ウルトラマンクリスタル 第12話・日本から来た美少年戦士
怪奇殺人怪獣・ギラギンド登場
1月20日午前1時時39分、ある港で漁師の青年二人が釣りをしていた。
青年A「はあ・・・・かかんねぇなー。」
青年B「そりゃそうだ。最近、魚いないっていったからな。」
青年A「これもみんな、夢を失いつつあるんじゃないのか?」
青年B「そうだろ・・・・おお!!」
青年Bの釣竿の糸に何か大きな物が引っかかった。
青年B「す・・・すごい・・・これは大物だ!!」
青年A「なんだと!俺も手伝う!!」
青年Aは張り切って自分の釣竿を置いて青年Bの釣竿を持った。
二人は大物を引っ張った。そして・・・・・。 ザザァァァァァァン
ついに大物は釣れた。
青年A「やった!!大物・・・?」
青年B「魚じゃなく・・・・怪獣!?」
なんと!釣ったのは魚ではなく、顔が非常にでかい人のような怪物だった。
怪物「ツピッツピィィィィィィィィィン」
怪物は青年たちを襲った。
青年たち「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁああああああ!!!!!」
次の日、スカイラッシュZEROはとある地区の上空にて、
パトロールをしていた。パイロットはもちろん、コリス。
いや、ZEROを乗りこなせるのはコリスただ一人であった。
彼を乗せている操縦席のどこかよりに通信音が鳴ったので、コリスはボタンを押した。
そして、通信機からはサキの声が出た。
サキ『本部よりZEROへ、本部よりZEROへ。』
コリスはマイクを使って返事した。
コリス「こちら、コリス。」
サキ『コリスくん、何か異常はなかった?』
コリス「はい。特に変わった風景はありま・・・・あ!!」
サキ『どうしたの?コリス君。』
スカイラッシュZEROの前に赤と白のカラーを持つジェット・ビートルが速く飛んできた。
コリス「ジェットビートルです!日本科学特捜隊のジェット・ビートルです!」
サキ『え?ビートルが・・・?』
コリス「はい・・・・うわっ!!」
サキ『コリスくん!?』
ジェット・ビートルが物凄い速さで、
スカイラッシュZEROの近くで通りかかった。危うくぶつかるところであった。
コリス「なんだ!あのビートル、僕のZEROに衝突しそうになるじゃないか!!」
サキ『え?』
コリス「あ、サキさん、すみません。通信切ります。」
サキ『え?あ、ちょ―――。」 プツン
コリスは通信を切った。スカイラッシュZEROはビートルを追った。
コリス「あのビートル・・・・何がしたいんだ?」
ZEROはジェット・ビートルに追跡した。しかし、突然、ビートルが宙返りしました。
コリス「は!ジェット・ビートルが宙返りした!僕のZEROの背後に着く気か!!なら!」
スカイラッシュZEROも宙返りした。そして、ZEROとビートル。
2機の戦闘機が左右にちょうど並んだ。
コリス「・・・・・・うわっ!!」
なんと、ビートルが横のスカイラッシュZEROにぶつくようと近づいたので、
コリスが急いで左に曲がりました。
ZEROは左の方向に飛んだので、ビートルもそれを追った。
コリス「追ってくる!!速すぎる!!」
ビートルはZEROに近づいた。そして、ビートルはZEROを追い越して、
なぜかなにも仕掛けずそのまま去ってしまった。
コリス「速かった・・・・あのビートル・・・・僕のZEROを遥かに超えている・・・・・。
パイロットは一体誰なんだろ・・・・・?」
コリスはDGC基地に帰還した。コリスは今、司令室でヘルメットを外したばかりだ。
コリス「ふう。」
サキ「一体どうしたの?コリス君。」
コリス「なぜか、あのジェット・ビートル。僕のZEROを追い越して・・・・。」
シュドー「そのビートルはつまり、お前のZEROとレースしたかったろ?」
コリス「え?」
テブリッシュ「もしくは、ZEROの性能を試すため・・・・かな?」
コリス「そうだと思ったら・・・いいですけど・・・・。」
モモ「そのビートル・・・・日本科学特捜隊のものでしょ?」
コリス「ええ・・・・。」
モモ「実は、その科特隊から指令が出たの。」
コリス「指令?」
モモ「『我が日本で殺人を行った犯罪怪人・ギラギンドがアメリカに逃亡した。
ギラギンドは凶暴だ。君たちDGCアメリカ支部にはその怪物の排除にあたる。』ってね。」
シュドー「ギラギンドとやらねぇ・・・・一体どんな奴だろね?」
テブリッシュ「どんな姿だろうと我々は奴を倒さねばならん。」
モモ「あと、その指令を出した科学特捜隊からは一人のエリート隊員を派遣する事になったわ。」
コリス「え?」
サキ「科特隊からエリート隊員かぁ。一体どんな人かな?」
シュドー「まさか、女性かい?えへへへ。」
テブリッシュ「おいおい。」
モモ「あ、本隊からはそのエリート隊員が来るまで紹介はしないと言ってるわ。
来てからのお楽しみね。」
コリス「明日来るんですか?」
モモ「ええ。明日よ。」
そして、夜が過ぎた。町で歩いているOLの女性がいた。
女性「・・・・きゃっ!!」
そこに、怪人・ギラギンドがジャンプして、女性の前に着地した。
ギラギンド「ツッピツピィィィィィィィン」
つづく
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