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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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そして、ティアーズは走って、ターナーザウルスに急接近。

キックでひるませ、顔を連続で殴る。

ターナーザウルス「グワアアアアアァァァァァァァァ」

ターナーザウルスは途中でティアーズのパンチを避けて、

アッパーで反撃する。ティアーズはひるむ。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

さらにターナーザウルスはティアーズを蹴り飛ばし、ジャンプした。

ターナーザウルス「グワアアアアアアアアアァァァァァァァァ」

ティアーズは立ち上がるが、ターナーザウルスが、

空中からのドロップキックでそんなティアーズを再び倒してしまう。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!!」

着地したターナーザウルスは口から火炎を吐く。

ウルトラマンティアーズ「グワアアアアアァァァァァァァァ!!!」

ティアーズを火炎を浴びて苦しんでしまう。

ターナーザウルス「グワアアアアアアァァァァァァァァ」

ターナーザウルスは次に、両手をティアーズに向ける。そして、

その両手を上にあげると、ティアーズが空へと浮かんでしまう。

そう。ターナーザウルスは念力でティアーズを持ち上げているのだ。

ターナーザウルス「グワアアアアアァァァァァァァ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・!!」

大神「くそっ!!このままでは・・・・!!むっ!?」

その時、空からバルワンダーDXが飛んで来た。

操縦しているのは上川と叶野である。

叶野「こちら、叶野!!バルワンダーDX、

無事に現場に急行しました!!」

大神の声『ようやった!!

わしも乗るから、一旦着陸してくれ!!』

上川「了解!!!」

バルワンダーDXが着陸すると、大神がそのDXに乗り込んだ。

そして、再びバルワンダーDXが飛んでいく。

大神は私服のままらしいが、ヘルメットを被っている。

上川「隊長・・・。僕、二度と会えないかと思いました・・・。」

叶野「ですが、ここで再び命令をくれようとは、

実に嬉しいです!」

大神「そうかぃ・・・。よし!!

魔獣を攻撃をして、ティアーズを援護じゃ!!」

叶野&上川「了解!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでターナーザウルスを攻撃する。

ターナーザウルス「グワアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

ターナーザウルスは攻撃を受けて、ひるむ。これにより、

ティアーズは念力から解放されて、地上に着地した。

ターナーザウルスがそんなティアーズに近づこうと走る。

だが、バルワンダーDXが、

電気ビームでターナーザウルスの動きを止める。

大神「今じゃ!!ティアーズ!!」

ウルトラマンティアーズ『大神隊長!感謝する・・・・!シュワ!!』

ティアーズは走り、

パンチやキックの連続コンボでターナーザウルスを攻撃する。

ターナーザウルス「グワアアアアアァァァァァァァァ」

ターナーザウルスが尻尾で打撃しようとするが、

ティアーズは手でその尻尾を掴む。

そして、ティアーズは両手で尻尾を掴み、

ターナーザウルスを持ち上げながら、回転させる。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

ティアーズは思い切りターナーザウルスを投げ飛ばした。

遠くの地面に倒れるターナーザウルスに近づこうと走るティアーズ。

ターナーザウルス「グワアアアアアァァァァァァァァ」

だが、ターナーザウルスは口から火炎を吐き、

ティアーズを迎撃する。

ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」

ティアーズはバック転でこれを避ける。

大神「ここからわしは搭載されている1号を使用する!!」

叶野と上川「了解!!!」

そして、バルワンダーDXからバルワンダー1号が発射した。

その1号を大神が操縦していた。

1号がターナーザウルスに接近する。

大神「地獄に落ちィ!!!」

バルワンダー1号がレーザーバルカンで、

ターナーザウルスを攻撃する。

ターナーザウルス「グワアアアアアァァァァァァァァァ」

ターナーザウルスは反撃しようと、

口からの火炎で1号を襲うが、避けられる。

大神「お次はこれじゃぃ!!」

バルワンダー1号は次に火薬状バルカンで攻撃する。

ターナーザウルス「グワアアアアァァァァァァァ」

ターナーザウルスが怒って1号を襲おうとした。その時。

ウルトラマンティアーズ「シュワアアアアァァァァァァァァ!!!!!」

空中からティアーズが、

ターナーザウルスに強烈なキックを浴びせた。

ターナーザウルス「グワアアアアアアアァァァァァァァァァ」

ターナーザウルスは倒れるが、すぐに立ち上がる。

ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!!!」

ティアーズはプラズマレイガンでターナーザウルスを攻撃。

そして、バルワンダー1号がレーザーバルカンで、

ターナーザウルスに追加攻撃をする。

大神「DX!!わしと一緒に攻撃するんだ!!!」

そして、バルワンダーDXとバルワンダー1号が、

同時にレーザーバルカンを連射した。

多くのレーザーバルカンがターナーザウルスを苦しめる。

ターナーザウルス「グワアアアアアアァァァァァァァァァ」

攻撃を受け続けていたターナーザウルスは既に弱体化している。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!」

ウルトラマンティアーズはファイティウム光線で攻撃する。

ターナーザウルスは光線を浴びて、粉々に砕け散って爆発した。

上川と叶野「やったあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

日下部「やったわ!!やりましたわ!!大神のお母さん!!!」

大神の母「ええ・・・。勝男・・・・。」

大神「ああ。やったき。これが、わしの最後の戦いじゃった・・・。」

ウルトラマンティアーズ「・・・・シュワッ!!」

ティアーズは空の方へと飛び去った。


そして、夕日となった。

大神は大神の母と共に、灰間たちの前に立つ。

大神「皆・・・。今回の戦いもご苦労じゃったけ。

おどれらのおかげで、

このわしの生まれ故郷は救われた。ありがとう!そして、

さよならじゃ。もう二度と、出会う事はないかも知れない・・・。」

灰間「大神さん・・・・。」

日下部「大神隊長・・・・。」 上川と叶野「隊長・・・・。」

隊員たちは悲しそうに言う。

大神「悲しんではいかん!おどれらなら、わしがいなくても、

充分に戦える。わしが必要なくても、おどれらなら・・・!」

大神の母「いいえ。勝男。」

大神「母さん?」

大神の母「勝男・・・・。あなたは、私の側にいたいのですかぃ?」

大神「ええ。わしは母さんの側にいるために、ここへ・・・。」

大神の母「・・・・でも、もう良えですわ。」

大神「もう良え!?何がですかぃ!?」

大神の母「・・・・・勝男。BARの隊長を続けておくれ。」

大神「か、母さん!!?」 

大神は大神の母の発言に驚く。そして、隊員たちも。

大神の母「勝男。BARにはお前が必要じゃけ。

BARの若い者を導けるのは、お前以外に考えられんの。」

大神の母は大神の活躍を見て、思ったのだろう。

BARの隊長に相応しいのは、大神だけなのだと。

大神「でも、母さんは寿命で・・・・!」

大神の母「私の事はもう心配せんで良え。

もう一人でも生きていける。

できるだけ、長生きしますわ。

あんたがまた帰って来る。その時まで・・・。」

大神「母さん・・・。約束ですど?」

大神は涙目になりそうでありながら、持っていた辞表を破る。

大神「わしはBARに戻り、この若いもんを導いてみせます!!

母さんも頑張ってください!長く生きられるように・・・・!!」

大神の母「ええ・・・。また会いましょうや。我が息子や・・・。」

そして、大神と大神の母は泣きながら抱き合った。


夕日の空を飛ぶバルワンダーDX。ここに、

大神、日下部、叶野、上川、灰間の5人が全員乗っていた。

叶野「隊長・・・。隊長が戻ってくれて、本当に嬉しいです!」

上川「ええ。一時はどうなるかと思っちゃいましたよ。」

日下部「でも、あの母親は一体、どうなるのでしょうか・・・?」

大神「心配する事はあらへん。わしの母さんは強い。

あんな寿命なんかに負けはしないんど。そんな事より、

早くBARに戻るき!戻ったら、パーティを開くど!!」

上川「おっ!!それ、良いですね!」

叶野「まあ、たまにはこう言うのも良いですかな?」

灰間「大神隊長。やはり、BARにはあなたが必要ですね。

戻ってくれて、本当に安心しました。

これからも、俺たちを指揮してください。」

灰間は思った大神こそ、BARの隊長に必要である事を。

大神「うむ。皆!安心せぃ!!この後に、

どんな魔獣が現れても、このわしが何とかしちゃるき!!

さァ!!急ごうど!!我がBARの基地へ!!!」

隊員たち「了解!!!!!」

バルワンダーDXはBAR基地へと向かった。

こうして、ターナー星人の地球侵略部隊は全滅し、

ターナー星人は地球侵略を止めました。そして、

大神はいつ死ぬかわからない運命を背負う母親から言われて、

BARの隊長へと戻った。これからも、

大神はBARの隊長として、

若き隊員たちを導いてくれる事でしょう。

そして、大神の母も再び大神に会うまでは、

決して死ぬ事はないでしょう。そう。

親子が再び会う日は必ず来る事になるのです。

次回につづく。

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灰間「野郎・・・・・!!」

灰間がバルガンの銃弾で3人のターナー星人を倒す。

ターナー星人「ぐえええぇぇぇぇ・・・・!!」

日下部もバルガトリングで倒し続ける。だが、

少数のターナー星人が大神と大神の母を襲う。

大神の母「ひいいいぃぃぃっ!!?」

日下部「しまった!?隊長たちが・・・!」

灰間「二人とも!!伏せるんだ!!」

灰間は大神と大神の母に迫る星人たちにバルガンを向ける。

大神「その必要はないんど!!!ふん!!」

大神が一人のターナー星人を殴る。そのターナー星人が倒れた。

ターナー星人「ぐえ・・・・っ!!?」

大神「おらああぁぁぁぁ!!!」

大神はさらに、別のターナー星人を蹴り飛ばす。

ターナー星人「うわあああぁぁぁぁぁ!!!」

大神「ええぇぇい!!とう!!はぁ!!やああぁぁぁぁ!!!」

大神は様々な格闘で次々と少数のターナー星人を倒し続ける。

灰間「す、すげェ・・・。」 日下部「凄いわ・・・。」

大神「母さん!立てますかぃ!?皆!!早く避難じゃ!!」

大神はゆっくりと大神の母を抱えて、

灰間や日下部と一緒に脱出した。


燃えている大神の実家を見て、動揺している多くの村人たち。

男性「大神さんの家が燃えているど!?」

女性「一体、何があったのやろ?」

そんな村人たちに、多くのターナー星人が現れる。

ターナー星人A「それは我々がやった!!!」

ターナー星人B「あなたたちも抹殺する!!」

男性「な、何じゃい!?おどれらああぁぁぁ!!?」

女性「て、テロリストやあああぁぁぁぁ!!!」

村人たちが悲鳴をあげて逃げようとするが、

囲まれて逃げられない。

その時、燃えている家から、灰間と日下部が出てきて、

即座にバルガンとバルガトリングを連射して来た。

ターナー星人「ぎゃああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

複数のターナー星人が倒れて、残りのターナー星人が襲いかかる。

日下部「しつこい奴らめェ・・・・!!」

日下部はバルガトリングでそのターナー星人をまた複数倒す。

大神「灰間!!森の方へ行かんかィ!!

そこに、砲撃した奴がいるき!!」

灰間「え!?

何で森の方に砲撃した奴がいると言うんですか!?」

大神「良えから行くんだ!!

さっきの音で位置がわかったんじゃ!!!」

灰間「・・・わ、わかった!!行ってみます!!」

灰間は森の方へと走った。

大神の母「勝男・・・・。」

大神「何も言わないでくださいや。

母さん。母さんはわしが守りますき・・・!」

日下部「この!!!」 

日下部はついにターナー星人を全部倒した。

ターナー星人「うわああああぁぁぁぁぁ・・・・!!!」

男性「おおっ!!BARのお姉さんが全部、

倒したどおおぉぉぉ!!」

女性「かっこええわァ!!素敵やね!!BARは!!」

村人たちは日下部の勇姿に喜びを見せる。


灰間は森の方で、

ターナー星人たちが機械的な大砲を構えているところを見た。

灰間「こ、これは・・・・!!大砲か・・・!こいつのせいで、

大神さんの家が燃えちまったっつーワケか!!」

灰間はさっそく走って、大砲の方へ向かった。

その近くにいたターナー星人たちが灰間に襲いかかる。

ターナー星人A「何だ!?貴様は!!」

ターナー星人B「消してやる!!」

灰間「おらあああぁぁぁ!!!」

灰間は一人のターナー星人を殴り倒す。

ターナー星人A「ぐあ!!?」 ターナー星人B「こいつ!!」

二人目のターナー星人が襲うが、灰間はまたもパンチで倒す。

灰間「むん!!」 ターナー星人B「ぎゃああぁぁぁぁ!!」

そして、灰間は素早くキックで三人目を倒し、

チョップで四人目を倒す。

灰間「せい!!はあああぁぁぁぁ!!!」

ターナー星人A「野郎おおおぉぉぉぉぉ!!!」

別のターナー星人が剣で斬りかかるが、

灰間は真剣白刃取りでガードする。

灰間「ふん!!とう!!!」 ターナー星人A「ぎゃっ!!?」

灰間はその直後にキックでターナー星人を倒す。

そして、その星人の剣を手に入れた灰間は、

次々と少数のターナー星人を斬り倒していく。

灰間「おらおらおらあああぁぁぁ!!!」

ターナー星人B「ええぇぇぇぇい!!」

一人のターナー星人が剣で攻撃し、

灰間の剣とぶつかり、押し合う。

灰間「ぬん!!てりゃああああぁぁぁぁぁ!!!」

灰間はキックでひるませ、思い切りターナー星人を斬り捨てた。

灰間「はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

ターナー星人B「あぎゃあああぁぁぁぁぁ!!」

さらに灰間は剣を大砲に投げつける。

その鋭い刃が大砲に刺さる。

その大砲に電流が流れ、爆発を起こしてしまい、壊れる。

ターナー星人「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!??」

近くにターナー星人たちがその爆発に巻き込まれてしまう。

しかし、灰間の前には、ターナー星人が二人残っていた。

ターナー星人A「地球人め・・・!よくもやりおったな!?」

ターナー星人B「もはや、

力ずくでこの村の者たちを皆殺しにするしか道はない!!」

ターナー星人A「見せてやろう!!

ターナー星人のもう一つの姿を・・・!」

ターナー星人B「そして、滅びるが良い!!」

そして、二人のターナー星人はジャンプした。

ターナー星人「とおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉう!!!!!」

空中で二人のターナー星人の姿が重なり、その二つの姿が光り、

その光と共に一つに変わる。その一つが巨大な怪獣へと変化した。

爬虫類らしいが、人型に近い体系。長く白い髪。

紫色に輝く目。胸や肩に鎧が付いている。

尻尾までも生えていた。

この異形の巨大生物はターナー星人が変身した魔獣、

ターナーザウルスである。

ターナーザウルス「グワアアアアアアァァァァァァ」

灰間「ま、魔獣になりやがったか・・・・!!」

灰間はバルガンを連射して、ターナーザウルスを攻撃する。

だが、効き目がない。

ターナーザウルス「グワアアアアアアアアァァァァァァァ」

ターナーザウルスは口から緑色の火炎を吐いて、

灰間を襲う。

灰間「うわああぁぁぁぁぁ!!?」

灰間は近くの地面が爆発してできた衝撃で倒れてしまう。

ターナーザウルス「グワアアアアアアァァァァァァァァ」


男性「ま、魔獣だあああぁぁぁぁ!!!」

村人たちは巨大なターナーザウルスが現れた事で逃げ惑う。

大神の母「お、恐ろしい・・・!」

大神「く・・・・っ!日下部!!シーバーをよこせ!!」

日下部「は、はい!!」

日下部はシーバーを外し、大神に渡す。

大神「うむ!!大神よりBARへ!!大神よりBARへ!!

魔獣が現れた!!至急、

バルワンダーDXで出撃するんじゃ!!!」

大神の母「勝男・・・。あなた・・・・。」

大神「日下部。次はバルガトリングをくれ。

そして、母さんを安全な場所へ避難させろ。」

大神の母「勝男・・・・!」

大神「すんまへん。母さん。ですが、安心してくだせェ。

わしは必ず生きて戻ります。

それまで、辛抱してくださいや・・・!」

大神は日下部からバルガトリングを受け取り、

日下部が大神の母を抱えながら、どこかへ走った。

大神の母「勝男おおおぉぉぉぉぉ!!!」

日下部「行きましょう!!大神隊長のお母さん!!」

ターナーザウルス「グワアアアアアァァァァァァァァ」

ターナーザウルスは口からの火炎で複数の民家を燃やす。

そんな魔獣の近くに大神が走って来た。

大神「来い!!魔獣!!

わしが相手じゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

大神はバルガトリングでターナーザウルスを攻撃する。

ターナーザウルス「グワアアアアァァァァァァァァ」

ターナーザウルスは攻撃を受けて、大神の方に向く。

その大神を殴ろうとするが、避けられる。

大神「ぬっ!!おおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」

大神はまたもバルガトリングで攻撃する。

ダメージは与えているが、これでは倒す事はできない。

ターナーザウルスは火炎で反撃するが、

大神は避けながら撃ち続ける。

大神「この村は・・・!わしが、BARが守るんじゃ!!!」

大神はターナーザウルスの顔を攻撃する。

ターナーザウルス「グワアアアアアアアァァァァァァァ」

顔を攻撃されたターナーザウルスは一瞬だけ痛がるが、

物凄く怒って、大神の両手を向ける。

その10本の指から火薬弾を連射する。

大神の周りの地面が次々と爆発していき、大神がひるむ。

大神「うおおおおぉぉぉぉぉ!!?」


その時、灰間がゆっくりと立ち上がり、ペンダントを輝かせる。

灰間「ティアーズ!!!!!」

灰間はウルトラマンティアーズに変身した。


ターナーザウルス「グワアアアアアァァァァァァァァ」

ターナーザウルスはティアーズが現れた事に気づく。

大神「ウルトラマンティアーズ・・・・!来てくれたんか・・・。」

大神の母「あれが噂の、

ウルトラマンティアーズですかぃ・・・!?」

日下部「ええ。私たちBARの仲間です!!」

ターナーザウルス「グワアアアアアアァァァァァァァァ」

ターナーザウルスは火炎で攻撃するが、

ティアーズはジャンプで避ける。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!」

ティアーズはそのまま空中キックで、

ターナーザウルスを打撃する。ターナーザウルスは倒れるが、

すぐに立ち上がって、ティアーズに迫る。

ターナーザウルス「グワアアアアアアアァァァァァァァァ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!」

ティアーズとターナーザウルスが激突し、押し合う。だが、

ターナーザウルスは怪力でティアーズを投げ飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!?」

ティアーズは倒れるが、何とか立ち上がった。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでターナーザウルスを攻撃する。

ターナーザウルス「グワアアアアアアアアァァァァァァァァ」

ターナーザウルスは痛がるが、

怒ってティアーズに近づいて走る。

そして、ティアーズを殴り、次にキックで攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・!!」

ティアーズは反撃にターナーザウルスを殴る。

ターナーザウルス「グワアアアアアァァァァァァァ」

ターナーザウルスは尻尾を振るい、ティアーズを打つ。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!?」

ひるみそうになるティアーズだが、チョップで応戦する。

その打撃を受けてさがったターナーザウルスはさらに、

両手からの火薬弾を連射して、反撃する。

ウルトラマンティアーズはその攻撃をバック転で避ける。

つづく

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日下部「もし、私たちの感が正しければ、星人が必ずこの村にいるわ。」

灰間のペンダントが光る。何かを教えているそうだ。

灰間(星人の動きが微塵も感じねーのか・・・。もしや、

奴らは俺たちの事を警戒していると言うのか?)

その時、一人の老人の男が灰間と日下部に話しかける。

老人の男「おや?そこの若いの!」

灰間「ん?」 日下部「私たちの事ですか?」

老人の男「その服。もしや、BARかね?」

灰間「ええ。そうですが・・・。」

灰間がそう言うと、老人は大いに喜ぶ。

老人の男「おお!やはり、そうかや!!

おぬしらが大神君の手下とはのォ!何か若すぎると思うがのォ!」

日下部「大神隊長を知ってるのですか!?」

老人の男「うむ!奴わ、この村で生まれ育ったのじゃよ!!

つまり、この村は大神君の故郷であるんど!!」

灰間「何と・・・!ここでまた、隊長に会う事になるのかしら!?」

日下部「その大神隊長は今、どこにおられるのです!?」

老人の男「ああ!わしが案内しちゃるき!」


大神は今でも母親の側にいた。

大神の母「勝男や。この村での思い出、まだ覚えとるかの?」

大神「ええ。ここには様々な青春がありましたけ。

幼稚園の時は、親に花をプレゼントした。小学生では、

ファミコンのゲームばっかり楽しむ日が多かったですわ。

中学生で怪獣から村を守りたいと言う想いで、

毎日、深夜の森で猛特訓をした。あれはきつかったが、

少々面白かった。高校を卒業して、ついに念願の、

地球防衛軍に入って、活躍しまくったけェ。」

大神の母「家族で一緒に旅行に行ったり、

仮面ライダーのショーに行ったり、凧揚げをしたり。

友達と一緒にベーゴマで遊んだり、

バーベキューしたりとかもあったハズじゃがのォ。」

大神「ええ。それらもしっかりと覚えとりますわぃ。

他にも色々と。どれもあの頃に戻りたいくらいの良き思い出でしたわ。」

大神の母「・・・・勝男。防衛隊での戦いに、

それらのような良き思い出はあったかぃ?」

大神「・・・・怪獣を倒した時くらい・・・ですかのォ。」

大神の母「勝男。怪獣や宇宙人との戦いは、辛い事ばっかりじゃき。

その戦いの世界に、良き思い出などない。だから、

お前はもう戦いの世界から逃げて、ずっとここで静かに暮らすと良え。

辛かったじゃろう?怖かったじゃろ?けど、

もう戦わんで良え。お前はもう充分、素晴らしく戦ってくれたわぃ。」

大神「はい・・・。戦いで辛い事になった分、ず

っと母さんの側にいますけ。」

大神の目から一粒の涙が出る。そして、大神の母も動揺。

大神「ですから、もっと長生きするように祈ってください。」

大神の母「無理じゃよ。誰も、死の時間を変える事もできんし、

予測もできん。もしかしたら、今日で死ぬかも知れんのォ・・・。」

大神「母さん・・・・!」 その時、サイレンが鳴り、親子は驚く。

大神の母「誰か来たど?」 大神「誰じゃろ?」


大神は玄関に来た。そこに、灰間と日下部がいた。

大神「っ!!?灰間・・・!日下部!何でここに!!?」

灰間「あんたの友人らしき爺さんが、

この家の事を教えてくれたんです。」

日下部「ここが、あなたの実家ですね。大神隊長。」

大神「・・・・そうか。念のため、入って来んかぃ。」


大神は灰間と日下部を自分の母のいる部屋へと連れて行った。

大神の母「ほう。あんたらが勝男の部下とやらかぃ?」

灰間「灰間です。」 日下部「日下部です。」

大神「二人とも、まだ学生ですが、

立派にわしのために働いてくれてますわ。」

大神の母「これはこれは。いつも、

息子の勝男がお世話になっています。」

日下部「はい。私は隊長と一緒に、

幾多の魔獣たちを倒していきました。

大神隊長は我らBARにとって必要な存在でした・・・。」

灰間「大神隊長のおかげで、俺たちBARと言う存在があったんです。」

大神の母「そうですか。それはすみませんでしたわァ。」

日下部「・・・いえ。仕方がない事ですよね。

今のあなたには、大神隊長と言う息子が必要だそうですから・・・。」

大神「おっ!言ってくれるやないの。日下部。」

大神は日下部の肩を軽く叩いて笑う。

大神の母「本当にすみません。

私のせいで、こんな事になっちまって・・・。

でも、そろそろ勝男に平和な世界へ戻してくだされ。

息子には、この家でゆっくりと静かに暮らして欲しい。

それが私の最後の夢です。」

灰間「・・・・隊長。本当にBARに戻る気はないのですか?」

大神「・・・・ああ。

わしの母さんは寿命で死ぬ事になる。母が死んでも、

わしはここに残る。わしは、お母さんとお父さんが育ててくれた、

この家で平和に暮らし、寿命の時を待つ。」

日下部「そして、家族で天国に行くって事ですか?」

大神「・・・・・・ああ。」

日下部「ですが、死後の世界は実はないと言う事も・・・。」

大神「それでも、わしはここで一生を終えたい。親のようにのォ。」

灰間「隊長・・・・。いや、大神さん。俺たちBARは、

新たな隊長を雇った方が良いのかな?」

大神「うむ。そうしてくれ。

その新隊長さんがお前らを導いてくれるがな。」

日下部「・・・できるなら、大神隊長には、

まだBARにいて欲しいです。だって、あなたのおかげで、

今まで何度も勝って来れたんですよ!?」

灰間「・・・・いや。もう無理だろ。」

日下部「灰間・・・!?」

灰間「もう、大神さんを楽にしてやろうぜ?BARは、

俺たちだけか、

新隊長の指揮の元で何とかする必要があるみてーだ。

大神さん。あんたのおかげで、

俺は立派な戦士に成長できたかと思う。

今まで、ありがとうございました・・・。」

日下部「・・・・・っ。これからは、何の不幸がないように、

どうか静かに暮らしてください。

地球は私たちで守って見せますから・・・。」

大神「二人とも・・・。すまん。そして、ありがとう・・・・!」

大神の目から涙が流れ始める。そして、大神の母も。

大神の母「すみませんねェ・・・。すみませんねェ・・・・!

私のせいで・・・。私のせいで・・・・。どうせ寿命で死ぬなら、

今日でもう死にたい・・・・!!」

大神の母は泣いていた。そして、大神も。

それを見た灰間と日下部も静かに切なく涙を流していた。


そして、大神の実家の外では。遠くの木々の中で、

複数のターナー星人たちが、

一台の機械的な大砲を構えていた。

その砲身が大神の実家に真っ直ぐに向けていた。

ターナー星人A「ボスが指令した。一刻も早く、

この村にいる人間たちを皆殺しにしろと・・・・!!」

ターナー星人B「そのためには、この大砲で、

BAR隊員のいる、この民家を燃やす!!そして、

そのまま突入し、完全に抹殺してくれるわ!!!」

ターナー星人A「砲撃開始!!!」

そして、ターナー星人の大砲から、

1発の火薬弾が発射された。

火薬弾が高速で大神の実家に迫る。


それを灰間のペンダントが知らせるために激しく光る。

灰間「っ!?皆!!ふせ・・・・!」

灰間が言葉を放とうとした、その時。

大神「伏せろおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」


火薬弾が見事に命中。大神の実家が見事に燃え始めた。

部屋が大いに燃えている。だが、全員。無事である。

灰間が日下部を庇い、

大神が大神の母を庇って、伏せたのだ。

大神「大丈夫かぃ!?皆!!!」

日下部「は、はい・・・・!何とか・・・。」

灰間「どうして、砲弾が来るのがわかったんだ・・・!?」

大神「ああ。わしには聞こえたんじゃ。砲弾の聞こえる音が。

訓練でそれを聞き取る事をよくやったけのォ・・・!

大丈夫ですか!?母さん!!」

大神の母「え、ええ・・・。大丈夫ですよ?勝男。」

灰間「それより、早く逃げよう!!ここは危ねェ・・・・!

星人共がこっちに来やがるぜ・・・・!!」

灰間の言う通り、この燃えている部屋に、

複数のターナー星人たちが入って来た。

ターナー星人「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

日下部「く・・・・っ!!こいつらァ!!」

日下部がバルガトリングを拾って、

無数の銃弾で二人のターナー星人を倒す。

ターナー星人「ぐあああぁぁぁぁ・・・・!!」

だが、星人はまだ複数残っている。

その残ったターナー星人たちが剣で日下部と灰間を襲う。

ターナー星人「おらあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

つづく

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男性の声「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

大神「っ!?あれは、悲鳴じゃ!!あそこか!?」

大神は悲鳴が出た場所へ走る。そして、

木々の近くで、血まみれになって倒れている男性の姿があった。

大神「おい!!大丈夫かぃや!!」

大神は倒れた男性を抱える。

男性「うう・・・。あ、頭に・・・角・・・・。うっ。」

男性はそう言って、目を閉じた。そう。死んでしまったのだ。

大神「お、おい!!頭に角じゃと・・・!?そう言えば、

この男の傷。まるで誰かに殺されたみたいじゃのォ。

もしかして、この村に侵略者が・・・!?」

大神は男を抱えながら、どこかへと走った。そして、

木々の中から二人のターナー星人が頭だけ出して来た。


大神は死んだ男を病院へ連れて行き、そこにいる人々に、

侵略者がいるかも知れないと語っていた。

医師の男性「え!?宇宙人らしい奴に殺された!?」

大神「そうですき!頭に角と言えば、

どこぞの怪人にちがいありまへんわ!!!」

医師の男性「あははははははは!!冗談はいかんがな。

実は、熊とかにでも殺されたんじゃないんか?近くの森では、

熊が出るところもありますが、

連中が何とか狩っているから、大丈夫かと思うんだがの?」

どうやら、医師は信じてもらえないそうだ。


大神はコンビニで食品を買い、母親のいる家へと帰った。

大神の母「おかえりなさい。無事で何よりどす。」

大神「・・・・いえ、母さん。少し、よろしいでしょうか?」

大神の母「何なら?」

大神「途中で何者かに殺された男がいたき。その男は、

頭に角の付いた何者かに襲われたそうですわ。

もしかしたら、

宇宙人がこの村を狙っているかも知れまへん。」

大神の母「宇宙人!?馬鹿を言っちゃいかんけ。こんな村を、

いかなる悪党が興味を持つワケないがな。」

大神「ですが、わしにはわかる気がします!ここに、

敵が来る事を・・・!ですが、ご安心ください・・・。

この地球防衛軍のメンバーであった、

このわしが守って見せますんど!!」


大神の母のいる家の近くで、

ターナー星人が木々の中に隠れながら、

その家の様子を見ていた。

ターナー星人A「あの男は、地球防衛隊のメンバーだったのか!」

ターナー星人B「だとしたら、少し厄介な事が起きたわね・・・。」

ターナー星人A「この家を狙うのは後にしよう。今は、

他の人間を殺し、この村の人口を減らさねばならない!」

ターナー星人B「ええ。間もなく、手下たちも来るわ。」

二人のターナー星人は木々の中でどこかへ去った。


そして、ついに。この村の近くの森で、灰間と日下部が来た。

灰間と日下部はそれぞれ棒型異常反応探知機を持って、

この森を調査していた。

日下部「間違いないわ!!

辺りに地球外エネルギーが少しだけあるわ。

つまり、この森に宇宙人が潜んでいるのよ・・・!」

灰間「ああ。こちらもわかったぜ。宇宙人は近くにいる・・・!」

そして、灰間と日下部の姿を、少し遠くにある木々から、

二人のターナー星人が隠れながら見ていた。

その時、灰間のペンダントが光る。

灰間「むっ!?そこかァ!!」

灰間は星人が隠れている木々に向かって、

バルガンの銃弾を撃つ。

その木々から二人のターナー星人がジャンプして出てきた。

ターナー星人「とあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

日下部「っ!?う、宇宙人!!」

そして、二人のターナー星人が灰間と日下部の前に着地する。

灰間「頭に角って事は、宇宙人丸出しじゃねーか!おい!!」

ターナー星人A「我々ターナー星人は、

いかなる邪魔者は許さない!!」

ターナー星人B「そのために、あなたたちは抹殺する!!」

ターナー星人はそう言って、

それぞれ剣を持ち出し、灰間と日下部に斬りかかる。

日下部「させないわ!!」

日下部はバルガトリングから無数の銃弾を発射させて、

二人のターナー星人を攻撃する。

ターナー星人「ぐわあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

日下部の攻撃を受けたターナー星人の二人は倒れて、消滅した。

日下部「ふぅ・・・。これで宇宙人は全滅ね。」

灰間「いや。敵はまだ残っている気がする。

念のため、まだ調査するぞ。」

日下部「そうね・・・。そう言えば、この近くに村があると聞いたわ。」

灰間と日下部はこの森の調査を続けるべく歩いた。

そして、遠くの木々に隠れながら、見ている者たちがいた。

それは、死んだハズの二人のターナー星人であった。実は、

日下部が倒したのは、姿が全く同じの手下であったのだ。

ターナー星人は二人だけではなく、大勢いるのだ。

ターナー星人B「よくも我が手下を・・・・!」

ターナー星人A「あれが、地球防衛軍か。

奴らをどう対抗するか・・・。」


かくして、大神のいる村についた灰間と日下部。

そして、灰間のペンダントがまたも光り始めた。

灰間(感じる・・・!

ターナー星人とやらがこの村の近くにいやがる・・・。)

日下部「何か、この村は平和って感じね。一応、大丈夫・・・。」

日下部が言ってる途中で、突然に女性の悲鳴が聞こえる。

女性の声「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

灰間と日下部「・・・なワケないか!!!」

灰間と日下部は悲鳴が出た場所へと走った。


そこで、一人の女性が怯えながら立っていた。

そこに来る灰間と日下部。

灰間「どうしたんですか!!?」

女性「し、し・・・!し、死んで・・・る・・・・!!」

日下部「死んでる・・・!?あっ!!」

灰間と日下部は驚いた。その近くには、

二人の男女が血まみれになって倒れていた。

日下部「し、死んでいるわ・・・!!」

灰間「もしかして、星人がやったのか!?」

日下部「もし、そうだとしたら・・・!灰間!!」

灰間「ああ。警戒する必要があるぜ・・・!」


灰間と日下部は、この村をターナー星人から守るべく、

調査及び警備を続けていた。だが、星人は密かな行動で、

またも人間を殺してしまうだろう。

その前に、灰間と日下部は、

星人を見つけて、倒す事ができるだろうか。

つづく

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日下部「その理由は・・・・!?」

緒川「『実家の方に大変な事が起きたからである。

そこで、わしの母親が寿命によって死にそうだからじゃ。

実家では既にわしの父親は死んでおる。そして、今日。

母親はわしに実家の主として継げて、

防衛隊を辞めるように言った。

本来ならまだまだ防衛隊を続けたいところじゃが、

親の言う事を無視する事はできん。すまないが、

今日から実家の主として、静かに暮らす事にした。

許せとは言わん。だが、これだけは言っておく。例え、

わしがいなくても、お前たちなら立派に戦えるき。

頼んだぞ。このBARを。大神より。』との事です。」

灰間「そうか・・・。隊長の故郷の方でそんな事が・・・。」

上川「でも、育ての親が死ぬって何か可哀想だね・・・。

僕も昔、怪獣災害で父親を失ったから、よくわかる気がするよ。」

日下部「でも、親が隊長に防衛隊を辞めろと言うなんて・・・。

何でそんな事を言うのかしら?

私たちにとっては必要な人なのに。」

叶野「仕方があるまい。大切な人が失う前触れを感じると、

心が乱れて、平気でなくなってしまう。

君も、父か母が死にそうな時に、

防衛隊を辞めろと言ったら、どうするのかね?」

日下部「・・・・わかりません。でも、私の親なら、

例え死んでも防衛隊を続けろと言うかも知れません・・・。」

灰間「まあ。日下部の親は軍人だしな。」

叶野「とりあえず、いつまでも隊長がいなくなった時に、

戸惑っている暇はない。今回から我々だけで戦おう!」

上川「そうですね。大神隊長の分も戦わなくちゃ!」

灰間と日下部「うん・・・!」


こうして、灰間と日下部はバルターボで、

ポイントV-8に急行した。

そこは静かな自然に囲まれた村であった。その近くの森では、

二人のターナー星人が空を見上げていた。

ターナー星人A「来るぞ。ボスの声が・・・・!」

ターナー星人B「わかっているわ。」

Aが男の方で、Bが女の方らしい。

そして、空から野太い不気味な声が聞こえる。

これが、ターナー星人のボスの声である。

ターナー星人ボスの声『良いか?よーく聞くのだ。お前たちは、

この地球を侵略するために、この森にある村を前進基地として、

建設しなければならない。それには村の人々を減らす必要がある。

そして、その前進基地で多くのターナー星人を集めて、

そこから地球に総攻撃をかける。我がターナー星は、

度重なる環境破壊と大規模な災害が未だに続き、

滅びゆこうとしている。

そうなれば我らが終わる。我らターナー星人を救えるのは、

お前たち侵略部隊しかいない。

地球を新たなターナー星とするのだ!』

ターナー星人「かしこまりました!!」

ターナー星人B「いきましょ!さっそく作戦を始まるわ!」

ターナー星人A「ああ。我々は多くの仲間を助けるために、

この星の支配者共を全滅させなければならない!」

ターナー星人B「仲間たちを救うためには、この星の生物には、

犠牲になってもらう必要がある。仕方がないけれど・・・。」

ターナー星人A「だが、聞いたところ。

地球人は愚かな人種と聞く。

ほとんどの人間が自分勝手な悪人が多く、同士でよく争うそうだ。

そんな醜い生き物など、殺して当たり前。

むしろ、殺さねばならんだろう!」

ターナー星人B「そうね・・・。では、始めましょう。」

そして、ターナー星人の二人は走った。村へ向かって。


その村にある一つの民家。その家内では、

一人の老婆が布団の中で横になっていた。その近くには、

和服と着ている大神がいた。大神が老婆に切なそうにこう言う。

大神「大丈夫ですかぃ?お母ちゃん。」

そう。この老婆が大神の母親であるのだ。

大神の母「ああ。心配ないよ。

お前があんな野蛮な防衛隊を辞めて、

この実家を継いでくれると聞くから、安心できたわぃ。

安心して、もういつ死んでも良いくらいに幸せじゃき。」

大神「そんな悲しい事を言わないでくだせェ。」

大神の母「お父ちゃんは、

お前が防衛隊として戦っている最中に死んでしもうた。

それは寿命。全ての生き物には必ず寿命と言う物があり、

必ず死ぬんじゃき。あたしもその一人じゃよ。勝男。」

大神「そうですか・・・。安心してください。

この家はわしが必ず守って見せますき。

わしを育ててくれた、この家を・・・!」

大神の母「それを聞いて安心したよ。だが

いつ本当に死ぬかわからない。

それまで、あたしがお前の側にいてあげるけ。」

大神「感謝しますわ。それでは、お店で何か食べ物を買います。」

大神の母「ああ。気をつけェや。」

大神「はい・・・。」 大神は静かに外に出た。


家から出て、村を歩いている大神。

その時、男性の悲鳴が聞こえる。

つづく

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