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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ゴダル「・・・・・例の巨大戦艦が暴れているのを知ってるだろ?DGCの隊員なら・・・・。」

コリス「・・・・知ってる。前に姉さんからそう聞いたんだ。それが・・・・何か?」

ゴダル「では、何故出動しなかった?今さっき奴が出現したのになぁ。」

コリス「っ!?巨大戦艦が出現したのか!?それも、今さっきに・・・・!?」

ゴダル「ああ。しかし、軍隊のお前がそいつを倒しにいかぬとは、何と言うかなぁ・・・・。」

ゴダルはコリスが出動しなかった事に、笑みを浮かべていた。

コリス「・・・・・っ!僕はただ、休暇を貰って・・・・・。」

ゴダル「休暇だと?・・・・はっ!地球の運命がかかってるというのに、

こんなくだらぬ海で夏を満喫するなど、それでもマリンナーサの王子か??」

コリス「く・・・・・っ!一体、何を伝えたいんだ!?」

コリスはゴダルの今の態度に怒ってそう言った。ゴダルは冷酷にこう言い返した。

ゴダル「・・・・・あの巨大戦艦の正体は俺が知っている・・・・!」

コリス「なんだって・・・・・・!?」

ゴダル「あの巨大戦艦の素はこの世界で造られし船。その多くの船を一つにして、

巨大戦艦を造り上げたのは、宇宙海賊と名乗りし男さ。」

コリス「宇宙・・・・!?つまり、宇宙人だというのか!?」

ゴダル「ああ。シャドーは確か、こう言ってたっけ?宇宙を荒らしまわっている、

星のならず者、スカルダイ星人・・・・・とな?たぶん、次は地球を荒らす気だろう。」

コリス「スカルダイ星人・・・・星のならず者・・・・!どうして、それを僕に・・・・?」

ゴダル「ふん!勘違いすんな。俺はお前にそんな宇宙のチンピラに負けてないからな。

お前を倒すのは、俺だけだ。お前の力は必ず俺一人のものにしてみせるからな・・・・っ!!」

ゴダルはそう言いながら、ジャンプして何処かへ去った。

コリス「・・・・・ゴダル・・・・・。っ・・・。」

コリスも話が終わったそうなので、ハリーやサキのところへと向かう。


DGC本部の司令室に帰ったシュドー、テブリッシュ、イチゴ。モモは彼らを迎える。

モモ「お帰り。敵は撤退したそうね・・・・・。」

イチゴ「はい・・・・・。奴は大砲も魚雷も使えます。これでは、空中からも水中からも・・・・。」

テブリッシュ「簡単に撃破する事は難しいでしょう。地上からの攻撃もたぶん・・・・・。」

シュドー「それに、敵は巨大すぎます。ですが、我々はここであきらめるワケにはいきません!!」

モモ「確かに敵は強そうだけど、あきらめては駄目ね。何か対策を練らなければ・・・・!」

イチゴ「ですが、あの戦艦を何処か違う感じがすると思うんです・・・・。」

モモ「え・・・・・?」  シュドー「どういうこった?」

イチゴ「巨大戦艦は元々地球で造られた昔の船が多く合体したものでした。

ですが、それを造ったのは、地球の何者かではないと思います。」

テブリッシュ「つまり、犯人は地球外生命体・・・・・インベーダーって事か?」

イチゴ「はい。たぶん・・・・そう思っている事ですけど・・・・・。

奴は地球の捨てた技術を利用して、侵略兵器を造ったのかもしれません。

侵略者はかつての戦争であらゆる物を捨てた人類(我々)に警告するために造ったのでしょう。」

モモ「警告・・・・・か。それは何の警告か知らないけれど、確かに、

我々はかつて愚かしくも互いを争い、色々失ったわ。」

テブリッシュ「戦争で壊れ、捨てられた戦艦もその一つ・・・・と言う訳ですか。」

シュドー「ちっ!やんなっちまうぜ!!人間たちの怒りとエゴが、

宇宙人に侵略のヒントを与えやがった・・・・・・!!」

モモ「とりあえず、犯人は宇宙人である事はわかったわ。奴が造った巨大戦艦が、

またいつ現れるかわからない。念のため、パトロールを開始して!

シュドーとテブリッシュはマリーンラッシュ、イチゴはコプターラッシュで。

イチゴ、テブリッシュ、シュドー「了解!!!」  隊員たちはモモの前で敬礼して了解した。


ここはサマーサービスビーチの海の家。海で遊び疲れた者たちがほとんど集まり、

それぞれ色々な食べ物を食べていた。ハリーもサキもその二人で、同じテーブルにいた。

ちなみに、サキはシーフードスパゲティ、ハリーはホットドッグを食べていた。

なお、ドリンクでは二人ともコーラである。そこに、コリスが来た。

コリス「遅くなってなってすみませんでした。」

ハリー「おぉ。コリス!お前の分も頼んでおいてやったぞ!」

サキ「ビーフカレーよ。それと、コーラも頼んだわ。3人ともお揃いね^^」

コリス「ありがとうございます。」

コリスは自分のために用意してくれた二人に感謝し、サキの隣の席に座った。

3人は仲良く食事を楽しんでいた。その途中でハリーが食べながら言う。

ハリー「ところでぇ・・・・むぐむぐ。最近、世界のあちこちで暴れている、

奇妙な戦艦が暗躍したっていう事件は知ってますか?サキさん。」

サキ「はい・・・。海軍や世界の国際防衛科学局がそれを追っていますが、

正体が全く掴めていないそうなんです。ただ、地球の古い技術で造られた事である事だけが、

わかっているのですけど・・・・。前に追跡した部隊も全滅したそうです。」

サキはそう言った後、コーラをゆっくり飲んだ。ハリーはホットドッグを食べた後、納得する。

ハリー「そうですかぁ・・・・。結構、壊そうな船ですよねぇ。

俺が乗りたくない船ナンバー1になりそうですわ。」

コリス「・・・・・・・っ。」


海ではたくさんの人々が楽しく泳いでいる。しかし、その楽しみも今、壊れる時が来たのだ・・・。

海中から何かがゆっくりと出てきて徐々に姿を見せた。そう。

突然、海から出てきたのは、宇宙人が造ったと思われる巨大戦艦だった。

巨大戦艦「・・・・・!・・・・・・!」

その巨大な鉄獣を見た人々は、すぐに悲鳴をあげて必死に浜辺にあがって逃げた。

浜辺にいた人々も巨大戦艦の恐怖に逃げ惑っていた。


海の家の窓からも戦艦の巨大な姿を見えて、ここにいた人々はそれを覗いて、

逃げ出していった。同じく戦艦を見たコリス、ハリー、サキも驚愕していた。

ハリー「な、なんだぁ!?あの異形な戦艦は!?」

サキ「多くの船が合体している・・・・!あれこそ例の事件を起こした巨大戦艦だわ!!」

コリス「あれが・・・・・スカルダイ星人が造った巨大戦艦・・・・・!!」

ハリーとサキ「え!?」  二人はコリスの言葉に反応する。

コリス「・・・・ん?あ、いえ;なんでもないです・・・・・。とにかく今は非難を!!」

サキ「ええ!今の私たちは隊員服も着てないし、武器も持ってない・・・・・!」

ハリー「早く逃げようぜ!!このままじゃァ、やべぇぞ!!」

コリスとサキ「はいっ!!!」  こうして、3人は急いで走り、海の家から出た。


海上にいる巨大戦艦はさっそく破壊活動を始めるべく、多くの大砲を、

人々が逃げ惑っているビーチを中心とした地上へと向けていた。

その多くの大砲から無数の砲弾を発射して、地上攻撃を開始した。

ビーチはおろかホテル、近くの町並みも破壊され燃やされてしまっている。

逃げ遅れた人もその爆風と炎に巻き込まれて、犠牲者となってしまった。

しかし、コリスとハリーとサキはなんとか逃げ切る事ができた。

3人は巨大戦艦の攻撃範囲から離れた山のところで戦艦が砲撃しているところを見ていた。

ちなみに、3人とも水着のままらしい。逃げるだけで精一杯だったそうだ。

ハリー「よく見りゃぁ戦艦というよりは幽霊船って感じらしいな。」

サキ「あの戦艦が何故、人々を襲っているかは知らないけど、

今はDGCが現場に到着するのを待つしか・・・・・。」

コリス(もし、ゴダルの言うとおりだったら、スカルダイと名乗る宇宙の怪人が、

この巨大戦艦を操縦しているのかも知れない・・・・・。)

そこに、空からイチゴの操縦するコプターラッシュが飛んで来た。

海からはシュドーとテブリッシュの操縦するマリーンラッシュもやって来た。

ハリー「・・・・・っ!あ!DGCだ!!」  ハリーは笑顔で空を飛ぶコプターに指をさしてそう言った。

つづく

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