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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーたちはトンネルから抜け出した。すると、ここは、緑豊かな平和な山であった。

バンジョー「こ・・・ここは・・・・・。」

カズーイ「はて?この平和そうな山にグランティのアジトがあるのかしら?」

ボトルズ「ここは・・・マンボマウンテンですね。」

バンジョー「マンボマウンテン?ああ、前、看板に書いてあったの?」

ボトルズ「辞書によれば、グラブリン族とティッカー族が争っている噂があるそうです。

そして、不死の魔術師が住んでいるそうです。」

カズーイ「不死の魔術師?じゃあ、グランティは?」

ボトルズ「残念ながらそれはわかりません。」

バンジョー「不死の魔術師って危険な人物なのかい?」

ボトルズ「・・・・・・・わかりませんが、魔力が強く、敵と見なした者は無事では済まさないと。」

カズーイ「じゃあ、その魔術師を仲間にすればいいんじゃない!?」

バンジョー「え?でも、うまくいけるかどうか・・・・。」

カズーイ「戦いには仲間がいっぱいいればいいでしょ?」

バンジョー「そりゃそうだけど・・・・・。」

ボトルズ「そうだ。魔術師は魔の髑髏(どくろ)を探しているそうですよ。」

ボトルズは辞書を見ながら言った。

カズーイ「そうね。それじゃ、その魔の髑髏を捜しましょ!」

バンジョー「うん!いこう!」

バンジョーたちは走った。魔の髑髏、マジックドクロを探すために・・・・。

歩く3人の目の前に大きな湖がある。

ボトルズ「あの橋を渡りましょう。」

3人は湖の上にある橋に渡った。そして、橋を超えて、次に道を歩くと・・・・・・。

「待て!!!」

3人の前に槍を持っている紫色の怪人が立ちはだかった。ただし、

下半身には原始人が履いてそうな下着を履いていた。

バンジョー「だ・・・・誰だ?君は。」

紫の怪人「俺はベス・・・・・・グラブリン族の戦士だ!!」

カズーイ「グ・・・グラブリン族!?あんたが・・・?」

ベス「悪いか!!」

ベスは槍を構えた。バンジョーとボトルズは少しさがった。

バンジョー「ちょ、ちょっと待ってくれ。僕達はティッカー族じゃない!」

カズーイ「そうよ!あたしたちに何のうらみがあるのよ!」

ベス「うるさい!!部外者なんか・・・・・!でやぁぁっ!!」

ベスはバンジョーに迫る。槍で刺そうとするつもりだ。

バンジョー「ま・・・待て!!」

バンジョーはベスの攻撃を避けた。

ベス「とうっ!!」

ベスは再び槍で攻撃する。バンジョーは避ける。そして、カズーイが。

カズーイ「えぃっ!!」

バンジョー「あ!!カズーイ!!」   カキン

カズーイはくちばしで攻撃するが、ベスは槍で受け止めた。

バンジョー「カズーイのくちばしが効かない!?」

ベス「ぬ・・・・・!てぃ!!」  ゴッ

ベスはバンジョーに腹を思いっきり蹴る。バンジョーはひるみ、さがった。

バンジョー「ごはっ!!うっ・・・・。」

ベス「どえぃっ!!」

ベスはひるんだバンジョーに迫る。

バンジョー「ちぃっ!!」

バンジョーはパンチを繰り出す。ベスはそれをかわした。

ベス「何っ!?」

カズーイ「キキツキアタック!!!」

カズーイはキキツキアタックを繰り出した。

ベス「うわぁっ!!くっ!えっ!であ!!」 キン キン キン

カズーイの連続くちばしをベスは素早く槍で対抗した。

ベス「おわっ!!」  キィィィン

カズーイは最後の一発に力をつけて、ベスの槍を弾いた。

ベス「俺の槍が飛んだだと!?」

バンジョー「今だ!!」

バンジョーが攻撃しようとする瞬間、突然もう一人のグラブリンが現れた。

グラブリン「ぬおおおおおおおっ!!」

カズーイ「あ!右!!」

バンジョー「え!!?」

バンジョーが右の方を向くと、もう一人のグラブリンが剣で斬りかかってきた。

グラブリン「うりゃああぁぁっ!!」

バンジョー「うっ!!」

バンジョーは間一髪、グラブリンの攻撃を避けた。

ベス「チャックさん!!」

もう一人のグラブリンの名はチャックであった。チャックはベスを叱る。

チャック「ベス!!何している!!」

ベス「くっ!すみません・・・・。」

ベスは地に落ちた槍を持ち、再び構えた。

ボトルズ「あわわわわわわわわ。第2話でいきなり大激戦なんて・・・・・。」

ボトルズはビクついた。

バンジョー「待ってくれ!君達に話したい事があるんだ!」

ベス「何!?」

チャック「待てぃ。・・・・用件を聞こう。」

バンジョー「・・・・グランティのアジトはどこにある?」

チャック「何?グランティ!?」

ベス「っ!?う・・・・うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

ベスはグランティと聞いたとたん、いきなり怒り出し。はバンジョーに襲い掛かった。

チャック「あ!ベス!!」

バンジョー「っ!!よせ・・・・!!」   ドッ

ベスが槍で突き刺そうとするが、バンジョーがそんなベスの腹を思いっきり殴った。

ベス「うっ・・・・。」

ベスは倒れた。チャックは倒れたベスに駆け寄る。

チャック「ベス!!くそ・・・・!」

チャックはベスを抱え、逃げていった。

バンジョー「なんだったんだ・・・・あのグラブリンたち・・・・・・。」

カズーイ「んもぅ!!なんであたしたちを襲うわけ!?」

カズーイは怒っていた。

ボトルズ「・・・・おそらく、グラブリン族は他の種族への信頼がないのでしょうか・・・・。」

チャックに抱えられているベスは少し、意識を取り戻しつつ、つぶやいた。

ベス「・・・・とう・・・・さん・・・・・・。」

つづく

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