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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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カズーイ「リ・・・・リーキー・・・・!?;」  カズーイからは、この生きたバケツのリーキーを見て、

バケツが何故このように生きているのかとおかしく思っているからだ。

ボトルズ「君は・・・・・・バケツ族ですね。」

リーキー「はい!僕は夢を求めて海の旅をしているんです。」

エレナ「私たちと同じ海賊になろうって言うの?」

リーキー「海賊?ああ、あの財宝を求めて海を旅する連中ですね。

でも、僕は海賊ではなく、あくまで海の旅人としてこの広く青き海を旅しているんです。

その間に・・・・僕は大きな傷を背負っていたんです・・・・・・・。」

バンジョー「大きな傷・・・・・!?」 カズーイ「旅の途中で何かあったの?」

リーキー「・・・・・僕の中を覗いてください・・・・・。」

リーキーは急に暗くなってそう言うと、バンジョーは普通のバケツと同じ風に彼の中を覗いてみる。

バンジョー「どれどれ・・・・・?っ!!!?」  リーキーの中を見たバンジョーは驚く。

カズーイ「何々?見せて・・・・。げっ!!!」 カズーイもリーキーの中を見て、驚く。

リーキーの中・・・・特に底の部分に、大穴が開けているではないか。

バンジョー「リ、リーキー・・・・!これは・・・・!?」

バンジョーとカズーイはリーキーから少し離れて、彼の暗そうな顔を見てそう言う。

リーキー「数日前、僕がイカダで海に旅してる時。偶然、謎の島の前に来たんです。

すると、僕の前に複数のスナッカーたちがやってきて僕を襲ってきたんです。

奴らは僕のイカダを壊し、ご覧のとおり僕の底を噛んで壊してしまったんです・・・・。

そして、僕はなんとか自力で泳いで謎の島にたどり着いてサメどもから逃げられました。

・・・・・その謎の島がシャークックアイランドだって事がわかったんです・・・・。」

ボトルズ「そうですか・・・・・。なんだか可哀想ですね・・・・・。」

リーキー「底に穴が開いた以上、水をくみ上げて僕に取り込むができません・・・・。」

エレナ「それは困ったわね・・・・。」  プルレス「なんとか助けてあげないと・・・・・。」

ボトルズ「・・・・・・そうだっ!!」 ボトルズは何かに閃いたように明るい表情で言った。

バンジョー「・・・・・何か思いついたんですか?」

ボトルズ「はい。カズーイのタマゴで底の穴を埋めれば・・・・・!」

カズーイ「でも、あたいのタマゴはミサイルのように速く強力なのよ?そう簡単には・・・・・。」

ボトルズ「いえ。オケツタマゴを使えばいいんですよ!!」

カズーイ「・・・・っ!?その手があったのね・・・・!バンジョー、ちょっと後ろにしゃがんで!!」

バンジョー「うん!任せて!!」  バンジョーはリーキーの前で後ろを見せてしゃがんだ。

カズーイ「オケツタマゴ!!!」  カズーイは尻からタマゴを発射した。

そのタマゴは地面にバウンドせず、リーキーの中へと入り込んだ。

リーキー「おおっ!!」  すると、リーキーは何かを感じていた。そう、

穴だったリーキーの底がカズーイのタマゴによって埋まっていたからだ。

プルレス「どうだい?」  プルレスはちょっと警戒するように聞いてみる。

リーキー「・・・・やったああぁぁぁ~!!さっきのタマゴが僕の底の穴を埋めてくれたんです!」

リーキーは喜んだ。タマゴが底の代わりになっているので、もう漏れる心配はなくなったからだ。

リーキー「ありがとうございます!おかげで水漏れが直りました。お礼に何かさせてください!」

バンジョー「ははは・・・・。気持ちだけなら受け取るよ・・・・。」

リーキー「いえ!このご恩を返すには、どうしてもクマさんたちの手助けがしたいんです!!

それに、僕は湖の水を吸い込む事ができるんです。僕らバケツ族の特技です。」

カズーイ「ふ~ん。じゃあ、あの湖の水を全部吸い込んでみて?それで恩を返せるでしょ?」

カズーイが言う湖とは、砂の城が沈んでいる湖の事であった。

リーキー「はい。引き受けましたっ!行きますよおおおぉぉぉぉ~!!!!」

リーキーがそう言うと、目を鋭くした。すると、湖の水がいきなり渦巻きのように回り始めた。

そして、その渦巻きのような水が浮き出て、それがリーキーの方に寄せてくる。

すると、その水がリーキーの中に入ってくるではないか。

エレナ「おおぉぉ・・・・っ!湖の水が徐々にリーキーによって吸い上げられていく・・・・!!」

そう、リーキーは特殊能力で湖の水を吸い込んでいるのであった。

湖では、水がリーキーに取り込まれているので徐々になくなっていき、

地面が見えてくる。その同時に砂の城らしき姿が見えてくる。

プルレス「水がどんどんなくなり・・・!」 ボトルズ「砂の城がどんどん見えてくるっ!!」

そして、水が完全になくなり巨大な砂の城がその姿を現した。・・・・と言っても、

決して複雑にできてなく、原作(ゲーム)と同じ形でできているのであった。

バンジョー「おお!こ・・・・・これが、砂の城・・・・・!!?」

カズーイ「・・・・にしては、ただ大きいだけにシンプルな形ね・・・・・。」

エレナ「でも、これで砂の城に入れるワケね・・・・!」

リーキー「これで、いいでしょうか?」

カズーイ「OK!OKよ!!」  バンジョー「ありがとう。君のおかげだよ。」

プルレス「こちらこそ、本当にありがとう!リーキー!」

ボトルズ「さあ、行きましょう。砂の城へ!」

エレナ「そして、その城に眠っている財宝を入手するために!!」

バンジョーとカズーイ「おぅ!!!」 こうして、5人は砂の城へと向かった。

リーキー「なんだか知らないけど、頑張ってくださいねええぇぇぇぇ~!!!!!」

そして、バンジョーたちは砂の城の入り口へとついた。その入り口は既に開いていた。

バンジョー「とうとう入るんだね。砂の城に・・・・!」

カズーイ「・・・・いきましょっ!!」  こうして、5人は砂の城の中に入っていった。


一方、別の荒地ではローブの二人組みとハシマが戦っていた・・・・・・が?

どういうワケか、戦いはいつの間に終わったらしい。何故なら、

ハシマの体が既にバラバラになっているからだ。それに比べ、

ローブの二人組みは全く無傷に見えた。この二人はハシマをどうやって殺したのか!?

ローブの少女「何よ。変態な割りには意外と弱かったわね。」

ローブの少年「グランティ第6水軍の誇りしカンシー小隊・・・・・か。

が、俺たちから見れば普通のスピニットと全く同じように見えるな。」

ローブの少女「まあ、それより。早くジグソーを探しましょ。」

ローブの少年「ああ。第6水軍の奴らはこの島でまだ取ってないジグソーがあるからな。」

そして、二人は歩き出した。バラバラになって死んでしまったハシマの死骸を残して。

一体、この二人にはどのような力を持って、ハシマを打ち砕いたのだろうか?

それはまだ・・・・・教えるべきではないだろう。二人の正体はまだ謎のままである・・・・。


バンジョーとカズーイ、ボトルズにプルレス、そしてエレナ。

5人はついに、砂の城の中であるある大きな部屋へと入った。この大きな部屋。

どうやら床には、パネルみたいになっていた。それぞれ、

英語のアルファベットの描かれているパネルや何もないパネルがいっぱいだった。

バンジョー「・・・・ここが・・・・砂の城の内部・・・・・!?」

カズーイ「なんか・・・・・なんというか・・・・。殺風景な感じよねぇ・・・・。」

エレナ「・・・・・少し、進んでみましょ。」 5人は進み、部屋の中央にとまった。

プルレス「・・・・・罠も仕掛けも起きないね・・・・・。」

ボトルズ「・・・・・ですが、僕たちの前の奥にあるオリの中が気になりそうなのですが・・・・。」

ボトルズの言うとおり、自分たちの前の奥に謎の牢獄たるオリがあった。

そのオリの中から二つの光る目が見えてきた。そして、恐ろしく野太い声が出た。

謎の声「・・・・・よくぞこの城の最初の難関を越え我が城に来てくれましたね。」

バンジョーたち「・・・・・っ!??」  5人はそのおぞましき声に恐怖を感じて一歩下がる。

カズーイ「だ・・・・誰よ、あんた!!」 カズーイが恐れながらも、必死にそう聞く。

謎の声「・・・・ようこそ、ここは砂の城。そして、私は砂の城の主なり。」

バンジョー「す・・・・砂の城の・・・・主・・・・・!??」

謎の声「そうです。そなたたちはとても賢そうですね。この次の難問・・・・。

私のパズルを解いたなら、ちゃんと褒美はあげますぞ・・・・?ふふふふふふ・・・・・。」

エレナ「パズル・・・・!?それを解けば、財宝をくれるの!?」

謎の声「ヒントはあげません。自分たちの頭脳でやり遂げなさい。

まあ、できてもあなたたちの命が尽きないかが心配ですね。ククククク・・・・・!」

プルレス「命が尽きる・・・・!?どういう事だ!??」

しかし、謎の声はもう出なくなった。それ以上は返事する気ないらしい。

ボトルズ「・・・・・っ!仕方がない・・・。パズルとやらに取り掛かってみましょう・・・・・。」

エレナ「でも、どうすれば・・・・!?」

ボトルズ「・・・・床のアルファベットのついているパネルをどうにかすれば・・・ですね。」

カズーイ「簡単じゃない。それを叩き込めば何かあるって事でしょ?」

バンジョー「よし!軽くくちばしバスターでやってみよう!!まずは・・・「X」からだ!!」

バンジョーは【X】の描かれているパネルに向かってジャンプ。そして、

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!」  バンジョーとカズーイはくちばしバスターを、

繰り出す。しかし、軽く発動したので、弱めの威力でカズーイの嘴が【X】のパネルに突く。

そのパネルは壊れてなかった。バンジョーは床に立つ。しかし・・・・・。

カズーイ「・・・・あれ?何も起こらないわ?」

バンジョー「おかしいなぁ・・・。パネルを間違えたのかなぁ・・・・?」

エレナ「・・・・っ!?あれを見て!!」  エレナが指差したところを4人は向いた。

それは何か文字が描いてある壁であった。その文字にはこう書かれてあった。

【BANJOKAZOOIE】    これはバンジョーとカズーイと同じ名前ではないか。

つづく

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