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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウォーティ・イーター「キャパパパッキャパパパッキャパパパッ」

ウォーティ・イーターの発生させた津波が工業地帯を沈ませてしまった。

ごらんの通り、工業地帯は水浸しとなっているが、建物の屋上などは津波に届いてはいなかった。

清水たちはとある建物の屋上にいた。

清水「野沢と月野は・・・・・!?」  清水たちのとは別の建物から野沢の声が聞こえた。

野沢「お~い!ここだよぉ~う!!」  野沢と桜は別の建物の屋上にいた。

清水「野沢!月野隊員!無事だったのね・・・・・。」

桜「さっきの津波の事件はこのジャンボ・ロイドの仕業だったんです!!」

清水「なんですって!??」

ウォーティ・イーター「キャパパパッキャパパッキャパパッ」 

ウォーティ・イーターは清水たちのいる建物に向かう。清水たちは敵に向かって銃を構えた。

清水「敵が向かってくる!!撃て!!」  清水たちはジャンボ・ロイドを撃ち続けた。

ウォーティ・イーター「キパパッキャパパパッ」 ウォーティは隊員達の連射に耐えながら進んでいった。

野沢「桜ちゃん!私たちも・・・・・・!!」

桜「はい!」 二人が銃を構えるた瞬間に、水から谷戸がバシャァァァン!と飛び出してきた。

谷戸「たあああぁぁぁぁっ!!!」  谷戸は桜たちの背後に着地。二人は後ろを向いて驚く。

桜「っ!!?」

野沢「マリーン・アタッカー!!!」

谷戸「俺様はマリーンアタッカー部隊のエース・谷戸だ!さあ、勝負だ!!」

谷戸がヤリを構えると、野沢や桜も剣を構えた。

野沢「このぉ!!」  野沢は谷戸に斬りかかる。谷戸も正面から走る。

谷戸「はっ!!」 谷戸はヤリを突き出す。野沢も剣を振り、剣が敵のヤリとぶつかり合う。 カキィィィン

野沢「ぐっ!!」

谷戸「むぅん!とおおぉぉぉう!!」 谷戸がヤリを振り上げると、野沢は剣を弾き飛ばされひるむ。

野沢「うわあぁぁぁ!!!」

桜「野沢さん!くっ!!」  桜が谷戸に斬りかかろうとした。

しかし、彼女の前に右のほうから水が飛び出してきた。

桜「きゃっ!!」  桜は水に直接あたらなかったが、驚きはした。

そして、二人の周りに水の玉のようなものが舞うように次々と飛んだ。

野沢「な・・・・なに!?この水の玉の数々は!!?」

谷戸「ククククク・・・・・!その正体は我が部下。我が部下は水から思いっきり飛び出して、

水とともに飛んでいるという事さ・・・・・!」

桜「くっ・・・・・・!」  そして、マリーンアタッカーが水から離れ、正体を現す。

そして、次々と水の玉が消え、そこから一人ずつマリーンアタッカーが次々と現れ、着地した。

谷戸「かかれ!!」  谷戸の叫びに答え、複数のアタッカーが剣で、二人に斬りかかった。

マリーン・アタッカー「だああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

野沢&桜「むうぅぅぅぅぅぅ!!!」 カキン ズバ トショ カキンキン バシュシュ

野沢と桜も剣で敵と戦う。時に敵の剣とぶつかってしまう事もあったが、なんとか倒せたところもあった。

桜「だあぁっ!!」  桜は二人のアタッカーを斬り捨てた。野沢も一人、敵を斬った。

野沢「くっ!!桜ちゃん!ここは私が抑える!桜ちゃんはボスを!!」

桜「はいっ!!」   桜は谷戸の方に向かった。

野沢「はっ!!せい!!とりゃ!!」 野沢は華麗な剣さばきで敵を次々と斬りつけた。

マリーンアタッカー「うわ!!」 「ぎゃ!」 「うぎゃあぁぁぁ・・・・!!」 「うっ!」

桜「あなたの相手は私よ・・・・・!」  桜と谷戸。両者は睨みあっていた。

谷戸「ふっ!面白い・・・・・。ぬん!!」 谷戸が桜にヤリを突き出そうとした。

桜「っ!?ふん!!」 桜は剣を振り、谷戸のヤリと弾きあう。

谷戸がヤリを振り上げ、桜の頭を刺そうとすると、桜がそれを避け剣を振るう。

桜「くらえ!!」  桜が谷戸の近くで斬りかかるが、谷戸は突然ジャンプした。

谷戸「たあっ!!」  ジャンプした谷戸は水に飛び込んだ。桜はそれを見た。

桜「くっ!水に逃げ込むなんて・・・・・!!」  桜がピストルを持ち出した。

すると、水から谷戸が出てきて、マシンガンで屋上の桜を撃ち出した。

桜「っ!うわ!!」  桜は敵の射撃を避けた。そして、谷戸に向かってピストルを4発くらい撃った。

谷戸「ふん!」  しかし、谷戸は水で素早く泳ぎ、その連射を避けた。

桜「くっ!水にいる時ではスピードがかなり上昇している!これがマリーンアタッカーの力・・・・!」

谷戸「ふふふふふふ・・・・・む?」 谷戸はウォーティ・イーターと清水たちの戦闘を見ていた。

ウォーティ・イーター「キャパパッキャパパパッキャパパパッ」

ウォーティ・イーターはウォーターバスターで清水たちを攻撃しようとしたが、外れてしまった。

清水たちは敵を撃ち続けた。敵はまたもバスターを出すが、清水たちは後退し、それを避けた。

谷戸「かなり苦戦してるな・・・・・・。ウォーティ・イーター!!退くぞ!!」

ウォーティ・イーター『なんですって!?』  ウォーティは谷戸に向かってそう言った。

谷戸「このままでは勝負がつかんだろう?次の機会で襲撃するのだ!」

ウォーティ・イーター「キャパパパッキャパパパッキャパパパッ」

ウォーティ・イーターは回転し、そのまま水の中に入り、消えていった。

谷戸が泳いで退くと、他のマリーンアタッカーも屋上から水に飛び込み、泳いで逃げていった。

野沢「逃げたわね・・・・・・!!でも、マリーン・アタッカー・・・・。普通の戦闘員より強いわ・・・・。」

桜「・・・・・・水に関した敵・・・・・・。なんとかしなくちゃ!!」

清水「・・・・我々も支部に戻りましょ!」

夜の高町邸では、光次郎が和室に来て、あかりに話し掛けた。

光次郎「あかりさん・・・・・・。」

あかり「なんでしょうか?光次郎さん。」

光次郎「さっきは、ありがとう。でも、僕のやりたい事は・・・・僕が決めるよ。」

あかり「はい。頑張ってください。」

光次郎「・・・・・今度できたら、あかりさんの事を知りたい。」

あかり「え・・・・・・!?」  あかりはそう聞くと、急に驚く。

光次郎「・・・・ごめん。でも、正直思うところ、あかりさんは一体どんな人かわからないんだ・・・・。」

あかり「・・・・・・・・・・・・・。」  あかりは不安そうに黙り込んでいた。

あかりは光次郎に自分の正体を語ることができないのであった。

光次郎「・・・・・・あ、今じゃなくてもいい。今度・・・・できたらでいいから・・・・・。」

あかり「・・・・・ごめんなさい。この事だけが言えなくて・・・・・・。」

光次郎「・・・・いいよ。じゃあ、卒業式の時・・・・絶対に来てね・・・・・。」

あかり「・・・・・はい。」 あかりが笑って返事すると、光次郎も笑い、この部屋から出た。

光次郎は自分の部屋に戻っていた。もう深夜の1時なので、電気を消して、

ベッドで横たわって掛け布団を身に被せていたが、何故か寝ていなかった。

光次郎「・・・・・・もし、卒業式に真奈美ちゃんが生きていたら、どうしただろうな・・・・・。

それより・・・・・・あかりさん。あなたは・・・・・本当に誰なんだ・・・・・?」

次の日の朝。光次郎は制服に着替えて玄関であかりに挨拶を言った。

光次郎「じゃ、行ってくる。」

あかり「行ったらっしゃいませ!卒業式まで後6日ですね。」

光次郎「ああ。じゃ!」  光次郎は家から出て、しばらく歩いて学園に来た。そこに桜が来た。

桜「おはよう!光次郎君。」

光次郎「おはよう!桜ちゃん!今夜はどうだった?」

桜「ええ・・・・・。昨日の津波発生事件はジャンボ・ロイド、ウォーティ・イーターの仕業だったの。

彼女は水を操り、あまつさえ青い戦士、マリーンアタッカーとともに私たちと戦っていたわ。

敵部隊はなんとか退いたけど、今日はどこかに出現するはずよ・・・・。」

光次郎「そうか・・・・・・・。よし!その時は僕も手伝うよ!」

桜「ありがと!光次郎君。」 桜が笑うと、光次郎も笑った。二人は仲良く学園に入った。

今日も授業が行われていた。今回は高校に向けての勉強である。

担任の先生「ええ・・・・・。これからあなたたちが向かう先は・・・・・。」

二人は先生の話をしっかり聞いていた。そして時間が過ぎて、放課後となった。

光次郎は弓道部で弓矢の練習をしていた。そこに、梶が来た。

梶「高町。」

光次郎「っ!?なんですか・・・・!?」

梶「・・・・・今日は責めはしないけど、これだけは言っておくよ。」

光次郎「な・・・・なんなんですか?」

梶「・・・・・空手部のキャプテンがお前に会いに来る。ま、逃げたきゃ逃げるんだな・・・・・。」

梶は元気そうにない声で、光次郎から離れた。

光次郎「なんだよ・・・・・。うっ!!?」 光次郎の前についに桐原が来た。

桐原「・・・・・・お前が、高町・・・・光次郎か・・・・・・。」

光次郎「・・・そ・・・・そうだけど・・・・・。あんたは・・・・誰ですか?」

桐原「俺は桐原零。梶の言うとおり、空手部のキャプテンよ。」

光次郎「そのキャプテンが何故、僕に・・・・・!?」 光次郎は恐る恐る桐原に聞いた。

桐原「いや・・・・・。ただ、お前の顔が見たくてな・・・・・。それだけだ。」

光次郎「見たいだけで・・・!?喧嘩売ってるのですか・・・・?」

桐原「喧嘩などはしない。喧嘩など人生に必要のない行いだ・・・・・。」

光次郎「う・・・・・・・!僕を見てて、なんの意味があるのですか!?」

桐原「意味?・・・・そうだな・・・・・。もし、できたら・・・・・・・・。」

桐原が光次郎に近づこうとした瞬間、榊が二人のところに来た。

榊「よーう。」

光次郎「っ!榊!!」  光次郎は桐原から離れ、榊のところに来た。

つづく

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