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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ブライアの言う通り、彼の周りに複数の黒い狼がいた。

黒い狼「グルルルルルルルルル・・・・」

ユミ(こんなところで暴れては、

ホックたちはもちろん、プルレスやミクスまで巻き込んじゃう!)

ボトルズ「かくなる上は!!」

その時、バンジョーたちは部屋から出て逃げ出す。

一同はこれに驚く。

ブライア「何と!?」 プルレス「に・・・逃げた!!?」

ホック「ま、まさか!?いきなり見捨てた!!?」

果たして、バンジョーたちはホックたちを見捨てただろうか。

ブライア「野郎・・・!逃がすなァ!!!」

黒い狼たち「ギャオオォォォォウ」 「グエエェェェェ」

ブライアたちはバンジョーたちを追うように、部屋から出た。

ホンタ「や、奴らも部屋から出た・・・!?」

ホーコ「もしかして、彼らは敵をおびき出すために!?」

そう。バンジョーたちは被害を最小限にするために、

ブライアたちに自分たちを追わせたのだ。

ミクス「わ、私も行かなきゃ!!」 ミクスも部屋から出る。

プルレス「ま、待ってよ!!」 さらにプルレスも出た。

残された三羽のフクロウはぽかんとしていた。

ホック「な、何なんだろう。あの人たち・・・。」


洞窟の中を走るバンジョーたちを追うブライアたち。

黒い狼たち「グルオオォォォォォ」 「ガアアアァァァァ」

カズーイ「しつこいわねェ・・・!!タマゴミサイル!!!」

カズーイはタマゴミサイルを連射して、黒い狼を2匹倒した。

黒い狼「グピッ」 「キャウウゥゥゥン」

そして、バンジョーたちは巣のロビーである場所に来て、

足を止めて、迫るブライアたちの方を見る。

ブライア「へっ!!ようやく戦る気になったか!!行け!!」

黒い狼「グアアアァァァァ」 「アオオオォォォォォン」

ブライアの命令で全ての黒い狼が飛び掛かる。

ユミ「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ユミは飛びながら両手を猛スピードで回して、

多くの狼を切り裂いた。

バンジョー「ツメツメパンチ!!!!!!!!」

バンジョーは連続ラッシュで残りの狼を全て殴り飛ばす。

黒い狼たち「ゥオオオオオオォォォォォォ・・・・ン」

ブライア「な、何だと・・・・!?」

ブライアは黒い狼が全て倒された事に驚く。

フクロウA「す・・・凄ェ・・・。」

フクロウB「たった3人で狼どもを倒しやがった・・・!」

隠れていたフクロウたちはバンジョーたちの強さに感心する。

バンジョー「残るはお前一人だ!!」

ブライア「ぬうぅぅ・・・・!!だが、まだだ。」

ブライアは悔しがるが、何故かすぐに笑みを浮かべる。

カズーイ「な、何がまだなのよ!?」

ブライア「俺たちがフクロウどもだけを襲っていると思うか?」

ユミ「どう言う事!?」

ブライア「ウェヘヘヘヘ!ウェヘヘヘヘヘヘヘヘ!!!」

ブライアはジャンプして、この洞窟から出た。

バンジョー「あ!待て!!」 ミクス「ユミさあぁぁぁん!!」

ユミ「っ!?ミクス!!ホックたちまで・・・。」

その時、ミクスとプルレス、

ホックたちが来たので、バンジョーたちはそれに気づく。

プルレス「敵幹部は逃げたそうですね!?」

ミクス「私も行きます!!早く追いましょう!!」

ユミ「ミクス・・・。わかったわ。」

バンジョー「よし!ボトルズとプルレスはここで待ってて。」

カズーイ「それじゃ、行くわよ!!」

そして、

カズーイはバンジョーを乗せて、ユミはモクスを抱えて、

洞窟から出て、空を飛んだ。ブライアを追うために。

ホック「・・・・あの人は勝てるのだろうか?」

プルレス「心配ないよ。あの人たちは強いから。

グランティのモンスターたちを多く倒しているよ。」

ホーコ「だと、良いけど。問題なのは谷の主よ。」

ホンタ「グランティどものせいで、

主が起きなきゃ良いけど・・・。」


カズーイとユミはブライアを探して、谷の上空を飛んでいた。

ユミ「・・・・っ!見て!!」 ミクス「え?ああっ!!」

4人は下の方を見る。そこには、黒い狼たちが、

あのグレースルを襲っているではないか。

黒い狼たち「グオオオオォォォォォォォウ」

グレースルたち「ひいいいぃぃぃぃぃ!!!!」

「うぎゃあああぁぁぁぁぁ!!!!」 「きえええぇぇぇ!!」

グレースルたちは狼たちに喰われて、悲鳴をあげていた。

カズーイ「グランティの狼がグレースルを食べている!?」

ユミ「まさか・・・・!他の種族の悲鳴で主を起こそうと!!」

謎の声「その通り。」 バンジョー「っ!!?」

その時、謎の声が聞こえて、バンジョーたちはそれに驚く。

カズーイ「だ、誰よ!?今、あたいたちに話しかけたのは!!」

謎の声「ワオオオオオオオォォォォォォォォォン!!!!!」

ミクス「っ!!あそこよ!!!」 ユミ「えっ!?」

一同はミクスが指をさした方向を見る。そこには、

岩山のような天辺に立っている怪人がいた。

4足方のような体勢をしているワーウルフに似た者であった。

つづく

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