?」

ヴィレッタ「な・・・・・なんですか・・・あなたたち・・・・・!」

ヘンリー「断る。」

ヴィレッタは怯え、ヘンリーは冷静に断った。

チンピラA「は?なんだこのガキ!」

チンピラB「なんか文句あるかよ?」

ヘンリー「あるね・・・・・・死ね。」

チンピラB「はあああ?ふざけんじゃ・・・・ぐはっ!!!」

チンピラBが怒ってしゃべってる途中に、いきなりヘンリーに腹を殴られる。

チンピラA「このガキャアアアァァ!!」

ヘンリー「む?・・・・でぃ!!」

チンピラAが殴りかかろうとすると、ヘンリーがそのチンピラに回し蹴りをくらわす。

チンピラA「うおっ!?」

さらに、ヘンリーはそのキックを受けてふらふらのチンピラに顔に連続パンチを打ち込み続けた。

チンピラA「ぶっ!!ぐほ!が!ぐあああ!!」

チンピラAが倒れた。チンピラBは怯え、ヘンリーは今度はチンピラBに顔を向ける。

チンピラB「ま・・・・待ってくれ!!俺たちが悪かった!!」

ヘンリー「うおおおおおおお・・・・・・!!」   ガッ  バキッバキッバキッバキッバキッ

ヘンリーはチンピラの頭を掴み、顔面に力いっぱい拳を打ち込み、それを何回も繰り返した。

チンピラB「あが・・・・・あがががががが・・・・・・・。」

チンピラBはヘンリーに頭を放されると、力尽きて倒れた。

ヘンリー「愚かな・・・・・・・・・。」

ヴィレッタ「ヘンリーさん。」

ヘンリー「!?」

ヴィレッタ「・・・・・・ありがとう・・・・・。」

ヘンリー「ありがとう?別に助けるつもりはないが。」

ヴィレッタ「それでもいいわ。じゃ、行きましょ。」

ヘンリー(こいつ・・・・なんで僕の前なら笑っていられるんだ・・・・・・。)

ヘンリーは不思議に思った。ヴィレッタは初めはチンピラに怯えたが、彼がそのチンピラをやっつけた。

ヴィレッタはヘンリーにお礼をした。だが、ヘンリーは何事も思わなかった。

ヘンリーはヴィレッタにこう思った。・・・なぜ、僕の前なら笑っていられる・・・・・と。

DGC本部・司令室で、コリスはテーブルで考え込んでいた。

サキ「どうしたの?コリス君。」

コリス「・・・・あ!ええ・・・・・昨日の巨人の事で・・・・・。」

サキ「うん・・・・・・あの巨人強かったわね・・・・・・。なんとかしなくちゃっ!!」

コリスもし、あの巨人がヘンリーだったら・・・・・・・・。

お姉さんはどうするのだろうか・・・・・・。僕は・・・・・・・・。)

シュドー「あの巨人・・・・・いつ出てくるだろうな・・・・!」

テブリッシュ「奴はこの地球を征服しようとしている・・・・・宇宙人だろうか?」

モモ「奴は宇宙人ではないわ!」

シュドー「え?どうしてわかるんですか?」

モモ「あ・・・・いや・・・・・とにかく私はそんな気がしただけよ!」

コリス「姉さん・・・・・・・;」

モモ「それより、また事件が起きたの。」

イチゴ「また事件ですか?」

モモ「・・・・・最近、ニューヨークに、3間前から人々がいなくなっているの。

その人々を見つけたけど、彼らは既に何者かに殺されて、死んでいるわ。

その後、また人々が蒸発している・・・・・何者かの仕業らしいわ。」

サキ「酷い・・・・・・・!!」

テブリッシュ「まるで殺人事件だな・・・・・!」

シュドー「でも、殺人事件ならFBIやらSPKやらに任せればいいんじゃないですか?」

モモ「彼らもその事件を探っているけど、どうもうまく解決できない。そこで、我々DGCの出番ってわけよ!」

イチゴ「僕は元々怪事件担当のチームに属したから任務に参加する。」

コリス「あ!僕もいきます!!ニューヨークに行けば、何かわかるかも知れないから・・・・・。」

サキ「あ!私も・・・・いいですか?」

モモ「うーむ・・・・よし!イチゴ、サキ、コリスの三人は現場に急行。他の者は待機。いいわね!」

隊員たち「了解!!!」

その頃、ヘンリーとヴィレッタは、彼女の家に入っていた。

ヴィレッタ「ただいま~!」

ヘンリー「・・・・おじゃまします。」

ヴォレッタの母は二人を笑顔で迎えて返事した。

ヴォレッタの母「お帰りなさい。あら。ヘンリー君もどうぞ。友達なら二階にいますわよ。」

ヴィレッタ「は~いw」

ヘンリー「そうか・・・・・・。」

ヴィレッタとヘンリーは二階のヴィレッタの部屋に入った。そこには既に、数人の少女がいた。

ヴィレッタ「こんばんわ!皆!!」

「あ!ヴィレッタちゃん!」 「おじゃましてますわよ。」

ヘンリー「・・・・こんばんわ・・・・・・。」

「ああ、ヘンリー君もいたんだ!」 「ヘンリー君、男の子なのに可愛いよね。」 「緑の髪がよく似合うわ。」

ヴィレッタの友人たちは嬉しそうだった。ヴィレッタと友人たちは笑いながら話し合っていた。

ヴィレッタ「・・・・でね、ヘンリーさんと一緒に映画見に行くの!」

「ええ!うらやましい~!」 「あのなのはちゃんとひまわりちゃんが大活躍するお話でしょ?」

ヴイレッタ「それでね!みんなはひまわりとなのは、どっちがいいと思う?」

「ひまわり~!」 「なのはさんに決まってる!」 「ひまわりがいいわ。」

「やっぱりなのはよねぇ。強いから。」  みんなは楽しそうに答えた。

ヴィレッタ「私は・・・・・日向ひまわりよね!あの純粋さが可愛いのよ♪ヘンリーさんは?」

ヘンリー「え?僕も?・・・・じゃあ、高町なのは。なんとなく強そうだから・・・・・。」

ヴィレッタ「ああ!確かになのはちゃんもいいわよねぇw」

「ところでさあ、昨日のあの巨人・・・怖かったわねぇ・・・・・。」

「うん。任務とか言って暴れるし。」 「DGCでも手に負えないそうよ。」

ヘンリー「っ!!!????」

ヘンリーは友人たちの言葉を聞いて、驚いた。

ヘンリー(こいつら・・・・・・僕の行動を見たというのか・・・・・・・!?)

実は、あの巨人は・・・・・今、彼女たちといる少年ヘンリーであった。

ヴィレッタたちのところにいる少年こそが、昨日の巨人であった。

しかし、ヴィレッタたちはそのヘンリーの正体に気づいていない・・・・・・。

ヘンリー(・・・・・もし、今度、僕の正体がこいつらに見破られたら・・・・・!!)

ヴィレッタ「確かに昨日はどうなるかと思ったわ。」

「そうそう。」 「ウルトラマンクリスタルならどう戦うかしら?」

ヘンリー「ウルトラマンクリスタル?」

「え?知らないの?ヘンリー君。」

ヴィレッタ「ウルトラマンクリスタルはね、私たち人類を守ってくれるウルトラマンよ。

ウルトラマンはこの地球を怪獣から守る正義のヒーローなのよ。

クリスタルもそのヒーローの一人よ。」

ヘンリー(ウルトラマン・・・・・クリスタル・・・・・・・。僕の故郷でも聞いたぞ・・・!

もしや・・・・・奴ではないのか?・・・・マリンナーサの王子・・・・・・!!)

つづく

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