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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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3人はゆっくりと歩いた。そして、すぐに走り出した。段々扉に近づきつつある。

灰音「とうとうDの姿が見られる・・・・・!!」 ついに彼女たちは扉の目の前に。

しかし、そこに、バグバッドが彼女たちの前に飛んで来た。

バグバッド「キキキキキキキキキキキキキ!!!ココカラサキハァ!!!」

灰音&潮「邪魔するなぁ!!!!」  灰音と潮は目の前のバグバッドに斬りかかった。

そして、灰音は剣を振り、潮は鎌状態となったデスシックリーを同時に振った。 ズババァァァン

バグバッド「キ・・・・キキキキキキキキキ!!!!!」 バグバッドは灰音の剣と潮の鎌に斬られたため、

髑髏がX状に斬られ、そこから、黒い閃光が飛び散り、同時に青い電流に流された。

バグバッド「ディ・・・・・Dサマアアァァァァァァァァァァ・・・・・・・・・・・!!!!!!!」

そして、バグバッドはついに散りとなって消えた。3人は扉に入った。

3人が入った部屋はさっきのゾンビが収納された部屋と及ばないが結構広い部屋であった。

何故か明るく、壁などが紫色であった。様々な機械もあり、

3人の前から奥まで、真っ直ぐに赤い道があった。その奥では、一人、椅子に座っている男がいた。

その男は白衣の服を着て、髪は白かった。顔はまだ20年代くらいのように若かった。

そして、美しくも、恐ろしそうな笑みを浮かべていた。

D「よくここまで来たな・・・・・・!香宮灰音、そしてその愉快な仲間たちよ・・・・・。」

水城「あ・・・・・あなたが・・・・・ドクターダスト・・・・通称・・・・D・・・・・!!!」

そう、その白衣の男こそが、ドクターダスト、Dであった・・・・。

灰音「じゃあ・・・・とうとう会ったわね・・・・・・!D!!」

潮「・・・・・この事件の元凶か・・・・・・・・!!だが、それももうすぐ終わりだ!!」

D「その通り。しかし、まだ終わってなどいない。間もなく完成するのだ。これがな。」

Dの手には緑色のカプセルがあった。その中には不気味な菌のような物体があった。

灰音「なに・・・・!?このカプセル・・・・・!」

D「・・・・・ダークヴィールスカプセル。後数分で、このカプセルに入った液が紫に染まり、

中の物体が黄色くなり溶けていく・・・・・!そして、次第に黒くなり、最高のお薬が完成するのだ・・・!!」

灰音「その薬を完成して、どうしようって言うの!!?」

D「ククククククククククククク!!!!この薬を私が飲む!そしたら、

私はゾンビの力を手に入れるのだ!」

潮「ゾンビの力!!?」

水城「まさか・・・・死ぬ気では!?」

D「死ぬ?とんでもない。私の身体と心臓は確かに死ぬだろう。だが、私の意思と魂は死なない。

私は魂を持つゾンビとなるのだ。そして、自らを最強の超改造ゾンビにして、

地球上のゾンビの王となるのだ!!」

灰音「そんなのありえないわ!!でも、地球上のゾンビって・・・・・!!」

D「そう。まずは、日本中の人をダークヴィールスで、人間たちを不死のゾンビにした。

そして、彼らを改造し不死身の怪人に仕立て上げる。そして、次に世界中の人類を、

彼らと同じゾンビにし、不死の生命体にする。そして、私も最強のゾンビとなり、

地球を不死の生命体たちの星にする!これで我がDARK・ALIVEプロジェクトの完成だ!!」

灰音「く!そんな事ぉ・・・・・・・・!!」 灰音は走り、Dに斬りかかろうとした。

D「・・・・・・・・・・・・行け。」 Dがそう言うと、灰音が既に彼の元に近づいて斬りかかった。

カキィィン しかし、灰音の剣をまた刃物で受け止めた者がいた。

その者は男性で、肌や身体が人間そのもので機械じかけの衣装を着ていた。

顔も人間そのものだったが、目は黒く瞳が赤かった。

そして、右手がいつの間に刃物になっていた。その刃物が灰音の剣を受け止めていた。

D「・・・・・・・・・・デストロギア。」 そう、この者こそが最後の超改造ゾンビであった。

デストロギア「・・・お呼びですか?ドクターダスト・・・D様。」

D「・・・・私がもっとも憎むべき・・・・香宮灰音を殺せ。」

灰音「な・・・・・・・・・!!」

デストロギア「かしこまりました・・・・・・!!」 そう言うと、右腕の刃物を横に振って、灰音を弾き飛ばす。

灰音「うわっ!!!」 灰音は弾き飛ばされたが、なんとか敵より遠くへ着地した。

水城「灰音さん!!!」  潮「灰音!!!」

デストロギア「我がD様を侮辱した者の子、香宮灰音を・・・・・殺す!」

灰音「さっきから香宮灰音香宮灰音って・・・・・!D!なんで私の事を!!」

D「・・・・・・それはね。お前の父が私にこの行為をさせたきっかけを与えたからだよ。」

灰音「きっかけ・・・・・・?父様が・・・・・!?」

D「・・・・・そう。私がまだ帝国学園の高等部の頃・・・・・・普通の科学者の子供であった。

私は科学部として活躍していた。しかし、私にはちっぽけな事しかできず、

様々な研究、実験も試みたがどれも多くが失敗に終わった。私は不幸な男だった。

そこに、貴様の父・和仁がそんな私を馬鹿にしたのだよ!!『君の科学では、幸せを掴めない。

科学とは人に夢や希望を与えるものだが、君の科学のは夢も希望もない。』とぉ・・・・!!」

潮「灰音の父がそんな事を・・・・・・!!」

灰音「父様があんな事をおっしゃったなんて・・・・・!でも、ありえない気がする・・・・。」

水城「・・・・・それだけなのですか?侮辱されただけで・・・・・!!」

D[侮辱されただけではない・・・・・!その後に、私の家である研究所が、

家事により、燃え上がっていったのだ!!原因は我が父が爆破実験に失敗した事・・・・!

そして、父も母も死んでしまった。その時、私は絶望した・・・・・何故、人は死ぬのだと・・・・・・。

死ぬ事がなければ、私の家族は・・・・・!その時、和仁の、

科学とは人に夢や希望を与えるものという言葉を思い出し、誓ったのだ。

もうこれ以上、人が死ぬ事がない理想の世界を作り上げようと。私は残された科学と資料で、

最後のかけに出た。そして、知った。ゾンビとなれば人は死なずに済むと。そこへ私は、

ならばいっそ、人類全てをゾンビにして、それを作り変え、最強の人類を作ろうと・・・・・!!

そうすれば、私の科学は世界中に認められ、人類は二度と絶滅できない・・・・・。

それが、私のDARK・ALIVEプロジェクトであった・・・・・・!!」

Dはせつなと怒りが交わった表情で悔しがりながらそう言った。

灰音「違うわ・・・・・・!あなたの行っている事は人殺しも同然よ!!!!」

潮「灰音の言うとおりだ!お前は単に科学に溺れて、運命に怯え、

自分以外の幸せな人たちに危害を加えているだけだ!」

水城「ドクター・ダスト・・・・・あなたを逮捕します!!!」

D「言っても無駄か・・・・・・!なら・・・・・・デストロギアよ。かかれ。」

デストロギア「了解。」

デストロギアはそう言うと、体の左右が半分に開いた。そこから無数のミサイルのような物があった。

デストロギア「ロギア・バニッシャー。」 そして、そのミサイルが無数に飛んで来た。

ミサイルの後ろから火が放火しており、それでまるで本物のミサイルのように飛んでいる。

灰音「っ!?来る!!」  その無数のミサイルが3人に迫る。

潮「ちぃ!かわせ!!」  灰音、潮と水城はそれぞれに分かれ逃げた。

そして、無数のミサイルが3人が避けた後のところで爆発し続けた。3人はなんとか無事であった。

潮「あ・・・・危なかった。」

水城「シュトロームレイガンさえ使えれば・・・・・・!!」 レイガンはさっきの戦いで壊れて、使えなかった。

灰音「二人とも、さがって。」

潮&水城「え?」

灰音「もし、この事件が父様に責任があるなら・・・・私にも責任がある!!」

灰音はそう言うと走り出し、デストロギアも走り出した。

灰音「ぬうううぅぅぅぅぅ・・・・・・・・!!!」 灰音は剣で敵に斬りかかろうとした。

デストロギア「行くぞ・・・・・・・・・・・!!!!」 デストロギアも両手を刃物に変えた。

灰音「はあっ!!」

デストロギア「であ!!」  カキィィィン 灰音の剣と怪人の刃物がぶつけ合った。

灰音「ぐ・・・・くううう・・・・・!!!」   両者は押し合った。

デストロギア「ぬぬ・・・・うううううううぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・!!!」 しかし、怪人は突然目を赤く光らせた。

D「デストロギアはバニアケハモ同様、様々な武器が隠されている・・・・・!」

デストロギア「レッドアイビーム!!!!!」 デストロギアの目から赤い光線が発射した。

灰音「きゃっ!??」 灰音は間一髪敵から離れ、敵の光線を避けた。

デストロギア「近くで私が光線を撃つと、すぐに離れてそれを必死にかわす。恐ろしい女だな。」

灰音「くっ!!せぃやあああぁぁぁぁ!!!!」 灰音はデストロギアの頭を斬った。しかし・・・・。

デストロギア「なんだ?その剣術は?」  デストロギアの頭は固くて斬られなかった。

灰音「か・・・・・硬い・・・・・・・・!!」 灰音は敵の頭が切れない事に驚いた。そして、再び敵から離れる。

D「ふふふふふふふ!デストロギアの身体はあらゆる攻撃にも耐えられる特殊な金属で、

造っていたよ。もはや、デストロギアは最強の不死身戦士であるのだ。人間では勝てまい・・・・!」

灰音「勝つよ・・・・・・・・・!!」

D&デストロギア「なにぃぃ!?」

灰音「・・・・・私たちは生きる・・・・・・・・!!」  灰音がそう言うと、スペダウズソードが光りだした。

デストロギア「生きる?そんなんでなんになる?ゾンビになれば永遠にこの世にいられる。」

灰音「永遠なんていらない・・・・・・・・・・・!!」

そして、次第に剣が激しく光った。灰音はその光り輝く剣を上にあげた。

灰音「確かに人は必ず死ぬ・・・・・。その代わりに新しい命として生まれ変わる!

確かに死んだら悲しむ人がいる。でも、それを乗り越えてからこそ、

人は命を大切にして一生懸命生きる!!死んだ人はあの世からそれを応援してくれる・・・・!!

やがて、それは生まれ変わって再びこの世に戻る。それは命の系譜という・・・・・・・!!

だから・・・・・私は生きる!!みんなと一緒に!!!!!」  そして、剣の光はとても大きくなった。

そして、灰音はその光り輝く剣を振り下ろした。

灰音「スペダウズ・ソード・ビーム!!!!!!!!!」  ビュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

灰音が剣を振り下ろすと、巨大な光の三日月上のカッターが飛んで来た。

潮「な・・・・なんて凄い光の刃・・・・・・・・!!」

水城「これは・・・・・・スペダウズソードビーム!!スペダウズソードの隠された必殺技です・・・・・!!

これを・・・・・灰音さんが早くも扱えるなんて・・・・・!なんて凄い人なのでしょう・・・・!!」

デストロギア「な・・・・・なん・・・・だとぉ・・・・・!!?」  スパァァァァン

ついにスペダウズソードビームがデストロギアを真っ二つにした。

デストロギア「グギャアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」

バチバチバチバチバチバチバチバチバチ ドカアアアアァァァァァァァァァァァァァァァン

真っ二つとなったデストロギアは青い電流に流され、爆発して消えていった。

D「な・・・・・なん・・・・・だとぉ・・・・・!!?」

つづく

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