ウルトラマンクリスタル 第19話・闇の巫女と怪獣大軍団
冥界仮面・ゴダル
再生怪獣軍団(ビバモーク、ギラーム、ラフレイア、ギラギンド、ギルゾング、
ガイラ、キングボックル、シャイン星人、ゲスラ、ギェゾン)
魔鳥人・ネリマリス
蘇生魔道巫女・カリン
登場
ウルトラアンクリスタルことコリスは謎の狂戦士ゴダルの猛攻に破れ、
DGC本部のメディカルセンターで眠っていた。そのスキを突くかのように、
シャドーは魔の巫女カリンを送り込んだ。カリンはガイラ、ギラームを使って、
DGCが誇る正義のスーパーメカと激戦を繰り広げていた。
スカイラッシュの一号機(シュドー)、二号機(テブリッシュ)はギラームと戦闘。
ロードラッシュ(サキ&イチゴ)はガイラと戦っていた。
ギラーム「キイイィィィィィヤアアアァァァァァァ」
ギラームはスカイラッシュ二機の機関砲連射を受けていた。二機が砲撃を止めると、
ギラームは二門の大砲から砲弾を連続で発射した。しかし、二機はそれを避けていた。
一方、ガイラはバックしているロードラッシュを追っていた。
ガイラ「キシャルルルルルルルルルル」
しかし、ロードラッシュはロケット・ランチャーでガイラを攻撃していた。
サキ「イチゴさん!怪獣は砲撃に耐え、進行し続けています!」
イチゴ「あきらめないで!何度でも攻撃すればいつかは倒れるはず!!」
サキ「はい!!」 ロードラッシュはロケットランチャーで攻撃を続けていた。
ギラーム「キィィィィィヤアアアァァァァァ」
怒ったギラームがついにフロスティック・バニッシャーを発動し、無数の光線を出した。
しかし、スカイラッシュ二機はその無数の光線を潜り抜けるかのように避け続けていた。
シュドー「へっ!そんな技、コリスのZEROに使った時のに比べりゃ大した事ないぜ!!」
テブリッシュ「コリスのZEROが倒したように我々もこいつに必殺武器を使う!!」
シュドー&テブリッシュ「協力レーザー砲発射!!!」 ビビィィィィィィ ズガアァァァァァン
二機のスカイラッシュは協力レーザーを発射して、ギラームの二門の大砲を攻撃した。
そして、その威力によって、ギラームの二門の大砲が爆発し、砕け散った。
ギラーム「キイイィィィィヤアアアアァァァァァ・・・・・」
大砲を破壊されたギラームは炎上し、動けなくなり、負けてしまった。
一方、ロードラッシュはガイラを攻撃し続けていた。しかし、ランチャーの弾がついに切れてしまった。
サキ「っ!!?ラ・・・・ランチャーの弾がもうありません・・・・・!!」
イチゴ「ふふふふ。そろそろだね・・・・・。」
サキ「え・・・・・・でも・・・・・・。」
ガイラ「・・・・・・・・・・・・・!」
さっきの砲撃で傷だらけになったガイラはゆっくりとロードラッシュに近づいていた。
サキ「っ!!怪獣が近づいていく・・・・!!」 しかし、ガイラは突然、ゆっくりと倒れた。
イチゴ「くすっ。敵は攻撃を受けすぎてそれに耐えられず、死んでしまったのさ。」
そして、ガイラは爆発をして、粉々となり、死んでしまった。
イチゴ「こちら、ロードラッシュ。ガイラの退治に成功しました!」
テブリッシュ『こちら、スカイラッシュ2!同じく我々もギラームの退治に成功!!』
戦いが終わり、本部へ帰るべく、スカイラッシュ二機は空を翔け、ロードラッシュは道路を走った。
二大怪獣の死に様を見たカリンは少し怒っていた。
カリン「くっ・・・・・!でも、私がまた自慢の能力で・・・・・!それに、他の海獣たちも今に・・・・・!!」
DGC本部
シュドー、テブリッシュ、イチゴ、サキはモモのいる司令室に帰っていた。
テブリッシュ「と、言うわけで、二大怪獣は我々だけで倒せました。」
シュドー「きっと、弱体化してましたよ!あいつらは。」
モモ「ご苦労。それより、あなたたちが戦ってた間に別の地点で別の怪獣が現れたの。」
イチゴ「なんですって!!?」
サキ「別の怪獣が・・・・・・!?」 そして、巨大なモニターから映像が出た。
画面では、地底でキングボックルが暴れているところが映されていた。
この怪獣もウルトラマンクリスタルに倒されたはずだ。
キングボックル『ウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!』
シュドー「キ・・・・キングボックルじゃないか!!!」
テブリッシュ「馬鹿な・・・・・・!奴もウルトラマンに殺されたはずだ!!」
サキ「まさか・・・・・!何者かによって生き返ったんじゃ・・・・・!」
モモ「あの怪獣は地底に刺激を与えて、地震を起こして、街を混乱させていたの。」
イチゴ「生き返ったからって、随分とやってくれるね・・・・・!」 そして、モニターの映像が消えた。
モモ「キングボックルだけじゃない!F-地区ではギェゾン、
N-地区ではギルゾングとゲスラが暴れていたわ。」
サキ「そんな・・・・・・!」
テブリッシュ「こんな数は初めてだ・・・・・・!!」
シュドー「おいおい・・・・ヤバいじゃないのか・・・・!?」
イチゴ「何か手はないのかな・・・・・!」
モモ「・・・・・・それと同じく、謎の巫女が最近、街を歩いている事もわかったわ。」
シュドー「み、巫女ぉ!?」
イチゴ「巫女って・・・・・・僕の故郷、日本にいる和風の女の人の事ではありませんか!?」
テブリッシュ「その巫女が何故、この国にいるかって思うだろ?」
イチゴ「うん・・・・・・!」
モモ「巫女と言うのは、日本だけでなく、他の国でも違う意味で存在すると思うわ。
地元の人によれば、あの巫女は闇の巫女だと語っているらしいわ。」
サキ「闇の・・・・・・巫女・・・・・・・。それより、コリス君は?」
モモ「大丈夫。まだ眠っているけど。もうすぐ起きると思うわよ。」
サキ「・・・・じゃあ、メディカルセンターでコリス君に会ってから・・・・・・。
闇の巫女って人を探して彼女に会ってみます。」
つづく
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