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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ここは、ベスたちグラブリン族の村である。

いかにも原住民らしい家がいっぱい建てられ、子供たちは楽しく遊び、

大人たちは仲良く話をしていた。

チャック「この・・・・バカ!!!!」

一つの家からチャックの声が響いた。そこはチャックの家であった。

部屋も原住民らしい。ここには、チャック、ベス、他にもスコットやニラまでもがいた。

チャック「全く!これだからお前って奴は!」

ベス「でも、この村は父さんが守って死んだんだ!だから・・・今度は俺は!!」

チャック「かと言って、相手が全部奴らの手先なわけねーだろ!」

ベス「でも!!」

スコット「黙れ。」

ベスがしゃべってる途中にスコットが声で止める。

ベス「・・・・・だって・・・俺の父さんは・・・・・・・。」

スコット「前にも思っているが、お前はあの日から心が折られている。」

ベス「お・・・・折れてなんかいない!俺はこの村を守るために!」

スコット「では、なぜ関係のない者に手を出した。もっと目を鍛えるんだな。」

ニラ「その通りやで、ベスはん。もうこれくらいに・・・・・。」

ベス「・・・・・お前たちにわかるもんか!!!!」

ベスは怒って叫んだ。それから家から出た。

チャック「おい!ベス!!」

スコット「やめとけ。少しは頭冷やしたほうがいい。」

ベスは泣きながら森の中を走った。

ベス「う・・・・ぐすっ・・・・・・。父さん・・・・・!」

一方、バンジョーたちはこの山を歩いていた。

バンジョー「それにしても平和な山だなぁ。」

カズーイ「でも、あのグラブリン族・・・・手ごわそうね・・・・!」

ボトルズ「それも・・・気になるのはティッカー族。彼らはうわさによれば、

自分の気に入った物を奪う恐ろしいシロアリの集団です。

バンジョー「・・・許せないな・・・・!」

カズーイ「まさか、ティッカー族ってグランティの!?」

ボトルズ「いえ、グランティとのつながりはないそうです。」

カズーイ「とにかく、グランティの基地を探しましょ!バンジョーの妹を救うべく!」

バンジョー「うん。・・・あ!」

3人の前に巣箱に目が生えたような生物がいた。

巣箱の生物「あ?なんだてめぇら。」

カズーイ「そういうあんたこそ誰よ?」

バンジョー「む!?この匂いは?」

バンジョーは匂いをかいた。

バンジョー「これは・・・ハチミツの匂い!!」

バンジョーの目にハチミツが浮かび上がってきた。そして、涎もたれてきた。

バンジョーはよっぽろハチミツが好きだっただろう。

ボトルズ「あ!知ってます!この生物!!」

カズーイ「え?どんな生物なの、この巣箱。」

ボトルズ「あれは・・・・ミツバチ巣箱のビーボックスです。彼のハチミツは、

世界一おいしいと思われます。」

バンジョー「せ、世界一おいしいだって!!!???」

ビーボックス「・・・・って。お前らも俺のハチミツをぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!???????」

ビーボックスは慌てた。

バンジョー「あのぉビーボックスさん。ちょっと・・・・・。」

バンジョーはビーボックスに近づいた。ビーボックスは怒鳴った。

ビーボックス「あっちいけ!!ハチミツに手を出すな!!!」

バンジョー「でも、僕はハチミツ大好きなんだ。」

ビーボックス「でも俺のは食べんなぁ!!」

バンジョー「いや、食べる!!」

カズーイ「はあ、バンジョーは相変わらずハチミツに目がないわ・・・・・。」

バンジョー「ハチミツ食べてもいいかい?」

ビーボックス「駄目だ。」

バンジョー「じゃあ、力ずくでいくよ!」

ビーボックス「上等だ!!俺は喧嘩に強ぇ男だ!!」

ビーボックスはバンジョーめがけて飛んだ。しかし・・・・。

バンジョー「ふん!!」

バンジョーは一発ビーボックスにパンチをお見舞いした。

ビーボックス「あわぴゅー!!」

バンジョーは倒れたビーボックスの口からミツバチを取り出した。

バンジョー「なんて綺麗な色なんだ。」

バンジョーはビーボックスのミツバチを食べた。

バンジョー「お、おいしいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃwwwwwwwww」

カズーイ「でも、本当に大丈夫だったかしらねぇ。」

バンジョー「ごめん。一度は食べてみたかったもので。」

ビーボックス「わああああぁぁぁぁぁぁぁぁ――――――――――!!!!!!!!!」

ビーボックスは早くも起き上がった。

バンジョー「わっ!もう起きたのか!?」

ビーボックス「てめーら覚えとれ!!俺のハチミツを食べた罪は重ぇぞ~!!!!」

ビーボックスはそう言って逃げていった。

バンジョー「・・・・・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・グランティ基地を探しましょう。」

一方、森の中で、ベスは木の側で座りながら泣いていた。

ベス「うっ・・・・父さん・・・・俺・・・・・ぐす・・・どうすればいいんだ・・・・ひぐ・・・・・。

父さんが死んで弟も死んだ・・・・母も死んで俺・・・・ひとりぼっちなんだ・・・・・・・!

父さん・・・・・・・。」

5年前・・・・・これは、ベスの過去の出来事であった。

ベスは9歳。そして、彼の家には料理をしている優しそうなお母さん。

一緒に遊んでいる4歳の弟もいた。

つづく

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