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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリスがそう聞くと、ピエロの顔の者は奇妙な声で笑いながらこう言った。

ピエロの顔の者『ピイィィィ~ヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!聞イタラドウスルツモリ!?』

コリス「・・・・・っ!?名前を聞いたら・・・・次は君が何をしたいのかと聞く!!」

ピエロの顔の者『キィィィッ!?ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!!!!ピィィィ~・・・!

イイダロウ、ソロソロアノ方モ許シテクレル頃ダロウ。我ガ名ハ、マッドジャック!!』

マサヒロ「このテントを建てたのはなんの目的のためなんだ!!?」

コリス「何故、このテントに入った人たちを帰さないんだ!?」

マッドジャック『ケケケケケケ!!!奴ラニハ、コノテントノ秘密ヲ地上ノ者タチニ、

シャベッテシマウト思ッテナ。コノテントノ秘密ハ守ラナケレバナラン!!我ガ計画ノタメニッ!!!』

コリスとマサヒロ「計画・・・・・・っ!?」

マッドジャック『ソウ!我ノ使命トハ、コノテントニ入ッタ者タチカラ悪夢エネルギーヲ、

吸イ取ル事ダヨ!!ソノエネルギーヲアノ方ニ捧ゲ、我々ノ理想ノ世界ヲ創リアゲルノダ!!!』

コリス「悪夢エネルギーだって・・・・!?それに、あの方って・・・・・!??まさか!!」

マッドジャック『ヒ・・・・ッ!マサカダト・・・・!?ソウダ!アノ方トハ、カツテ、オ前ト戦ッタ・・・・!!』

それを聞いたコリスは思い出す。黒い衣装の女性が自分の前に現れたあの時を・・・・。

コリス「・・・・・悪夢のプリンセス・・・・・シャドー・・・・・!!」  そう、コリスの記憶に存在した、

黒い衣装の女性・・・・。その者こそが、悪夢のプリンセスシャドーであった。

マッドジャック『ゴメイトオオオォォォォォォォオウ!!!!我ラノシャドー様ガ、

コノ世界ヲ支配スルニハ、オ前タチ人間ニ宿ル悪夢エネルギーガ必要ナノダヨォ!!』

マサヒロ「コリスさん・・・・。シャドーって・・・・!?」

コリス「うん・・・・!この世界を悪夢の世界にするために、暗躍する悪夢の国の王女・・・・!

インキュラス、ビバモーク、ネリマリス、カリンと言った怪獣たちを操って悪事を行ったんだ。」

マッドジャック『ダーガッ!ソノ我ガ同胞ヲ打チ破ッタノハ、オ前タチDGCト、

ウルトラマンクリスタルダ!!DGCノ一人デアル貴様ニハ、コノテントノトリックデ、

絶望トイウ名ノ罰ガ下サレルダロウ!!!ヒャハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!』

そして、マッドジャックの顔は暗闇に染まり、消えた。この闇にはコリスとマサヒロただ二人だけ・・・。

コリス「く・・・・・っ!一体どうすれば・・・・・!」

マサヒロ「コリスさんはDGCの隊員でしょ!?いきなり弱音を吐いてどうするんだよ!?」

コリス「っ!くす・・・・。そうだね。ありがとう、マサヒロ君。・・・・じゃあ、一緒に行こうか!」

マサヒロ「うん!!」 マサヒロに励まされたコリス。二人はこの闇の世界を真っ直ぐ進むのであった。


地上。コリスの町に二機のスカイラッシュが上空が飛びまわっていた。

一号機がシュドー、二号機がテブリッシュである。そして、地上ではロードラッシュ。

ロードは道路を走り、ハリーを含め人々が集まっているテントの前に泊まった。

3台のパトカーや数人の警察の皆さんまでいる。警官もこのテントから異常を察したと見える。

ロードラッシュから、イチゴとサキが降りてきて、コリスたちを心配するハリーに近づいてきた。

サキ「コリス君がこの奇妙なテントに入ったのですね?」

ハリー「はい。それに、あのテントの中から彼と子供の悲鳴が響いてきたんです!

あのテント・・・・何か変だと思うんだ!!もしかしてあのテント・・・・・・。」

イチゴ「・・・・何者かが仕組んだ罠・・・・と言っていいでしょう。」

ハリーが言ってる途中でイチゴがそう言った。ハリーは彼の言葉に動揺する。

ハリー「な・・・何者かですと!?すると・・・宇宙人とか・・・・ですか!?」

イチゴ「わかりません。ですが、我々の敵は宇宙人とは限りません。

異次元からの訪問者・・・・。あるいは、その次元の中で最も恐ろしい・・・・!」

サキ「悪夢のプリンセス・・・シャドーの刺客・・・・・・!!」

ハリー「っ!!?シャ・・・・シャドーです・・・と!?」 ハリーはサキの言葉に驚く。

サキ「はい。この世界を悪夢で満たそうと怪獣たちを送り込んだ悪夢の国の王女です!」

イチゴ「・・・・・今回の事件は・・・・久しぶりに彼女が仕組んだのかも知れませんね・・・・・!」

ハリー「何だかよくわからんが・・・・・!コリス・・・マサヒロ君・・・・無事でいてくれ・・・・・っ!!!」

サキ「念のためスカイラッシュもこの上空で待機しています。」

イチゴ「我々もこのテントが何なのかわからない。だが、邪悪な感じがするのはわかります・・・・。」


コリスとマサヒロは暗闇の中を進んでいった。この闇には何があるのだろうか・・・・?

コリスとマサヒロ「・・・・・・うっ!??」 しばらく歩いた二人の前に突然の強烈な光が発した。

マサヒロ「こ・・・この光は・・・・・っ!!」 二人はあまりに強い光に手で目を隠した。

そして、光が全体を増し、その光が消える。その時二人は奇怪な通路にいた。

その通路は、左右の壁には複数の目らしき物が横に何個か付いていた。

しかも、右の壁が黄色、左の壁が青色であった。床が赤色で、天井が緑色だった。

コリス「・・・・・・ここも・・・テントの中だと言うのか・・・・!?」

マサヒロ「・・・・もし、そうでなくてもしても・・・・っ!!」  マサヒロはカメラでこの通路の、

不気味な風景を撮った。目線にあるもの全体や、壁に付いた目までも。

コリス「・・・・よし!じゃあ、先の道へ進んでみよう。」  マサヒロ「・・・・うん。」

二人はこの不気味な通路を歩いた。果たしてこの先には何があるのだろうか・・・・?

壁に付いている無数の目の瞳が生きてるように動いていた。それらの目線は、

前へと進む二人へと向けている。無数の目が二人の行方を見守っているというのだろうか?

コリス「・・・・あっ!こ・・・この扉は・・・・・!!?」  しばらく歩いていた二人は、

目の前に怪奇な扉があったので、驚いて止まった。その扉はまるで笑っているような顔をしていた。

目が大きく、口が裂けるくらいに開いていた。マサヒロはその異形の扉をカメラで二回撮った。

コリス「・・・っ!開けるよ・・・・。」 マサヒロが撮り終えたところを見たコリスが、

異形の顔の扉に触れる。すると、その扉が真っ二つとなるように開き始めた。

マサヒロ「あっ!扉が開いた!!」  そして、扉が完全に開き、道ができた。

コリス「・・・・よし!行こう!!」  扉の先は暗い闇のようだ。しかし、二人はそれでも、

その先へ進もうと扉の中に入った。そして、二人は再び暗い世界にいた。

マサヒロ「・・・・また暗い闇の中だ・・・・・。」

コリス「うん・・・・。でも、気を付けて!何か悪い予感がする・・・・。・・・・っ!!?」

マサヒロ「うわっ!??」 その時、二人の前に大きく恐ろしい灼熱の炎が出てきた。

コリス「ほ・・・・炎!!!」  マサヒロ「まるで・・・・地獄の炎だ・・・・・っ!!」

二人の前に巨大な地獄の炎が燃え上がり続ける。その炎の中から何やら悲鳴が聞こえてくる。

炎からの声「キイイィィィィ~!!」 「キャアァァァ~!!」 「ピャアアァァァ~!!」

コリス「声が聞こえる・・・・。まるで地獄で苦しんでいるような感じの声だ・・・・・!」

悲痛の声の正体は、炎の中に踊っている無数のガイコツたちであった。

踊っていると言っても、ただ苦しんで逃れようとするように見えているのだが・・・・。

マサヒロ「ひっでえぇ~光景だなぁ。こんなの見た事ないや!!」

マサヒロはそう言いながらもカメラでこの地獄のような光景を2回くらい撮った。

コリス「・・・・・・っ!」  コリスは後ろの方に向いて立ち、ウルトラウォッチに触れた。

そして、ウォッチがクリスタルのように輝いた。その間にコリスはこう静かに呟いた。

コリス「・・・・・ウォルラ。」

コリスがそう呟くと、二人の前の地獄の炎がまるで道を作るように左右に開いた。

マサヒロ「ああっ!!ねーねー!コリスさん!大きな炎に道ができたよ!!」

コリス「・・・・あっ!うん、よかったね^^・・・じゃ、行こうか。」

マサヒロに呼ばれて、前を向いたコリスは炎が左右に開いたところを確認し、

マサヒロと一緒に、前へ進んだ。さっきはコリスが言った【ウォルラ】の言葉は魔法であったのだ。

ウォルラとは、炎や水と言った自然タイプの物質の中で道を作るという特殊な魔法である。

コリスとマサヒロは炎が開いた道を通っているのだ。しかし、それだけではすまなかった・・・・。

ガイコツ「ギイイィィィィィ!!!」  炎からガイコツが飛び出して来て、二人に襲い掛かる。

マサヒロ「あ!ガイコツ!!」 マサヒロはさりげなくカメラでそのガイコツを撮る。

コリス「ちぃ!!」 コリスはウルトラシューターでガイコツを撃った。

ガイコツ「キイィィィ・・・・!!」 顔を撃たれて砕かれたガイコツはすぐに炎の中に潜った。

コリス「く・・・・っ!急ごう!!」 マサヒロ「うん!!」

二人は走り出した。これ以上、妙な事が起きないように。


その様子をスクリーンで見ていたシャドーは不適な笑みを浮かべた。

シャドー「ふふふん・・・・。マリンナーサの王子。あんたがこのテントの中を、

愚かしくもさ迷っているうちに楽しいショーを開始してやるわ・・・・。マッドジャック!!」

シャドーがそう叫ぶと、スクリーンの映像が変わった。

その映像にはピエロの顔の者・・・・。マッドジャックの顔が映されていた。

マッドジャック『ピキキキキキキ!!オ呼ビデショウカ?シャドー様。』

シャドー「・・・・そろそろあんたの出動の時よ!地上でとことん暴れなさい!!」

マッドジャック『カシコマリマシタ・・・・・!ギ・・・ギキ・・・キキキキキ・・・・・・!!!ギイィッ!!

ギキキキキキキキキキキキキ!!キイィィィ・・・・ギエエエエエェェェェェェェ!!!!!』

マッドジャックは奇声とともに、顔がグチャグチャとなっていた。

まるで、ピエロの顔が変化していくように。そして、グチャグチャするぼが終わった後、

怪獣のような顔になった。頭に派手な髪?のような物があり、片目が赤く染まったり、

まるで表情が笑っているようなワニであった。これがマッドジャックのもう一つの顔である。

マッドジャック『俺ノ番ダアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!』

そして、スクリーンの映像が消えた。マッドジャックが地上に出るつもりだ。

シャドー「くす・・・・っ。相変わらずやんちゃね。でも、それが平和を壊す素となるわね・・・・w」


そして、地上のコリスの町。奇怪なテントが突然、強烈な光が3回くらい発した。

つづく

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