今度の敵は子供！？

今回は個人の中のタロウの注目？作品を紹介します。

ウルトラマンタロウ　　　　　　　　　第４６話・白い兎は悪い奴！

動物好き宇宙少年ピッコロ登場

地球にハーシー大彗星が地球に近づいてきました。

その彗星に乗るおとぎ話の王子に似てそうな宇宙の少年、ピッコロが、

なんとしゃべる事もできるハーシー大彗星に、「ピッコロ君、地球ダヨ。ヨーク見ナサイヨ。」と聞き、

自分の強い視力で、地球を見ることに。すると、彼の目線には、兎を飼っている少年がいました。

ピッコロは彼に挨拶する瞬間、突然ハーシー大彗星から落ちたのです。それによって、

ＺＡＴ本部では、ハーシー大彗星が二つになった！と騒いでいます。

アパートで兎のプチを飼った太一は動物嫌いの大家に見つかり、叱られます。

この大家は私から見れば、実にしゃべりがおかしそうですｗ

ピッコロもどうやらこの兎に興味を持ち出したそうです。

大家は兎を手にしたピッコロに追われる夢を見て、ますます兎を許さなくなります。

次の日、太一の兎が突然アパートの外から出て、偶然大家に見つかります。

大家は兎を捕まえようとしますが、ピッコロが「やっ！！」と叫んで超能力で、

兎を消します。そして、消えた兎は大家の頭上にｗ大家はさらに兎に怯えました。

そこへ、偶然パトロールしていたＺＡＴに兎が怪獣になったと語り、現場につく。

大家は太一から無理やり兎を奪い、「消えるんです！よく見てくださいよ！！」と語り、

兎を投げ出します！なんとか助ける光太郎さん。兎にはなんの変化もありません。

帰ろうとするＺＡＴだが、ウルフ７７７が謎の電波に反応しているのに、全然見つからず。

こっそりＺＡＴを見るピッコロは望遠鏡で光太郎をウルトラマンタロウと見破ります。

ピッコロ「あれがウルトラ国６番目の子タロウか。こんなところで対立するのはなしだぜ。」と、

空を飛び去ります。大家は太一の母に兎の餌をあげます。しかし、何かがおかしいです。

大家「兎が食べる・・・こてん。うひゃひゃひゃひゃひゃ！！」何かが起こります・・・・・。

太一は自分の部屋で兎が自分から消えたと思い、もう一度消えるように命じます。

ピッコロは仕方なく消します。兎はタンスの上から現れました。

太一は実はピッコロの仕業だと知らないのです。そこに母が太一に兎の餌をあげます。

夜になりました・・・・・。ピッコロはぼちぼち帰ろうとした時、突然苦しみます。

なんと！大家のあげた餌は毒で、兎が倒れていました。苦しみで動物の苦痛を知るピッコロは、

人間の卑劣さに怒り、ついに巨大化！夜の街で暴れるピッコロ。

その姿は夜の闇にうごめくピエロみたいで不気味です。

ピッコロは「えぃやああぁぁ！！」とか「くやぁぁぁしい！！」とか「がああっ！！」などと叫びながら、

時に、偶然飛んだ帽子も取って、「ピヘヘヘヘヘヘｗ」と笑いながら・・・・・。

街を破壊していきます。太一はそんなピッコロを見て、

「怪獣がこの兎の仇を取りにきたんだ！！！」と語ります。

ピッコロと太一。二人はお互い知らない者、会ってない者同士なのに、

動物好きなのは似ていますね。ＺＡＴのスワローも攻撃するが、

ミサイルがピッコロのハンマーに野球のごとく弾かれます。

ピッコロは鼻からミサイル弾を連射し、逃げる人々を攻撃します。

光太郎は太一のところへ。太一はピッコロを応援しているところ、光太郎は、

「怪獣は人間の心に付け込む！一人でも怪獣の味方になったら大変な事になる！！」と語ります。

ピッコロはとうとう光太郎を見つけ、「来い！ウルトラマンタロウ！！！！」と人々の前で叫びます。

光太郎がタロウとは信じられない人々。あれ？テンペラー星人も光太郎にタロウと言ったけど、

あいつの声は一般人たちには聞こえたのだろうか？ピッコロの声はちゃんと聞こえているそうですが・・・。

光太郎は隠れて、タロウに変身。

ピッコロは「こんなくだらん星、腐った心の地球人、よく守っているな！？」と怒り、

タロウに自分がピッコラ星の王子と名乗り、「待て！！」と止めようとするタロウを襲います。

仕方なくタロウはハンマーを振りまわすピッコロと格闘し、

ピッコロは鼻からミサイル弾、帽子ブーメランで対抗しますが、タロウには敵いませんでした・・・・。

タロウ「わかったぞ！君が怒った時は！それは地球には汚い心の人もいる、

でも美しい心を持った人も大勢いるんだ！」

ピッコロ「嘘付け！地球なんか嫌いだ・・・・・！地球人は汚いっ！！」

タロウ「その汚さも・・・美しい心を引き立てるためにあるんだ。少ない悪人のためにも、

多くのいい人を見捨てるわけにはいかないんだ！！！！！」と、ピッコロに拳という愛の鞭を。

なんかタロウがさりげなく人生にとって必要な試練のひとつを教えてるような気がします。

ピッコロはようやく理解(つーか戦いで疲れたｗ)し、降参します。

タロウはピッコロを投げ、ハーシー大彗星へ帰します。

疲れたピッコロは「やれやれ。気軽に旅行するもんじゃねぇや・・・・・。」とこります。

こうして、アパートの屋上では動物がいっぱいで、大家も動物好きになります。

ＺＡＴ本部で、モニターで彗星で帰るピッコロを見て、笑います。

こうして、一匹の兎をめぐる大事件は幕を閉じました。