不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
フーム「し・・・・知らないの?」
ピンク髪の少年「・・・・・・・・・・僕は・・・・・・。」 フーム「・・・あなたはね・・・・・・・。」 ブン「カービィか!?」 フームが言ってる途中でブンが前に出て叫んだ。しかし、少年には理解できなかった? ピンク髪の少年「かーびぃ?」 ブン「あれ?違うのか?」 ピンク髪の少年「・・・・・わからないけど・・・・・。」 フーム「ちょっとブン!!」 ブン「わ・・・・わりぃ・・・・・;」 フーム「あなた・・・・・【ティンクル・ポポポ】という名を知ってる?」 ピンク髪の少年「ティンクル・ポポポ・・・・・・・・。・・・!?」 少年の脳裏に恐ろしい光景が浮かび上がってきた。 空から巨大な物体よりおぞましい光が少年を襲った。 ピンク髪の少年「いや・・・・違う!!」 ピンク髪の少年は怯えた表情で逃げて出した。 ブン「あ!ちょっと!!」 フーム「・・・待って!!」 二人も追いかけた。それを、背中に妖精の羽を生やした赤い髪の少年、フロントバードと、 黄色い髪に赤い奇怪な帽子を被った黄色い衣装の少年、ブランクがひそかに見ていた。 二人ともどうやらやる気のなさそうな顔だ。 フロントバード「おい。見たか?さっきの。」 ブランク「ああ。ピンク髪の野郎だったな。」 フロントバード「あいつを捕まえてみようかな?」 ブランク「捕まえてどうするんだ?」 フロントバード「俺たちの仲間にして、宝を盗む仕事をするのさ。」 ブランク「へぇ。できたらいいけどな。」 フロントバード「できるためにやるんだよ!俺は宇宙の妖精だぜ!」 ブランク「そして、俺はこの星の海で生きた海底人。つーかお前、宇宙人だろ?」 フロントバード「確かに俺は宇宙人だ。ええい!とにかく行動開始するぞ!!」 ブランク「するか。」 姉弟はピンク髪の少年を追いかけた。 ピンク髪の少年「なんで・・・なんで僕が追われるんだ!?」 フーム「待って・・・待って!!」 ブン「待つんだ!!」 フーム(もし・・・・この子が・・・・・ポポポだとしたら・・・・・・・・・。) フームの目線には逃げる少年の背中が、あのティンクル・ポポポの背中に見えた。 フーム「・・・待って!!」 それでも、少年は逃げ続ける。フームは必死に叫んだ。 フーム「待って・・・ポポポ・・・・・いえ、カービィ!!!」 ピンク髪の少年「っ!!!?」 ピンク髪の少年は突然、フームの言葉を聞き足を止めた。 ピンク髪の少年「・・・・かー・・・・びぃ・・・・・・・。」 フームやブンも少年のもとへゆっくり歩いた。 フーム「カービィ・・・・それがあなたの名前よ。」 ピンク髪の少年「カービィ・・・・いや、僕にそんな名前は・・・・・・。」 フーム「K-プロジェクトで改造された人は命名を捨て、カービィという名前になってしまうの。 だから、あなたの名前はカービィ。あなたはその名前を刻まなきゃいけない。」 カービィ「カービィ・・・・僕が・・・・カービィ・・・・・。でも、K-プロジェクトって・・・・・?」 フーム「お城へ連れてってあげるわ。ついてきて。」 フームは優しくカービィの手に触れた。 カービィ「・・・・・・・・暖かい・・・。」 フーム「え?」 カービィ「いえ、なんでもありません・・・・・。」 3人はデデデ城にいた。彼らは今、お城の通路にいる。中には兵士たちがうろついていた。 「おい、なんだあのガキ。」 「ピンク髪だぞ。」 「へへ。可愛いお嬢ちゃんだね。」 「あいつ、男か?」 「見たこともねーやつだ!」 カービィ「・・・・・・・・・!」 カービィは兵士たちの話を聞いて、イライラしそうな表情を表した。 ブン「何怒ってんだ?」 フーム「・・・気にしないで。あなたはまだこの国に来てない証拠よ。」 カービィはそう聞いておとなしい表情になった。 カービィ「・・・・・・はい。」 魔獣ダウンロードルーム デデデ「何!?プププビレッジ特捜隊とやらに邪魔されたぞぃ!?」 オクタコン「申し訳ありません陛下!ウギィィィィィィ!!」 エスカルゴン「全くガキどもなんかに怯えるとは、なさけもなんともないでゲス!!」 オクタコン「ですが、ご安心ください!私は星の戦士に負けないほど強くなりましょうぞ!」 デデデ「星の戦士!?」 エスカルゴン「ああ!太古より全宇宙を防衛せり巨大組織でゲスな!?」 オクタコン「ブゥゥゥゥガアアアア!!奴らは我等の敵にございます! 戦士たちによってわが同胞は何体も破壊されました!グアアアアアアア!!! そして、カービィ・シリーズもです!」 デデデ「そのカービィ・シリーズとは一体なんぞぃ!?」 オクタコン「奴らもまた、我等の天敵にございます!グフゥゥゥゥッ!!」 エスカルゴン「確かにあいつらがいたら我々DDDの行動は難しくなりかねないでゲスな。」 デデデ「まず、カービィ・シリーズとやらをもしも会った場合、お前の力で灰にしてみせるぞぃ!」 オクタコン「私めに炎はどんなものでも簡単に溶けてしまいましょう!! ウガガガガガガガアアアァァァァァァァァ!!!!!」 オクタコンは鳴き声をあげた。その声は部屋中に響いた。 カービィ、フーム、ブンはフームたちの家(部屋?)に戻った。 フームはパーム大臣の娘である。メームは大臣の妻で、ブンはフームの弟である。 例によってこの家を大臣ファミリーハウスとも言っていいだろう。 フーム「ただいま。」 ブン「ただいまー。」 カービィ「・・・おじゃまします。」 メーム「あら。フーム、ブン、お帰り。あら?可愛い子がいるわね。」 パーム「おお。君は・・・フームとの知り合いかな?」 メームやパームから見ればカービィはまだ見ぬ訪問者に過ぎなかった。 カービィ「あ、始めまして。カービィ・・・・・ですよね?」 カービィはフームの方に向く。フームは両親の前で答える。 フーム「ええ。この子はカービィっていうの。たった今、知り合ったばかりよ。」 メーム「まあ。こんな可愛い子がフームの友達になってくれるなんて、母さん嬉しい。」 ブン「ちなみにこいつは男だぜ。」 パーム「まあ、男でも女でもいいではないか。それじゃ、新しい友達を迎えるべく、 歓迎パーティといこうかね。」 メーム「まあ、素敵だわあなた。」 ブン「よかったな、カービィ。」 カービィ「え?でも・・・・・・・・。」 フーム「あなたは今日から私たちの友達よ。」 カービィ「友達・・・・・・・。僕が・・・・・・。」 今まで無表情だったカービィはやっと笑顔を出した。友達・・・それはすばらしい言葉である。 つづく PR |
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