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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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今回はマリオネットライターの第27,28,29話をまとめました。

第27話はあの第6話のゲストである、あの少年が帰って来ます。

そして、花園隊員の真実?も語られます。たぶん・・・・(

第28話は日本支部のジャンボロイドたちが総登場する、

オールスター的な話です。ただし、ジェノサイドなどは出てきてませんが・・・・(

第29話は聡子さん主演のドラマです。

第27話・少年と少女のそれぞれの宿命(触手怪ロボット・バイオレンス・テンタクル登場)

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1036/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1039/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1042/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1046/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1051/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1054/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1058/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1060/(次回予告

第28話・蘇る敵!ジャンボロイドの墓場(オール日本支部ジャンボロイド軍団登場

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1061/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1064/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1067/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1070/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1072/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1077/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1081/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1085/(次回予告

第29話・最後の告白(怪鳥マシーン・ウィング・フェニックス

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1103/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1107/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1110/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1113/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1116/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1120/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1123/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/1124/(次回予告

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こうして、バンジョーたちはニッパーを倒すために一斉に走り出した。

ニッパー「ガルルルルルル!!!小さき愚か者どもめ!!

我がハサミの威力を見るがいい!!!ガルルルルルルルル!!!!!」

ニッパーはその語尾とともに、右のハサミを大きく振り上げ、振り下ろした。

バンジョー「むっ!!危ない!!!」

そして、バンジョーたちは敵が巨大な打撃をしてくる事を察し、

それぞれバラバラになって跳び出す。それにより、全員ニッパーの攻撃を避けた。

敵のハサミに叩かれた地面が大きく抉られている。

ラーティ「ち・・・・っ!!なんて打撃力だ・・・・っ!!!」

バンジョー「く・・・・っ!!おおおおぉぉぉっ!!!」

バンジョーはニッパーを攻撃しようと走る。

ニッパー「ガルルルルル!!!ガルルルルルルルルルル!!!!」

しかし、ニッパーは両方のハサミを振りまくる。

バンジョーとカズーイ「うわっ!!!」 バンジョーはその衝撃に弾かれ、さがる。

ニッパー「ガルルルル!!!近づけるもんなら、近づいてみよ!!!」

ダッタ「ち・・・・っ!!これじゃあ、近づけもしねェぞ!!」

サリマ「だったら遠距離から攻撃よ!!」

バンジョー「よーし!!カズーイ!!!」 カズーイ「ええっ!!タマゴミサイル!!!」

カズーイは口からタマゴミサイルを無数に発射した。そして、ダッタやサリマも。

ダッタ「行くぜえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」

サリマ「これで終わりよ!!!!!」 二人は無数の銃弾をニッパーに向けた。

ニッパー「ガルルルルルル!!?」 無数のタマゴと銃弾がニッパーに命中した。

ラーティ「おおっ!!3人の遠距離攻撃が決まった!!?」

3人遠距離攻撃は確かに決まった。しかし、ニッパーは余裕の笑顔を見せた。

ニッパー「ガルルルルルル・・・・!そんなタマゴと銃では、

俺様の甲羅の前では痛くも痒くもないぜ・・・・っ!!!」

ダッタ「お、俺たちの銃弾が・・・・!!」 サリマ「効かない・・・・!??」

カズーイ「タマゴミサイルは強力な武器のハズなのに・・・・!!」

ラーティ「恐らく、ニッパーはとてつもなく硬い皮膚を持っているだろう・・・。」

バンジョー「そのおかげで・・・第6海軍のボスになれた・・・だろ?」

ラーティ「ああ・・・。何か対策を練らなければ・・・・!!」

ニッパー「ガルルルルルルルル!!!ゆくぜ・・・・!!」

そして、ニッパーは5人を倒そうと移動を始めた。5人は恐る恐るさがっていく。

サリマ「こっちに来るわ・・・・!!」

ダッタ「ただでさえ、でかくて強いだけでよォ・・・・っ!!」

ニッパー「ガルルルルル!!!!」 ニッパーは左のハサミを突き出し、攻撃する。

ダッタとサリマ「くっ!!」 二人は後ろに跳んで、敵の攻撃を避ける。

バンジョー「これでは近づきようがない!!」

カズーイ「諦めちゃ駄目よ!!大きいヤドカリだって必ず弱点はあるハズよ!!!」

ニッパー「これでもくらえ!!!お喋りなチキンめ!!ガルルルルルル!!!!」

ニッパーは右のハサミで、バンジョーとカズーイに打撃する。

バンジョーとカズーイ「ぐわあああぁぁぁぁ!!!??」

サリマ「バンジョー!カズーイ!」 ダッタ「何をしてやがる!!!」

ラーティ「ならば俺が・・・・っ!!」 今度はラーティがニッパーに接近する。

ニッパー「愚かなビーバーめ!!ガルルルルル!!」

ニッパーはラーティに迎え撃つために、右のハサミで殴りかかる。

ラーティ「ふん!!ぬぉらああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

ラーティはそのニッパーの右のハサミを掴み、そのままジャンプした。

ニッパー「ガルルルル!!??」  ラーティ「覚悟しやがれ!!ニッパー!!!」

そして、ラーティはニッパーの顔に拳を向けた。

ニッパー「ガルルルルルルルルル!!!!」 だが、流石は第6海軍のボス。

もう片方のハサミでラーティを殴り飛ばしたのだ。

ラーティ「ぐわああぁぁぁぁっ!!!!」 サリマ「ラーティ!!!」

ラーティは海の近くに落ちるが、ゆっくりと立ちあがる。

ニッパー「どうした?貴様たちの力はその程度かァ?ガルルル・・・!」

バンジョー「ち・・・・・っ!なめるんじゃないぜ!!!」

そして、バンジョーは走り出した。そして、すぐに身体を丸くして、転がった。

バンジョー「ローリングアタック!!!!」 ラーティ「素早い体当たりで攻める気か!?」

バンジョーのローリングアタックがニッパーに近づいてくる。

ニッパー「速そうだな・・・・・っ!しかし!!ガルルルルルルルルル!!!!」

ニッパーは右のハサミでバンジョーを弾き飛ばす。ローリングアタックが跳ね返された。

バンジョー「ぐわっ!!?」 カズーイ「ローリングアタックが効かない!?」

エレナ「ニッパー・・・・!なんて恐ろしい力を持っているの・・・・!!

あいつに勝てる方法はないのかしら・・・・!」

バンジョー「く・・・・っ!!まだまだあああぁぁぁぁ!!!!」

そして、バンジョーは再び走り出し、跳び出した。そして、身体を回転させる。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックで、ニッパーに迫る。

ラーティ「くちばしバスター!!我々を苦しめたあの必殺技なら・・・!!」

ニッパー「ガルルルルルル!!!!」 くちばしバスターで迫る、

バンジョーとカズーイをニッパーがハサミでぺちゃんこにするように潰してしまった。

この時のニッパーは余裕な顔をしていた。やはり、この島でのボスキャラは恐ろしい・・・。

バンジョーとカズーイ「ぐは・・・・・っ!!!!」 ペチャ メキメキ・・・・

エレナ「バンジョー君!!カズーイちゃん!!酷い・・・・・っ!!」

リーキー「熊さんと鳥さんが負けてしまうなんて・・・!

そんな事はあっても良いのか・・・・!!?」

ダッタ「ち・・・っ!何が伝説の力を持った熊と鳥よ・・・!!

あんなでけェヤドカリごときでは手も足も出ねぇのかよ!!?」

ラーティ「いや!あのヤドカリが強すぎるだけだ・・・・!!

(どうした・・・熊と鳥・・・・!!早く伝説の力を覚醒させろ・・・・!!)」

バンジョー「こうなれば、奥の手よ!!!」 カズーイ「ええっ!!!」

そして、カズーイが空を飛び、ニッパーの上空を高く飛んだ。

ラーティ「空高く飛んだ・・・・!?」

ダッタ「野郎・・・・!もしや、俺を倒したあの奥義をやるつもりか!!?」

カズーイ「この高度でいいかしら!?」 バンジョー「うん!いいぞ!!」

そして、カズーイがニッパーめがけて嘴を向けた。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!!!!!!!!」

二人は上空からのくちばしバスターでニッパーに迫る。ガキイイイィィィィィン

そして、ついに嘴がニッパーの甲羅に命中。しかし、敵の甲羅に、

何も異変がなく、カズーイの嘴に振動が走る。ニッパーの甲羅はとても硬い。

カズーイ「・・・・・・っ!!??」 バンジョー(敵の甲羅に異常がない・・・!?)

そして、バンジョーとカズーイは再び飛び出し、敵の上空へあがる。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター・リバース!!!!!」

そして、バンジョーとカズーイは再びくちばしバスターを繰り出す。

嘴は再びニッパーの甲羅に直撃。だが、ニッパーの甲羅にヒビ一つ、ついてない。

そして、敵の甲羅のあまりの硬さに、ついにバンジョーとカズーイが弾き飛ばされた。

カズーイ「くあ・・・・・っ!!」 バンジョー「カ、カズーイ!!!」

ニッパー「ガルルルルル!?今、何か落ちてなかったか?我が甲羅・・・・。」

カズーイ「あたいのくちばしバスターが通用しない・・・・っ!!?」

バンジョー「あいつの弱点は一体・・・・・!!」

ボトルズ「敵の弱点は顔に近距離攻撃を叩き込むしかない!!

けど、あのハサミをなんとか攻略しなければ・・・・っ!!」

プルレス「けど、うまく攻略法を掴めるかどうかはわからない・・・・っ!!」

ニッパー「ガルルルルルル!!!ガルルルルルルル!!!ガルルルルルルルル!!!!」

ニッパーはハサミでラッシュした。あまりの連打に5人は避けづらい。

バンジョーとカズーイ「うわ!!?」 ラーティ「ぎゃ!!!」

そして、バンジョーとカズーイ、ラーティの3人がニッパーの打撃を受けてしまう。

ニッパー「ガルルルルル!!!次はてめーだ・・・・!!」

そして、ニッパーはサリマにハサミを向けた。サリマはそれを見て、恐れを感じる。

サリマ「・・・・・っ!??」 ダッタ「やろォ・・・・!!」

その時、ダッタがサリマの前に跳び出し、彼女を敵から離れたところへ突き飛ばす。

それにより、ニッパーのハサミがダッタを殴り飛ばした。

ダッタ「ぐああぁぁぁぁっ!!!!」 サリマ「ダ、ダッタ!!!!?」

ニッパー「ちっ!!とんだ障害物が入りやがったか・・・・!!」

サリマは倒れたダッタのところへ来て、彼を抱える。

サリマ「だ、大丈夫!?ダッタ・・・・!」

ダッタ「けっ!バーカ!!偶然、跳びかかっただけだよ。邪魔しやがって・・・・!」

サリマ「・・・・・っ!ダッタ・・・・。」

サリマはダッタの本当は自分を救いたいと言う想いを感じて、涙目になる。

ニッパー「ガルルルルルルル・・・・・・!!!どうよ?俺様の力をよォ。

圧倒的だろう?お前たち小さき者たちではとっても勝てないのだ!!」

ラーティ「く・・・・っ!!ならば、貴様の武器を壊すまでよ!!!!」

そして、ラーティが走り出す。ニッパーがハサミ攻撃で迎え撃つ。

ニッパー「ガルルルルルルルルルルルルルル!!!!」 ラーティ「おおぉっ!!!」

そして、ラーティがニッパーの巨大なハサミを受け止め、口を大きく開けた。

ラーティ「破壊前歯!!!!!!!!!」

ラーティは破壊前歯を繰り出した。破壊前歯は確かにいかなる硬い装甲でも、

砕ける。果たして、ニッパーの巨大なハサミも通用するか・・・?否・・・。

ラーティの前歯がニッパーの巨大なハサミの一部に突き立てる。決まったか・・・?

ラーティ「が・・・・・っ!!!?」 ガキイイィィィン・・・・・

ラーティの必殺前歯もニッパーの巨大で分厚いハサミのあまりの硬さには、

流石に敵わなかった。破壊前歯を跳ね返されたラーティは弾き飛ばされてしまった。

ダッタ「こらああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

サリマ「ダッタ!!!?」 ラーティ「む・・・・無茶だ・・・・!!」

ダッタ「無茶じゃねェ!!糸口作ってくれたクセによォ!!!」

ダッタは素早い走りでニッパーに接近。既に敵の顔の近くまで来ている。

ニッパー「ガルルルルルル!!?」 

ダッタ「そのムカツク目玉、ぶっ刺しちゃんよォ!!!」

ダッタはニッパーの目にナイフを向けた。しかし・・・・・。

ニッパー「ガルルルルルルルルルルルルル!!!!!!」

ニッパーは素早く右のハサミでダッタを切りつけた。

ダッタ「ごふ・・・・・っ!!」 ダッタは敵の鋭いハサミに斬られ、倒れた。

サリマ&ラーティ「ダッタ!!!!!」 そして、ダッタは激痛に耐えて立ち上がる。

ダッタ「ち・・・・っくしょ・・・・・!!ちょっと遅すぎたか・・・・!!」

カズーイ「ああ・・・・!もう少し!!もう少しなのに・・・・!!」

バンジョー「・・・・ようやく見つけたぞ!ニッパーを倒す方法が・・・・!!」

ラーティ「ふぅ・・・・。おい!熊と鳥!!」

バンジョー「む!?」 カズーイ「何よ・・・・??」

ラーティ「・・・・少しの間、お前たちの力を貸しちゃぁくれねーか?」

ダッタ「は!?何言ってんだよ、てめっ!!こいつらは・・・・!!」

ラーティ「しかし、このまま敵意してはニッパーを倒せる事はできない!!

奴を倒すには我々が一つになるしかなねェ!!お前もわかっているハズだ・・・・!!」

ダッタ「・・・・・・・っ!!」 ダッタはバンジョーとカズーイを見ていた。

ダッタは彼らとうまく共同できるのか苦悩しつつある。

サリマ「・・・・・私は賛成します。私はあの二人と仲良くしたいから・・・・。」

ダッタ「・・・・・・ちっ!わかったよ。今回だけだからな・・・・っ!!」

ラーティ「よし・・・・っ!!いいな!?熊、鳥!!」

バンジョー「ああ!!僕たちも今、それを考えていたのさ!!」

カズーイ「それに、あたいはカズーイで、この熊はバンジョーよ!!

名前くらいは覚えておきなさいね・・・・・っ!!」

ラーティ「では、ゆくぞ!!!」 一同「おうっ!!!!」

ニッパー「馬鹿め!!!貴様らが束にかかろうとも!!この俺様には勝てぬ!!!

ダルシップ艦隊よ!!!集中砲撃を開始せよ!!!!!」

その時、無数のダルシップがバンジョーたちに向かって砲弾を無数発射してきた。

バンジョーたちの周りが次々と爆発していく。ダルシップ艦隊はバンジョーたちを攻めていく。

バンジョー「うわああああっ!!??」 カズーイ「な、なんなの!?」

ラーティ「て、敵艦隊が集中攻撃してきたんだ!!」 サリマ「ニッパーを助けるために!!」

ダッタ「くっそ!!そーゆーのはもっとでけェ奴と戦えってんだよ!!!」

ニッパー「ガルルルルルル・・・・・!!この俺様を倒してみるがいい・・・・!!

ダルシップの集中砲撃を乗り越えたらの話であるがなァ・・・・!!」

つづく

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イチゴ「こちら、イチゴ・・・・・!!」

コリスの声『コリスです!!あの怪獣への攻撃は今すぐやめてください!!!』

イチゴ「コ・・・・コリス君・・・・・!?」

コリスとサキはロードラッシュで、

既にガルモンとDGCメカが戦っている街へ到着したのだ。

コリス「怪獣はただ、宇宙人にこの街へ連れて行かれただけです!!

怪獣は本当は優しい奴だから、手を出さなければおとなしくなります!!!」

イチゴ「・・・・それは本当なのかぃ!?」

コリス「う、疑っているのですか!?」

イチゴ「あの怪獣は宇宙船とともに来た!!怪獣は本当は、

宇宙人の手下ではないかと思っているんだ・・・・!」

コリス「そ・・・・そんな・・・・!」

イチゴ「あの宇宙人がUFOから語ってきたんだ!!

怪獣ガルモンは自分たちの攻撃兵士であると。」

コリス「嘘です!!!あの怪獣は本当はおとなしいんです!!

宇宙人はあの怪獣を悪人だと思わせようとしただけです!!!」

イチゴ「だが、その怪獣は今でも街を破壊し、防衛軍を攻撃している!!」

コリス「な・・・・なんだって・・・・!?」

コリスとサキはロードから出て、ガルモンの方を見てみる。

ガルモン「キイイイイイイィィィィィィ~!キイイイイイィィィィィィ~」

ガルモンは突進などでビルを複数壊し、火炎で戦闘機を多く破壊していく。

サキ「そんな・・・・っ!あんなにおとなしい怪獣が・・・・!!」

コリス「自然だけの星に住んだガルモンにとって、

街はまだ見ぬ存在なんだ。その見慣れなさに恐怖を感じているんです!!」

サキ「そんな・・・・っ!じゃあ、どうしたら・・・・!」

コリス「く・・・・っ!止めようにもイチゴさんたちが攻撃しているし・・・・。」

サキ「どうすればいいと思う・・・?」

コリス「く・・・っ!(こうなれば、クリスタルになって・・・・!!)」

コリスはクリスタルになってガルモンを救おうとした。その時であった。

空から再びクリスタルが飛んで来たのだ。隊員たちはそれを見て、感心する。

シュドー「おおっ!!ウルトラマンクリスタルだ!!!」

テブリッシュ「怪獣を倒すのだな!?」 イチゴ「クリスタル!!!」

しかし、コリスはサキの隣にいた。コリスはクリスタルに変身していない。

では、何故クリスタルが飛んできたのか?このクリスタルは一体、何者なのだ?

コリス「っ!!!??子・・・・これは・・・・・!!?」

サキ「・・・・っ?コリス君・・・・?」 コリスは驚き、サキはそんな彼を見て疑問を感じる。

ウルトラマンクリスタル?「ショワッチ!!!!」 クリスタルは怪獣の前に着地した。

ガルモン「キイイイイイイイィィィィ~」 怪獣はクリスタルを見て、怯え始めた。

そして、クリスタルの目が赤くなった。何故、目が赤くなったのか?謎だ。

ウルトラマンクリスタル?「フウウゥゥゥゥゥ・・・・!」 クリスタルは怪獣に近づく。

ガルモン「キィアアァァ~ッ!キィアアアァァ~ッ」 ガルモンはクリスタルからさがる。

ウルトラマンクリスタル?「ショアアァァァッ!!」 クリスタルはガルモンを蹴り上げた。

ガルモンは蹴り飛ばされ、ビルにぶつかりそれが崩れてしまう。

ウルトラマンクリスタル?「ハアアァァッ!!シュア!!」

クリスタルは倒れたガルモンの身体に膝蹴りを打ち、両手で殴った。

ウルトラマンクリスタル?「シュオオオオォォォォォォ!!!シェヤアァァッ!!!」

クリスタルはさらにガルモンをぶん投げる。

ガルモンはまた別のビルにぶつかり、それが崩れる。

ガルモン「キィアアァァァ~ッ」 ウルトラマンクリスタル?「ショワアアァァァァッ!!!!」

そして、クリスタルは飛び蹴りを繰り出す。しかし、ガルモンにはあたらず、

近くのビルに直撃。そのビルは強烈なキックによって破壊されてしまう。

ガルモン「キイイイイイィィィィィ~」 ガルモンはクリスタルから離れようと動く。

シュドー「おかしい・・・・?クリスタルはそんな野蛮な戦い方をしてたか・・・?」

テブリッシュ「嫌・・・・。クリスタル・・・・何か機嫌が悪いのか・・・・??」

二人はクリスタルの今のやる方に疑問を持つ。しかし、コリスだけが既にわかっている。

コリス(そんな恐ろしい戦いを・・・・僕がするハズがない・・・・・っ!!!)

ウルトラマンクリスタル?「シュウウゥゥゥ・・・!ショワ!!ディヤ!!」

クリスタルは逃げるガルモンに容赦なく頭にパンチ、背中に蹴りを入れた。

ガルモン「キイイイイイイィィィィィ~」 怪獣は攻撃を受けて痛がって泣く。

サキ「な・・・・なんか酷い・・・・!」 コリス「酷すぎる!!!」

ウルトラマンクリスタル?「ショワッ!!!!」 クリスタルはさらに、

怪獣の尻尾の近くの部分を蹴る。ガルモンはあまりの痛さに逃げ出した。

ガルモン「キイイイイイィィィィィ~」 ガルモンは素早い走りで逃げる。

ウルトラマンクリスタル?「フッ!!ショアアアアァァァァッチ!!!!!」

そして、クリスタルは逃がしはしまいとウルトラボマーを発射した。

しかし、逃げるガルモンには届かないか命中しなかったが、

変わりに怪獣の近くのビルが次々が爆発してしまった。街の被害が大きくなってしまう。

イチゴ「ウルトラボマーが街を破壊してしまった・・・・!?」

コリス(ワザとだ・・・・・・っ!!!!)

ウルトラマンクリスタル「フウウウウゥゥゥ・・・!シュオオオオォォォォ!!!」

クリスタルはジャンプした。そして、ガルモンの目の前にビルに両足をぶつけ、

それにより、崩れ行くビルの中で着地しながら、ガルモンの前に立ちはだかる。

ガルモン「キイイイイイィィィィ~!キイイイイィィィィィ~」

ガルモンは目の前のクリスタルに驚き、仰向けに倒れる。

ウルトラマンクリスタル?「シェヤッ!!!フウゥゥゥ・・・シャアァァッ!!!」

クリスタルは怪獣の腹にかかと落としを打ち、顔を掴んで背負い投げを繰り出した。

それにより、また近くのビルが怪獣の重さに耐えられず、崩れてしまう。

ウルトラマンクリスタル?「ショワッハッハッハッハッハッハッハ・・・・・!!」

サキ「おかしい・・・・!最近のクリスタル、どこかおかしいよ・・・・・!!」

コリス(・・・・もしかして・・・・あいつが・・・・・!!)

ウルトラマンクリスタル?「シュウウウゥゥゥゥゥゥ!!!トオォォウ!!!」

クリスタルはさらに、別のビルを掴み、それの上の部分を捥ぎとってしまう。

そのまま、そのビルの上部をガルモンに投げつけてしまう。

ガルモン「キイイイイイイイイイイィィィィィィ~」

怪獣は自分に投げたビルが砕け、その衝撃に怪獣は痛がる。

ウルトラマンクリスタル?「ショワッハッハッハッハッ!!!シェヤ!!フン!!」

さらにクリスタルは車を二台、手に持ちガルモンに投げつける。

コリス「っ!!?」 しかし、コリスには気づいていたのだ。

一台の車に人が乗っていた事を。そして、クリスタルが投げつけた二台の車は、

ガルモンにぶつかり、爆発していった。クリスタルはこんな事をしないハズだが・・・?

コリス「・・・・・・・・・っ!!」 コリスはそのありえない行為に怒りが込み上げる。

ウルトラマンクリスタル?「シュオオオオオオォォォォォォォ!!!!!」

クリスタルはそのままガルモンを掴みながら、そのまま走る。

近くのビルの前に止まって、ガルモンの顔にビルを突っ込ませた。

叩き込みによる衝撃でビルの中に入ったガルモンの顔。その目から涙が流れていた。

ガルモン「キイイイイイイィィィィィィ~」 コリス「・・・・やめろ・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル?「ショワアアァァァッ!!!シャ!!」

さらにクリスタルはビルごとガルモンを叩き続ける。そのビルが徐々に壊れていく。

コリス「やめろ・・・・・・!!!」 サキ「コ・・・・コリス君・・・・??」

ウルトラマンクリスタル?「フウウウウゥゥゥゥゥ・・・・・!!ショワッ!!」

そして、クリスタルはガルモンを持ち上げて、空を飛んだ。

街の上空へ飛んだクリスタルはガルモンを持ち上げながら、

街並みから何かを探すように見下ろす。

そして、クリスタルは逃げ遅れた人たちに目をつける。そして、

クリスタルは何故か笑い出した。

ウルトラマンクリスタル?「シュワッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!」

その時、クリスタルはガルモンを何故か逃げ遅れた人たちに向かって、投げ出した。

ガルモン「キイイイイイイイィィィィィィィィ~」

そして、ガルモンはついに人々のところへ落ちた。それにより、

怪獣に押しつぶされたり、衝撃で吹き飛んでしまった人たちが多くいた。

テブリッシュ「ああっ!!多くの人命が・・・・・!!」

シュドー「クリスタル・・・・!まさか、ワザとなのか・・・・!?」

ウルトラマンクリスタル?「シュワッチ!!!!!」

さらに、クリスタルは手加減もせずにウルトラボマーを発射した。

しかし、ガルモンには命中せず他の逃げ遅れた人たちと大半を爆死させてしまう。

さらに、クリスタルはムーンギロチンを出す。これもガルモンには命中せず。

怪獣の隣のビルの複数を切断し、爆破した。怪獣の周りは火の海となった。

ガルモン「キイイイイイィィィィィィ~」 怪獣は必死に動いて逃げようとする。

しかし、クリスタルは怪獣の近くに着地。また襲おうと歩く。

ウルトラマンクリスタル?「ショワッハッハッハッハッハ!!

ショワッハッハッハッハッハ!!!!」

コリス「やめろおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」

コリスはついに怒りを爆発させ、シューターのレーザーで、クリスタルを攻撃した。

ウルトラマンクリスタル?「シュワッ!?シュオ・・・・ッ!!」

クリスタルはコリスの射撃を受けてひるむ。そして、カラータイマーの点滅の始まる。

サキ「あっ!もうすぐ3分だわ・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル?「フウウウウウゥゥゥゥゥゥ・・・・!!シュワアアァァァァ!!!」

そして、クリスタルはまた空を飛んで去っていった。

コリス「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・。」

サキ「コリス君・・・・・。」

コリス「・・・・っ!あれは・・・ウルトラマンクリスタルなんかじゃありません・・・・!!」

サキ「・・・・確かに、いつものクリスタルなら今のような事は・・・・・!」

コリス「サキさんたちにはわからないかも知れないけど、

あいつは・・・・ニセモノです・・・!」

サキ「コリス君・・・・。帰りましょ。本部へ・・・・。

ガルモンも既にどこか遠くへ移動したそうだし・・・・。」

こうして、コリスとサキはロードに乗ってDGC基地へ帰還する。それを密かに見る者がいた。

それは、イコール星人であった。星人は今の状況を見ていたのだろうか?

イコール星人「ぬうぅぅ・・・・!おのれええぇぇぇぇ・・・・!!!」


こうして、隊員たちはDGC基地へ帰った。しかし、司令室では、

コリスは3人の男たと(シュドー、テブリッシュ、イチゴ)に怒られていた。

何故、ウルトラマンを攻撃した?何故、宇宙人の怪獣を逃がした?

・・・事実を知らない隊員たちがそれで説教し、コリスは悲しい表情になった。

そして、コリスは一人、廊下で寂しく歩いていた。そこに、モモが声をかける。

モモ「あんたの意見は正しいわ。」 コリス「っ!?姉さん・・・・。」

コリスは後ろを向く。そこにモモがいた。

コリス「僕を・・・信じてくれるのですか・・・・??」

モモ「当たり前でしょ?あのクリスタルは本物ではない。

いわゆる誰かさんが化けた偽者よ。」

コリス「偽者・・・・!その誰かとはもしや・・・!!」

モモ「あなたも気づいていたのね。あの偽者に化けたのは、イコール星人よ!!」

コリス「やっぱり・・・・やはり、そうだったのか・・・!星人め・・・!!」

コリスはさっきの悪行を行ったクリスタルは偽者で、その正体が、

イコール星人である事を知って、星人に対する怒りに燃える。

そして、すぐに冷静になって、モモにこう聞いた。

コリス「・・・・でも、どうしてそれがわかったのですか・・・?」

モモ「さーね・・・。マリンナーサのパパとママから魔法のテレパシーがかかって、

その事を聞いたのよ。まあ、パパとママは今でもマリンナーサから、

地球での私たちの活躍を見ているからねェ・・・・。」

コリス「そ、そうなんですか・・・・・;」

そう。あのクリスタルは偽者で、イコール星人が化けていたのだった。

そうだ。クリスタルがあんな酷い事をするハズがない。それができるのは、

ガルモンの故郷を滅ぼす程の悪意を持つ、イコール星人にしか他はないのだ。

イコール星人は今でもガルモンを狙いだろう。そして、この星を・・・・・。


その頃、別の街ではまだ平和であった。しかし、その平和も壊れる時が来たのだ。

あるビルの屋上で、イコール星人が立っていた。

イコール星人「ふふふふふ・・・・!ここにガルモンは近いハズ。

そうだ。せっかくなので・・・別の方向でやってみるとしよう・・・・!!

ショワッチ!!!!!!」

そして、イコール星人は左手をあげ、突然光に包まれた。

その光は次第に巨大化し、光が消え、そこから赤い目のウルトラマンクリスタルが、

ニセウルトラマンクリスタルが現れた。人々はそのニセクリスタルに注目する。

ニセウルトラマンクリスタル「チキュウノショクン!!ヨークキクガイイ!!!

コノマチノナカニウチュウジンガタクサンヒソンデイル!!タダチニニゲテクレタマエ!!!

コノウルトラマンクリスタルガ、

キミタチノタメニウチュウジンヲスベテタオシテヤロウ!!!!」

つづく

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そして、オーシャン・シップの一番大きい主砲にエネルギーが集まり、

そこから強大なエネルギー光波が放たれる。これこそが、

ネプチューンの必殺武器・ブルーオーシャンカノンである。

ドカアアアァァァァァァン そして、ブルーオーシャンカノンがアクアンに命中したか、

ネプチューンの前の海面が大爆発を起こした。これではアクアンも生きられまいて。

喜田村隊長「ようし・・・・。見事に決まったのォ・・・・!」

喜田村隊長は勝ったと思っていた。しかし、モンスロイドはそんなに甘くなかった・・・。

第9分隊員「た、隊長!!後方に敵の反応が・・・・っ!!!」

喜田村隊長「な、なんじゃと!!?」 喜田村隊長は思いもせぬ発言に驚く。

そう。ネプチューンの後ろの海からアクアンが出てきた。アクアンは生きていたのだ。

アクアン・フィッシャー「プイィィィップイイィィップイイイイイィィィィィィ」

ライス「クククク・・・・!さっきの戦いの弾幕による煙に隠れて、

いち早くネプチューンの必殺砲撃を受けたと見せかけて、潜水しておいた・・・。

さぁ!今度はこちらの番だ!!6000万度の火炎放射を発射せよ!!!!」

そして、アウアンフィッシャーは口から物凄い火炎を吐き出した。

その火炎はオーシャンシップの機体をほとんど包んでしまった。

第9分隊員「ああ・・・・っ!!機体損傷が82%に・・・・!!!」

「オーシャンの機体がほぼ燃え始めました!!このままでは船全体が・・・!!」

喜田村隊長「消化作業に急がんかぃ!!!何としても奴を止めちゃれや!!!」

第9分隊員「機体損94%!!!もう戦闘できません!!!」

喜田村隊長「もはやこれまでじゃのォ・・・・!!撤退じゃき!!!!

ネプチューンシップはこの程度じゃァ、沈没せんけぇの!!!」

こうして、燃え上がるネプチューンシップはアクアンから離れた。撤退を始めたのだ。

ネプチューンは燃えながらも沈没はせずどんどん、

アクアンから離れて去ったのであった。

アクアン・フィッシャー「プイイイィィィィップイイィィップイイィィッ」

ライス「ふはははははははは!!!!このアクアンに勝てる者など誰もいないわァ!!!」

こうして、アクアンは次の獲物を求めて、新たな海へと移動した。

このままでは、全ての海はアクアンフィッシャーに支配されてしまうのか?


そして、時間は過ぎて、とうとう明朝の時となった。

光次郎はこっそりと自宅から出た。そして、彼の前に桜がいた。

桜「・・・・準備はいいわね?」 光次郎「・・・・うん。行こう!!」

そう。光次郎と桜は青井の家へと向かうつもりである。

二人はそのまま走って、青井の家へと目指した。

光次郎は桜の後をついていき、桜の案内を受けていた。

桜は青井の家を知っているそうだ。


そして、6時30分。ついに二人はとある団地の前についた。

ちなみに、前回の舞台である団地ではなく全く別の団地であった。

そう。そこに青井の家があるのだ。桜はそれを光次郎に教える。

桜「あそこに奈々ちゃんの家があるわ・・・・。」

光次郎「あそこに・・・。その家はどこに・・・?」

桜「一番右のマンションの2階にいると思うわ。いってみましょ!!」

光次郎「ああ!!」 二人は青井に会うべく、一番右のマンションへ向かった。

そして、そのマンションの中に入った二人は青井のいる部屋を探す。

桜「・・・・・あったわ!」 光次郎「っ!ここか・・・・。」

二人はついに青井の家の入り口たるドアを見つけた。

その目印に、看板に【青井・奈々】と言う文字が描かれている。

光次郎「・・・・奈々ちゃん。寝ているかな・・・?」

桜「わからないわ。チャイムを押してみましょ。」

桜はチャイムのボタンを押した。これに青井は反応するだろうか・・・?

光次郎「これで奈々ちゃん来るかな・・・?いや。もし、寝てたら・・・・?」

その時、ドアが開き、そこから青井が出てきた。

青井「誰が寝てるって?」 光次郎「わわっ!お、起きてたのか・・・;」

光次郎はいきなり青井が出てきながら発言した事に驚いた。

青井「・・・・深夜からずっと起きずにラテールをやってたわ・・・・。」

桜「・・・・ちょっと入らせてもらっていい?奈々ちゃん・・・・。」

青井「あ。月野先輩・・・・。・・・いいわ。二人とも、入って。」

光次郎「ありがとう。」 桜「おじゃまします。」

こうして、二人は青井の家へと入っていった。


ここが、青井の部屋である。ベッドやパソコン等がある。

桜「ここが奈々ちゃんの部屋か・・・・。」 光次郎「結構、シンプルって感じだね。」

青井「シンプルって何よ・・・。それより、そもそも何しに来たのですか?先輩。」

桜「・・・・実は、あなたを励まそうと思うの。」

青井「励ます・・・・?」

光次郎「そうだ。君は、あのライスと言う男の声を聞いて、

今までにない復讐心を露にした。その暴走の意思に君は悔やんでいるだろう?」

青井「な・・・・何故、それを・・・・?」

光次郎「・・・そう思うから。僕も、大切な者を失った気持ちと、

デスナイトに対する恨みからなかなか離れられなかったんだ・・・・。」

青井「あ・・・そう・・・・。でも、私は違うわ!もし、私があんただったら、

その忌まわしい気持ちなんかすぐに・・・・すぐに・・・・・・。」

青井は強気で言うが、徐々に落ち込んでいくように見える。

光次郎「・・・・やはり、君も僕と同じ気持ちなんだね・・・・。」

青井「・・・・あんたなんかと一緒にしないでよ・・・・。」

光次郎「確かに僕もそうであって欲しいかも知れない・・・・。

でも、僕や君だけではない。僕や君と同じ境遇の者はたくさんいるかも知れないんだ。」

桜「・・・・きっと、あなたのように復讐を望む者たちかも知れないわ。

でも、復讐よりもっと良い物があるわ。それはあなたもわかっているハズよ。」

青井「・・・・想い・・・・よね?」

光次郎「そうさ。その想いがあるからこそ、僕らは・・・・・。ん?」

その時、光次郎は偶然なのか必然なのか、ある写真立てに目をつける。

光次郎「これは・・・・・?」 光次郎はその写真立てに触れる。すると、それに青井が気づく。

青井「あっ!!それに触っちゃ駄目!!!!」 光次郎と桜「っ!!!?」

青井が怒鳴り、二人は驚く。光次郎は写真立てに触れずそれから離れる。

光次郎「・・・・ごめん・・・・。でも、この写真立ては・・・・。」

青井「・・・・・私の家族よ。」 そう。写真立てに写されているのは、

幼い頃の青井と彼女の両親、そして彼女の隣にいる少年であった。

桜「・・・っ!この少年は、奈々ちゃんの友達・・・・?」

青井「ええ・・・・。たった一人の親友でした・・・・。名前は中田良一。」

光次郎「中田良一・・・・・。(それに、たった一人の親友・・・・。)」

青井「私はいつも一人ぼっちでした・・・・。周りの人たちが私を拒否していました。

でも、彼だけが私の存在を許してくれました。それが、良一君でした・・・・。

私は良一君が好きだったの・・・・・・。そして、母さんや父さんも・・・・。

私は良一君や両親と一緒に幸せな日々を送ったつもりだった・・・・。

でも、その幸せをデスナイトの奴等が・・・・・!!!」


これは青井の過去の記憶である。7年前の青井邸の夜。

この時の青井は小学3年生であった。そして、この頃の青井邸は、

海の近くの村の一つの民家であった。夜の村は静かなハズであった。

青井は自分の部屋のベッドで寝ていた。しかし、悲劇はいきなり始まったのだ。

現在の青井『この夜が・・・・私の復讐のプロローグであった。』

青井の母の声「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

青井「っ!!?」 青井は母の悲鳴を聞き、目を覚ました。

青井の父の声「な、何をするんだ!!??あんたら、誰なんだ!?」

青井(・・・・泥棒・・・・!?) 青井は何か違う感じの騒ぎなのかと思い、

恐る恐る自分の部屋からゆっくり出て、父と母のいる和室に来る。

青井「っ!!!?」  そして、青井は見てはいけない物を見てしまった。

ブラック・アタッカーたちが青井の父と母に向かって銃を構えているのだ。

青井の両親「うう・・・・っ!!」 両親は抱きながら怯える。

青井「父さん!!!母さん!!!」 青井は両親のピンチを見て、両親に近づく。

ブラック・アタッカー「んだコラァ!!!」 「何様だこりゃァ?」

2、3人のアタッカーがいち早く、青井に気づき彼女に銃を構えた。

青井の父「な、奈々!!来てはいけない!!!」 

青井の母「お願いします!!娘だけは!!」

ブラック・アタッカー「あーん?今の雌はおめェらの子かのかしら?」

「だったら話は早い・・・。ガキはうぜぇからぶっ殺ォ・・・・!!」

そして、一人のアタッカーが青井を殺してしまおうと銃を発砲しようとする。しかし。

謎の声「待たんかィ!!!!!」 ブラック・アタッカーたち「う!!?」

アタッカーたちは後ろからの声に驚き、そこに向く。そこには、

デスナイトの韓国支部時代のギ・ライスであった。

ライス「娘も結構美味しそうな肉だ。念のため、もっておくと良い。」

青井「父さん!!母さん!!」 青井は両親に近づき、二人に抱きつく。

青井の両親「奈々・・・・!!」 親子の戯れにライスは高笑いする。

ライス「はっはっはっはっはっは!!!!親子か・・・・。ふむ。

これは面白そうだ。やはり、こやつらもデスナイトへ連行するとしよう。」

青井「デ・・・・デスナイト・・・・!?」 青井は恐怖に怯えながら言う。

この時の青井はまだデスナイトを知らずに、怯えていたのだ。

ライス「ついてくれば、わかるさ。さァ!連行せよ!!!」

ブラック・アタッカー「ははっ!!」 「ほら・・・!」 「うん!」

そして、アタッカーたちは青井の両親や青井を引っ張って連行する。

青井の父「ああ!!奈々!!」 青井の母「放してください!!奈々が・・・・っ!!」

青井「父さん!!母さん!!痛い!!痛いよォ!!!」

青井はアタッカーから離れようと必死に動くが、腕を引っ張られているので痛がる。


こうして、青井家を始め、

全ての村人たちが村の外にアタッカーたちによって、連れて行かれた。

その海にアクアン・フィッシャーがいた。ライスはこれからやろうとしているところを語る。

ライス「これより、あなたたちはデスナイト韓国支部ならではの奴隷とされていただく!

我が韓国支部ではSSPとの大戦で戦力が減りつつある。そこで我々は、

日本支部の協力を経て、お前たちを韓国支部の新勢力及び奴隷となっていただく。

大人は戦闘兵士として洗脳し、子供はただの奴隷となって死ぬまで働いてもらう。

また、女性の場合は我がデスナイトの子孫を残してもらう使命もある。

友情だの恋愛だのいらぬ!!!我が欲望の使い捨てとなるのだ!!!!」

青井「い・・・・いや・・・・!そんなの・・・・・嫌・・・・っ!!」

青井はあまりの恐怖に怯えて、涙を流す。両親も同じ気持ちであった。

少年「嫌だ!!!!」 その時、一人の少年がライスの前に立つ。その少年は・・・。

青井「りょ・・・良一君!!!??」 そう。この勇気ある少年こそが、

青井が愛した少年、良一であった。良一はライスに近づいて、こう語る。

良一「そんな事は許さない・・・・っ!僕らは決してお前たちの道具になんかならない!!!

お前たちの家畜になってしまったら、皆が泣いてしまうじゃないか!!?

特に・・・・奈々ちゃんがさ!!!」

青井「良一君・・・・・!」

ライス「ん~?何をほざいているのだ、ガキ。これから道具になるクセに・・・・。」

良一「そうなるんだったら・・・・!死んだ方がマシだぃ!!!わああぁぁぁぁ!!!!」

良一は村人たち・・・特に青井のために、ライスに立ち向かおうと走った。しかし・・・。

バキュン ライスはピストルで良一を撃った。良一は血を吐いて、宙に浮く。

良一「な・・・・なな・・・・ちゃ・・・・ん・・・・――――――。」

ズサアァァァァ・・・・ 良一は地面に落ちてとうとう死んでしまった。

青井「りょ・・・・良一くううううううううぅぅぅぅぅぅぅん!!!!!!!!」

青井は良一の死と言う物凄い悲しみに、死んだ良一のところへ走る。

ライス「全く・・・・。五月蝿いゴミだ・・・・・ガキって奴は・・・・。」

青井の父「あっ!!奈々!!!」 青井の母「行ってはいけない!!!」

ライスは青井に向かってピストルを向ける。青井の両親も青井を守ろうと走る。

そして、ライスはピストルを発砲する。それも2発。

その2発はそれぞれ、青井の両親に命中した。二人は娘である青井を庇った。

ライス「ち・・・・っ!!ムカツクゴミだ・・・・・!!」

青井「あ・・・・あああ・・・・・・!!」

こうして、青井の両親は倒れてついに死んでしまった。

村人たち「う・・・・うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

村人たちはあまりの恐怖に逃げ出した。ライスはこれを見て、ついに怒った。

ライス「えええぇぇぇぇぇい!!!!殺せ!!!愚民どもを皆殺しにしろ!!!!!」

アクアン・フィッシャー「プイイィィップイィィップイィィップイイイイイイィィィィィ」

アクアンは複数の大砲による砲撃で村を攻撃し、村人ごと焼き払った。

これで最後の生き残りは青井一人になった。

青井「あ・・・・あああ・・・・・・。」 村の最後を表す地獄の炎を見た青井は、

両肘を地面についた。ライスはそんな彼女に悪魔のささやきを与える。

ライス「最後はお前か・・・・・。いや、もういいか。もう一人では何もできねェからな。

お前はこれからたった一人で寂しがって死ぬがいい。それと、悔しかったら、

この俺たちを殺してみな?ま、無理だろうけどwわはははははははははは!!!!!!」

こうして、ライスとアタッカーたちはアクアンに乗り、海の中へと消えていった。

青井「う・・・ううう・・・・うううううぅぅぅぅぅぅ・・・・・・!!!

うわああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

青井はあまりの恐怖の連鎖に醜く切ないで泣き叫んだ。

それは彼女の復讐心の産声でもあった。これが青井の復讐の理由であった。


そして、現在・・・。光次郎と桜は彼女の過去を聞いて涙を流した。

青井「それが・・・・私の復讐の始まりであった・・・・。」

つづく

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今回で1クールで必ず1話に登場するニシキ先生が、

最後の活躍を見せます。そして、最後の敵宇宙人も出現し、

ウルトリアに異変が起こります!?

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