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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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隊員たちは敵拠点を征圧するために、司令室から出て廊下を走っていた。

そして、光次郎や青井、桜も走っていた。

光次郎「やっぱり、清水さんと野沢さん。敵の前進基地を見つけたんだね・・・・・!」

青井「流石は先輩隊員ですね!月野先輩!!」

桜「うん。清水さんと野沢さんは我ら6分隊の中で最も優秀なメンバーだから・・・!

私たちはフライングファイターで現場へ急行するわ。それかた作戦会議があるわ。」

光次郎と青井「はいっ!!」

こうして、光次郎、青井、桜。さらに野沢や清水もフライング・ファイターで出撃した。

ちなみにフライングファイターでは、前のコックピットが清水と野沢。

後のコックピットは光次郎と青井と桜が乗っていた。

フライングと数機のSSP専用の戦闘機と輸送ヘリが北海道へと飛んでいった。


SSPが狙う北海道の山に潜む巨大な青いドーム。デスナイトの前進基地。

その内部のメインルームに桐原支部長とダークネス・セイバーが来たので、

この基地の支配者たるザギランが二人と対話していた。

ザギラン「ようこそいらっしゃいました。我が前進基地へ。」

桐原支部長「ザギランよ。この前進拠点・・・・なかなか立派なものだな。」

ザギラン「はいはい。たとえ目撃した奴がいたとしても殺せば済む事です。」

ダークネス・セイバー「ところで、この前進基地はまだ未完成と見えるが?」

ザギラン「うむ。この前進基地にはこの北海道全体を攻撃できる程の戦力システムを、

持ちたい。だが、それには当初から今日まで15日間かかっている。」

ザギラン「その間にいつ何者かに見つかるかわからない。そこに、

お前のモンスロイド、スモッグダイラスの毒ガスで近づいてくる者を次々と殺すと言う、

拠点防衛作戦を展開したそうだな?毒ガスか・・・・。まるでバーリヤのようだな?」

ザギラン「その通り!我がモンスロイドの毒ガスの前ではいかなる者でも、

何もかも無意味!あのSSPやマリオネットライターでさえもなぁ・・・!!」

桐原「そのSSPなら昨日、既にこの前進基地を目撃して生きて帰ったが?」

ザギラン「ふん。そんな事は当に私も知っています。ですが、奴は今日、

この前進基地に迫るでしょう。しかし、無駄な事です。我がスモッグダイラスの毒ガスの前では、

SSPの戦力も小さなアリの集まりに過ぎません。」

桐原「ほーう!大した自信だな。だが、奴らと戦うには相当の覚悟が必要だぞ?」

ザギラン「ご心配なく。私の拠点防衛作戦を破った奴なぞ一人もいませんわぃ・・・・・!!」

ダークネス・セイバー「ザギラン。スモッグダイラスを街で暴れさせられるか?

そうすれば、SSPはモンスロイドの攻撃を優先して、拠点完成までの時間がのびるが?」

ザギラン「いや。残念ながらスモッグダイラスはこの拠点が完成するまで、

一切街には出さないつもりである。万が一、もしスモッグダイラスを街に送り込んだら、

基地を守りが弱くなるハズ。毒ガスがなくなり、すぐに見つかってしまう。

だから、あえてこの基地が完成するまでスモッグダイラスを街に出さないつもりだ。」

ダークネス・セイバー「ふっ。意外と・・・知能派のようだなぁ・・・・。」

その時、スクリーンでは青い点に多くの赤い点が近づいてくる画面だ出てきた。

桐原「むむっ!これはレーダーだな?青い点がここ、前進基地で、

赤い点がこの基地に近づいている奴らの事だな。」

ザギラン「その通りです。奴らは・・・・・SSPですな?支部長。ここはこの私めにお任せを・・・っ!」

桐原「ふむ!ザギランよ、ただちにスモッグダイラスを配置せよ!!」

ザギラン「かしこまりました・・・・!行け、スモッグ・ダイラス!!!」


北海道の山の森。その緑の多き森に紫と黒の混じった霧が少しだけ漂っていた。

これは毒ガス。そう、ザギランの出動命令を聞いたスモッグ・ダイラスが毒ガスとともに現れたのだ。

スモッグ・ダイラス「ギヒャアアアァァァァァオゥ」   スモッグダイラスは歩きながら鳴き声をあげた。

そして、両手の銃口から毒ガスを出してそれを撒き散らしたのだった。

その頃ついに、6分隊のフライング・ファイターと戦闘機&輸送ヘリ部隊が飛んで来た。

桜「・・・・見て!」  光次郎と青井「っ!!?」

3人は山が毒ガスが少しずつ漂っているところを見た。それは野沢や清水も。

野沢「この変な色の煙・・・・まさか・・・・・!!」

清水「間違いない。あれこそが毒ガスよ・・・・・っ!!!」

光次郎「だとしたら・・・・・。デスナイトの前進基地はこの近くにいる・・・・・!!」

青井「だとしたら・・・・!もし、見つかったらこのまま空から攻撃してやる・・・・っ!」

桜「そうね・・・・。確か、奴らの基地は青い巨大なドーム・・・・でしたね?」

野沢「ええ。そうよ。」  清水「これから我々はそれを探しているのよ。」

桜「わかりました。では、このまま空から調査に入ります。」

隊員たち「了解!!!」  一方、地上では、次々と輸送ヘリが着陸して、

そこから隊員たちが降りていた。そして、他の分隊から、多くの輸送トラックが来て、

さらに別の分隊用の輸送ヘリも来て、それらの機体から次々と隊員たちが出てくる。

そして、そこにある2分隊専用のジープが走っていた。それに乗っていたのは、

神山副隊長であったのだ。ちなみに別の隊員が運転していて、神山副隊長が指揮をとっている。

神山副隊長「停まれ!!」 神山副隊長の叫びに運転手はジープを停めた。

そして、神山副隊長と3人の隊員たちがジープから降りて、

多くの2分隊員たちが集まっているところに来た。3分隊、6分隊のメンバーたちもいる。

神山副隊長「おい、お前。本当にこの山にデスナイトの前進基地があるのは本当かね?」

神山副隊長は昨日の夜でこの山を調査していた3分隊の男性隊員にそう聞いてみた。

第3分隊員「はい。確かに奴らの基地はこの山にありました。巨大な青いドームが目印だと・・・。」

神山副隊長「そうか。確か、日向隊長もこの山がどうも怪しいとかも言ったからなぁ・・・。

ところで、特殊マスクを持ったか?我々の隊長からは念のため持ってくるように言われたが。」

第3分隊員「え?あ、はい!自分たちの隊長に言われて持ってきちゃいましたw」

3分隊員の男はポケットから最新の半面のガスマスクを持ち出した。

神山副隊長「うむ。」 神山副隊長も同じ半面のガスマスクを持ち出した。

第3分隊員「他の隊員たちも同じマスクを持っています。いかがいたしましょうか?」

神山副隊長「うむ。この山を探索するのに毒ガスが障害物になる。

このマスクさえあれば、毒ガスなど恐るに足らず。敵の拠点を探せる確率が高い。」

第3分隊員「そ・・・そうっすねwこのマスクをつけるだけで毒ガスなんて無意味ですね!」

神山副隊長「ふむ。では、さっそく我々は地上からの行動を開始しよう!

空での行動も既に初まっている頃だ。」 神山副隊長の言う事は正しく、

フライング・ファイターと多数の戦闘機が空からデスナイトの拠点を捜索しようと行動していた。

光次郎「しかし、よく見ると。毒ガスがこの山を覆おうとしているように見えるな・・・・。」

桜「ええ。なんか次第に毒ガスが多くなっているように見えるわね・・・・。」

青井「・・・・・・・っ!」  確かに、この山に毒ガスが大きく溢れつつあった。

このままでは、この山全体が毒ガスに包まれてしまいそうだ。

野沢「・・・・・皆、順調に行って。何かが起きるかも知れないわ。」

その時、その毒ガスの中から赤い二つの光線が出てきた。ビイイイィィィィィ

ドカアァァァン  その光線が一機の戦闘機に命中して、その機体が炎上して墜落してしまった。

光次郎「な・・・・何いぃぃぃ・・・・!!!?」  青井「ど・・・どこから光線が・・・・っ!??」

フライングファイターのパイロットたちはいきなりどこかから光線が出てきたので、

混乱していた。あの光線は一体誰が撃ってきたのか?毒ガスの中に何かがいるのだろうか?

清水「気をつけろ!何物かが毒ガスに隠れて、密かに我々を攻撃する気だ・・・・!!」

野沢「敵が見えないんじゃ、反撃もできない!」  そして、毒ガスから再び、

赤い二つの光線が出てきた。その光線は再び一機の戦闘機に命中した。

ドカアアアァァァァァン 光線を受けた戦闘機は炎上して墜落してしまう。

光次郎「ちぃ!また撃ってきやがった!!」

そして、見えない何かが毒ガスに隠れながら、そこから赤い二つの光線を発射し続けた。

次々と戦闘機がその光線に次々とやられ、墜落していった。

青井「どこよ!?どこから撃ってきているのよ!!??」

そして、光線がついにフライングファイターにも直撃してしまった。

光次郎たち「うわああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!???」

桜「くぅ・・・・・っ!!やられた!!!!」

そして、フライングファイターは墜落していく。このままでは不時着してしまう。

清水「く・・・・っ!不時着する!!衝撃に備えるんだ!!」

桜「毒ガスのない場所に不時着を・・・・・・!!」

そして、フライングファイターは毒ガスのないところへと移動しながら不時着していく。

光次郎「そろそろ地上に落ちる・・・・・・っ!!!」

そして、フライングファイターはついに、毒ガスのない地上に不時着した。

不時着したフライングから5人が降りてきた。フライングファイターの機体を確認した、

清水と野沢が光次郎たちに近づいて、こう言った。

野沢「・・・・大丈夫。フライングファイターは完全に壊れたワケじゃないわ。」

清水「今すぐ修理すれば、またすぐに飛べるだろう。」

桜「そうですか・・・・・。ありがとうございました。」

光次郎「・・・・・清水さん、野沢さん。」

清水&野沢「っ!?」

光次郎「・・・・僕にあの青いドームってところに案内してくれませんか?」

つづく

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