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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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花園「・・・・あ!桜ちゃん!」  花園の元気な声を聞いた桜は彼女が来た事に気づく。

桜「・・・・・あ!理子ちゃん!こんにちわ。」

花園「・・・・あれ?この人たちは?」  花園は桜の後ろにいる二人に気づいた。

一人はどこかで見覚えがある人・・・。もう一つは全く知らない女の子であった。

青井「・・・あなたは第4分隊の隊員ですね。私は第6分隊の青井奈々です。

新しくSSPに入隊したばかりです。今後ともよろしくお願いします。」

花園「新人ね。こちらこそよろしくお願いします。」

光次郎「同じくSSPの第6分隊に入隊した高町光次郎です!」

花園「光次郎・・・・・?ああっ!!あなた、もしかしてひなまつりで・・・・・!!」

光次郎「覚えているかい?理子ちゃん。」

花園はそう聞くとひなまつり(第13話を参照。)の事を思い出す。その時の花園は、

高町邸で茶色い髪をした少女・・・・いや、女装した少年に会っていた。

その少年と今の少年は同一人物。花園はそれに気づき、やっと思い出す。

花園「思い出しました!あなたは・・・・かつてひなまつりで女装した高町光次郎さん!!」

光次郎「ぶっ!;お・・・思い出してくれたのはいいけど・・・ねぇ・・・・^^;」

花園「・・・・・あっ!すみません;・・・それはさておき、あなたもSSPの入ったのですね!?」

光次郎「ああ。僕もデスナイトの奴らと本気で戦い、桜ちゃんも守りたいと思ってな。」

花園「桜ちゃんを守るのですかぁ・・・。じゃあ、私と同じですね^^」

光次郎「同じ・・・・。じゃあ、君も桜ちゃんが好きだったんだね。」

花園「ええ・・・・。だって友達だもん♪」 花園は笑顔で桜に抱きつく。

桜「もう、理子ちゃんたら・・・・。」 桜は照れながら笑った。青井はこの様子を見て感心する。

青井「へぇ・・・・。お二人は仲良しだったんですかぁ。」

桜「そうだよ。」 花園「・・・ところで、第6分隊にも新兵器が送られるって聞いたけど・・・・。」

青井「はい。確か、最新大型万能戦闘機であるかと・・・・。」

光次郎「名前はフライング・ファイター。明日使えるようになるらしいんだけど・・・・。」

花園「なるほどぉ。なんか強そうだねw」

青井「・・・だといいのですが・・・・・。」

桜「きっと強いはずよ。だって、最新の大型万能兵器だもの。」

花園「じゃあ、もし強力な武器があったらマリオネットライターと一緒に戦えるわね。」

光次郎(・・・・確かにもし強力な戦力があるなら、あかりさんを助けられるかも知れない。)

光次郎はフライング・フライヤーを操縦できれば今度は自分があかりを助けられると思った。

桜「大丈夫。フライング・フライヤーにはとっても強い武器が装備されていると聞いているわ。」

青井「強い武器・・・・。それは楽しみですね。」

花園「ねえねえ!明日になったらフライング・フライヤーの勇姿、見せてくれるよね?」

桜「もっちろんよ!」 光次郎「期待してくれよ。」 青井「明日まで待ってくださいね。花園先輩。」

花園「ありがとう。じゃあ、楽しみにしてるわ。じゃあ、私はここで!また会おうね。」

花園は元気に走ってどこかへ去った。3人は微笑みながら手をふる。

青井「花園先輩・・・・。まだ中学くらいなのに私より前に頑張ってたにですね・・・・。」

桜「うん。だって、ランド・バーナーのパイロットだもん。」

光次郎「・・・・それにしても、明日が楽しみだなぁ~!」

青井「確かにそうね。早くフライング・フライヤーに乗ってみたいわ。」

桜(ふふふふふ・・・・。あの二人、なんか子供っぽいわ。新人だから・・・かしらね。たぶん。)

桜は明日、フライングフライヤーが使える事に浮かれる二人の様子を見て、そう思った。


とある夜の街。ここに一つのビルが突然爆発した。それを見た人々は悲鳴をあげて逃げ惑った。

一方で暗くて見えないところから謎の集団がバズーカのような物を構えていた。

集団はそれを発砲し、別のビルを攻撃。そのビルも爆発を起こしてしまった。


高町邸では、光次郎はネットでニュースサイトを見ていた。

光次郎「・・・・【19時51分、謎のビル爆破事件発生】・・・・・かぁ・・・・・。

【犯人は正体不明のテロリストであると予測】だと聞いたけど、やはり・・・奴ら・・・・。

デスナイトの仕業か・・・・・・!!?」 そこにあかりが入ってきた。

あかり「お食事ができました。」

光次郎「ん?ああ、今行くよ。・・・ちょっとまた事件が起きそうなので、

明日、学校の授業を終えたらまたSSPに行くよ。」

あかり「ええ。いつでも帰りを待ってます。」

光次郎「ありがとう。」 光次郎はそう言いながらあかりと一緒に夜食しようと部屋から出た。


その頃、デスナイト対日本攻撃支部では、桐原とダークネス・セイバーの前に、

角が付いたブラックアタッカーたちが横列に並んであった。

桐原「ウォーミングアップご苦労であったな。流石は、イギリス支部の特別破壊部隊だ。」

頭に角が付いてるブラックアタッカーたちはなんと元イギリス支部の精鋭の皆さんだったのだ。

ダークネス・セイバー「今回、何故君たちにウォーミングアップを行わせたか知ってるか?」

その時、一人のアタッカーの青年が仮面を外してその素顔を見せた。

金髪の髪にどこかクールそうに見える顔つきであった。こいつがリーダーだと思う?

仮面を外したアタッカー「簡単に言えば、モンス・ロイド、ギガント・パンチャーの援護に回れと?」

桐原「ふむ。確かにそうだ。特殊部隊長・レゴ・ハップィスよ。

だが、お前達に与えた任務では、別の方法もある。」

レゴ「別の方法ですと?」

桐原「お前たちはバズーカ、ランチャー、対空武器などと言った兵器を使い、

ギガント・パンチャーを脅かす者たちを攻撃するのだ。そして、都合がよければ、

ギガントパンチャーとともに進行し、SSPも各支部を破壊するのだ!SSPさえ潰せば、

日本など簡単に支配できる・・・・・!」

レゴ「ですが、桐原支部長。そもそもあなたはその日本の住人でしたのでは?」

桐原「確かに俺はそうだった。だが、俺はあくまでもデスナイトの戦士だ!

デスナイトのためならば、共食いでもどんな事でもしてやるさ・・・・っ!!」

レゴ「はっ。ではさっそく明日の作戦に向けて・・・・・・。」

桐原「よろしい!では、休息に入りたまえ・・・・・。」

桜たち率いる戦車部隊をピンチに追い込んだ角の付いたブラックアタッカー部隊。

彼らはイギリス支部の特別破壊部隊であった。そして、夜の街で、

次々とビルを破壊したのも奴らだった。それも、ウォーミングアップのために過ぎず・・・・・。


次の日、今日の秋田学園の高等部では新入生たちにとって初の授業の日であった。

青井「今日から私も高校生としてここでの授業を受けるんだ・・・・!

まあ、今日は特別に午前中だからいけそうかも知れないけど・・・・・!!」

光次郎「高等部にはさらなく試練が待っているだろう・・・・・。順調に行かねばっ!!」

青井「Σ(°Д°)」 青井は既に隣にいる光次郎が話している事に気づいて驚いた。

光次郎「・・・・・あ。おはよう、奈々ちゃんw」

青井「・・・って、だから奈々ちゃんじゃないってば!いきなり声出してぇ・・・・!」

光次郎「いや、申し訳ない・・・・・^^;でも、今日から高校の授業だね?」

青井「・・・・まあ、挨拶ならするわ。おはよう。」

光次郎「ああ。今日から僕たち高校だからしっかりやろう!」

青井「え、ええ・・・。そうね。ところで、月野先輩は?」

光次郎「たぶん・・・。後で来ると思うよ。あの人はSSPでの僕たちの先輩だからなぁ。」

青井「そうね・・・・。きっと先輩たちは朝でもSSPの仕事に励んでいるかも・・・!

私も・・・・・いつか功績をあげて、私の愛した人を殺したデスナイトを滅ぼして見せる・・・・・!!!」

光次郎「ああっ!その意気だ!!」 その時、一人の高等部の男が二人を見て喋る。

高等部の男「うむ?なんかこの女、見たことあるぞ?」 光次郎&青井「っ!?」

男の発言に周りの皆がぶつぶつ喋りだした。女とは青井のようだが?

「間違いない。あの女の子だよ。」 「昔、事件に巻き込まれたんだとか。」

光次郎「え・・・・?」 光次郎はそう聞くと、青井を見る。彼女には何か理由がありそうに感じた。

「そうだよ、あの女の子に似ているよきっと。」 「なんでこいつが新入生に・・・・??」

青井「っ・・・・・・!!」 青井はさっきの言葉の数々に苛立っているそうだ。

光次郎「奈々ちゃん・・・・・。君は・・・・・・。」 梶「こいつかぁ?新入生っつーのは?」

そして、梶たち弓道部のメンバーもいた。彼らも二人について何かぶつぶつ話しているようだ。

光次郎(梶・・・・・・!!) 光次郎は心で梶を憎んでいた。中学の頃、

光次郎はよく彼らにいじめられていたのだ。光次郎は今でも梶と仲良くなるつもりはないらしい。

「おい、光次郎もいるらしーぜ?」 一人の高校生の言葉に梶はこう言った。

梶「光次郎か。・・・・もう、あいつの事は一切関わらねーよ!俺らと同じ高校生だしな。

それにしても。奴の隣にいる女、ちょっとムカつかね?存在自体が。」

「おお。言えてるな。確かにあいつは昔、ニュースに出ていたしなw」

「そうそう!他の学校にその女がいると噂されてな、よく迷惑かけてたってよ!」

「ほほう。じゃあ、今のうちにやっとかねーとな。」 「カツアゲとかどう?w」

梶「あの女が俺たち弓道部に入ったなら、可哀想だがちょっとお仕置きしねぇとな~。」

青井「ち・・・・いぃぃ・・・・・!!」 いろいろ言われ続けている青井の怒りは爆発寸前。その時・・・・。

桜「いい加減にしてください!!!」 桜が来て、梶たちに怒鳴る。

梶「は?誰だあの女。」 「うーむ。光次郎と一緒にいた女の子だと思うが・・・??」

桜「奈々ちゃんだって色々悲しい理由もあるんですよ!?そんな事も知らないで・・・・・!!」

光次郎「そうだそうだ!!まさか・・・・中学での中嶋のように・・・・・・!!!」

そして、光次郎も梶たちに怒る。しかし・・・?

梶「ちっ!光次郎か・・・・・!!久しぶりなのにムカつく言葉を・・・・。行くぞ、お前たち!」

梶は何故か光次郎と喧嘩せずに仲間たちとともに去っていった。

光次郎「え・・・・・?」 光次郎はきょとんとした。普通だったら梶は文句言われた事に怒り、

光次郎と喧嘩したのかも知れない。しかし、梶は何故かどこかへ行ったのだ。

青井「ちょっと待ちなさいよおぉ!!!」 青井は我慢の限界で怒り梶たちを追うが桜に肩を触れられる。

桜「待って!・・・・・いいのよ・・・・。あなたは何も悪くないから・・・・・。

桜は青井を止めたのだった。止められた青井は納得いかず、桜に向かってこう言った。

青井「・・・・いえ!私は間違った事を言われました・・・・・。だから私はっ!!

今それを修正し、正さなきゃいけないんです!!!」 そう聞いた桜は優しい微笑みでこう言った。

桜「修正したって・・・何も変わらない。それに、あなたが本当は優しい人だって知ってるよ。」

青井「・・・・・・っ。」 そう聞いた青井は桜の優しさに触れたように落ち着いた。

光次郎(・・・・・桜ちゃん。・・・・奈々ちゃん・・・・・。) 光次郎は二人の様子を見て微笑んだ。

チャイムが鳴り、光次郎たちはさっそく授業を受けた。

つづく

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