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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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その声の主は何か呪文の言葉を言っているようだ。

骸骨の屋敷は紫のオーラに包まれたのだった。

バンジョーたちは歩いていた。カズーイがリュックから出て喋りだした。

カズーイ「ねえ、バンジョー。髑髏はどこにあると思う?」

バンジョー「うーん・・・・・一応、古代の産物だしなぁ・・・・・。」

ボトルズ「だったら遺跡を探してはどうでしょう?」

バンジョー「遺跡かぁ・・・・・む!?」

いきなり、地面からティッカー二匹が出てきて、目の前のバンジョーたちを襲う。

ティッカー「よくも仲間をおぉっ!!!」

ボトルズ「げげっ!!さっきのティッカー族!!」

バンジョー「くっ!!」   ガチ ガチ

カズーイが素早く、くちばしでティッカー二匹を突き倒した。

ティッカー「ぎゃっ!」 「ぐっ!!」   二匹は地面に叩き付けられ、バラバラに砕いた。

バンジョー「ここに、奴らのアジトが近いだろうか?」

カズーイ「どーって事ないわ!もし、この先にアジトがあるんならぶっ潰しちゃおう!!」

ボトルズ「でも、そんな事したら・・・・。」

バンジョー「グラブリン族か・・・・・・彼らの戦う理由はいったい・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・さっきの話ですが、このマウンテンに遺跡があった気がします。」

カズーイ「え?マジ!?」

ボトルズ「父から聞きましたので・・・・・・。」

バンジョー「もし、それが本当なら先に遺跡に行った方がいいね。

そこにマンボの求める魔の髑髏があるかも知れない!」

かくして、バンジョーたちは遺跡を求めて、走り出した。

しばらくすると、歩いていた。すると、そこにベスが走っていた。

ベス「・・・・・・・む!あれは!!」

バンジョー「あ!さっきのグラブリン!!」

偶然なのか宿命なのかまたも出会ってしまった。

ベス「お前、さっき言ってたグランティっての知ってるのか!?」

バンジョー「な・・・・なんだいいきなり!?」

ベス「とぼけるな!!お前、さっきグランティのアジトはどこだって言ったろ!!」

バンジョー「確かに言ったけど・・・・・・・・・・。」

ベス「じゃあお前達はグランティだな!?」

ボトルズたち「っ!!??」

カズーイ「え!?ちょ・・・ちょっと待ってよ!いきなりそれはないでしょ!?」

バンジョー「僕達は違う!!」

ベス「黙れ!!グランティ・・・・許さん!!」

ベスは槍を構え、バンジョーに迫る。

バンジョー「ちいいっ!」

ボトルズ「待った!!!!」

ベス「!?」

ベスはボトルズに突然、声をかけられ、止めた。

ベス「なんだよ・・・・・!」

ベスはボトルズに怒りの顔を見せる。

ボトルズ「ひっ・・・・・;あ・・・あの・・・・・このマウンテンに遺跡は・・・・ありませんか・・・・・・。」

ボトルズは命乞いするような体勢で問う。

ベス「・・・・・・あるさ・・・・・・・・。」

カズーイ「そこに魔の髑髏はある!?」

ベス「・・・・!?魔の髑髏だとぉ!?貴様ら、それをどうする気だ!!?」

バンジョー「・・・不死の魔術師に会うためだ!」

ベス「奴を仲間にするのか・・・・・・・!!」

バンジョー「そうだ!僕はその人の力を借りて・・・・・・!」

ベス「ふざけるなああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ベスは怒り爆発し、バンジョーに槍を向けて、襲い掛かってきた。

バンジョー「なんで話を最後まで聞こうとしない!?」

カズーイ「ホントよねえぇっ!!!!」

バンジョーとカズーイも走った。

ベス「はああああああっ!!!」

バンジョー「てああああっ!!!!」   ガチイイイッ

バンジョーの爪とベスの槍がぶつけ合い、火花が散った。

バンジョー「はあああぁぁぁぁあ!!」

バンジョーは空いた左手でベスの顔を殴る。

ベス「ぐふっ!!!」

ベスはひるんだ。

カズーイ「このおおおおおおおっ!!!!」

カズーイはくちばしで刺そうとするが・・・・・・・。

ベス「む!?まだだあああ・・・・!!」

ベスは自分の槍で体を上に回転し、カズーイの顔を蹴った。

カズーイ「あうっ!!」

バンジョー「カズーイ!!ぐ!!!」

ベスはそのままバンジョーの顔を蹴る。バンジョーとカズーイはそのアクションに吹き飛ばされた。

ボトルズ「バンジョー!カズーイ!!」

ベス「俺は・・・・お前達を許さない!!うおおおおおおおお!!」

ベスはとどめを刺そうと走る。しかし・・・・・・・。

カズーイ「・・・!!バンジョー!!」

バンジョー「よし!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプの体勢に入った。

バンジョー&カズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」  ブォン

ベス「何!!?」

ベスはバンジョーとカズーイのアクションに驚く。バンジョーはベスの前に着地。

バンジョー「僕達はグランティの連中じゃない!それだけはわかってくれ!」

ベス「それでも、俺は他の種族を信じないつもりだ!!」

カズーイ「じゃあ、あたいたちも容赦しないわよ!!」

ベス「いつもそうだ!!俺たちは結局争いあう運命なんだよ!!」

バンジョー「一体何が君を駆り立てたんだ!?」

ベス「・・・・グランティは・・・・俺の家族を殺した・・・・・最大の敵だ・・・・・・・・!!」

バンジョー「な・・・・なんだって・・・・・?」

カズーイ「あんた・・・・家族死んだの・・・・・?」

ベスは涙を流した。バンジョーたちはそれを見て、辛そうな表情を表した。

ベス「俺はグランティを許さん・・・・・そのために・・・・・!!」

ベスは再びバンジョーたちに走った。

バンジョー「ま・・・・待て!!」

ベス「お前達を倒して強くなる!!」

カズーイ「!!バンジョー、やるわよ!!」

バンジョー「強く・・・なる・・・・?ぬううう!!」

ベス「とおっ!!」

ベスは槍で攻撃。しかし、バンジョーはジャンプして避け、ベスの背後へ。

ベス「ちいいい!!」

ベスは後ろに向く。そこに、バンジョーが走り出した。カズーイはリュックに入っている。

バンジョー「ローリング・アタック!!!!」

ベス「な・・・・うわああああああああっ!!!!」    ドキャアアッ

ベスはあまりの回転攻撃に吹き飛ばされた。

ベス「ぶっ!」

ベスは地面に倒れた。しばらくは目覚めないだけで気を失っただろう。

ボトルズ「バ・・・・・バンジョーさん・・・・・・。」

バンジョー「・・・・・・・行こう。遺跡へ・・・・・!

つづく

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