コリスはレイスの自宅に入った。そして、すぐ母の案内で二階のレイスの部屋に来た。
レイスの母「レイスー!DGCの人が来たわよー。」
レイス「え?」
レイスの母がドアを開けてすぐに言った。机でパソコンしてたレイスは母の方に向く。
その母の隣にコリスがいた。
レイス「あ、君は。」
コリス「こんにちわ。レイス君。」
レイスは机から出て、コリスのところへ。
レイス「どうして?ここに来たの?」
コリス「実は・・・・話したい事があるんだ。」
レイスの母「じゃあ、ママは買い物に行くから仲良くね。」
レイス「うん。」
コリス「いってらっしゃい。」
母は笑顔で自宅から出た。そして、部屋では、母が出ていったら突然静かになった。
レイス「・・・・ところで、話ってのは・・・?」
コリス「あの不良グループは・・・・・一体なんなの?」
レイス「・・・・・奴らは、昔は僕をいじめてばっかりだった。その時はまだやる事が小さかったけど、
最近、他の子供をいじめたり、大人を殴り飛ばしたりしているんだ。
かかわったら最後、無傷じゃすまないらしい。また、女の子には、イケナイ行為を行うそうなんだ。
リーダーは、クロノクル。黄色いバンダナをした男で、やり始めた行為は絶対に完了する。
一度キレたらも誰にも止められない・・・・。」
コリス「そう・・・・その不良グループが・・・僕を狙い始めたんだ。」
レイス「え?君も?」
コリス「そうだけど・・・なんか違うんだ。奴ら・・・・・何か違うんだ。」
レイス「何か・・・・違う・・・・。」
コリス「いや・・・なんでもないけど・・・・・・。そうだ!君。夢とか・・・・ない?」
レイス「夢・・・・?ないけど・・・・・・・。」
コリス「じゃあ、今まで果たせなかった夢は・・・・?」
レイス「果たせなかった夢・・・・か・・・・・・。漫画家になりたかったけど・・・・なれなかったし・・・。
昨日のパーティで・・・・・。」
コリス「それだよ!!」
レイス「え???」
DGC基地・司令室
シュドー「・・・・・え・・・・はいはい。・・・・・・ですね・・・・・・・はい。」
シュドーは電話をしていた。しかし、話が終わったそうで切った。
テブリッシュ「どうした?」
シュドー「ああ・・・・知らないけど、クロノクルとかの奴に殴られた男がよ、
なんか・・・・・コリスはどこだ?と言われ、そう伝言したんだ。」
テブリッシュ「クロノクル・・・・・?そいつは誰だ?」
サキ「確か、ザンスカール帝国のエースパイロットだと呼ばれた・・・・・・。」
シャドー「そのクロノクルじゃないが・・・・・。」
サキ「あら;」
テブリッシュ「とりあえずコリスを狙っているというのは、何か因縁があるらしいな。」
シュドー「あのクロノクルって奴、もしかして宇宙人じゃねーか?」
モモ「いいえ、違うわ。」
シュドー「え?」
テブリッシュ「じゃあ、なんですか?」
モモ「あの時、シャドーが残した言葉。覚えてる?」
シュドー「はて・・・?・・・まさか!?」
サキ「クロノクルは・・・・シャドーの手先!?」
モモ「そうね。念のため、クロノクルとやらを探すのよ。いいわね?出動!」
隊員たち「了解!!」
レイスの部屋
コリス「昨日のニューイヤーパーティ・・・いきたい?」
レイス「え?できるの?」
コリス「わからないけど・・・・・・。」
レイス「はあ・・・・・・。」
レイスは机の前でイスに座った。
コリス「・・・・・・何してるの?」
コリスはレイスのやってるパソコンを覗いた。
レイス「見ればわかるだろ?ネットだよ。」
コリス「・・・ここが、君の友達のサイト?」
レイスの友達のサイトには可愛い女の子のイラストがあった。
これは、ゲームウォッチの擬人女体化だ。他にも背景では、美しい星空が見えた。
レイス「そうだよ。これから掲示板に行って、みんなに謝るよう書き込むんだ。」
レイスはメニューの掲示板のところをクリック。そして、トップページが掲示板のページに、
切り替わった。レイスはさっそく書き込み始めた。
レイス「みなさん、あけましておめでとうございます。レイスです。
ごめんなさい。ニューイヤーパーティ行けませんでした。僕は仲間はずれになってしまった・・・。
でも、僕の素顔は見れなくても皆さんは僕を友達として思ってくれますね?
じゃ・・・・また・・・・・・・。」
レイスは詫びの言葉を書き込んだ。
レイス「・・・・これで、みんなは許してくれるだろうか・・・・・・。」
コリス「ふーん。そうだ!君にもサイトある?」
レイス「あったけど・・・・やる気がなくなったから閉鎖した。」
コリス「そう・・・・・・。あ。」
コリスは右の方面を向いた。そこには、テレビとゲーム機があった。
コリス「ゲームもするんだね。レイス君は。」
レイス「ああ。最近は、【星のカービィ+クロスオーバー・ティンクルアドベンチャー】という、
様々な擬カビたちや漫画やアニメなどのキャラクターたちが入り乱れて冒険するRPGだ。」
コリス「ああ、今流行りの同人ゲームね・・・・・じゃあ、やってみてもいい?」
レイス「ああ。ファイルはいくらでもある。」
一方、テブリッシュとシュドー、サキはクロノクルを探すべく、町で探索した。
テブリッシュ「なかなか見つからんな・・・・・。」
シュドー「確か、黄色いバンダナをした男だと聞いたぜ。」
サキ「もし、彼がシャドーの手先だというなら・・・・・・。」
ビバモーク(人間)「ふふふふふふ・・・・うふふふふふふふ・・・・・・・。」
三人が焦ってる時に、突然、少女(ビバモークが化けた。)が笑いながら来た。
シュドー「な・・・・なんだ君は?」
サキ「・・・あ!君、黄色いバンダナの人は?」
ビバモーク(人間)「ふふっ。あら、それってクロノクルの事?」
テブリッシュ「そうだ!そのクロノクルが我々の仲間を狙ってると言ってたが・・・・・。」
ビバモーク(人間)「ええそうよ。なぜなら、あのクロノクルは私の配下だから。」
シュドー「え?それじゃ、君・・・・・・。」
ビバモーク(人間)「私はビバモーク。シャドー様の手下よ。」
サキ「なんですって!?」
テブリッシュ「貴様はなぜ、コリスを狙う!?」
ビバモーク(人間)「弱い者をいじめる・・・・それが私の趣味なの。」
シュドー「コリスはそんなに弱くはねぇ!!」
ビバモーク(人間)「そうね・・・確かにそうだわ。でも、クロノクルはコリスを絶対に殺すわ・・・・。」
テブリッシュ「そのクロノクルとやらはどこにいる!!?」
ビバモーク(人間)「もうこの町にはいないわ・・・・・・。ま、彼はブチキレ男だから、
夜でも平気で襲えるそうよ・・・・おーっほっほっほっほっほっほ!!!」
ビバモークは姿を透明化し、消えてしまった。
サキ「・・・・コリス君に伝えなきゃ・・・・・。」
夕方になった。コリスはレイスに挨拶し、家から出た。
コリス「さようなら。また今度ね。」
レイス「ああ。また、来てくれよ。」
レイスは言った瞬間に落ち込んだ表情を見せ、ドアを閉めた。
コリスはハリーの家に帰った。
ハリー「へぇ・・・・あいつ、そんなに友達想いだったか・・・・。」
コリス「はい・・・・・。よっぽろニューイヤーパーティに行きたかったんだ・・・・・。」
ハリー「うーむ・・・・時間さえ巻き戻せばなぁ・・・・・。」
コリス「え?今なんて!?」
コリスは突然、ハリーに近づく。
ハリー「だから・・・・時間を巻き戻すって・・・・・・。」
コリス「それだ!!!!!!」
コリスは指をパチンと鳴らして、ひらめいたそうだ。
つづく
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