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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ブレンダ「じゃ、じゃあ・・・・勝てる勇気はあるの?」

ブレンダはコリスの方に向けて、そう言う。彼女はコリスに問いかける。

コリス「っ!?・・・・たぶん、そのつもりです。確かに、

僕はこの夢の力で、今までの怪獣を多く倒して来ました。」

コリスは右腕についているウルトラウォッチを見つめて、そう言う。

コリス「どんな困難でも、この夢の力で何とか乗り越えました・・・・。

だから、僕は今回の事件も、これで頑張ってみるつもりです。」

モモ「そう!だから、信じてあげなよ・・・コリスを。私の弟を。」

それを聞いたブレンダは切なそうな表情で、震えた声で言う。

ブレンダ「・・・・う、うん。わかったわ。信じてみる。

その代わりね・・・一つだけ条件があるわ。」

モモ&コリス「条件??」

ブレンダ「もし、負けたら・・・あんたの全財産、払ってもらうから・・・。」

普通は負けたら承知しないなどと誰もが言いそうだが、ブレンダは、

それに似た言葉で罰金を追加したそうだ。いかにも、金好きの彼女らしいセリフだ。

モモ「戦いはギャンブルじゃないって・・・^^;」 モモはそのセリフに苦笑する。

ジョー「すまねーなァ。ブレンダは金に関する事しか言えn・・・あぶっ!!」

ジョーがそう言ってる間に、ブレンダの右手に握られて黙ってしまう。

ブレンダ「と、とにかく!絶対に勝ってよ!?私も協力するから・・・。」

コリス「え!?ブレンダさんも協力してくれるんですか!?」

モモ「ブレンダが協力してくれるなら、鬼に金棒ね!!」

コリスとモモが笑顔でそう言い、ブレンダもジョーを放し、少し笑ってこう言う。

ブレンダ「くすっ。それを言うなら、兵隊に魔法でしょ!?」

モモ「あっ!そうだねw」 コリス「どっちでも良いじゃないですか?」

ジョー「おいおい!早く行こうぜ!?怪獣が街に近づいちまうぜ!?」

ジョーの言葉に笑っていた3人は急に真剣な表情になる。

コリス「そうでしたね!?」 ブレンダ「おーっし!やったるわよ!!」

モモ「それでは、出撃よ!!!」 こうして、魔道師たちが空を舞い始める。


町外れの山で突然、地震が起きた。そう。いよいよ出現する時が来たのだ。

大地を突き破り、ゴッツンゴンがゆっくりと姿を現した。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォウン」

ゴッツンゴンは街の方へ向かう。もちろん、人間たちを食べるためだ。

そこへ、スカイラッシュ部隊やコプターラッシュが攻撃にかかって来た。

テブリッシュ「ついに出現したか・・・・っ!!」

シュドー「街には入れさせねェ!!皆!!総攻撃だ!!!」

イチゴ&サキ「はいっ!!!」 

3機DGCメカが通常バルカンで一斉攻撃を始める。

無数の攻撃を浴びるゴッツンゴンだが、滅多に効かなかった。

ゴッツンゴン「グオオォォォォン!グオオオォォォォォウン」

怪獣は痛みを感じず、そのまま街へ侵攻する。

シュドー「くそ!!全然効いてない!!」 

テブリッシュ「次は強力ミサイルだ!!!」

二機のスカイラッシュが敵の後ろにまわり、それぞれ大型ミサイルを発射した。

ドカアアァァァァン 2発のミサイルがゴッツンゴンの背中に命中して爆発した。

ゴッツンゴン「グオオオオォォォォォォォン」

だが、怪獣は全く動じない。ノーダメージなのだ。イチゴとサキはこれに驚く。

イチゴ「大型ミサイルも駄目なのか!?」

サキ「やはり、攻略法がないのは本当だったなんて・・・・!!」

ゴッツンゴン「グオオオォォォォン」 そして、怪獣はDGCの方に向く。

痛みはないが、鬱陶しさを感じたそうなので駆除してしまおうとするのだ。

ゴッツンゴンは口から火炎を吐くが、二機のスカイラッシュが避ける。

続いて、コプターラッシュが通常バルカンで攻撃するも、怪獣には通じない。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォウン」 ゴッツンゴンは接近するコプターに、

殴りかかるが、コプターは素早く避けた。そして、逃げるコプターを追う。

テブリッシュ「コプターを助けろ!!」 シュドー「野朗!!!」

今度は二機のスカイラッシュが通常バルカンでゴッツンゴンを攻撃する。

ゴッツンゴンは怒って、二機のスカイラッシュの方に向かう。

ゴッツンゴン「グオオオォォォォォウン」 二機のスカイラッシュがまた攻撃するが、

怪獣には通用せず。やはり、怪獣ゴッツンゴンの身体は恐ろしい硬さであった。


スカイラッシュZEROで向かっているコリス。そして、

魔法のホウキで飛んでいるブレンダと、その彼女に掴まっているモモ。

カラスなので普通に空を飛べるジョー。彼らは今、怪獣のいるところへ、

猛スピードで空を飛んでいるのだ。

人に気づかれないように、山地の上空にいるらしい。

モモ「・・・・ねえ、ブレンダ。」

ブレンダ「ん?何よ?」

モモ「何で、急に魔法が使えるようになったの?確か昔、

夢の力がなくなった時に、魔法は使えなくなったわよね?」

ブレンダ「ええ・・・。確かにそうだったわね。あの時、

マリンナーサがこの星から去った時、

あんたも私も魔法を使う事ができなくなったそうね。

正直、残念な気持ちだったわ・・・。

それから私は仲間と一緒に静かに暮らしていたわ。

魔法なしで頑張って生きれた。でも、数年立って事件が起きたわ。」

ブレンダたち魔女は現実にいるが、その魔法を人々に信じてもらえないために、

さらに夢の力も消えてしまったので、使えなくなってしまったのだ。

だが、夢の国の住人ではないため、存在だけは消えてなかった。

マリンナーサが地球から離れてから、ブレンダたち魔女族は、

どこかの森で、人間たちの街に紛れて静かな暮らしを送っていた。

だが、数年立った時・・・何かが起こったのだ。それは、

夜空に小さく大きな光が放たれた事だった。

ブレンダたち魔女はそれに気づいて、目をつける。

ブレンダ「あの夜空に輝く光が起きてから、奇跡が起きたのよ。

私たちは再び魔法が使えるようになったの。」

モモ「その夜空に輝く光っていつ発したの?」

ブレンダ「えーと・・・。多分、

ウルトラマンクリスタルが初めて出てくる年の前かな?」

モモ(もしかして・・・コリスがマリンナーサで初めてクリスタルに、

変身してから!?だとしたら、あの光は・・・!)

そう。あの光は、地球にソレスタル彗星が接近する日の事、

コリスがそれを止めるべく、マリンナーサで光となって、

ウルトラマンの像と合体し、初めてクリスタルに変身したのだ。

その時に、マリンナーサに光が包まれた。それが、ブレンダの言ってた光だ。

その光は大きく、

地球からでも小さく見えていたらしい。普通の人間には見えてないが。

コリスは夢の国の王子なので、その光には夢の力が満ちていただろう。

その光から静かに放たれる夢の力を浴びた、

魔女たちは再び魔法を手にいれたのであった。

ブレンダ「こうして、私達はまた魔女として活動できる。でも、

まだ不完全だったわ。それでも、私は再び魔女の素晴らしさを世に広めようと、

マジックアキンドとして世界中を旅していたわ。」

モモ「そっかァ・・・。だから、今に至るワケね。(あの頃のコリスの強い夢の力が、

地球に届いたと言うワケね。あの子ったら、本当に凄いんだから・・・。)」

モモはスカイラッシュZEROのコリスに向かって、微笑む。

ジョー「でも、いつその力も消えるかわかったもんじゃないからなァ。」

ジョーは不安そうに言う。ブレンダは表情を強張らせて発言する。

ブレンダ「それでも、できる限りの事はしたいわ。

あなたたちを助ける今みたいに。」

モモ「・・・ええ!魔法が完全に使えなくなる前に早いところ、

この事件を終らせましょ!!魔女の事を世界に知らしめるために!!」

ブレンダ「ええ!!行くわよ!!ジョー!!」 ジョー「おう!!!」

こうして、モモたちは急いで現場へ向かっていた。


だが、既に怪獣は街に入っていて、周囲のビルを多く破壊していた。

つづく
 

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