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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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清水「怪人は見つかった?」

野沢「まだです!!」

桜「こちらも見つかってません!」

清水「各分隊も懸命に捜査している!我々もできる限りでいくんだ!!」

野沢&桜「はいっ!!」

清水「手分けして探そう!!」

清水、野沢、桜はそれぞれ分かれてDADAIを探した。そんな3人をミラージュ・ザイスが、

空から見ていた。

ミラージュ・ザイス「くっ!SSPめ・・・・見つかったらまずいわ!

DADAI、一旦基地に戻るわよ!!」

桜「・・・・・・あ!!」

走る桜は、偶然にもDADAIを発見した。

桜「黒い怪人!!」

桜はピストルを構える。すると、DADAIは両手から紫の光波を出して、桜に浴びせた。

桜「はっ・・・・・!?」

DADAIの光波を浴びた桜は攻撃されたと思い、目を腕で隠した。

桜「・・・・・あれ?痛くない・・・・・?あ!!」

桜は確かに紫の光波を浴びた。だが、痛みが感じない・・・・。

桜は腕をどかせて、目の前の者を見る。そこには・・・・ボロボロな光次郎が!!

桜「こ・・・・・光次郎くん・・・・・?」

光次郎「君のせいで・・・・僕は駄目になったんだ・・・・・・・。」

光次郎はそう冷たく言うと、桜に弓矢を構えた。

桜「っ!?待って!!」

光次郎「君がSSPなんかに入らなければ・・・・僕は・・・・・・・。」

光次郎は矢を放った。そこに野沢と清水が駆けつけ・・・・・。

清水「月野隊員!!」

野沢「桜ちゃん!!」

清水と野沢が見たのは、何も傷つけてないのに悲しい顔して倒れている桜だった。

野沢「桜ちゃん!大丈夫!?」

清水「待て、傷一つ付いてない!月野隊員、大丈夫!!」

桜「こう・・・じろう・・・・くん・・・・・・・。」

一方、光次郎は桜たちとは違う道にいた。

光次郎「デス・ナイトめ・・・・・・!この町で事件が起きたから必ずここにいるはずだ!!」

光次郎は弓矢を持って、歩いていた。敵はそこにいると思うからだ。

すると、彼の目の前にDADAIの姿が現れた。

DADAI「・・・・・・・・・・!」

光次郎「噂の黒い怪人!?もしやデス・ナイトか!!?」

光次郎は弓矢をDADAIに向ける。すると、DADAIの顔が二つに分かれ、

そこから死んだはずの真奈美の顔があった。その瞬間、周りが暗い闇の世界となった。

光次郎「え・・・・・?まなみちゃん・・・・・・??」

真奈美?「そうだよ・・・・光次郎くん。会いたかった・・・・・。」

光次郎は弓矢を地面に落とした。そして、両目から涙が出る・・・・。

光次郎「・・・・真奈美ちゃん・・・・・。真奈美ちゃぁぁぁぁぁぁん!!!」

光次郎は真奈美に抱きつき、泣き出した。

光次郎「真奈美ちゃん!真奈美ちゃん!!うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」

真奈美「もう大丈夫だよ。今日から私があなたを育ててあげる。」

光次郎「うん・・・・ありがどう・・・・・・・。うううう・・・・。

僕・・・・もう真奈美ちゃんに会えないと思った。僕には真奈美ちゃんが必要だった・・・・。」

真奈美「ええ。あかりや桜のような野蛮な女より私に任せれば、あなたは幸せものよ。」

光次郎「え・・・・・・?」

真奈美「あなたは疑問を持っているでしょう。私が、桜やあかりの秘密、教えようか?」

真奈美と光次郎は離れた。真奈美は以外にも優しさのない笑みで、

光次郎はまだ涙が出たままで不安そうな表情だった。

真奈美「まずは・・・・桜の事・・・・教えようか・・・・・。あの時、覚えてる?

桜ちゃんが人を撃ったの・・・・・。」

光次郎「うん。桜ちゃん・・・なんであんな事するか・・・・・・。」

真奈美「桜ちゃんはね・・・・・SSPの隊員なの。」

光次郎「SSP?ジャンボ・ロイドと戦っている・・・・・・あの秘密特捜部隊?

なら、桜ちゃんは・・・・・・・。」

真奈美「そうよ。でも、SSPは仮の姿。本当はデス・ナイトを乗っ取って、

この世界の人間を狩っているもう一つの武装集団よ。」

光次郎「え・・・・・?まさか・・・・・桜ちゃんは・・・・・・・。」

光次郎は涙が止まらず後ろに下がる。桜は恐ろしい笑みで前に歩く。

真奈美「そうだよ。桜ちゃんは・・・・SSPの中で最強最悪の人殺しよ。

罪のない人だって平気で殺せる女よ。でも、安心して、私はそんな奴らからあなただけを守る、

救世主なの。だから、これからは、私と・・・・・・・。」

光次郎「ま・・・・・真奈美ちゃん・・・・・・。」

ミラージュ・ザイス「少し・・・・・・話・・・加工しましょうか。」

どこかに潜んでいるミラージュ・ザイスが呟いた。その時。

光次郎の後ろにピンク髪の少女がいた。

真奈美「あれは・・・・私の描いた擬人化カービィ!?」

真奈美が突然、怒りを表した声で叫ぶと、光次郎が後ろを向いた。

光次郎「え・・・・!?真奈美ちゃんのカービィ?なんで・・・・・?」

真奈美の描いた擬人化カービィ「光次郎くん・・・・好き・・・・・・・。」

光次郎「え?な、なんだよいきなり!?」

真奈美「光次郎君。」

光次郎「!!!?」

真奈美「あなた・・・・浮気したわね・・・・・?」

光次郎「そ、そんな事知るか!?このカービィがいきなり・・・・・・。」

真奈美「言ったわね・・・・私のカービィの悪口・・・・・・・・。」

光次郎「真奈美ちゃん・・・・!?」

真奈美「ふふふふふふふふ・・・・・!!」

真奈美が不気味に笑うと、体が変わり、ミラージュ・ザイスになった。

光次郎「き・・・・貴様は!?」

ミラージュ・ザイス「ウッフッフッフッフッフッフッフッフッフ」

ミラージュ・ザイスは美しい女性とは思えないほど不気味な笑い声で笑っていると、

次々とキャラクターたちが現れた。その背後にはいろんな文字が出てきた。

真奈美のサイトの住人?『てめー管理人殺したのお前かこら』

『オレは管理人が好きだったんだぞ!!ざけんな!!』  『敵討ちだ!!殺す!!』

『覚悟はできとんのかクソォッ!!!』 『キサマアアアアァァァァァァァ!!!!!』

『お前だけは!絶対に許さない!!ギイイィィィィィィィィィィ!!!!!』

『死ねえええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!』  『イキキキキキキキキキ』

暴言や怪人の鳴き声のような文字が次々と出た時、キャラたちが一斉に光次郎に襲い掛かる。

光次郎「う、うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!

こ、ころされる!!!コワイ!!シンジャウ!!!!タスケテクレ!!!!!

ダレカ!!!ダレカアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

光次郎は絶望したような声を叫んだ。

高町邸・光次郎の部屋

光次郎「あっ!!!!」

光次郎は突然、目を覚ました。光次郎は何時の間にこの部屋で眠ったかわからなかった。

光次郎「こ・・・・ここは僕の部屋?一体なぜ、あの真奈美ちゃんは一体・・・・・・。」

あかり「光次郎さん!!」

光次郎「あ・・・・あかりさん!!」

あかり「よかった!目を覚まして・・・・・・。」

あかりは涙しながら光次郎に抱きついた。

光次郎「ちょ・・・・あかりさん・・・・////」

あかり「あ、申し訳ございません・・・・・。」

光次郎(この温もり・・・・・・・優しい感じがした。彼女は・・・そんなに僕のことを思っているだろうか?

でも、真奈美ちゃんは言ってた・・・桜ちゃんやあかりさんは・・・・野蛮人だって・・・・・・。

でも、あかりさんは・・・・・・そうだ!僕には胸見せなかったし・・・・・彼女の胸になんの秘密が、

いや、ただの女の子の恥か・・・・・・。でも、あかりさん、どっか行った事あるし・・・・・・・。)

あかり「何を考えてるんですか?光次郎さん。」

光次郎「あ!いや、何も・・・・・・・。」

あかり「そうですか・・・・・。」

光次郎「・・・・そうだ!僕は・・・・あの黒い怪人と出会ったんだ!!」

あかり「っ!!!??」

あかりは突然の光次郎の言葉に驚いた。彼女は知っていたのだ、黒い怪人=DADAIと言うことが。

光次郎「すると、怪人が真奈美ちゃんが化けて・・・・ん?化けて?

そうだ!!怪人は幻覚を見せたんだ!!くそぅ!!そいつのせいで僕は・・・・・・。」

あかり「光次郎さん・・・・・。」

光次郎「あ!ごめん・・・・・・幻覚見て、むしゃくしゃしてつい・・・・・。」

光次郎は落ち込んだ声で謝るとあかりが優しく彼の頭を撫でた。

あかり「ごめんなさい・・・・・あとは・・・・任せてください・・・・・・。」

あかりはそう言うと、部屋から出た。

つづく

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