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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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テル「雪玉だと!?そんな物を受けて怪我をするワケが・・・!」

確かに、雪合戦で雪玉を受けても痛みは感じないかも知れない。

だが、プルレスはそれを受けて、まるで激痛に襲われたかのように、

倒れたのだ。そう。今の雪玉は何かが違うのだ。

アシナガ「もしかして、雪玉に何か仕込んだのでは・・・!?」

ボトルズ「いえ。雪玉は投げる者によって威力が違う事もあります。

例えば、屈強した力を全開にして雪玉を投げれば、

その雪玉が弾丸のように万物を砕けるようになると聞きます。」

その時、別の雪玉がまた近づいて来た。今度はボトルズに迫る。

ボトルズ「・・・・っ!?」 マンボ「マジックバーリヤ!!!」

マンボはボトルズの前に立ち、マジックバーリヤを発動。

雪玉は魔法の壁にあたり、砕け散る。マンボはボトルズを守った。

ボトルズ「あ、ありがとうございます・・・。」

マンボ「もう良い。投げた奴。姿、見せろ。」

マンボがそう言うと、一同の前に謎の怪物が現れた。

謎の怪物「はっはっはっはっはっはっは・・・・!!」

笑っている怪物の姿は、とても白かった。顔や両腕はあるが、

足は一切ない。体の色は雪のように白い。頭には、

赤いバッテンの付いた黒いハット。この者は人間ではない。

アシナガ「何でェ!!てめーは!!」

白い怪物「俺の名はサー・スラッシュ。雪だるま族の一種さ。」

ミル「何故、プルレス君を襲ったの!?」

サー・スラッシュ「それは俺様がお前らの敵だからさ。何故なら、

俺はこの山を仕切っている、

グランティ第12番特殊部隊の一人だからな。」

テル「グランティ第12番特殊部隊だと!!?」

ボトルズ「やはり、この山にもグランティの魔の手が・・・・!」

サー・スラッシュ「お前らにはプレゼント工場には行かせねェ。

その工場は俺たちの拠点だからな。簡単には壊させんぞ。」

アシナガ「何!?プレゼント工場がお前らの拠点だと!?」

ボトルズ「そこで何をやっているのです!!?」

サー・スラッシュ「そいつは言えない。

お前たちはここでくたばりな!」

サー・スラッシュはそう言うと、自分の身体を両腕で触れる。

そして、その一部を取りだし、雪玉に変えた。

ボトルズ「雪だるま族の身体は雪そのものです。ですから、

自分の身体の雪を一部取り出して、雪玉にする事が可能です!!」

サー・スラッシュ「はははは・・・!はあああぁぁぁ!!!」

サー・スラッシュは雪玉を思い切り投げる。

マンボ「マジックソード!!!」

マンボはマジックソードでその雪玉を斬り、サー・スラッシュに近づく。

マンボ「ぬううううぅぅぅぅぅん!!!」

マンボはさっそく魔法の剣でサー・スラッシュを斬る。

サー・スラッシュ「ぐぉ!?でやああぁぁぁ!!」

サー・スラッシュは斬られて痛がるが、すぐにパンチで反撃した。

マンボ「うわ!!?」 マンボは殴られて、倒れる。

サー・スラッシュ「ふふふ・・・。痛いではないか。まあ、

俺の身体は雪だから、すぐに治るがなァ。」

サー・スラッシュの斬られた部分はすぐに治る。回復能力も持っている。

マンボ「く・・・っ!?はあああああぁぁぁぁぁ!!!」

マンボは再び魔法の剣を振るい、

サー・スラッシュの首を切断する。だが。

サー・スラッシュ「うあああぁぁぁぁ・・・・!!?何てな。」

サー・スラッシュの斬られた首がすぐに胴体とくっつき、

元通りになってしまう。

マンボ「おのれ・・・!!マジックショット!!!」

マンボはサー・スラッシュから離れ、マジックショットを連射する。

サー・スラッシュは複数の魔法の弾を受けているが、

何故か通じないらしい。

サー・スラッシュ「ふん。飛び道具と言うのは・・・。こうするんだよ!!」

サー・スラッシュは一つの雪玉をマンボに投げつける。

マンボ「ぐあ!!?」 マンボは敵の雪玉を受けて、倒れそうになる。

サー・スラッシュ「そら!!どんどん行くぞ!!」

サー・スラッシュは二つの雪玉を持ち、その二つを投げつける。

マンボ「うっ!?どわあぁぁ!!」 

マンボは二つの雪玉を受けて倒れる。

ボトルズ「マンボさん!!」

テル「ミル!!!」 ミル「ええ!!」

テルとミルは走り、サー・スラッシュに迫る。

テル「とう!!!」 ミル「えええぇぇぇい!!!」

テルは光のエネルギーを包んだ拳でサー・スラッシュを殴る。

サー・スラッシュ「うっ!!?」

さらに、ミルはエネルギーの塊でそのサー・スラッシュを包む。

サー・スラッシュ「ぐああああああぁぁぁぁぁ!!!?」

アシナガ「良いぞ!!少しだけ押したように見えるぜ!!」

サー・スラッシュ「ぐ・・・っ!!はっ!!てや!!」

サー・スラッシュはテルとミルをそれぞれ殴り飛ばす。

テル「ぐっ!?」 ミル「くあ!?」

サー・スラッシュ「お前たちの放つエネルギーには、

物凄い熱が含まれた・・・・!熱は俺の弱点なのだ・・・!!」

テル「ならば、その熱を・・・!!」 ミル「もう一度受けなさい!!」

そして、テルとミルが一気にサー・スラッシュに迫る。

テルとミル「ストレンジナックル!!!!!」

つづく

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