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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!」

そして、ティアーズはジャンプして、アイスロンに空中キックを打ち込む。

アイスロン「クギギギン」 魔獣はティアーズに蹴られて倒れる。

ティアーズが着地すると、アイスロンはすぐに立ち上がる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!」 アイスロン「クギギン」

ティアーズとアイスロンは取っ組み合いを開始した。

アイスロンに顔を殴られたティアーズは、すぐに蹴りで反撃する。

そして、素早くパンチで追加攻撃する。だが、

アイスロンはミドルキックでティアーズを攻撃して、さがらせた。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!?」

アイスロン「クギギギギン」 そして、魔獣は口から冷凍ガスを吐き出した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?ショワッ!!」

ティアーズは一瞬浴びるが、すぐにどこかへ跳んで避けた。

そして、冷凍ガスが多くの民家に浴びせ、

その民家が氷漬けになり、崩れてしまう。

ウルトラマンティアーズ『敵の冷凍ガスは、

すっげー恐ろしい威力を持ってやがる!』

アイスロン「クギギギン」 アイスロンは走って、ティアーズに近づく。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・!」

ティアーズはそんな魔獣にパンチとアッパーのコンボ攻撃で迎撃する。

アイスロンは怒って、ティアーズを思い切り殴る。

アイスロン「クギギギギン」 

そして、魔獣は尖った鼻でティアーズの右肩を突き刺す。

ウルトラマンティアーズ「グアアアアアァァァァァァ!!!!」

敵に刺された右肩が凍り始める。魔獣はその右肩から自分の鼻を離す。

上川「ティアーズの右肩が凍った!!」

叶野「奴の身体は冷たいから、

その冷気でティアーズの身体の一部を凍らせたんだ!!」

アイスロン「クギギン」 魔獣は3つの目から3つの光線を発射した。

その光線を受けたティアーズは物凄いダメージを受け、さがる。

そんなティアーズに近づこうとするアイスロン。だが、

バルワンダー2号のレーザーバルカンを受けて、妨害されてしまう。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!!」

ティアーズはアームシュートでアイスロンを攻撃した。

アイスロン「クギギン」 魔獣はアームシュートを受けて、ひるむ。

ウルトラマンティアーズ「ショワアアアアァァァァァ!!!!」

ティアーズは走って、左の拳で魔獣を思い切り殴る。

アイスロン「クギギギギン」 ウルトラマンティアーズ『もう一度、受けやがれ!!』

ティアーズは再び左の拳で殴ろうとする。だが。

アイスロンの尖った鼻がティアーズの左肩に刺さってしまう。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?・・・・・・!??」

その左肩も凍ってしまった。ティアーズは両腕を使えなくなってしまった。

アイスロン「クギギン」 魔獣はそんなティアーズを蹴り飛ばす。

ティアーズは倒れてしまい、うまく立ちあがれない。

アイスロン「クギギギギギン」 そして、アイスロンは冷凍ガスを放射。

ついに冷凍ガスがティアーズを包み込んでしまう。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・!!」

冷凍ガスによって、ティアーズの身体全体が凍ってしまう。

日下部「ああっ!!ティアーズが凍っちゃう!!!」

そして、魔獣が冷凍ガスを吐き終えると、ティアーズは完全に凍ってしまった。

アイスロン「クギギギン」 魔獣は喜んで、跳ねる。

そして、アイスロンは日下部と森下の方に向ける。

日下部「っ!!こ、こっちに来るわ!!森下さん!!早く逃げなきゃ!!」

だが、今の森下は絶望に満ち溢れているか、気力が全くない。

このままでは、日下部や森下がアイスロンの餌にされてしまう。

上川「何とかティアーズを助けないと・・・・!!」

叶野「よし!!火炎弾を使うんだ!!」

上川「ええっ!?ティアーズを焼き殺せと言うんですか!?」

叶野「直接ティアーズに命中させるワケじゃない!!

ティアーズの周りに巨大な火を付けて、氷を溶かすんだ!!」

上川「そうですか!!では、やってみます!!」

バルワンダー2号は火炎弾を連射して、ティアーズの周りを爆発させる。

だが、1発がティアーズの身体の一部に命中してしまう。

叶野「何をやってるんだ!?ティアーズの身体が砕けたら、どうする!?」

叶野が怒ると、上川が慌てて謝る。

上川「す、すみません!!気をつけます!!」

2号が火炎弾でティアーズの周りに炎を作る。その炎により、

ティアーズを覆った氷が徐々に溶けていく。そして、

全ての氷が溶け、ティアーズは元通りになる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!・・・・・・!!」

元通りになったティアーズはジャンプして、アイスロンの前に着地する。

アイスロン「クギギン」  魔獣はティアーズの復活に驚く。

ウルトラマンティアーズ『よくも凍らせやがったな!!

この野郎!!プラズマレイガン!!!』

ティアーズはアブソーバを倒したプラズマレイガンを発射した。

その攻撃がアイスロンの顔に命中して、爆発。その魔獣の顔が、

燃え上がり、鼻が粉々に砕けてしまう。

日下部「アイスロンは自分の冷気で回復するから、気をつけて!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!ティアーズサンシャイン!!!!!」

ティアーズは右手を空に向けて、その右手から黄色い光弾を発射する。

空高く飛んだ、その光弾が物凄い輝きを発した。まるで、太陽のように。

その輝きにより、暗くなった空が晴れあがり、全ての雪が消えた。

アイスロン「クギギギギギン」 

アイスロンは物凄い暑さを感じたか、苦しんでいる。

ウルトラマンティアーズ『直接、受けろ!!!』

ティアーズはもう一度、ティアーズサンシャインを発射した。

今度はアイスロンに命中した。すると、アイスロンの身体が一瞬だけ光り、

その身体がドロドロに溶けていく。まるで、太陽の光で溶ける雪のように。

ティアーズの作った太陽が消え、吹雪は消えた。アイスロンは倒された。

かくして、ティアーズはまたも勝利し、空を飛び去った。

日下部「悪魔の降る雪が・・・消えたわね。」

森下「ええ・・・。良かった・・・・ね。」


次の日。雪は全く振っていない。灰間、野口、徳丸は、

とても元気のない森下と一緒に歩いていた。

徳丸「森下さん。・・・凄く落ち込んでるね。」

灰間「宇宙人の野郎が、森下の大好きな雪を汚したからな。」

野口「何か。可哀想・・・。何とか慰めたいけど・・・。」

森下「・・・・・心配しないでよ。私は元気だよ?

ただ、宇宙人が私が雪を愛しているところをぶっ壊しちゃったから・・・。」

徳丸「そ、そうだよ!悪いのは雪じゃない!!星人だよ!!」

森下「そうよね・・・。でも・・・。あれ?」

その時、森下の前に一粒の雪が降って来た。一同はそれに驚き、止まる。

森下「こ、これは・・・。」 森下はその一粒の雪を手の平に乗せる。

だが、その雪がすぐに溶けて消えた。だが、一粒だけではない。

雪がどんどん降り始めた。だが、激しくはない。ゆっくり振っていた。

野口「雪だわ。また雪が降ったんだわ。」

徳丸「もしかして、またインベーダーが!?」

灰間「違う。今度は偽物じゃない。これは本物の雪だ。」

そう。灰間の言う通り、魔獣の降らせた物ではなく、

本物の雪である。本物の雪が自ら振って来たのだ。

灰間「今度は悪魔の雪じゃねェ。優しい雪だ。そう思うだろ?森下。」

灰間にそう聞かれた森下。彼女に目から涙が少しだけ出たが、

表情が嬉しそうに微笑んだ。

森下「・・・・・ええ。とても綺麗だわ。優しさが感じるよ・・・。

やっぱり、雪。大好きだわ。」

4人は振り続ける雪を見続けました。魔獣の卵である雪の結晶は、

悪魔からの贈り物でした。ですが、その悪魔は消え、

今、振っている雪こそが、雪を愛してくれた森下への、

神様が与えてくれた、本物のプレゼントかも知れません。

灰間翔は、この優しい雪を見て、魔獣と宇宙人から、

改めて愛する者たちを救おうと戦う決心をしました。

次回につづく

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