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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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こうして、BARは新たに発生した謎の事件を追うために、

出撃する。魔族は今回、何を企んでいるだろうか。


灰間と叶野はバルターボで街をパトロールしていた。

叶野がバルターボを運転しているそうだ。

灰間「しかし、魔族の奴。今回はどうやって、

人間を殺したんだろうね。マジックか?」

叶野「奴らは我々人間と違う。やり方も特にだ。

だが、そこに必ずヒントはあるハズだ。

レーダーをしっかり見ろよ。それで魔族を探すんだ!」

灰間「はいっ!!」

その時、この街の歩道で一人の男がおにぎりを食べていた。

男「うぅ~ん!やっぱ、

おにぎりは美味いなぁァ。・・・うっ!?」

その時、男は突然、倒れた。これに近くにいた人たちは驚く。

灰間「っ!?ちょっと後ろの方を走ってくれませんか!?」

叶野「ん?あ、ああ・・・・。」

灰間はその事に気づいたか、

バルターボは後ろの方を走る。

叶野「・・・・むっ!?何だか騒がしいな・・・・!」

バルターボは人が集まっているところの近くに停まり、

灰間と叶野が降りて来た。そして。

叶野「おお・・・っ!!」 灰間「やはり、死んでたか・・・!」

二人は血を吐きながら倒れている男を見る。

灰間「何故、その人が倒れたんです?」

灰間は近くにいる男性に聞いてみる。

近くにいる男性「・・・さっぱりわかりません。急に、

倒れたもんで。何があったか、全くわかりません・・・。」

叶野「・・・・・・っ!うむっ!?」

その時、

叶野は死んだ男の手に持つ食べかけのおにぎりに目をつける。

叶野「これは・・・・・!」

叶野はそのおにぎりを手に持ってみる。その時、

叶野のシーバーが鳴りだし、叶野がその連絡を受ける。

叶野「こちら、叶野・・・!」

日下部の声『大変です!!また被害者が出ました!!

それも少数です・・・!現在、病院に運ばせています。』

叶野「わかった。・・・・・っ。」

そして、叶野はおにぎりを見続ける。まるで、

このおにぎりはカギを握っているかと思うように。


BAR基地の司令室に戻った隊員たち。

大神「・・・・それで、情報は何も得られなかったちゅーんかぃ。」

上川「はい。

事件のヒントになる物が一つも見つけられませんでした。」

大神「そうか。今回の事件。かなり迷宮入りだな・・・!」

叶野「ヒントなら既に見つかったと思います。」

叶野の発言に一同は驚く。

隊員たち「えっ!?」  大神「それは何じゃぃ!?」

叶野「本当かどうかわかりませんが、

それは、このおにぎりかと思います。」

叶野は被害者の男が持っていた食べかけのおにぎりを見せる。

日下部「お、おにぎり・・・・・っ!?」

上川「このおにぎりがどうかしたんですか・・・・?」

叶野「ああ。どうも、これに引っかかってな。

まるで、

こいつが事件を引き起こしているように思ってるんだ。

言っておくが、食べさせんぞ?

こいつは研究する必要があるからな。」

灰間「・・・とか言って、叶野さん一人で食べるつもりでしょ?」

灰間のふざけた発言に叶野は怒りの表情で静かにこう言う。

叶野「今の状況で暢気に食べる奴があるか・・・!」

大神「とりあえず、このおにぎりが何なのか研究する必要が、

あるな。うまく行けば、

そのおにぎりから犯人を捜せるかも知れない。」

つづく

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