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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ヘルシスター「・・・何故、スナケツを殺さなかった?

あんな奴、簡単に殺せて、ジグソーを奪えたと言うに。」

デスブラザー「くふふ!

あのジグソーは偽りの熊さん共にくれてやるさ。

すなわち、ハンデって奴さ。それによ、

奴とはマッドナイトまんしょんで戦いたいと思ったからさ。」

ヘルシスター「何故、あそこで戦う必要がある?

真実の墓とも呼ばれし、あの場所で・・・。」

デスブラザー「ふっ。・・・そうしたい、否。

そうしなきゃいけないと思ってね・・・。

それに、あの熊共、ちょびっとだけ強くなった気がするよ。」

ヘルシスター「最悪、あたいらを追い越す事になるってか?」

デスブラザー「・・・・そうなるかも知んねェ。

何せ、俺らの偽物だからなァ。俺らとは違う存在にして、

俺らとは同じ力を持った偽物だから。」

ヘルシスター「・・・・そうだな。だが、

彼奴らがあたいらそのものになる確率が高い。」

デスブラザー「ぐふふ。あの夜が楽しみだぜェ・・・!」


次の階層へと続く階段をのぼるバンジョーたち。

しかし、バンジョーは後ろの方をときどき見ていた。

カズーイ「何やってるのよ?バンジョー。」

バンジョー「・・・・ちょっとね。」

ターシュー「あのクラッシャー共の事だろ?」

バンジョー「うん・・・。彼らの事、

どうしようかと思って、少し心配でね・・・・。」

ターシュー「おいおい。俺らを襲った連中なんだぞ?

すなわち、敵だ。敵の心配をして、どうする?」

カズーイ「そうよ。バンジョー。あんな奴ら、スルーよ!スルー!」

バンジョー「でも、一緒にグランティと戦ってくれたし・・・。」

ターシュー「じゃあさ、

お前はあのクラッシャーの者たちのところに戻る?」

バンジョー「え?」

ターシュー「戻っても良いよ。別に。その代わり、

奴らが復活して、負けてしまう確率が高いけどね。」

バンジョー「・・・・・。」

バンジョーは立ち止まった。迷っているそうだ。

そして、ボトルズたちも止まる。

カズーイ「バンジョー・・・・。」

ターシュー「お前が負けたら、

スナケツの財宝はクラッシャーの物になるぜ?

しかも、それがジグソーとかだったら?どうすんの?ねェ?」

バンジョー「そ、それは・・・・。」

ターシュー「・・・お前は何故、ジグソーを集めていやがる?」

バンジョー「・・・・妹をグランティから助けるため。」

ターシュー「・・・だったら、

そのジグソーをお前が取らなきゃならねェだろ。」

ボトルズ「ターシューの言う通りです!あなたたちは、

ジグソーを集めなければなりません!チューティを救うために!!」

バンジョー「ボトルズ・・・。」

カズーイ「だったら、迷ってる場合じゃないでしょ!?

あたいたちには必ず達成すべき目的がある!その目的は、

チューティを救う事、グランチルダを倒す事、

世界を守る事よ!!!」

バンジョー「カズーイ・・・。」

プルレス「・・・あの人を。クラッシャーの皆を信じようよ!

絶対に復活する。そして、僕らと手を取り合って、

一緒にグランティと戦ってくれる事を!!」

バンジョー「プルレス・・・・。」

アシナガ「おめェはよ、俺らのヒーローなんだぜ!?」

クリグミ「お兄ちゃん!頑張って!」

バンジョー「皆・・・・。」

ボトルズたちはバンジョーに笑顔を向けていた。

そして、バンジョーも笑顔になり、決意した。

この皆の笑顔に応えるために、

どんな事でも決して負けない事を。

ターシュー「迷わずにゆけ。」

バンジョー「・・・うん!皆!!行こう!!」

カズーイ「そうこなくっちゃ!!」


一方、ゴビは砂漠を歩いていた。彼の目線には、

遠くに見える緑の山々があった。

ゴビ「もうすぐでこの砂漠から抜けられるぞ・・・。」

その時、ゴビの前にルビィが出てきた。

ゴビ「・・・・!?君は、ルビィ君?」

ルビィ「やぁ。現代のゴビ。

・・・あの罠から脱出できたんだね。」

ゴビ「うん。あの熊さんたちのおかげさ。・・・後に、

ゴビの水を奪っちゃったけどね・・・・。どうして、

あの時、ゴビが捕まったと思う?」

ルビィ「・・・・君がゴビである事に反対した者たちが、

君を殺す事が、

彼らにとってマシな者をゴビにしようとしたからだと思う。」

ゴビ「・・・そうだね。所詮、ゴビには。ううん。

僕には無理だったんだよ。ゴビの事なんて・・・。

僕が未熟なせいで、

僕の家族は病気や事故で死んだ・・・・。」

ルビィ「・・・しかし、この砂漠にはゴビが必要だ。

ので、君がゴビとして、この砂漠を支えなければならない。」

ゴビ「それが無理だから、僕はこの砂漠を去ろうとしたんだ。」

つづく

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