不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
ブラバーの言うとおり、海賊の難破船の外にはヒゲの生えたスピニットがいた。
この者こそが、グランティに所属してない平和なスピニットの長であった。 その姿を窓から見たバンジョーたち。ブラバーはそんな彼らに話しかける。 ブラバー「そうやら、あのカニはお前たちと関係があるようであるな?」 エレナ「はい。昨日、私たちに会ったのです。確か、一般のスピニットの村長ではないかと・・・・。」 バンジョー「このスピニットが・・・・・一般のスピニットの村長・・・・。」 カズーイ「・・・・・なんか老いすぎって感じがしそうな気がするけど・・・・・。」 バンジョー「こら!カズーイ!!」 バンジョーはカズーイが悪口を言った事に注意する。 カズーイ「ごっめぇ~ん!」 ちなみに、二人は今で始めてヒゲの生えたスピニットの姿を見たのだ。 エレナ「・・・・・・それでは、船長。少し、行ってきます。」 ブラバー「ああ。行っておいで。」 こうして、バンジョーとカズーイ、エレナ、プルレス、ボトルズは海賊船から外に出て、 ヒゲの生えたスピニットのところ向かおうとした。 プルレス「・・・・・・ところで、財宝探しはどうするの?」 エレナ「うん。それなら、私の仲間である乗組員たちが引き受けてくれるそうよ。」 ボトルズ「そうですか。万が一の事を考えて・・・・と言うワケですね。」 エレナ「ええ。彼らが無事であるといいけど・・・・。」 エレナは仲間たち心配をしていた。 そして、5人はヒゲの生えたスピニットの前に来た。スピニットは親切そうな声でこう言った。 ヒゲの生えたスピニット「おはよう。娘さん。さっそく村へ行きましょうかのぉ。・・・・む? なんじゃ、この見知らぬ熊と鳥は?」 スピニットはバンジョーとカズーイを見るのが始めてだった。 バンジョー「ああ。こほん。僕はバンジョーと言います。この赤い鳥はカズーイと言います。」 カズーイ「よろしく、カニのじいさん。」 バンジョーがさりげなく紹介する。 ヒゲの生えたスピニット「そうかそうかw・・・・では、さっそく村へ行こうか。ついてまいれぃ。」 ヒゲの生えたスピニットは横歩きをして、5人は彼の後について、彼の村へ行こうとした。 そして、ついに5人はヒゲの生えたスピニットの導きによって、 砂でできた家や洞穴のある砂の山がいっぱいの一般のスピニットの村の前へとついた。 この村の全てのスピニットたちはグランティの刺客ではない。何故なら彼らは、 遊んだり、会話したり、頑張って仕事したりと平和で穏やかな暮らしを楽しんでいるからだ。 バンジョーたちはその彼らの生き様を見て、それぞれ感激していた。 ボトルズ「素晴らしい・・・・!これが平和を愛する一般のスピニットですか・・・・。」 バンジョー「うん。スピニットってグランティにいる悪い奴ばかりじゃないって事がわかったよ。」 エレナ「これが・・・・・もう一つのスピニット族・・・・・。」 カズーイ「今までの奴らとは全く違うわね。」 プルレス「なんか敵だったスピニットが好きになれそうだ。」 ヒゲの生えたスピニット「そうじゃ。ここにいるスピニットは、グランティの悪事に抵抗し、 必死に平和を求めて暮らしているのじゃ。ここの者たちは一切、君たちに手を出さないじゃろうて。」 カズーイ「でも、必死に平和を求めて暮らしているって何よ?」 ヒゲの生えたスピニット「・・・・・・それがのぉ・・・・。」 その時、一匹のスピニットは慌てて来た。 スピニット「大変だあぁぁ~!村長!!」 ちなみに、このスピニットは一般の一匹スピニットである。 ヒゲの生えたスピニット「どうしたのじゃ!?まさか・・・!」 ヒゲのスピニットが焦りを感じる。 スピニット「そのまさかです!!グランティの奴らがまた襲ってきたんです!!!」 バンジョー「グ・・・グランティですって!!??」 それを聞いたバンジョーたちは動揺する。 エレナ「奴ら、この村の襲撃を・・・・っ!!」 ドカアァァン その時、村から何か爆発が起きた。 ヒゲの生えたスピニット「く・・・・・っ!!」 ヒゲのスピニットは一匹とともに村へ走る。 バンジョー「僕たちも急ごうっ!!!」 バンジョーたちも事件の起きた村へと走った。 ここが一般のスピニットの村。本来なら、温厚なスピニットたちが住んでいる平和な村だが、 今はグランティの兵士たちが暴れているため、一般のスピニットたちが逃げ惑っていた。 「わああぁぁぁぁぁ!!!」 「グランティだあぁ~っ!!」 「助けてえぇぇぇ!!」 「怖いよぉ~!!!」 そのグランティの兵士とは、グランティ側のスピニットたちであった。それを率いるのは・・・・。 カンシー「ふはははははははは!!!そうだ、者ども!!村の奴らをさらい、洗脳して、 我らグランティの兵士に仕立て上げるのだ!そのために大暴れしまくれえぇぇぇぇ~い!!!」 そう、カンシーが悪のスピニットを暴れさせて、平和なスピニットたちを脅かしていたのだ。 グランティのスピニットたちが、次々と一般のスピニットたちを傷つけてやがて捕らえていく。 そこに、ヒゲの生えたスピニットとバンジョーたちがカンシーのところに来る。 バンジョー「・・・っ!?ス・・・・スピニット同士が争っている・・・・・!?」 カズーイ「この村のスピニットたち・・・・なんか仲間割れしてないかしら?」 確かに、この村では、グランティ側と一般側のスピニットたちはほとんど同じ姿をしている。 これでは、どれが一般側かグランティ側かは見分けがつかないだが・・・。 ボトルズ「・・・違います、二人とも!よく見てください!!襲っている方が、 グランティ側のスピニット。襲われているのは、一般のスピニット・・・・のハズです!」 エレナ「そして、そのグランティ側のスピニットを操っているのは・・・・・・!!」 プルレス「あの青いスピニットだ!!」 一同は青きスピニット、カンシーの方を見ていた。 カンシー「・・・・・ほう!来ていたのか、熊と鳥。そして、その仲間たちよ。」 ヒゲの生えたスピニット「カンシーよ!これ以上の悪事はやめるんじゃ!! このまま続ければ、わしら一般のスピニットたちが一匹もいなくなってしまう!!」 カンシー「黙れ老い耄れ!!貴様たちがどうなるかなど、我々が知る事はなかろうっ!!」 バンジョー「カンシーだと!?」 カズーイ「そう言えば、昨日あんたと似た奴がいたわね・・・・!」 カンシー「似た奴?ああ、ガニャニャの事だな。だが、そのガニャニャは昨日、 貴様らに倒されたとなぁ・・・・!!俺の部下の一匹を倒した事はまず、認めてやろう・・・・!」 バンジョー「・・・・カンシーだと言ったな。ガニャニャは昨日、カンシー小隊だって言った。 つまり、青いスピニットを操っていたのは、カンシー!お前だったんだな!!?」 カンシー「ふ・・・・っ!ご名答だ。者ども!かかれええぇぇぇぇぇ!!!!!」 カンシーの叫びに、一般のスピニットを襲っていたグランティのスピニットたちが急に、 彼らから離れた。そして、グランティ側のスピニットは一斉にバンジョーたちを囲んだ。 その様子を見た一般のスピニットたちは動揺した。何故、急に自分たちから離れたのかと。 「なんだなんだ?」 「急に僕たちから離れたぞ?」 「よかった・・・・と言っていいかなぁ?」 バンジョー「こ・・・・こいつらは・・・・っ!?」 ボトルズ「グランティ側のスピニットですね・・・・!」 カンシー「それも、こやつらは皆、元よりこの村に住んでいた者たちよ!」 エレナ「く・・・・っ!グランティめ・・・・!!罪のない者たちを洗脳して悪人にするなど・・・・!!」 ヒゲの生えたスピニット「カンシー!もうやめてくれ!!お前だって元は・・・・・・っ!!!」 カンシー「たわけぃ!!今の俺はグランティの戦士だ!!もはや貴様と話す事などないのだ!!!」 そう言うと、カンシーは横走りして逃げようとする。 バンジョー「っ!?おのれ、逃げる気か!!!?」 カンシー「逃げるのではない!!部下に任せて、行動したまでよ!!ははははははは・・・・・!!」 カンシーは笑いながら逃げたため、とうとう消えてしまった。ヒゲのスピニットは絶望した様子。 ヒゲの生えたスピニット「カ・・・・カンシー・・・・・・。おぬしは・・・・・・。」 プルレス「あのカンシーって奴と村長さんは一体・・・・・?」 プルレスは心配する。しかし。 ボトルズ「それよりも、この敵スピニットたちの数はなんてすごいんだ・・・・・!」 ボトルズの言うとおり、バンジョーとカズーイ、エレナを囲んでいた敵スピニットの数はとてつもなく、 多かった。恐らくに数十匹多いだろう。ボトルズとプルレスは少し離れたところから見ている。 バンジョーとカズーイ、エレナ「く・・・・・・っ!!」 スピニット「クククククク・・・・!!死ぬ覚悟はできたな?行くぞおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!」 そして、敵スピニットの皆さんが一斉に3人に襲い掛かる。そして、3人も迎え撃つ。 エレナ「っ!?でやああぁぁぁぁっ!!せぃ!!ふん!!」 エレナは剣を素早く横に払い、迫る4匹を弾き飛ばす。裏返った2匹を素早く斬り殺した。 カズーイ「キキツキアタック!!!」 カズーイがキキツキアタックで複数の敵を弾き飛ばす。 バンジョー「ローリングアタック!!!」 そして、バンジョーがローリングアタックで、 裏返っているスピニットを数匹倒した。だが、敵スピニットはまだ全滅していない。 ヒゲの生えたスピニット「おお・・・!あの3人、グランティ兵を軽々と倒しているじゃと・・・・!?」 つづく PR |
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