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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アンドロイド少女・マリオネット・ライター  第6話・偽りの挑戦

幻覚ジャンボ・ロイド・ミラージュ・サイス登場

今日も秋田町に寒い冬が続いています。学園の放課後にて、みんな暖かい上着で帰っていった。

しかし、弓道部の人たちは部活を続いていた。

中嶋「でやっ!!」

弓道部・中学1年生の中嶋少年は弓を引き、矢を放った。しかし、的を外してしまった・・・・。

中嶋「ああ!!」

中嶋は的の外に刺した矢を取り戻そうとするが、突然、池本に怒鳴られたため止めた。

池本「待てぃや!!」

中嶋「う・・・・。」

池本「おい!?いつになったら当てられるようになったんだよ!?」

中嶋「それは・・・・・。」

池本「俺らはお前らの指導してんだぞ!そして何かうまくいかないとコーチは俺らに説教。

そして、貴様らは俺らに怒られる。」

荒井「くくくくく!あいつ、またやってるぜ。」

「いっそ殴っていいか?へへ。」

他の高校生たちはそんな池本や中嶋を見てこっそり笑った。

池本「今度失敗したらね、お前んち行ってあれ、壊すから。」

池本が冷たそうに言った時、中嶋が突然怒って、彼を殴った。

中嶋「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

池本「痛ってーな~!ざけんじゃねぇ!!」

荒井が中嶋を殴り返した。すると、中嶋が荒井にアッパーをかました。

中嶋「はああああっ!!」

池本「ぶっ!!うらああぁっ!!」

池本が中嶋の腹に蹴りを入れた。中嶋はふっとんだ。

中嶋「ぐはっ!!」

池本「もう怒った今すぐお前んち行くわ。」

中嶋「やめろ!!うっ!?」

怒る中嶋の頭を高校生の山本が掴んで止めた。

山本「はいはい。子供(中学生)は大人(高校生)の言うこと聞きまちょーねー。

あきらめてくだちゃーい。」

山本は無表情にそう言うと、中嶋が回し蹴りで山本を蹴った。

山本「ぶぶー!!」

中嶋「ふざけんな!!僕にはもう・・・・・・あれしかないんだよ!!!」

山本「死ね!!」

山本が中嶋の頭を殴った。中島が倒れる。

梶「うっせんじゃこのガキいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」

梶たちが中嶋に突っかかって来た。

中嶋「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

中嶋は山本や梶たちから逃げた。そんなところを光次郎と榊が見ていた。

榊「ちっ!たかが一人の子供にケチつけやがる。」

光次郎「・・・・・・・・・・。」

榊「どうした?高町。まさか、また真奈美が死んだ事かい?」

光次郎「うん。でも、もう一つ思うところがあるんだ。」

榊「なんだ?」

光次郎「この学校の小学生や中学1年生って・・・・結構泣く人多いね。」

榊「確かにな・・・・俺も昔はそうだった・・・・。いずれ俺たちも高校生になったら、

梶たちのようになるだろうか・・・・・。」

光次郎「でも、この学校だけじゃない。子供はすぐに泣く、大人はすぐ怒る。

パソコンでは、自分たちからは駄目人間だと語るんだ。」

榊「そりゃぁ誰だってそうかも知れない。」

光次郎「もしかして、全ては一人の人間に悲しみから始まっただろうか・・・・。」

夕日の秋田町。中嶋は走った。誰かに追われるように。

中嶋「はぁ・・・・はぁ・・・・・・。もう・・・・いいよね・・・・・。」

中嶋は安心して歩いた。そこに、彼の歩いた後の曲がり道から密かに彼を見る者がいた。

黒いタイツに・・・・頭に二つ少し膨らんだところがあり、顔には白い不気味な仮面を付けていた。

怪人?「・・・・・・・・・・・。」

光次郎は学校から出て、帰り道を歩いた。そこに聡子が通ってきた。

光次郎「聡子さん。」

聡子「あら?光次郎くん。・・・ちょうどよかったわ。」

光次郎「ちょうどよかったって?」

聡子「あなたに伝えておきたいの。」

光次郎「なんです?それは・・・・。」

聡子「あなた・・・・・真奈美ちゃんの死後、何をしていた。」

光次郎「墓を作って・・・・見つめています。」

聡子「パソコンはしてる?」

光次郎「してますよ?」

聡子「へえ。じゃ、何見てる?」

光次郎「・・・・最近、真奈美ちゃんのサイトに行ってます。掲示板やらチャットやらで同じサイトに、

来た人たちとも話した事もあります。」

聡子「そう。じゃあ、浮気しないようにね。」

光次郎「え?」

聡子「浮気したら、今にとんでもない事が起こるわ・・・・。」

聡子がそう言うと静かに帰っていった。

光次郎「な・・・なんなんだ・・・・・。と、とりあえず帰ろう!あかりさんが待ってる。」

一方、中嶋はもう自宅の前についた。

中嶋「ただいま。」

中嶋は玄関に入る。自宅に帰った。

つづく

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