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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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春日「どうした?やけににぎやかじゃないか?」

清水「ええ。せっかくのクリスマスだからパーティがしたい・・・・・と。」

清水は少し笑った。春日もうれしそうだ。

春日「そうね。じゃあ、イブの日にパーティしましょうか。」

野沢「ほんとですか?わーいw」

野沢は喜んでいた。

桜「そうだ!理子ちゃんにも誘っておこっと♪」

清水「理子?ああ、第4分隊の隊員の花園理子か。」

桜「はい。理子ちゃんとは違う分隊でも、普段はとっても仲良しなんです。」

そこで、通信のサイレンが鳴った。

通信隊員「大変です!4-23市に謎の殺人事件が起こりました。」

野沢「えっ!?!?!?!?」

野沢は驚いた。そして、他の隊員たちも。

清水「クリスマスの前にとんでもない事が起きるとは・・・・・!」

通信隊員「警視庁の情報によると、犯人は中学生ぐらいの少女で、

手に異形な凶器が生えていると・・・・申しています。」

春日「そう・・・・・。諸君。再び事件が起きたわ!桜、清水、他5人は現場で行動。

野沢は通信隊員たちと一緒に連絡を担当。出動!!」

隊員たち「了解!!!」

清水「桜、アクターシックスに乗るわよ。」

桜「はい・・・・・!!」

アクター・シックスとはSSP第6分隊が使用する、輸送車である。

隊員たちを乗せることができるのはもちろん、武器だって多く収納できるのだ。

そして、SSP第6分隊、7人の隊員を乗せたアクター・シックスは現場へ向かった。

一方、光次郎は真奈美と別れて、家に帰っていた。

光次郎「ただいま。」

光次郎が玄関で靴を脱ぎ、廊下へあがると、前にあかりが笑顔でお迎えした。

あかり「おかえりなさいませ。ご主人様。」

光次郎「ご主人様?」

あかり「一度やってみたかったんです。メイドらしい・・・・ですか?」

光次郎「まあ・・・・そうだけど・・・・。」

あかり「はは。そうですか。ご飯は8時ごろにできるので、それまでお待ちください。」

光次郎「わかった。じゃあ、自分の部屋にいくよ。」

あかり「はい。」

光次郎は二階の自分の部屋に来て、パソコンをしていた。

光次郎「・・・・・・あの時、真奈美ちゃんは・・・・・。」

光次郎は帰りの途中の真奈美との会話を思い出していた。

真奈美(でも・・・一人だと寂しいよ・・・・。)

光次郎(でも、僕にはあかりっていうメイドがいるんだ。でも・・・・・。)

真奈美(そうだね。あかりさんがいるんだものね。・・・今度、2人で・・・・。)

光次郎(え?)

真奈美(あ、なんでもないよ!じゃあ、明日・・・・・いい事、話してあげる・・・・。

両親が失ったのは・・・・私と一緒だね・・・・そして、あの人も・・・・。)

光次郎(あ!待って・・・・!)

光次郎「・・・・真奈美ちゃん・・・なんか切なそうだった・・・・な・・・。

それより今、ニコ動で話題の「ドナルドのカオスMAD集」を見てみよう。面白そうかも知れないし。」

真奈美の家

真奈美は自分の部屋にいた。しかし、彼女はベッドで横になりながら涙を流していた・・・・。

真奈美「う・・・・ぐすっ・・・・・ううっ・・・・。父さん・・・・母さん・・・・・。」

真奈美の家はどの部屋でも普通とは変わりないが、両親はいない。

真奈美には両親がいなかったのだ。なぜって?答えは彼女の過去へ・・・・。

真奈美の過去

真奈美はまだ中学1年生の頃であった。その日は、父、母と一緒に遊園地に来た。

真奈美「ねえ、父さん。次、あそこに乗りたい!」

真奈美の父「ああ。ジェット・コースターか。でも、いいのか?

小学生の頃、怖くて乗るのがいやで泣いてたじゃないか?」

真奈美の母「いいですわよ。真奈美はもう中学生なのですよ。

さあ、真奈美、遠慮なくお乗り。ほら、父さんも。」

真奈美「うん!あの頃のトラウマを乗り越えにいってきま~す。」

真奈美の父「はは。随分と元気だな。」

真奈美は父と一緒にジェットコースターに乗っていた。とても楽しかったそうだ。

他にも様々なアトラクションを家族で楽しんだ。そんな楽しい出来事が過ぎ去り・・・・・。

真奈美の父「・・・もうすぐ夜だな・・・・。」

真奈美の母「他の人たちが帰っていくわ。そろそろ私たちも。」

真奈美「あー・・・面白かった。またいこうね!」

真奈美たちは遊園地から帰るべく駐車場へ歩いた。そして、その先に悲劇が・・・・・。

真奈美「・・・・・ん?」

真奈美は左の方向を見てみると、怪しい人たちが遊園地内を歩いている事を見かけた。

真奈美の母「どうしたの?真奈美?」

真奈美「怪しい人がいたの・・・・。」

真奈美の父「そうか・・・・。何かされぬように早く帰らねば・・・・。」

「うわぁぁぁぁぁ!!!!」

真奈美たち「・・・・!!?」

真奈美たちは後ろから男の悲鳴が聞こえた。真奈美は後ろの方に向いて走った。

その先には悲鳴をあげた男が倒れていた。それも胴体が切断された無残な姿で・・・・・。

真奈美「どうしたんですか!?」

男「うう・・・・・きを・・・つけろ・・・・・デ・・・・デス・・・・・ナイ・・ト・・・・デスナイト・・・・――――。」

男はそう言って、息を引き取った。男は死んでしまった・・・・・。

真奈美「デス・・・・ナイト・・・?くっ・・・・・!!」

真奈美は走った。

真奈美の母「どこいくの?真奈美!」

真奈美の父「そこは駐車場じゃないぞ!!」

真奈美「あの怪しい人たちが・・・・・・!!」

真奈美は怪しい人たちを追っていた。そして、彼女の前に怪しい人が!

真奈美「!!あなたたちは・・・・!!」

怪しい人「貴様・・・・何者だ・・・!?」

真奈美「まさか・・・・あなたたちがデスナイト!?」

怪しい人「ナニィ!?貴様・・・なぜ知っている?」

真奈美「知るわけないでしょ!!?あなたたちが殺した人がそう言って・・・・!」

怪しい人「ふん・・・・では、お前も死んでもらうとしよう・・・・!」

そう言うと、怪しい人は全身を包んでいる布状のベールを脱いだ。

すると、怪しい人は忍者のような服を着た少女になった。

真奈美「・・・!?忍者!?それに女の子・・・・?」

忍者のような少女「この遊園地を舞台に私の力を試そうとしたが・・・・・・。

貴様はそれを見た・・・・死ね。」

そういって少女は刀を出し、真奈美に斬りかかる。

真奈美(・・・・・!速い!間に合わない・・・・・!!!)

その時!   ズバババアァァァッ

真奈美「・・・・・・・・!!!!」

真奈美の前には自分を庇った父と母が切り落とされたという恐るべし場面だった。

真奈美「とうさん・・・・・かあさん・・・・・?」

つづく

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