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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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かくして、光次郎、桜、青井を乗せた偵察車はアルキスを探そうと町中を走り続けた。

しかし、夜になってまで走り続けても、アルキスは見つからなかった。

ちなみに偵察車は桜が運転していた。光次郎と青井は後ろの席で周辺を見回していた。

光次郎(・・・・・これほど、探してもアルキスがいない。まさか、奴らの基地にいるのだろうか・・・・?)


アルキス捜索をあきらめた桜たちは、SSPの第6分隊基地の司令室に戻った。

春日「アルキスって子・・・・・街中にはいなかったそうね。」

桜「はい・・・・・・。」  3人はアルキスを見つけられなかった事を春日に報告した。

光次郎「彼は僕らの学園に転校したので、この街や周辺にはいると思ったのですが・・・・・。」

青井「彼がデスナイトの戦士ですので、どこか遠くのところで暗躍しているのでは・・・・。」

春日「・・・そう。では、あなたたちはそろそろ家に帰った方がいいわ。明日も学校があるんでしょ?」

光次郎「はあ・・・・。そうですか・・・・・・。」

青井「本当は続けたいのですが、寝不足になるわけにもいかないですし・・・・・。」

野沢「それじゃあ、アルキスって子の捜索を私が引き受けるわ^^」

光次郎「野沢さん。」 青井「先輩・・・・・。」 二人は安心して野沢に任せようと思った。

清水「私も探させてもらうわ。彼がどんな理由でデスナイトに入ったか聞きたいからね。」

桜「ありがとうございます。二人とも・・・・・。」

野沢「えーっと・・・・・。その前にアルキスってどんな外見をしてるのかなぁ・・・^^;」

野沢と清水はアルキスの外見を知らなかったそうだ。そこに、青井が真面目に教える事に。

青井「茶色い髪や少し泣きそうな顔をした少年です。」

清水「そうか。感謝するわ。行きましょう、野沢隊員。」  野沢「もっちろんw」

光次郎「あっ!その前に二人とも・・・・・。」 行こうとする二人を光次郎が声で止める。

清水「どうした?」  二人は光次郎の方に向く。光次郎は恐る恐る小さく言った。

光次郎「で、できたら・・・・あまり彼を虐めないでやってください・・・・・。」

野沢「・・・わかってるわよ。好きでデスナイトでの悪行をやってるワケじゃないもんね、あの子」

清水「心配しないで。アルキスは・・・・私たちが助ける。だから、心配はしないで。」

光次郎「・・・・・ありがとうございます。」 光次郎は嬉しく感謝する。

野沢と清水「・・・・くす。」  それを見て微笑んだ二人は司令室から出てアルキスの捜索を行った。

春日「では、3人は帰って、ゆっくり眠って行ってね。」

光次郎、桜、青井「・・・・了解!」  こうして、光次郎たち3人はそれぞれの家に帰った。


高町邸。和室で、コタツの前に座っている光次郎はアルリアに詫びた。

光次郎「・・・・すみません。SSPの仲間たちが今、探してくれてますが・・・・。」

アルリア「いいんですよ。アルキスはまだ、生きていますから・・・・・・。」

光次郎「そうですか・・・・。では、僕はこれで・・・・・。」  光次郎は悲しげな表情で部屋から出て、

二階の自分の部屋に行った。アルリアは悲しそうに呟く。そこにあかりが近づく。

アルリア「・・・・・アルキス・・・・・・。」  あかりも悲しそうな顔でアルリアの肩に触れる。

あかり「本当は死んでしまうかどうかは心配なんですね、アルキスが・・・・。」

アルリア「はい。デスナイトは恐ろしい組織です。もし、アルキスが何かしでかしたら、

彼は・・・・処刑にかかって死んでいるかと、前から思ったことがありまして・・・・。」

あかり「もし、そうなる前に・・・・光次郎さんが必ず彼を助けてくれるでしょう。

もし、光次郎さんもピンチな時は、私が二人を助けます・・・・・っ!」

アルリア「え!?あかりさんが・・・・・!?」

あかり「はい。私・・・・・実は、デスナイトと戦っているマリオネットライターなんです!」

アルリア「そうですか・・・・・・。ってええぇぇっ!!?この日本で有名なマリオネットライターが、

あ・・・・あなただったのですか!!?」  アルリアはあまりの衝撃な言葉に驚く。

あかり「・・・・・・・なんて冗談ですよwただ、神に祈って、二人が助かるように・・・・と^^;」

アルリア「・・・・・そうですか。でも、あなたが本当にあのライターであってもよろしいかと・・・・・。」

あかり「そ・・・そうですか;(・・・・私のバカ!私がライターである事が危うくバレるところだったわ。

光次郎さんと内緒にした話なのに・・・・・。) 」 あかりは心で自分を責める。

実は、自分がマリオネットライターである事を光次郎との秘密にしておいていたのだった。

あかり自身が、他人に自分の正体を明かす事をあまり好まないらしい。

あかり「とりあえず、もう寝ましょう^^;アルキスが死なない事を祈って・・・・。」

アルリア「・・・・・・はい。」  この後、二人は就寝をしている事は言うまでもない(


一方。ここは高エネルギーのある工業地帯である。この夜の工場に、

グラブティベースが暴れていた。そのため、モンスロイドの周りは火の海である。

グラビティ・ベース「ギャアアアァァァァァァァァオン」  グラビティは左右の大砲じゃら砲弾を発射し、

遠くの建物を爆破した。そこにSSPの8分隊のリボルバージャック部隊が夜空から飛んで来た。

リボルバージャック部隊は一斉にバルカンでグラビティを攻撃したが、効いていない様子だ。

グラビティ・ベース「ギャアアアアアアァァァァァァァァァァオン」

グラビティベースは反撃で、口から火炎を吐いてリボルバー数機を、撃墜した。

一方、地上では、レゴ率いる特別破壊部隊が逃げる作業員たちを襲いながら走っていた。

レゴ「急げぇっ!!グラビティが暴れているうちに工場を占領し高エネルギーを頂くのだ!!!」

レゴはそう言うと、中型ランチャーで多くのロケット弾を発射して、逃げる作業員たちを死なせた。

デスナイトの作戦は既に始まっていた。アルキスが操るグラブティベースを囮に、

レゴ部隊が工場を占領するとっても攻撃的な作戦が。この作戦は成功に近づきつつあった。

レゴ「やれやれえぇぇっ!!逃げる者も立ち向かう者も全て焼き払えええぇぇぇぇ!!!!」

レゴがそう命令すると、数名のブラックアタッカーがマシンガンやバズーカなどで暴れる。

作業員たち「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「あびゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

それにより、撃たれた者たちが血を出したり体を焼かれたりと死んでいった。

中には体の一部が失って倒れた者たち、物凄い火炎で体を溶かされた者たちもいた。

そこに、SSPの1分隊員たちが多く駆けつけて、レゴの破壊部隊を倒そうとする。

レゴ「SSPだとぉ!?この作戦によく気づこうとは!者ども、ゆけえええぇぇぇぇ!!!!」

ブラックアタッカーたちは様々な銃器でSSP隊員たちを攻撃した。

SSP隊員「うわあぁぁぁ!!?」 「ひるむなあぁっ!!反撃しろおぉぉぉ!!!」

先攻を受けて何人かを失った隊員たちもマシンガンやバズーカなど、他に様々な銃器で、

ブラックアタッカーたちを攻撃した。敵は数名失った。これは激しい白兵銃撃戦だ。

レゴ「貴様らああぁぁぁ・・・・・!!!許さああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」

レゴはランチャーからロケット弾を発射して、SSPの部隊を攻撃した。

アルキスは人気のないところでグラブティベースを操っていたが、何かとやる気がなかった。

アルキス「全く・・・・。なーにが特別破壊部隊だ。本当は攻撃するしか脳のない、

バカどものクセに・・・・・!」 アルキスはレゴと彼の部隊を憎悪して、そう冷たく呟いた。

グラブティ・ベース「ギャアアァァァァァァオン」 グラビティは両目からのビームを二回発射して、

リボルバージャック2機を破壊し、建物を爆破した。煙突が炎を噴出し、後に爆発をした。

アルキスのやる気になさにデスナイトのこの作戦は成功したのかどうかはわからない・・・・。


夜の街。野沢と清水は自動車で、アルキスを探していた。しかし、なかなか見つからない。

野沢「おかしいわねえぇぇ~。どこにもいないわ。アルキス。」

野沢は周りを見回してアルキスを探していた。清水が運転して自動車を動かしている。

清水「・・・・確か、光次郎が言うにはアルキスはグラビティベースを操っていると聞いたが・・・・。」

野沢「そいつもいなさそうね・・・・・。きっとどこかで暴れているのかしら・・・・?」

清水「・・・・・わからない。とりあえず、ここはあきらめれ帰還しよう・・・・。」

野沢「・・・・・ええ。」 二人もアルキスを見つける事ができなかった。何故って?

アルキスは今、レゴ部隊やグラビティとともび遠くの高エネルギー工場を占領しているからだ。


次の日の朝、高町邸で、光次郎が制服を着て学校に行こうと出た。

光次郎「行ってきまあぁぁぁ~す!!」  あかり「行ってらっしゃいませ。」

アルリア「・・・・行ってらっしゃいませ。」 二人は玄関から光次郎を見送った。

光次郎はその声を聞いて嬉しそうに学校へと進んだ。

アルリア「・・・・彼は、今日も学校が終わってすぐにSSPの仕事に・・・・。」

あかり「ええ・・・・・。あの人は、優しい人ですから。」

アルリア「・・・・私は信じています。光次郎さんが私の弟のアルキスを救ってくれる事を・・・・。」

あかり「アルリア・・・・・・。」 あかりはアルリアが光次郎を信じてくれる事に微笑んだ。


光次郎は遅刻もせずに、秋田学園に入った。そして、ここクラスでは・・・・。

青井「またアルキスの奴がいないそうね・・・・・。」 またアルキスがここに来てないらしい。

桜「・・・・アルキスは一体、普段からどこにいるんだろう・・・・・。」

光次郎「・・・・・・デスナイトの基地・・・・・じゃないかな・・・・・。」

青井と桜「え・・・・・・!?」  二人は光次郎の言葉に同様する。

つづく

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