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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ボトルズたち「・・・・っ!!?」

謎の声を聞いた一同は、入口だった方を見る。

そこから、ゴビとルビイが現れた。

キング・スナケツ「・・・・来たか。現代のゴビよ。」

ゴビ「・・・キング・スナケツ・・・・!!」

カズーイ「あ、あいつ・・・・!あの時の、

ラクダじゃない・・・!?」

バンジョー「ご、ゴビ・・・!どうして・・・!?」

ゴビ「・・・勘違いしないでよ。

君らを助けに来たんじゃない。

だって、僕の水を奪ったんだもん。・・・・ただ、

ゴビとしての使命を果たしに来ただけだ。」

キング・スナケツ「ほう・・・。

この我を倒そうと言うのか?

だが、貴様のような臆病者に我を倒せるかな?」

ルビイ「勝てるアル!!何故なら、このゴビが、

僕らと共に戦う英雄なのでアルから!!」

キング・スナケツ「面白い・・・・。かかれ!!!」

赤い目のマム・マム「ぐおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

赤い目のマム・マムたちが一斉にゴビとルビィに襲いかかる。

クリグミ「危ない!!逃げて!!!」

その時、ゴビの後ろから、無数の者たちが。

砂ウツボが、サボテンが、ラクダが、スラッパが、

普通の目のマム・マムが、人間が、他の生物たちが。

無数の者たちがそれぞれの戦法で、

赤い目のマム・マムたちと戦っている。

その無数の者たちが、自らの意思でゴビに従う仲間たちなのだ。

ゴビの仲間たち「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

赤い目のマム・マム「ぐえええぇぇぇぇぇぇ!!!」

ゴビ「皆・・・!頑張れ・・・・!!」

ボトルズ「す、凄い・・・・!」

レリッカー「これが・・・ゴビの力なのか!?

まさしく、砂漠を支配する者の姿か・・・!」

ルビイ「行くアルよ!ヒスタップ!!」

ルビィは笛を吹き、ヒスタップが物凄いスピードで、

噛み付きで次々と、

赤い目のマム・マムの体の一部をそれぞれ損傷させる。

キング・スナケツ「我がマム・マムが押されようとは・・・!

ゴビ・・・!やはり、恐るべし存在だな。潰す!!!」

キング・スナケツはジャンプで、猛スピードでゴビに接近する。

ゴビ「・・・・っ!!?」

キング・スナケツ「くたばれ・・・・!!」

人間の男性「っ!?ゴビが危ない!!」

ゴビの仲間のマム・マム「皆で守るんだ!!!」

多くの者がゴビを守ろうと動くが。

ゴビ「待て!!!皆!!」

ゴビの言葉で皆が止まる。しかし、スナケツの拳が間近に迫る。

ゴビ(僕のせいで、皆を巻き込んではいけない・・・!

この拳があたる前に、あの言葉を早く言うんだ・・・・!!)

クリグミ「ラクダさん!!!」

ルビイ「おおおぉぉぉぉ!!!」

ルビイとヒルタップが走り、

スナケツに突進をする。これにより、

スナケツはゴビから離れてしまう。

キング・スナケツ「何・・・・!?」

ルビイ「ゴビは・・・僕が守るアル!!」

ゴビ「ルビイ!ヒスタップ!」

キング・スナケツ「貴様ら・・・!どけぃ!!」

スナケツはルビイとヒスタップを殴り飛ばす。

ルビイとヒスタップ「ぐあっ!!?」

ゴビ「二人共!!!」

スラッパ「ガアアァァァ!!!」

だが、飛ばされたルビイとヒスタップを、

1匹のスラッパが受け止めた。

ルビイ「ありがとうアル。スラッパさん。」

スラッパ「グルルルルル・・・・!」

レリッカー「普通のゴビはその思想で皆を操れる。だが、

あの人間は今のゴビの待てと言う言葉に逆らい、奴を守った。

・・・そうか!それが、真のゴビか!!」

レリッカー「真のゴビ・・・。そうか。

ゴビが待てと言ったのは、スナケツの拳を、

皆に受けて欲しくないからだ!仲間を守るために、

ゴビは自らを犠牲にしようとしたんだ!!

ゴビは仲間を守るために・・・!そして、その仲間たちも、

ゴビの支配を受けずに、ゴビを命懸けで守るのだ!!」

ゴビ「よし・・・!今ならわかる。

ゴビと言う名のパスワードの意味が。」

キング・スナケツ「何・・・・っ!?」

サボテン「ゴビ!僕らも行くぜ!!」

人間の女性「私たちとあなたは一つよ!!!」

ルビイ「・・・さァ!行くアルよ!!!」

ゴビ「・・・我は砂漠を支配せり者・・・!否、

我は砂漠の生けとし生ける者を守り、

彼らと共にゆく者!!そう!!

我の名は・・・・ゴビ!!!!!」

その瞬間、ゴビの体が光り始めた。巨大な光が出る。

キング・スナケツ「ぐおっ!!!?」

その光が部屋全体を包む。そして、

バンジョーとカズーイを包んだ炎が消える。

そして、二人の傷ついた体も回復していく。

バンジョーとカズーイ「っ!!?」

アシナガ「おお!!炎が消えた!!」

バンジョー「もう・・・熱くない。」

カズーイ「それにこの光は一体?」

赤い目のマム・マム「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

赤い目のマム・マムたちが次第に粉となって、

消えている。ゴビの放った光によって。

キング・スナケツ「我が部下が・・・消えていく!!?」

そして、全ての赤い目のマム・マムが消滅し、光も消えた。

その時。ゴビの体を金色の鎧が纏っていた。頭には、

大きくて鋭い角が付いている。

レリッカー「おお・・・!これは!!

これが、ゴビの力か!!」

ルビイ「先代のゴビの英霊たちが、今のゴビを選び、

彼に聖なる力を与えてくれたアル!!!」

キング・スナケツ「く・・・っ!おのれええぇぇぇぇ!!!」

スナケツは風のような赤い波動を出す。

しかし、ゴビは全く通用しない。

ゴビ「・・・・・・・!」

キング・スナケツ「馬鹿な・・・!?

我が波動が効かぬだと!!?

これが、砂漠を支配する者の力なのか!?」

ゴビ「違う!!この力は、

砂漠を支配するためにあるんじゃあない!!

この力は砂漠の皆を守るために・・・!そして、

その砂漠の者たちと共に戦うためにあるんだ!!それが、

真のゴビ!それこそが、

ゴビの名に秘めた、魔法のパスワードだったんだ!!」

キング・スナケツ「何いいいぃぃぃぃ!!?」

ゴビ「この砂漠の全ての皆が幸せになるために・・・・!

これで終わりだ!!スナケツうううぅぅぅぅぅ!!!!」

ゴビは光と共に走り、頭の角を白く光らせる。

つづく

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