梶「高町。」
光次郎「な・・・・何ですか・・・??」
梶「今日、シバきまくっから・・・・!」
梶はそう言って、学校へ向かった。
光次郎「・・・・・・・・・。」
真奈美「高町、練習ってもんはつらいけど、あきらめずにファイトっ!だよ。」
三田真奈美(さんだ・まなみ)は光次郎を元気よく励まして、学校へ向かった。
光次郎「あ・・・・ありがとう・・・・。」
光次郎も明るく走ってゆく真奈美の後に続くように歩いた。
しかし、彼の近くに桑崎とサンダー・フェイズがいた・・・・・。
桑崎「・・・・・・・・・・。」
サンダー・フェイズ「・・・・・どうかしましたか?」
桑崎「いや、何でもないよ。ただ、次はどのような指令が待っているか・・・・・だ。」
サンダー・フェイズ「そうですか。」
桑崎「ところで、【マリオネット・ライター】は見つかったか?」
サンダー・フェイズ「いえ・・・・・見つかりませんが・・・・・・・。
この町に・・・・・・何か気配が感じるんです。」
桑崎「何・・・・?では、この町をしばらく、回っていくとしようか・・・・・。」
秋田学園・中学部
ほとんどの生徒たちは給食の準備をしていた。
真奈美「今日の献立は?」
光次郎「・・・・わかんない。」
真奈美は光次郎にそう言われると献立表の紙を出した。
真奈美「じゃ~ん!今日はカレーでした~。おいしいよぅ。」
光次郎「・・・そう。」
大人っぽい少女「カレー食べると元気が出るそうよ。」
真奈美「あ!高等部の西聡子(にし・さとこ)さん!」
光次郎「今日は当番じゃないんですか?」
聡子「今日は別の人たちがやるわ。それじゃ。光次郎くん。
カレー食べて、たまには元気になってね。」
聡子はそう言って二人から離れた。そこへ桜が来た。
桜「光次郎くん。真奈美ちゃん。早く食べれるといいね。」
真奈美「うん!」
光次郎「・・・・うん・・・。」
真奈美は明るく答え・・・・光次郎は暗そうに答えた・・・・。
学校の外側にて・・・・・。
謎のメイド服の少女が木に隠れながら学校を見つめていた・・・・・。
メイド服の少女「・・・・・高町・・・・・・・光次郎・・・・・・。」
少女は静かに光次郎の名を語った・・・・・・・。
そして、夕日・・・・・・。
光次郎「くそ・・・・・・高等部どもめ・・・・・・いい気になりやがって・・・・・!」
光次郎がまだ弓道部にいた頃・・・・・・。
梶「おい!ふざけんなよお前!!」
梶は光次郎に怒った。そして、他の高等部も・・・・・。
「つーか、光次郎、シカトしてね?」
「ムカツク野郎だぜ!」
「俺らに喧嘩売ってんのかよ・・・!」
日向「・・・・・・・。」
コーチである日向は無視していた。先輩が後輩をいじめてるというのに、
日向は悪口を言われ、心が乱れてる光次郎を無視したのであった。
そして、現在・・・・・・。
光次郎「桜ちゃんも先に帰っただろうし・・・・・僕もさっさと家帰るか・・・・・・。」
光次郎は自分の家の前に着いた。
光次郎「・・・・・・・。」
光次郎は家のドアをゆっくり開いた。彼にとっていつもの風景で誰もいないと思った。
光次郎「え・・・・・・?」
光次郎は見た。誰もいないと思った。しかし一人いたのだ。それもメイド服を着た少女。
可愛らしく笑顔をしている少女は語りかけた。
メイド服の少女「始めまして。高町光次郎さん。」
光次郎「だ・・・・誰だ?君は!そして、なんで僕の名前を・・・?」
メイド服の少女「私はあなたを守るために来ました。」
光次郎「守る・・・・?君、名前は・・・・・・?」
メイド服の少女「・・・・名前?では、【あかり】と呼んでください。」
光次郎「あ・・・・あかり・・・・?」
一方、桑崎とサンダー・フェイズは町を歩いていた。
桑崎「サンダー・フェイズ。」
サンダー・フェイズ「・・・・はい。」
桑崎「佐野山支部長より指令だ。ジャンボ・アップせよと。」
サンダー・フェイズ「・・・・わかりました。」
そういうとサンダー・フェイズは突然、体全体から強烈な雷が発して、
その雷は大きくなってゆく・・・・・。
SSP・第6分隊基地
「隊長!東京・秋田5丁目に、ジャンボ・ロイドが出現!!」
桜「ええ。でも良かった・・・・・光次郎くんは3丁目に住んでるから・・・・。」
清水「良くない!!市民が危ないんだぞ!」
桜「すみません・・・・。」
野沢「隊長!出撃命令を!!」
春日「よし!第8分隊がリボルバー・ジャックで出撃するらしい。
野沢、清水、月野らは地上で援護!いいわね!!」
隊員たち「はい!!!」
[0回]
PR