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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ダイタ「く・・・・・・・っ!!!マリア・・・・・・・!」

ダイタはマリアを黒マントの男に攫われた悔しさとともにさがり、床を叩いた。

ハリー「ダ・・・・・ダイタ・・・・・。」

ダイタ「マリア・・・・・。う・・・・・・っ!」 そして、ダイタは恋人を失った悲しみで涙を流す。

彼の涙が零れ、床に落ちていった。それを見たコリスは辛い気持ちでダイタに謝罪する。

コリス「ごめんなさい・・・・・。ダイタさん・・・・・こんな事になる事に気づいていれば・・・・・。」

ダイタ「・・・・・っ。いや、君は悪くない。悪いのは全部、黒マントの男だから・・・・・・!」

ダイタはそう言いながらゆっくり立ち、涙を手で拭いた。

ハリー「そ、そうだよ!!あの黒マントの男っての!!マリアに何かしたら許さねぇ!!」

コリス「・・・・ダイタさん。黒マントの男は必ず、僕たちDGCが仕留めます。」

ハリー「おう!その意気だぜ、コリス!」

ダイタ「・・・・・コリス。マリアを・・・・・助けてくれ・・・・・・!」

ダイタはコリスの手を取ってそう言う。コリスは当たり前のようにこう返事した。

コリス「・・・・・・わかりました!!では・・・・・。」

コリスはダイタの手から放れ、黒マントの男を捜そうと再び、ロードラッシュへと乗り込んだ。

そして、コリスはアクセルを踏み、ロードラッシュは走り出してハリーの家から離れた。

ハリー「頼んだぜ、コリス。ダイタとマリアの恋を守れんのはお前らGGCしかいねぇんだ・・・!」

ロードラッシュは黒マントの男を捜そうと夜の町を走り続けた。そこに、

二人の警察がいるので、ロードラッシュが停まり、コリスが降りてくる。

警察A「あ!DGCの少年隊員だ。」  警察B「君たちも例の犯人を追っているのか?」

コリス「はい!そちらの状況はどうですか?」

警察A「いや、我々の方はまだ詳細は少しばかりだが・・・・・。」

警察B「DGCの方はどうなんだ?」

コリス「ええ・・・・・。犯人は黒いマントの男だと思いますが・・・・・。」

警察B「黒いマントの男・・・・・っ!?」 警察A「・・・・・っ!?あ、あいつなのか!!?」

警察Aが指をさしたところをコリスと警官Bが見て、3人とも驚く。そこには、

銃器を構えている黒マントの男が家の屋根で立っていたのだ。

コリス「・・・・・っ!!あいつだ!!あいつが女性たちを攫ったんです!!!」

警察A「なんと!!」  警察B「それなら話は早い!!」

二人の警察は犯人である黒マントの男に拳銃を向け、すぐに発砲して攻撃に出た。

黒マントの男「・・・・・・・・!!」  黒マントの男はすぐにジャンプして警官の射撃を避け、

3人の後ろにある家に屋根に移った。3人は後ろに敵がいる事に気づいて驚く。

警察たち「おお!我々の射撃をこうもかわすとは・・・・・っ!!」 コリス「ちぃ・・・・・っ!!」

黒マントの男「グルルルルル・・・・・・!」  そして、黒マントの男は銃器を3人に向ける。

その銃口からピンクの光線ではなく、ショットガンの弾に似た弾が2発発射された。

警察A「ぎゃ・・・・っ!!」  警察B「うわあぁぁ・・・・・!!」

その2発の弾がそれぞれ警察の頭に命中した。撃たれた警察は倒れて死んでしまった。

コリス「あっ!警官たちが・・・・・!!よくもっ!!!」 コリスはウルトラシューターを構え、

黒マントの男を倒そうとする。しかし、黒マントの男はすかさずジャンプして夜の闇に消えていった。

コリス「くそ・・・・・っ!逃げたか。しかし、男性を普通の殺してしまうなんて・・・・・。

あいつは、女性を拉致しては命を削らせ、男性には通常抹殺を行っていると言うのだろうか・・・?」

黒マントの男は完全にこの町にいなくなった。隊員たちはあきらめて今夜の任務は失敗に終わった。


マリア「・・・・う・・・・。うう・・・・うん・・・・・・。」 マリアは意識が戻ったか、ゆっくりと目を覚ました。

彼女が目覚めた場所は、とても薄暗く、何やら不気味なところであった。

壁や床に多くのコードが張り付いてあった。そして、壁には不気味なメカがあった。

マリア「こ・・・・ここは・・・・・どこ・・・・・???」

マリアはこの不気味な風景の漂う部屋を見て怯えた。そして、彼女に前に何者かが歩いてきた。

その者は黒マントの男。そう、この男がマリアをこの部屋へと連れたのだ。

マリア「く・・・・・黒マントの男・・・・・・!!」

黒マントの男「恋心ヲ抱キシ愚カナ乙女ヨ・・・・・・。」

マリア「く・・・・・っ!私たち女たちを攫って何が目的なの!??」

ちなみに、マリアは今、両手が天井からのコードに巻かれ縛られているため、

この部屋から出る事はおろか、自由に動いたりできないのだ。

黒マントの男「オ前タチ捕食トナル者タチニ教エル事ナドナイ・・・・。トコロデ、

オ前ハ今マデ捕ラエテ実験シタ女性ノ中デ、一番美シソウニ見エルナァ・・・・。」

マリア「じ・・・・・実験・・・・・!?」

黒マントの男「ソノトオリ。私ハ捕ラエタ女ヲ研究、実験、捕食に使ッテイタノダ。

詳シクハ、コノスクリーンヲ見タマエ・・・・・ッ!」  黒マントの男が指をパチンと鳴らすと、

マリアの前に液状のスクリーンが現れた。そのスクリーンには、多くの蟲に襲われている少女、

全裸で電気椅子に座らされて、体が焼けるまで電流を流され続ける女性、

体中にコードを付けられて苦しむ少女、たくさんのメスに切られ、注射に打たれる女性、

ムチや鉄棒などの武器に叩かれて苦しむ少女、毒水に入れられ、溺れて死にそうになる女性。

そして、触手や黒マントの男などに性的に襲われる女性が多かったりしていた。

マリア「ひいぃぃぃぃぃ・・・・・・・・!!!!!」 マリアはそれらを見て怯えた。

黒マントの男「他ニモ弱イ部分ヲ嬲ラレテ死ニソウニナッタ少女タチニ、

様々ナ薬ヲ飲マサレテ、発狂シテシマッタリ死ンデシマッタ女性タチモイタソウダガ・・・・。」

マリア(こ・・・・怖い・・・・・!助けて・・・・・ダイタさん・・・・・!!)

マリアはあまりの残酷な映像を見て、泣きそうになる。それを見た男は笑みを浮かべる。

黒マントの男「オオ・・・・!コノ顔・・・・恋人ニ助ケヲ求メテイルヨウナ顔ダナァ?

ダガ・・・・・オ前ノ初メテハ、残念ナガラ俺様ガ頂クトシヨウ・・・・・!ソノタメノ兵器ヲ出ソウ・・・。」

黒マントの男が再び指をパチンと鳴らすと、マリアの周りの床から、壁から、天井から、

多くのグロテクス?な触手が複数出てきた。多くの触手がマリアに迫る。

マリア「い、いやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

黒マントの男「今日ヨリオ前ノ恋人ハ、クダラヌ男デハナク、俺様トコノ相棒ダ・・・・!!」

触手は次々とマリアの身を纏った服やスカート等を剥いでいる。

マリア「や、やめてえええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

黒マントの男「クハハハハハハハハハハハハ・・・・・・・!!!!」

黒マントの男は触手に襲われているマリアのところを後に他の部屋へ移動していた。


黒マントの男は今、全裸で傷だらけの女性たちが悲しんでいる牢屋の前に着いた。

黒マントの男「ショクン・・・・・・!」  女性たち「・・・・・・っ!!?」

男の不気味な声に牢屋の女性たちは怯えて、彼の方を見た。

黒マントの男「オ前タチハヨク我ガ拷問ニ耐エタ。ソノ記念ニ、

サラナル屈辱ノ世界ヘト招待シヨウ・・・・・!マズハコレデ眠ッテモラウ・・・・・!!」

黒マントの男はそう言うと、マントから電流が纏う棒を取り出した。

女性たち「ひ・・・っ!ひいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」 女性たちはこれを見て怯える。

黒マントの男「コレヲ受ケテ生き残ッタ奴ノミ、次ニ辱メガ待ッテイルダロウ・・・・!」

黒マントの男がそう言った後、すぐに電気の棒を女性たちに向けた。

女性たち「ひっ!きゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

女性たちは体を電気に流されて苦しんでいた。中には一部が燃やされる者もいた。


次の日。青い海から朝日が昇った。DGC本部の司令室に、サキが来た。

サキ「隊長!!報告があります!!」  モモ「ん?どうしたの?サキ。」

パン(朝食らしい。)をのんびり食べているモモはサキの報告を聞く。

サキ「父さんから聞きましたが、女性たちを次々と攫っている犯人は、宇宙人だったんです!!」

モモ「ふーん。宇宙人ねぇ・・・・。犯人は黒マントの男だからぁ・・・・・。ん?宇宙人・・・・?

宇宙人ですってええぇぇぇっ!!???」  モモはサキに近づいて大声を出す。

サキ「は・・・・はい。そうですけど・・・・・・;」

モモ「犯人=黒マントの男・・・・・。黒マントの男=宇宙人・・・・・。つまりっ!

どこかの星から遊星人が何故、地球の女性たちを欲しているかね・・・・・。」

そして、ドアが開きそこからイチゴもこの部屋に来ていた。

イチゴ「私も国際科学警備機構から情報を聞きました。」

サキ「イチゴさん!?」  モモ「イチゴ!」

イチゴ「犯人は黒いマントで正体を隠している異星人だそうです。

奴は世界の国々を渡って次々と女性を拉致していると思われます・・・・!」

サキ「奴が世界中にまわっている事なら父さんから聞いてます。確か、

メキシコ、ドイツ、フランス、イギリスと・・・・・!何ヶ月前から来たとも思われています。」

イチゴ「それだけじゃない。他にも韓国やロシアでも黒マントの星人が目撃されたと・・・・。」

モモ「・・・・・・昨日、パトロールしたテブリッシュ、シュドー、コリスから聞いたけど、

犯人である星人は奇怪な光線銃で女性たちを消していったわ。私はあの光線を、

瞬間移動光線だと推定したわ。それに、テブリッシュがカメラで取ってくれたの。奴の姿を・・・!」

モモはサキとイチゴに一枚の写真を見せた。その写真に写されているのは、

夜の空に舞う黒マントの男の姿だった。サキとイチゴはこれを見て驚く。

サキ「この男が犯人・・・・・!」  イチゴ「いかにも恐ろしそうな姿をしているね・・・・!」

モモ「今、3人は犯人を追って、パトロールしているわ。サキ!万が一の事を考えて、

他の国の支部に黒マントの男についての事を伝えて!!奴はいつ、他の国に行くか、

わからないから・・・・・!奴が今、アメリカにいる間に私たちがなんとかしなければ・・・・・っ!!」

サキ「はいっ!!」

こうして、サキは通信機で各国のDGC支部に連絡をした。

アラビア支部、中国支部、スペイン支部、オーストラリア支部など・・・・。

他に様々な支部の通信隊員がサキから黒マントの男についての詳細を聞き取り、

了解していた。そして、それぞれ各国に様々なDGC支部が総力をあげて警戒態勢に入った。

中にはスカイラッシュで空からパトロールしたり、町に複数のロードラッシュが走ったり、

海ではオーシャンラッシュが海からの守りを固めた。それぞれ警戒を強める支部もあった。


そして、ハリーの家の前では、ロードラッシュから降りたテブリッシュとシュドーが来たので、

ハリーとダイタが二人を迎えていた。

つづく

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