忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[2316] [2315] [2314] [2313] [2312] [2311] [2310] [2309] [2308] [2307] [2306]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

そう。ここはセイウチたちの住み処であったのだ。

この通り、それぞれの穴から、それぞれのセイウチたちが出てきている。

さらに、穴の中で、家族らしい生活をしているセイウチたちがいた。

カズーイ「せ、セイウチがいっぱいいるわ・・・。」

セイウチ「何せ、最初から住んでいるのだからな。わしらは、

初めからこの聖なる山の住人であるんじゃ。」

バンジョー「そうですか・・・。」

セイウチ「もしかして、あんたたち。他の地から来た旅人かね?」

バンジョー「はい。そうですけど・・・。」

セイウチ「うむ。では、お客さん専用の泊まり場があるから、

そこへ行ってみると良い。看板が目印じゃよ。」

バンジョー「ありがとうございます。」

こうして、バンジョーとカズーイはセイウチの住み処を進んだ。

周囲のセイウチたちは、バンジョーとカズーイの姿に注目している。

セイウチA「何だろ?あいつら。この山の住人じゃないけど。」

セイウチB「リュックに鳥が入っているけど・・・。」

セイウチC「少なくとも、僕らに危害は加えそうにないだろう。」

バンジョー「・・・・うっ!?」

その時、バンジョーの身体に苦痛が起きる。恐らく、

ティッカロスの角に刺された部分が特に感じるだろう。

カズーイ「ちょっと!?大丈夫なの!?」

バンジョー「うう・・・。泊まり場と言う場所に、

怪我を治療するところがあると良いね・・・。」

カズーイ「そうね・・・。早く探してやらなきゃ・・・っ。

・・・っ!?バンジョー!!あれを見て!!」

バンジョー「何だぃ・・・?あっ!!」

バンジョーとカズーイが見たのは、とあるセイウチだった。

そのセイウチの手?(足?)には、ジグソーが握られていた。

バンジョー「あれは・・・ジグソーだ!!」

カズーイ「セイウチがジグソーを持ってるとは驚きだわ!」

そして、バンジョーとカズーイはジグソーを持つセイウチに近づく。

ジグソーを持つセイウチ「・・・・ん?」

そして、ジグソーを持つセイウチはバンジョーの方を見る。その時。

ジグソーを持つセイウチ「げっ!!熊だ!!隠れろ!!!」

ジグソーを持ったセイウチは驚いて、近くの穴の方へ逃げ入った。

バンジョー「あっ!!」 カズーイ「ちょっと!!」

バンジョーは穴の方に近づくが、その穴の扉が閉まる。

ジグソーを持つセイウチが扉を思い切り閉じたのだ。

どうやら、ここがジグソーを持つセイウチの家らしい。

カズーイ「待ちなさい!!そのジグソーを見せなさいよ!!」

ジグソーを持つセイウチ「五月蠅い!!お前のような熊なんか嫌いだ!!

去れ!!ここは熊が来て良い場所じゃないんだよ!!!」

セイウチの怒鳴り声に驚くバンジョー。

カズーイ「ふん!何よ。バンジョー。あのセイウチに何かした?」

バンジョー「いや・・・。初めて会ったんだけど・・・。

・・・あのセイウチの持つジグソーの事は後で考えよう。

今は休み場が欲しいからね。」

バンジョーとカズーイは、

ジグソーを持つセイウチの家から離れた。すると。

扉が開き、そこからジグソーを持つセイウチが出た。

ジグソーを持つセイウチ「ふうぅぅ・・・。あの熊は逃げたな?

これで、このウォーザも、外にしても安心だな。」

セイウチの名はウォーザであった。ウォーザは、

バンジョーとカズーイがいなくなって、安心しているようだ。

一体、ウォーザはバンジョー・・・いや、熊に何の恨みがあるのだろうか。

ウォーザ「それにしても、現れたなんて驚いたよ。あの熊の背中から、

鳥がくっついていた。やはり、奴だ・・・!奴が来たんだ・・・・!!」

ウォーザは怒りを表すように震えていた。


プレゼント工場の外では、フォーサとオギソが一緒にいた。

フォーサ「この聖なる山では、毎日のように雪が降り続けている。

朝も昼も夜も。ずっとな・・・。」

オギソ「そう・・・。私はこの山の住人ではないから、

この山の事については本当にわからないところが複数あるけど。」

フォーサ「・・・・オギソよ。俺は、この山にある、

セイウチの住み処へ行こうと思う。あそこは、俺の生まれ故郷だから。」

オギソ「駄目ですわ。そのような勝手な行動、

インフェロン様が知ったら、お怒りになられます。特に、

我らグランティにとって良からぬ事が起こった場合・・・。」

フォーサ「今は敬語を使わなくても良い。今は俺と君だけだ。」

オギソ「・・・そうね。けど、あなたは私より階級が上だから・・・。

深夜だし、そろそろ寝るわ。あなたはどうする?」

フォーサ「・・・もう少し、この雪を見ていたい。先に寝てくれ。」

オギソ「わかったわ。では、お休み・・・。」

オギソはアジトの中へと入った。そして、フォーサは切なそうにこう呟く。

フォーサ「・・・・ウォーザ・・・・・。」


オギソは廊下を歩いていた。その時。

ブルーグラントルングの声「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

オギソ「・・・・・っ!!?」

オギソは驚いた。目の前には、炎に包まれて倒れている、

ブルーグラントリングの姿があった。ちなみに、

ヘッドホンをしていたらしい。その近くには、インフェロンがいた。

オギソ「インフェロン様!!何故、また部下を・・・!!」

インフェロン「黙れ・・・!この野郎。俺が寝ているところ、

近くで何かと歌っていたからよ・・・。五月蠅かったから、殺した。

言ったよね?うるせ―事をしたらぶっ殺すと。俺が眠っている時・・・!」

インフェロンはオギソに近づく。そして。

インフェロン「おい。気分転換してーから、ちょっと俺の部屋に来いや。」

オギソ「どうするおつもりですの・・・?」

インフェロン「お前を慰み者にしてーんだ。わかるか?この意味。」

オギソ「で、ですが・・・。」 オギソは恥かしそうに言う。

インフェロン「はぁ?お前も俺に殺されてーの?ん??

それに、あの行為は前にもやったから、もう平気だろーがよ!」

オギソ「・・・・は、はい。あなたの思うがままに・・・。」

オギソは涙目で辛そうに言う。


その頃、バンジョーとカズーイより強い悪鬼、

デスブラザーとヘルシスターは大勢のチンカーの死体に囲まれていた。

そのチンカーたちは皆、粉々に砕けている。

デスブラザー「クク・・・!ククククク・・・・!!」

ヘルシスター「楽しそうだな・・・。デスブラザー。」

デスブラザー「ああ。楽しいさ。今日は12月22日だろう。

その二日後が楽しみなのよ・・・・!!」

ヘルシスター「その日に何が起きるのだ?」

デスブラザー「ククククク・・・・!!聖なる山が、

聖戦の場となる日さ。その日まで、この山に集まった奴らの中で、

何人生き残れるだろうか・・・。それが非常に楽しみでなァ・・・・!!」

ヘルシスター「その生き残った者たちを一気に殺すのだろ?」

デスブラザー「ああ。そうさ。そして、これを機に俺は、

再び世界を地獄へと変えてくれる・・・!

このグランティの暴力が支配する、

この時代よりさらなる混沌の地獄へな・・・・!!

ふははははははははははは!!!!」

デスブラザーの笑い声が、雪の降る夜へと響いた。

こうして、クリスマスツリーは輝き、ツウィンクリーズ族とティッカー族は、

共存を果たしました。ですが、

これで聖なる山での戦いが終わったワケではありません。

エゥーラとセイリーが政府に拉致され、

ジグソーを持つセイウチの少年、ウォーザが、

バンジョーとカズーイを拒絶しました。そして、

デスブラザーの謎の企み。この聖なる山での戦いは、

まだまだ続きます。果たして、バンジョーとカズーイは、

このステージでのジグソーを全て集める事ができるでしょうか。

次回につづく

拍手[0回]

PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック