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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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怪鳥「ピチョオオオオォォォォオウ」

阿相隊員「こ、このおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

阿相機は速度をあげ、怪鳥に挑む。

「おい!!阿相隊員!!」  「何をする!!死ぬ気か!??」

隊員たちが止めようにも今の阿相には聞く耳が無い。

東雲隊員「っ!?一平君・・・・・?!」

東雲隊員は怪鳥に接近するリボルバー・ジャックのパイロットが阿相であると気づく。

阿相機は近づいてきた怪鳥に機関砲を連射した。  ドカァァァァァン

怪鳥の顔が爆発した。阿相機は右に飛んで、怪鳥から避けた。

阿相隊員「やったか??!」

しかし、怪鳥の顔は無傷であった。怪鳥は東雲機に迫る。

東雲隊員「っ!!?くっ・・・・・・!」

東雲隊員は目の前に怪鳥が迫ることに驚き、すぐに機関砲を連射した。

怪鳥「ピチョオオオオォォォォォオウ」

しかし、怪鳥には効かず、爪で東雲機を切り裂いた。

東雲隊員「きゃぁぁ!!だ・・・・脱出!!!」

東雲隊員は墜落する機体から脱出した。

阿相隊員「今のは恭子ちゃん!!?く・・・くそぉ!!!」

阿相隊員は東雲隊員がパラシュートで脱出したところを確認し、怪鳥に挑む。

阿相機は機関砲を出すが、怪鳥が赤く光る両目から赤いビームを発射した。

阿相隊員「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  ビビビビビビビ ドカァァァァァン

阿相機が炎上し墜落を始めた。阿相隊員はパラシュートで間一髪脱出した。

かくして、怪鳥の凄まじい猛攻によって、第7,8分隊のリボルバー部隊は撤退した。

第6分隊支部の司令室では、リボルバー・ジャック部隊が負けたとの情報が入った。

春日「・・・・・・信じられない。リボルバー・ジャック部隊が・・・・・!」

通信隊員「怪鳥もどうやら撤退したそうです。」

桜「・・・・・一平君・・・・・恭子ちゃん・・・・・・。」

野沢「戦闘機しかない我々はどうすれば・・・・・・。」

清水「3、2、10分隊が現在、現場の被害状況の調査及び隊員の救出を行っています。」

春日「・・・・・我々は明日より、怪鳥を探すべくパトロールを開始するわ。」

隊員たち「はい!!!」

春日「あ、ただし月野隊員は明日、学校だから午後5時くらいになったら任務につきなさい。」

桜「はい・・・・・・・。」

春日「その間に7分隊の阿相隊員や8分隊の東雲隊員にも会ってあげて。」

桜「はい。」

野沢「私・・・・一平君と恭子ちゃん・・・・・・なんか可哀想だと思うわ。」

清水「隊員としての誇りも失いつつあるわね。」

桜「・・・・・・・・・・・。」

桜は阿相隊員や東雲隊員を可哀想に想い、辛い表情をしていた。野沢や清水もそうだった。

DEATS・NIGHT日本支部アジト内では、

佐野山支部長とジェノサイド・シーザーが総裁の声を聞いた。

DEATS・NIGHT総裁の声『佐野山支部長。奴の活躍はどうだ?』

佐野山「はい。あいつは素晴らしい高速で次々とたくさんの命を乗せた飛行機を、

ことごとく破壊し、あまつさえリボルバー・ジャックをも上回る戦力を持っています。」

DEATS・NIGHT総裁の声『うむ。では、その者を呼びたまえ。』

佐野山「かしこまりました・・・・・スカイハイ・イーグル!!!」

佐野山はスカイハイ・イーグルとやらを呼んだ。すると、

例の怪鳥が等身大のサイズでアジト内を飛び回っているではないか。

ジェノサイド・シーザー「降りろ。」

ジェノサイド・シーザーの呼び声で怪鳥は二人の前に着地した。

佐野山「そろそろ戻りたまえ。」

佐野山の発言を聞いた怪鳥の顔の鳥形のマスクが消え、翼も消え、

徐々に機械じかけな服から少しインディアン風に似た服装に変わる。

すると、怪鳥はサッパリとした髪型に鋭い目をした少女になった。

そう、この者こそ怪鳥の正体であるジャンボ・ロイド。スカイハイ・イーグルである。

ジェノサイド・シーザー「お前の活躍は我が組織に広まった。総裁もお喜びだ。」

スカイハイ・イーグル「はい。私はこの組織のためなら命など惜しくありません。」

佐野山「よく言った、スカイハイ・イーグルよ。では、我が強敵・・・・。

マリオネット・ライターの始末もできるな?」

スカイハイ・イーグル「裏切り者などこの爪で切り刻んでくれましょう・・・・・・!」

スカイハイ・イーグルは恐ろしい目で爪を光らせた。

ジェノサイド・シーザー「だが、お前には任務がある。マリオネット・ライターと戦うのはまだ早いだろう。」

佐野山「そんな事のために、我が日本支部は誇る秘密工作部隊のエースを派遣しよう。」

ジェノサイド・シーザー「江崎小五郎!」

ジェノサイド・シーザーの呼び声に、黒いスーツを着た青年が来た。

彼こそが秘密工作隊のエースである江崎小五郎(えざき・こごろう)だ。クールな顔をしている。

そして、その江崎の後ろには二人の青年がいた。江崎と同じスーツを着ている。

江崎「・・・・・・・秘密工作隊エース、江崎小五郎。」

ジェノサイド・シーザー「スカイハイ・イーグル。お前は今までどおり空を飛び回り、

飛行機を次々と破壊しろ。」

佐野山「その間にSSPは空の戦いで苦戦するだろう。そんな時こそ江崎。

お前がそのスキをついてSSPの分隊を攻撃するのだ。」

江崎「かしこまりました・・・・・!」

スカイハイ・イーグル「もしも、リボルバー・ジャックどもが来ても、空を支配して見せましょう。」

江崎「我々はSSPを全滅できるなら、どんな行いもしましょう。

行くぞ。高峰、水本。」

高峰&水本「おうっ!!」

もみ上げヘアをしている男が高峰、青いサングラスをした男が水本である。

二人とも江崎と同じエースの称号を持っているらしい。

ジャノサイド・シーザー「では、かかれ。」

ジェノサイドがそう言うと、スカイハイ・イーグル、江崎、高峰、水本は佐野山たちから去った。

ジェノサイド・シーザー「・・・・・・・しかし、マリオネット・ライターは空を飛べます。

もし、奴が空を飛び、スカイハイ・イーグルと対決したら・・・・・・・。」

佐野山「心配ないさ。スカイハイ・イーグルは空中では誰にも負けはしないさ。誰にもな・・・・ククク!」

高町邸の光次郎の部屋では、光次郎はまたトリスタをしていた。

しかし、光次郎の表情が変に笑顔ではない。それに辛そうに苦悩しそうであった。

光次郎「・・・・・・・・・・・・。」

光次郎はブラッド・アサルト事件で血の運び屋を自分の弓で殺した。

しかし、血の運び屋は人間だ。光次郎は人間を殺した。

彼は頭を抱えながら、人の命を奪った事に苦悩しているのだ。

光次郎(僕は最近、殺しているんだ・・・・・人を・・・・・・・。

いや、元々デス・ナイトが悪いんだ!あいつらが悪いことをするから・・・・・・!

でも、殺すって本当はよくないかも・・・・・・でも、死ななきゃ馬鹿が治らないって事もある。

死んだら・・・・・?わからない。もしかしたら、殺した方が馬鹿なのか・・・・・。

あいつらだって人間だ。ジャンボ・ロイドは違うけど。あいつらだって理由はあるはずだ・・・・・。)

光次郎は苦悩した後すぐに決心し、トリスタをしていた。

光次郎「・・・・・だが、悪は滅ぼさなきゃ!・・・・・その前にクエストっと!」

光次郎は今、ポプリダンジョンのクエストをやっていた。

一方、桜は第8分隊支部のロビーにいた。桜は女性隊員に話しかけます。

桜「第6分隊の月野桜です。」

女性隊員「ようこそ。ここで何をしに来たのです?」

桜「・・・・東雲隊員はいますか?」

女性隊員「・・・・残念ながら東雲隊員は大変落ち込んで、どこかで歩いています。」

桜「そうですか・・・・・・。では、東雲隊員を探してきます。」

女性隊員「お気をつけて・・・・。」

桜は東雲隊員を探すべく、秋田町を歩いていた。

しかし、そんな彼女の背後に一人のブラック・アタッカーがこっそりと見ていた。

そんな事も気づいていない桜は、秋田町の公園についた。

誰もいない・・・・と思いきや東雲隊員が一人ブランコに座っていた。

東雲隊員「また負けちゃった・・・・・・・・あ。」

東雲隊員は目の前に桜がいたので、驚く、桜は笑顔で言った。

桜「おしかったね。恭子ちゃん。」

東雲隊員「つ・・・・・月野さん・・・・。」

桜は東雲隊員の隣のブランコに座る。東雲隊員は寂しい表情をしていた。

東雲隊員「・・・・ごめんなさい。また・・・・やられました・・・・・・。」

桜「いいの。恭子ちゃんは悪くない。ただ、怪鳥が恐ろしかったよね・・・・。」

東雲隊員「はい・・・・・・・。」

桜「・・・・・・もし、無理だったら、マリオネット・ライターが助けに来てくれる・・・・だから・・・・・。」

東雲隊員「え?でも・・・・・・・。」

そこに、落ち込んでいる阿相隊員が歩いてきた。

阿相隊員「・・・・・・・・・・・・あ!」

阿相隊員は目の前にブランコに座っている東雲隊員と桜を見る。

東雲隊員「・・・・あ!一平君!」

阿相隊員「う・・・・・・・。」

阿相隊員はいきなり東雲隊員から目を反らし、反対の方向に歩く。すると、桜が立ってきた。

桜「あ!待って、一平君!!」

桜がそう言うと阿相隊員は足を止め、桜の方に向く。

桜「なんで・・・・・いきなり・・・・・・・。」

阿相隊員「・・・・・ごめんなさい・・・・・・・。」

東雲隊員「一平君!!」

東雲隊員はたって、ブランコから離れ阿相隊員に近づいた。

阿相隊員「恭子ちゃん・・・・・・・。」

東雲隊員「一平君・・・・・・・・。」

阿相隊員「・・・・・ごめん。僕・・・・・・・。」

阿相隊員は落ち込んだ声で東雲隊員に謝った。

東雲隊員「ううん。一平君は悪くないよ。悪いのは、怪鳥の方だもん・・・・・。」

阿相隊員「・・・・うん。そうだね・・・・・。」

つづく

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